5 | 444件 | ||
4 | 87件 | ||
3 | 75件 | ||
2 | 61件 | ||
1 | 323件 | ||
合計 | 990件 |
去年の4月にNHKスペシャル「異性目線変えてみた」というのをやってて、第1回は「性差医療」だったが、第2回は「無意識の壁を打ち破れ」で世の中は男性目線で男性が基準になっているという話を展開していた。
司会進行は「あさイチ」の鈴木アナで、第2回ゲストはアンミカと旧ジャニ村上。
自動車事故実験のダミー人形は男性設定ということに始まり、政治の世界や企業の管理職に女性が少ないという実態を「マイノリティーの悲劇?!」と称していて、内容的に事実ではあっても取り上げかたにモヤモヤは残った。
男性優位とか女は不利とか、そういう視点に終始していて、“女性の権利拡大を” と言いたいのだろうと、それは大事で必要なのだが女性の阻害要因は男性に限らないからな、また阻害されるのは性別だけでもないからな、と一応女性に生まれた身からも一方的で押しつけがましい主張を感じてしまっていた。
この路線で「虎に翼」を持ってこられたように感じてしまい、げんなりしたのは事実。
前半はとてもおもしろく寅子や仲間を応援しつつ楽しんでいたが、戦後新しい憲法ができても女性の置かれた立場は変わらないという現実にうんざりするのも事実。
ただ、そのことを強調しすぎるあまりに、「世の中はそう簡単には変わらんよ」と言った穂高教授、「時期尚早」と言う桂場判事にまで敵意を剥き出しにするような寅子の描かれかたには、すっかり魅力を感じなくなった。
女性の “置かれた” 立場、を変えたくて女性弁護士を目指したわけでも裁判官になろうとしたのでもない寅子像。
実際の三淵さんはどうだったのか知らないが、寅子は「一番になりたい(寅子台詞)」「一番にこだわる(父台詞)」のであって、自分が何らかの第一人者になりたかったのかと。
まだそれはいい。目指すことは自由であって権利。
その割には、の迷走ぶりと言行不一致、そしてあれほど「好きで戻ってきた」という法の道で、司法の正しさも人としての正しさも追求しない生き様。
言うこと言いかたがあまりにも乱暴で、優しさも思いやりも相手への配慮も懐の深さも感じられないうえに、法に基づく認識や正当性にも欠けたもので、何根拠で何基準の主張かと思った。
女性の “置かれた” 立場、でなく、女性自身が自ら選んで望んだ場に身を “置く” のだと奮闘してきた先人たちが、作品にも出てきた民法改正で意見書をまとめた女性たち。戦前から命を賭して努力してきた人たちがいた。
そして、穂高教授や桂場判事は男性目線男性優遇に甘んじて「ご婦人贔屓」をしていたのではなく、戦前から社会のありかたやあるべき姿を法の世界で尽力してきた人たち。男性にも、男女平等を訴えその社会を目指した人たちが現実にいた。
かつてのドラマ「足尾から来た女」などではしっかり描かれていた。「らんまん」にもシーンとしては少しだがその視点が組み込まれていた。
女子部の仲間、法学部に進学し志を同じくした仲間を大事に思うことは尊いこと。だが、仲間とは異なる人々のほうが社会には圧倒的に多い。多様な人たち多彩な人生があり、法の知識を得て職に就いた者が目を向けるべきは自分たちとは違うひとたちのこと、と思う。
「女性目線」でマイノリティーぶって、私たちは不利な状況に “置かれて” いると憤慨しているばかりでは、見えないもの気づかないことがある。
制作サイドの意図か脚本家の力量かわからないが、今回題材とされた問題を広い視野で大局的にとらえることが足りないまま、あれこれつまみ食いどころか拾い食いのような消化不良を起こした。
法の認識も歴史認識も充分でなく、寅子や仲間の価値観にクローズアップしすぎた印象。よねと轟が描かれて本当によかった。
