




![]() |
5 | ![]() ![]() |
7件 |
![]() |
4 | ![]() ![]() |
5件 |
![]() |
3 | ![]() |
0件 |
![]() |
2 | ![]() |
0件 |
![]() |
1 | ![]() ![]() |
4件 |
合計 | 16件 |
TVerで配信されてる予告動画。
「未成年」と聞くと、いしだ壱成主演の野島伸司のドラマを思い出してしまう。
あの未成年は好きだった。こちらは?
未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~
https://tver.jp/episodes/eplloei0yj
1話3往復しました。
期待してます!
3往復はしなかったけど、見終わったあと最初の方を見返した。
手紙の内容をもう一度確認したかったから。
最初のシーンはきっとラストではないよね。
え?亡くなった?と初め見たときには勘違いしたけど、「読むことはないと“思う“」だったから、生きてるってことだし💦
最初のシーンのその後が終盤に出てくるんだろうと思うけど。
蛭川役の子が結構好みだったんで上村謙信くんを調べてしまった。
現在25歳。水無瀬役の本島純政くんが19歳歳だから6歳差だけど、違和感なく2人とも高校生に見える。
2人ともInstagramをしていて、ドラマのオフショをのせていた。
本島くんは仮面ライダーガッチャードの主役だった。
上村くんは『FAKE MOTION -卓球の王将-』の第2シリーズ『FAKE MOTION –たったひとつの願い-』に出演してて、U-NEXTで配信してたから少しだけ眺めてみたけど、ぞろぞろとイケメンが沢山出てくるのと主要キャストじゃなかったのでとても探せなくて断念。
ストーリーはありがちな設定。何となく展開も予想がつくけど、脚本を書いてる森野マッシュさんと松下沙彩さん2人のうち、森野さんは、評判が良かったらしい『VRおじさんの初恋』の脚本を担当されてた方。
『VRおじさんの初恋』もこの作品も原作があるみたいなので、そこそこ良い感じに仕上げてくれるかも。
原作次第かもしれないけど。(私は未読)
あとは本島くんと上村くんの演技次第?
私は上村くんが好みなのできっと最後まで見ます。
上村くんの蛭川、雰囲気があります。
2話。
どうもこれ見てると、あちこち色んなドラマや漫画が頭に浮かんで仕方ないんだけど💦
水無瀬と蛭川が左右から来てすれ違いざまに片方が振り返るOP、見る度に 「美しい彼」のOPを思い出す。
学校で制服というシチュエーションもそのまま💦
最後の映画のキスシーンのあとの「キスしたことある?」も、昔、萩尾望都か樹なつみの漫画で読んだ気がするし、よくあるキスシーンのような。
…と、あちこち既視感のあるシーンは、もしかして狙ってやってる?😂
とはいえ、雰囲気が良いので見てしまう💦
お代わりまでしてしまった。
蛭川役の上村くんは滑舌が良くないのか、言葉が多くなると台詞回しが下手なんだけど、雰囲気を出すのが上手くて魅力的。
水無瀬役の本島くんの方が、演技は上手そう。
でも本島くんの演技は、上村くんの蛭川の雰囲気があるから引き立つ部分もあるのかも。
劇中に出てきた「水の音」は、蛭川の状況に重ねてるんだね。
自分が防波堤になって母親を守ってるらしい蛭川。
(にしても、“苦しみの波が大事な人に押し寄せないように海に残って見張ってる“って一体どんな映画だ? 比喩的な描写かもしれないけど。)
「苦しみを乗り越える人もいれば、苦しみに侵食される人もいて、この映画はその全てを肯定してくれる」って、蛭川から見た水無瀬なんだろう。
だからその映画の監督の息子と知って、“何か分かる“と言ったんだろうし、それが水無瀬に惹かれる理由。
ラスト、キスをする流れは唐突な気がしたけど、前回、湿布を貼ってもらったときに、蛭川は裸の背中に水無瀬が触れたことで肌の感触を感じてるから、そういうことも関係してると想像することは可能かも。
お互い、相手を「可哀想」と言ったあとに表情を窺うシーンとか、静かなBGMに少しずつモノローグを被せる演出等、全体的に雰囲気を楽しんで見ている。
因みに、原作の漫画を少しだけネットで読んだけど、この作品はドラマの方がよく出来てる。
原作の方は、ドラマ版の良さである“雰囲気“や“情緒“があまり感じられない。
蛭川も、原作よりドラマの方が魅力的。
原作漫画の蛭川の雰囲気は、上村くんが演じてる雰囲気とは少し違う。
絵柄のせいもあるかもしれないけど。
Why is it so boring?