ちなみに、NHKはその去年のNHKスペシャルの後でも、「家庭で備える防災」で “婚姻関係にある女性が、子どもの学校の連絡先ハザードマップと配偶者である男性の職場の連絡先ハザードマップを用意しておきましょう” ということを平然と放送していて、よねばりの「は!?」と思っていた。
家庭のことは女性がすること、という暗黙の了解も阻害要因だと思うのだが。
時には脇が目立って誰が主人公だか分からないと一部で言われていましたが、でも寅子が主人公だからと言って、何もかも寅子のおかげや寅子アゲアゲになっていないところが他の朝ドラとは一線を画す魅力だったと思いました。時にはよねや花江やその他の女性たちがメインになったりアゲたりしていました。つまり本作は主人公寅子をはじめ女性たちが生きづらい世の中を法律を糧に自分らしく生き抜く群像劇として見応えがありました。
寅のお母さんにとって、女性たちが生きづらい世の中だったとは思っていないだろう。お母さんにとっては十分素敵な世の中だったと思うが。
なるほど。
未だに「紅白歌合戦」を男女でチーム分けしてるほうがモヤモヤするがな。
昔のある小説である登場人物を
「画家なのだが自分が描きたい絵を描いて認められるのでなく、世情に合わせてウケる絵を売り出すのがやり口で、芸術家というよりは商売人」
というような描写(かなり意訳)をしていて、このドラマ途中からじわじわそんな感じもしていた。
ここでの感想で「脚本家は法律も戦争も苦手と言っていた」というような投稿を読んで、なるほどなぁと思った。
ご自身の主張を詰め込んだというよりポピュリズムなのかね。NHKの方向性に乗っかっただけかね。
と考えると、なんとなく納得。ものすごく腑に落ちた。
異色作だけあって賛否両論別れて興味深く、例えば騙し絵のように老婆か娘か見る人によって異なりどちらの見方も正解であるように、本作もいい意味で騙し絵見たいな異色作だったし賛否どちらも正解であると思いますが、好意的に見た自分には、確かに歯に衣着せぬもの言いだったが、根は相手への優しさも思いやりも愛の深さも感じられた寅子が憲法や法律を糧に家族や仲間たちを大切にしながら男女差別を含む世の中の理不尽に抗いながら困っている人たちを救い続けて家庭裁の母になって行く成功譚を波乱万丈に描いて感動しました。
女が生きづらい時代というくくりには異論あり。男は有無を言わせずに戦地へと送られた時代だ
女性は男性に従うものという考えが今でも抜けないのよね。
だから主張する女は嫌われた。女は置かれた環境で周りに優しく気配りしながら自分のなすべきことを全うする。昔の主婦とか母親の鏡と言われた人たちはそんな感じだったのでは?そういう理想を持つ世代と今の世代では、かなり感想が違うのではないのかと思う。
>寅のお母さんにとって、女性たちが生きづらい世の中だったとは思っていないだろう。お母さんにとっては十分素敵な世の中だったと思うが。
そう。それがまた脚本の上手いところ。生きづらいと思う女性ばかりにはしませんでしたね。はるや花江やその他大勢の女性たちは結婚し家庭に入り、スンッと生きる人生を選択しましたし、その姿がとてもイキイキと描かれていました。
一方、結婚して苦労していた梅子や、家に縛られていた涼子や、女を捨てたよね等、生きづらさを感じていた人物を早くから登場させ、背景を含めた人物像を丁寧に描きました。
その後は、仕事と家庭の両立に苦しみ、泣く泣く引退した久保田・中山や、妊娠を機に泣く泣く引退した寅子等、働く女性にとっての生きづらさを描きました。
また、被爆女性吉田や、性暴力被害者で尊属殺人を犯した美位子を登場させ、彼女たちの置かれた立場と苦しみを描きました。決して素敵な世の中ではありませんでした。
更に、男性にとってどういう時代だったかも、きちんと描かれていました。家族を残して出征した優三や直道の無念さ。総力戦研究所で心に傷を負った航一。男は大黒柱として家族を養うものという時代(猪爪家は直明の代わりに寅子が大黒柱に)。決して女性だけが苦しんだ時代ではないことも、きちんと描かれていました。