好きな人が会ってくれるなら可哀想って思われても殴られても良いっていう強くて重い気持ち抱えた高校生なのがとても良い
水無瀬と蛭川がお互いを見てる目に引き寄せられてしまう。
目は口ほどにものをいう。みたいな目。
特に水無瀬をやってる上村純政くんの目がいいんだよね。
黒目がちで静かな目。
あの目を見てたら、キスをしたくなるのもわかる。
3話のキスシーン。
キスされたとき、目を瞑ってしまってる水無瀬。
水無瀬も蛭川のキスを受け入れてるところが何とも言えず、ツボ💦
そのあと拒否したって、水無瀬が一瞬受け入れたことを蛭川も分かってる。
言葉じゃないんだよね。
言葉で何を言っていても、気持ちは相手に伝わってしまう。
2人の関係が深まっていくのは、何かがあったからじゃなくて、目は口ほどにものをいうから。
公式さんの切り抜き動画。
↓
https://twitter.com/dramaDiVEP_ytv/status/1860156567812997632?t=5_ZyZKRdsNGHO09wh7RDvA&s=19
4話。水無瀬と蛭川が可愛過ぎる💦
見てるこっちが恥ずかしくなってしまうシーンが満載。
これ以上、何も言えない…😳
BLドラマは専用ランキング作って移動してほしい
誰にも見せられなかった本音を始めて伝えられた水無瀬にぐっと来た
全く違うようで似た者同士の二人は1話で不穏な未来が匂わせられてたけど、幸せになってほしいな
良さがまったく伝わらなかった。
このドラマのキスシーンは本当に素晴らしい。
お互い何も言葉にしてはいないのに、蛭川が水無瀬に引き寄せられているのがよく分かるし、水無瀬も蛭川を受け入れているのがよく分かる。
水無瀬を演じてる本島くんは、キスをされている時やされた直後の反応や表情が毎回違っていて、しかもその反応や表情が細やかで繊細。
水無瀬も蛭川に対しての気持ちは、何も言葉にせずにここまできて、ようやく口にしたのが5話の「俺達って同性愛者なのかな」「映画の2人、俺たちと同じように見えた」。
水無瀬の父親である映画監督が製作した男性カップルの映画を見たあとで、映画の感想として言った言葉。
そして蛭川が「それって、俺のことが好きってこと?」と笑顔を見せる。
お互いに何も言葉にしてはいなかったのに、蛭川自身も自分の自覚とは裏腹に「水無瀬のこと、好きになったりしないから。男同士…でしょ?」と水無瀬には言っているのに、水無瀬も蛭川も、相手の気持ちが分かっている…という2人の台詞。
2人の関係、2人の気持ちは、台詞や言葉では語られなくて、2人の視線や表情、毎回何度もあるキスシーンだけで語られ続けていたのがこのドラマ。
恋に言葉は必要ない、目は口ほどに物を言う。言葉にしなくても分かる。
それをそのまま描いているかのような作品。
本島くんも、上村くんも、相手に対する気持ちを言う台詞無しに、目や表情、態度や口調、雰囲気で、相手に対する気持ちをよく表現していて、見ている此方もそれに引き込まれる。
恋ってそういうものだと、あらためて思う。
言葉にしなきゃ分からない、言ってもらわなきゃ分からない、気持ちを伝えないと恋は始まらない、なんてことがよく言われるけれど、
恋はそういうものじゃない。何も言葉にしなくても、気持ちは伝わる。
伝えたくなくても伝わってしまう。
伝えなくても伝わってしまっていつの間にか恋が始まっている。
これはそういうことを描いているかのような叙情詩的な作品。
6話。
初回の冒頭から何度も出てきている水無瀬の年月日入りのメモは、やっぱり何かの構想メモのよう。
原稿用紙が出てきたけど、水無瀬が小説を書くようになる気がしないので、映画の原案じゃないかと思うんだけど。
自主映画か、映画監督の父親に撮ってもらうつもりの原案かは分からないけど。
蛭川が友人を庇ったのは、自分が防波堤になって、父親から母親を守ろうとしたのと同じ心理のような気がする。
「水の音」の映画の中で、少年が大切な人を守る為に海にいることを水無瀬に説明した蛭川のシーンは、蛭川が母親を守る為に父親と一緒にいることを暗に説明したシーンだったけど、その心理と同じで。
気になってるのは、その「水の音」の話を水無瀬にしたときの蛭川の表情と、前回の5話で、水無瀬の父親の映画の試写を見てるときの蛭川の表情が、同じだったこと。
凄くいい表情なんだけど、憧憬…みたいな表情で。