ちなみに、寅子は「困っている人を救い続けます。男女関係なく」と言ったように、女性のみを救いたいと思っていたわけではありません。が、戦後復帰し、家裁のPRに駆り出され「女性の味方」であるかのように受け取られてしまいました(本人はハッキリ訂正していましたね)。ガチの女性の権利団体に対しても、自分は足元にも及ばないと寅子が自覚している様もきちんと描かれていました。
寅子一人をヒーローに描かなかった脚本はお見事。それでこそ、あの「雨垂れ」発言が意味を持ち、伏線と回収という形で成立するのです。意義ある1票を投じた穂高、原爆裁判を立ち上げた雲野、女性団体の人たち等々、皆が「雨垂れ」としてきちんと描かれていました。とても考えられた脚本でした。
「生まれた日から私でいたんだ」
ドラマを象徴する、主題歌の一節でした。寅子も、よねも、花江も、轟も…。みんなちがって、みんないい。一人一人の個性を尊重した素敵な作品でした。寅子推し、よね推し、花江推し、俺たちの轟・・見事にファンが分かれました。放送中は勿論、今でも推し活の感想が絶えないのも納得ですね。
しかし原爆落とされて、それほど経っていない時期に、なぜ人を殺してはいけないのとの問いかけ。もしかして、ここ笑うとこですか?
わたしは優三さん推しです。
寅ちゃんと本当にお似合いの夫婦でした。
本作の素晴らしいのは内容が濃いのは勿論だが、主役ばかりではなく脇役たちもキャラが立っており、その両雄の競演が見事に絡み合いドラマを盛り上げる一因になり最後まで引き込まれ感動できました。
ポピュリズム…
難しいテーマで難しい言葉をもっともらしく並べれば、大衆の尊敬を集め支持されると。
一般市民の意見を代弁し「寄り添って」いると主張することで「味方」であると強調し、
自分は抑圧されているという不満を持つ者たちを持ち上げ、その代表であると主張。
エリート層を批判し、わかりやすい敵を作り出し、煽動を繰り返し、多数派工作をする。
それ、民主主義とは程遠いのだがな。
多分「民主主義とは何ぞや」というところからわかっていないと思われる制作者。
法の理解どころか社会認識もできていなかったことが致命的だが、それならそれで
法律だ女性弁護士・女性裁判官だに手を出さなければよいものを。
よしんば題材に据えたとしても、寅子の生活面をしっかり描けばよかったものを。
前半はよかった、というのは、この生活面がきちんと描かれていたと感じたから。
日常生活の中で充分尊い「人と人との関わり」が大切に描かれていたと思った。
母も父も優三も花江も、女子部の仲間も教授陣や学長や男子学生たちとも、
共亜事件や傍聴した裁判での弁護士・裁判官も新聞記者も、寿司屋も和菓子屋も、
寅子とそれぞれの関係性がどれもはっきりと描かれ、ご近所さんや道行く人々さえ
意味を持って存在していた。
法の知識など無くとも充分魅力的な作品だった。
「女性弁護士誕生」までは。
今にして思えば。
弁護士になった寅子が右往左往しながらも邁進し、無理を重ねた時は心配になった。
「降参」して大事にしてきた法の書物を仕舞い込む時は、泣いた。
戦時中の兄や優三の出征、愛おしい我が家との別れ、ひたすら黙して耐えるような生活に
胸が締めつけられそうになった。
川原で日本国憲法を読み、涙し、立ち上がった時は希望が見えた。(轟風)
と、思ったのに。
「法」を描かなければと気負ったのか、支離滅裂に整合性も統一感も無い展開に陥った。
寅子が法の道を志す出発点となった民法規定の改正、の描きかたは本当によかった。
アメリカ帰りの久藤やGHQとの関係性も見事で、戦後の混乱期の情勢描写もよかった。
同期の花岡が法を遵守して栄養失調で亡くなり、民法改正での紆余曲折も合わせて
「法」のありかたに寅子が真剣に向き合う姿勢は素晴らしかった。
だが、
その花岡の死を「大バカタレ」となじり「彼の死を非難し続けねばならん」の多岐川以降、
それこそ「司法の正しさ」と「人としての正しさ」すらもうっちゃったかのようになって
しまった。
寅子の日常・生活面すら、一貫性の無い言動、自分のことは棚上げ症候群、省みず顧みず。
一家の大黒柱であらねばと考える直明に「そんなものならなくたっていい!」の雷から
なぜそんな居丈高な物言いをする?の連続。玉にも、高瀬にも、仕事として関わる美雪にも。
そして、イイこと言ったわ私、とばかりのご満悦顔。
最終回で星が「その得意そうな満足そうな顔」と評した通り。それが省みず顧みず。
ドラマですべてを説明してもいらないし「法とはこういうものですよ」と示してもいらない。
人をきちんと描けばいい。何か、啓発的な使命感でも背負ってしまったのか知らないが、
まったくなってない程度の認識で法についてぶってもいらない。
法を学び職にしその道で一生懸命生きた寅子、の生きかたや思いを丁寧に描けばよかった話。
どこかで間違って「苦しむ人を救い続ける」寅子、正義の味方の寅子、それを描く私、に
自己陶酔した成れの果て。
結果、フェミニズムもどきとポピュリズムじみた作品に成り下がったのでは。
ドラマで寅子が昭和初期にいくらはて?はて?騒いだり当時の劇中の男たちに文句言っても、現実にはジェンダーギャップや夫婦別姓やLGBT問題とかは令和になってもほとんど解決してない。
はてはて言ってるだけで解決する問題ではないからだろう
俺は寅の様な女性が輝ける時代を否定はしないが、花江や寅の母の様な女性が普通に輝ける時代が大好きだ
だって、女性の問題をクローズアップするために、露骨に男性をサゲてましたもん…
女側から見ても逆差別でイヤでしたよ、色々と。
先に書いてた人がいたけど、戦争中の男性の状況って、それこそ地獄そのものですから。
「同い年だった田中さん」でもあったけど、小学生でも男子は父や兄が出征すると「家とお母さんを頼むぞ」と背負わされる。
直明が戦後、一家の大黒柱にならなくちゃと思うのは当然で、男性には男性の考え方や思いがあって当然なのに。
あまりにも男性の状況を軽視して女性の状況を重視する傾向は、偏向と言えるのではないでしょうか。
本を読んだ後の、人それぞれの読後感というものがありますが、それと同じように自分なりの本作を見た後の視聴後感として、時間の関係で描き切れなかった場面は、役者の演技や場面の行間を読み取り、あるいは脳内補完しながら見終えた後の視聴後感は、憲法や法律を尊重して、私利私欲もなく自己満足でもなく無償の愛で苦しむ人を救い続ける使命感をのみで生きて来た寅子の人生を感じ取り感動しました。
なんか… 申し訳ないのですが、率直な感想で…
今まであまり民放のドラマは見てなくって、だいたい役者さんはNHKで初めて知るのですが、このところふっとチャンネルを変えると「虎に翼」に出演してた役者さんが別のドラマに出ているのに気付いて。
今日はさっきたまたま新潟の高瀬さんを見て。こんな人だったの?って思いました。
優三さん、航一さん、直道さん、小橋さんと立て続けに見て、どれもちらっとしか見てないですが、なんかショックだったのは、皆さん「虎に翼」と全然違って、とても上手でいきいきしてて… すごい役者さんだったんですね。
ごめんなさい、知らなくって。
優三さんはよかったのですが、他の人は正直、つまらない人ばっかりと思ってしまっていました。
主役の寅子さんはCMで本当に可愛らしくって。
なんだったのでしょう、「虎に翼」… 役者さんの良さが活かされなかったのか、難しい役だったのか、わかりませんがなんか本当にショックでした。
激動の戦中を乗り越えて終戦に至り法曹界に復帰した寅子が
東京地裁で活躍し、新潟赴任で飛躍を遂げ、そして家裁での
怒涛の結末まで引き込まれ共感しました。また本作に出られた
俳優陣も更に実力をつけたと思います。皆様の今後のご活躍を
応援したい。
宮崎駿が言ってたよ。俺が作品に込めたメッセージを好き勝手に解釈するなって。
弁護士として葛藤した戦前も戦後裁判官として
奮闘した後半から終盤も本作の世界観にハマって
終始引き込まれて感動しました。今も感動に浸っております。
ギャラクシー賞月間賞おめでとうございます。
法律のプロもハマった“異例の朝ドラ”大好評 「覚悟ある」脚本評価。
元最高裁判所の判事である中央番組審議会のメンバーからも「ネットであまりに評判になっているものだから見始めてハマり込んだ」とのコメントが上がったそうで嬉しいですし、納得の受賞です。
半年間、中弛みも無く常にワクワク感を与えてくれた作品でした。
虎ツバ最高~
もう忘れちゃったけど 新ドラマやCSでリーガル物見てたら やっぱり沙莉にちゃんとした法律家をやらせてあげたかったよ。
作家さんの影武者みたいに理論的正義をしゃべる女性じゃなくて 裁判を見せたかったね。
また違う脚本家で、民放の何チャンかでよろしくお願いします。
星5だけど終わってからつけまくる人みっともないから やめときます。
月間賞じゃん そこそこ話題とったらたいていとれますよね。野戦病院といっしょで。
2024年間賞取って喜びたいです。
あぁーーー。そうかー。ポピュリズムーー。なるほど。納得。
今、見たくなくても選挙のCMやら政見放送やら飛び込んでくるけど、虎翼党なんて出たら票取るかもね。地方なんで「つばさの党」て実際知らないけど、まあニュースで話題になってたこと。名称は便乗されたのかな。
今もそんな主張の政党あるな。わかりやすく既存の概念や構造を批判することで「あなたたちの味方ですよ!」て言ってくる。危険ワードは数々あるけど(実際に使われてるので言えない)、具体的な政策言わずに「あなたたちの●●を守ります」とか「今までの●●をぶっ壊す」とか言う奴には気をつけろ。そういう奴は味方のフリして「あなたの敵」を叩くが、いざ敵と見なされたらあなたも攻撃してくるぞ。間違いない。
何で毎日トランプなんぞ見なきゃならんのだ、と思ってたけど、虎ンプだったのか。
一番注意しないとなのは「政治家を志した」と言う奴。実現したいことがあって政治の道を目指したんじゃなく、政治「家」になることを目指した奴。
と、思った時に、寅子、なぜ「弁護士になりたい」と思ったんだった?
「困っている人を救い続けます!」は弁護士になっての演説で、桂場に「裁判官になりたいのか?」と言われた時「あ、そうか、裁判官」て気づいたような。(実際の三淵さんは違った)
最初に「女性は無能力者」に「はぁっ?」て言って、穂高教授にスカウトされて女子部→法学部に行きたい、の出発も「見合いから逃げるため」だったな。優三が書生だったこともあるけど、イージーだったな。
そんで、法を学べば学ぶほど当時の不平等や女性の権利が制限されてることを知って、着物裁判傍聴してはるや花江に「私が助けてあげる!」の、この時?「そうだ、弁護士行こう」
よねは自分の経験から、姉や自分のような人を救うために弁護士になろうと決めて明律に来たので、まずもって出発から違うけど、寅子は最初「弁護士になりたい」から明律に入ったんじゃあなかったな。
法についていろいろ学んで、これどうにかしないと!変えていかないと!と思って、困ってる人を助けないと!で「弁護士」だったのか。それとも、先輩やよねたちが弁護士を目指してるから「私も」だったのか。
それはそれで、「自分が学んだことを生かして人の役に立ちたい」でよいと思うけど、父の裁判を経験して「法とは」が「綺麗なお水」になって、桂場と話して「裁判官、あ。そうだ、裁判官行こう」もまぁ自然なんだけど、問題は実際に裁判官になってから
何 し ま し た ?
の話になってしまったこと。最初の純粋な気持ちを持ち続けて、人助けや仕事のなかで成長して、社会の問題や事件をたくさん経験して、人物的にも大きくなっていく話を期待したんだな。
三淵さんは高等試験を受験する時すでに、「男性しか裁判官になれないなんて!」と怒ってたそうだし、裁判官になる前、民事部や家庭局での下積み時代に地に足をつけていろいろ経験できたことが後の仕事に活かせたそう。
職場にお菓子を持ってきて「みんな食べて!お茶にしましょう!一緒に食べましょう!」てふるまってくれたので、いろいろとお話するなかで部下も三淵さんに相談できたりしたそう。
そういうの、見たかったな。アメリカ視察で学んできたことだったと思うので。法廷シーンでなくてもいいし、実際裁判官も弁護士も法廷以外の仕事が多いわけで。
派手な化粧にワンピースサングラスで「はーい、ご無沙汰してます!」なんていらなかったよゴブ佐田さん。
最後の最後に戦前の法服で終了。て、じゃあそれから後の話は付け足しだったのか?いつから「初の女性弁護士になること」「女性裁判官になること」が目標だったみたいになった?
なってから、どうするかを見たかったな。
あ、ワタクシ選挙の投票は行きますよ。
ブギウギは取れなかったよね。
年間ギャラクシー大賞は朝ドラではカーネとあまちゃんだけ。
そんな簡単じゃないよ。
そりゃブギウギは無理。
虎つばの説教くさい女判事より、真面目に自分を奮い立たせる風呂光ちゃんのほうが好感度高いのわかる気がする。
今度の選挙に吉田さん出たらいいのに~ドラマでは全然言い足りなかったらしい持論を 演説で延々と述べていってほしい。人生に拗れた女性たちの代表になれる。
ギャラクシー? ああ、あれ
NPO 放送批評懇談会なら、年会費千円でg会員になれますよ。自治会長さんが定年後、好きもんでやっておられるもの。
皆さんも暇なら参加したらよろしいかも。
たいそうな選考会にしだいだけの賞ですよ。
はいはい。自分が嫌いな作品が賞を取ると必ずああだこうだと言ってくるんだよね。
で、自分の好きな作品だと言わないし、どんなにつまらない賞でも喜ぶ。
私的にはネットの一部の方たちの評判には流されず、
始まりの4月から激動の7月まで魅せられたし
飛躍の7月から結末の9月末まで全話ブレない面白さに
感動しました。
優未役を演じた子役の竹澤咲子ちゃんが、30日にEテレで放送される忍者ドラマ「こころ忍術 ポポまるっ!」(後7・25)で初主演。
可愛かったですよね、優未ちゃん。
これからも出演者の皆さんの活躍を見守っていきたいです。
「おむすび」が低評価であちらタイヘンなことになってるけど、
それを言うと「虎に翼」も整合性無かったとこいっぱいあったのよね。
第1週で、花江が寅子の兄直道と結婚するくだり。
女学校入学してまもなく、寅子に弁当届けに来た直道を見て一目惚れしたという花江。
「この人と結婚する」と決めた12歳。それから寅子と仲良くなったと。
寅子の家に家事手伝いに来た花江と稲さん。2人が学芸会で「青い鳥」を演じた話。
後々も「寅子さんは昔からお友達がたくさんで」再び「青い鳥」の回想シーン。
2人は一体いつから友達だったの?
女学校もトップクラスのお茶の水で、「青い鳥」は無かろうよ。小学校ならともかく。
とかなんとか、いちいち言い出すとキリが無いから言わなかったこといっぱいあるのに。
「おむすび」は細々ケチつけられてて、何だかな。
寅子と花江。
>2人は一体いつから友達だったの?
お尋ねの件。
書かれた通り、女学校時代からでいいと思いますよ。
女学校に弁当を届けた直道に一目惚れした花江が、寅子に近づき友達になる。
その後、新潟にて。稲「女学校時代から、寅子さんの周りには大勢お友達がいらっしゃいましたもんね」と、懐かしく回想。
「青い鳥」を演じたのも女学校時代でしょう。当時の回想シーンとして描かれていましたから。
時系列的にも台詞としても、整合性バッチリです。
あと「青い鳥」は三淵さんが女学校時代に謝恩会で実際に演じられたそうです。小学生限定の演目というわけではないようですね。
どんな時代でも朝ドラユーザーは普遍的に志しを
目指すヒロインや物語を期待しています。本作の主人公は
期待通り法律の志しを初志貫徹に貫いていたので痛快で
感動しました。
凄いですね! 三淵さんが実際に女学校で「青い鳥」を演じられたこともご存じなんて。
でしたら、三淵さんが弁護士になろうと思われたきっかけもご存じですか?
ずっと気になってるんです。
どうして明治大学の女子部に入ろうと思われたのか、わからなくって。
本当に書生にお弁当を届けて授業を見学して教授に声をかけられたんでしょうか?
質問ならお茶の間でお願いします。
じゃあ、質問されてもないことにいちいちケチつけんな。
反論ならあり。
後半原爆裁判や尊属殺裁判など辛い場面があり朝ドラとして暗くて
相応しくないと一部で批判もあり、多少本作から離れた視聴者もあり、
やや落ちたが、それでも今どきの朝ドラとして17%前後の高記録を出した。
それ故に、たかが朝ドラだと侮れない大人が見るに堪えるドラマ作りを果たし
観る方を引き付けた制作者の意気込みに敬意を表したい。
意気込:さあやろうと勢いこんだ気持ち。
過去ではなくこれからの気持ちでは?
意気込み
>過去ではなくこれからの気持ちでは?
そうですよ。ドラマ作りに対する意気込みという形で書かれていますから、それが過去のことであっても使い方としては間違っていませんよ。
例) 朝ドラ初のギャルで朝からアッゲ~!という意気込みは見事に空回りしてしまった。
作品ではなく意気込みを評価するって、悪口じゃん
マサにそこもな。
優三の通ってた大学に寅子が行ったこと無かったのはそうだろうけど、戦前からある立派な大学はだいたい守衛がいた。明大が実際に門も無く路面から直接建物なのかは知らないが、それでも建物入った所に守衛いるんでは?傍聴に行った裁判所のように。
世界恐慌から昭和恐慌もあって失業者が溢れてる時期、なかなかの混乱期、見合いで「毎朝新聞に目を通すのが日課」の寅子が世情も社会問題も知らないはず無かろうよ。「ブギウギ」でも首切りや労働争議出てたのに。
保護者や保証人ならともかく、そんなに簡単に部外者が足を踏み入れられる自由を明大は保障してたのかね。
で、大学構内に潜入した不審者がウロウロうろついて学生が「早く帰りなさ~い」って、学生は女子部があることも知ってただろうが、この時点で寅子は女子部の存在知らなかったのに、よく入ってウロウロできたな。
で、迷いに迷ったか知らないが、優三が講義を受けてる部屋までたどり着く。夜の構内で。
それで面接試験も受けて入学式もして、別棟とはいえ女子部がどこかわからない?真っ昼間に。たいてい夜の方が道も方向もわかりにくいだろうが。説明も案内もあっただろうよ。夜に弁当届けに潜入するぐらいなら、合格してからでも堂々と下見に行かないか?地方の人間でも無いのに。まさか教授と取材受けてたから他の女学生とはぐれました、なんて言わないよな。入学式出てないよねでも迷ってないのに。その後も別に寅子方向音痴っていう場面も無かったが。
裁判所も同様で、最初に行った時は守衛に圧受けて記名させられたりしてたのに、その後は記名も受け付けもなく顔パスか?他の女子部の面々も、穂高教授の引率で顔パスか?そんなセキュリティーか?裁判所内で今しがた判決受けた着物事件の「暴力を受けていた」原告が、暴力をふるっていた被告と弁護士もなく顔合わせてるのもあり得ないが、守衛は何をしてたんだ。持ち場守っとけよ。
フィクションだろうが史実と違ってようがいいけど、こういう細々矛盾なんて言い出したらキリ無いのに、楽しんで見てる人の邪魔しないように当時言わないでおいたのにな。
ここでベタ誉めしてた人達が鬼の首取ったように「おむすび」叩くが、他人が書いた文章盗んで「おむすび」批判するのも、ここで書かれた内容に文句つけて潰しにかかるのもどうなんよ。人として。
「一部の人」達がスンとしないで声をあげることを遮るな、小さな声を踏みにじるな、声をあげようとする人の自由を奪うな、言いたいことを我慢しないでいい世の中にしていきましょうって話だったんだろ?「虎に翼」。そこがよかったのに。人によって違うだろうが、少なくとも自分はそこが好きだった。
で、声あげるのは何でもアリじゃなくって、発言には理由と目的があって、責任伴うのな。後半「言った者勝ち」みたいな感じになったと思ったから、何だかな、だった。
「虎に翼」誉めてる一部の言動がどうなのよ、だから作品の評判まで落としてるってのが、贔屓のひきたおし。
他人の見る楽しみや声をあげる権利を侵害して、他人の感想潰したり盗んで悪用したりで、人としての正しさも何も無い行為で「虎に翼」のよさを汚さないでほしい。
学識がないのでポピュリズムだとかポリズムだとか
難しいことや細かいことは分からないが、
本作の空気を脳や肌で感じて名作だと確信して
感動しました。
空気を脳で感じる…
初めて見る日本語表現、どんな気持ち?
ほら、人として…double standardには無理か
みんなと感覚が違うかもしれないが、前半より後半が面白かった。
前半はありきたりなヒロインの一代記、後半は国籍差別裁判や
原爆裁判や尊属殺裁判など重い話しは朝ドラには相応しくないと思えたが、
それが実に面白かった。
良いドラマを作ろうと製作者たちが意気込み挑んだことが
実を結び虎に翼は感動の名作になりました。
意気込み通り挑み続けた事が実を結び…
国語力の問題が随所に現れていた作品だった。
台詞が現代語という指摘は度々あったが、現代にしても正しくない日本語が所々に登場する。
まず、名門お茶の水の女学校首席でなくとも2番の寅子が教授に「~と言いますか」に始まり、最後の桂場と話す時まで一貫して敬語のなってないこと。
「~ていうか」を「~と言いますか」にすれば敬語になるとでも思ってるのだろうか。「~じゃん」を「~じゃないですか」に言い換えるレベル。
ナレーションですらおかしいところがあった。
また、言葉の組み立てや台詞に意味を持たせる工夫も、前半は一定できていたものの後半はしっちゃかめっちゃかになって、誰が・誰に・どういう意味で・どういう気持ちを、伝える台詞なのかが不明瞭になっていた。
少し前の時代という点を考慮しても、これほど国語能力の乏しい作品は見当たらないほどの後半部分だった。
「虎に翼スペシャル」で響きの気に入った言葉をと本人が語った主題歌も、難しい言葉は正確に使いたいという割に言葉の意味や用いかたがいくつも間違っている。
難しそうな言葉を並べればそれらしく取り繕えるとちょろまかした感がいかにも小狡い。
歌手も脚本家も、言葉遊びをする割に国語の認識が疑われる作品だった
ついでに、「意気込み」とは動詞「意気込む」の名詞形で、物事の事前に示す決意や姿勢を表すもので、既に終了した事や現在進行形の事には用いないのが普通。
スタッフの本作にかける意気込みが作品に表れて感動作になりました。今も余韻に浸っております。
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