映画の試写は、同性愛の男性達が寄り添っているシーンだからいいんだけど、「水の音」の映画の方は、大切な人を守る為に、自分を盾にして耐えている描写。
蛭川の中に、誰かを守る為に、自分を盾にしてしまう自己犠牲に憧れてしまう気持ちがあるんじゃないかという気がして仕方がない。
それって、自分自身を大切に出来ないことに繋がってしまう。
ラストで、水無瀬が怒りを感じたのもそこだと思う。
水無瀬は、自分を大切にすることが出来て、自分を守るように、蛭川のことも守りたいんだよね。
でも蛭川は、誰かを大切にする為に、自分を大切にすることを自分から放棄してしまう。
自己犠牲に憧れてると、どうしてもそうなりがちで、そこに水無瀬は怒りを感じるんだけど、蛭川はそうすることが出来ない。
水無瀬が、蛭川を守る為にアメリカには行かないと言ってるのに、蛭川はそれはダメと言ってしまう。
水無瀬が母と会えなくなるのはダメ、とも取れるし、水無瀬の母の気持ちを考えた言葉とも取れるけど、自分の為に水無瀬が犠牲になるのはダメ、という感じなんじゃないかな。
自分は、水無瀬の為に、自分を犠牲にすることを選んでしまうのにね。
でも、水無瀬に乞われると「行かないで」とも言う訳で、蛭川は、常に相反する気持ちを同時に持ちながら生きている。
葛藤というよりは、矛盾。自己矛盾。それが “未成年“ という時期だと描いているのかもしれないけど。
因みにこのドラマ、上村謙信くんと本島純政くんとで、TVerの配信を使って、インスタライブで視聴者との同時視聴会をドラマ放送後の後日にやってるんだけど、この6話の教室での授業シーンで先生が話してる内容が、山月記だったんだ…と謙信くんが気付いて指摘していた。
(謙信くんはそのシーンにいなかったので、インライ同時視聴中に気付いたらしい。謙信くん、山月記が好きだったとか。)
先生が説明してるのは、虎になってしまう李徴の気持ち。
「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」の言葉で有名な山月記を授業シーンで使ってるのは、意味があるのかも。
蛭川の場合、そこも少し拗らせてそうな気がする。
7話。
私もそうだけど、先の展開(原作)を知らないで見ていた人は、7話で衝撃が走ったのでは。Xでもこのドラマがトレンドにあがっていた。
深夜の蛭川から水無瀬へのコール。
しばらく無言の蛭川に水無瀬が間違い?と思ったとき、まさかとは思ったけど、そのまさかだった。
そんなに沢山BL作品を見てる訳じゃないので分からないけど、こんな展開がくるBL、今まであった?と思うくらい驚いた。
そして、驚いただけじゃなく、描いてることの “重さ“ が…
上村謙信くんの蛭川も、本島純政くんの水無瀬も、感情移入必至の演技で、あまりにも2人の状況が辛すぎて、見返す勇気もない…
一体なぜこんな深刻な展開を…と思っていたとき、この原作が、割と大掛かりなストーリーがよくある韓国の人が描いたコミックだったことに思い当たったけれど、2人の言葉を考えていたら、これこそが “未成年“ なのかと。
自分で自分をどうすることもできない未成年の時期。
状況が深刻過ぎて対処できなくなってしまう未成年の時期。
蛭川が抱えてしまった罪悪感の重さと、自己否定感を救えるのは、それなりに年齢や経験を重ねた大人だけだろうし、
いくら蛭川のそばにいてあげたくても、まだ何者でもない水無瀬は、世間からの風当たりに耐えられるだけの精神力も持っていないし、どうしてあげたらいいのかも分からなくなるのも無理はなくて。
ドラマの初回に「人は加害者、被害者、傍観者に分けられる」という、水無瀬のモノローグが出てくる。
水無瀬は自分を傍観者だと感じているんだろうけど、傍観者になりたくなくても傍観者にならざるを得ない未成年の時期。
2人がもう少し自分に自信が持てるような年齢だったら…と思うと、タイトルの「未成年」が持つ “心許なさ“が突き刺さってきてしまう。
蛭川のせいじゃない、と蛭川には強く言ってあげたいけど、そうだと分かっていても、蛭川は自分を責めてしまうだろうし、蛭川の罪悪感を他の人が消してあげることは出来ない。
蛭川が自分で気持ちの整理をつけるしか方法がない。
人の命はそれだけ重い。蛭川にもそれが充分過ぎるくらい分かっている。
冒頭の蛭川のモノローグに、どこで間違えたんだろうというのがあるけれど、蛭川だけでなく、ドラマを見ている自分にも分からない。
父親の元に残ったことも、それが最善と思ったのだろうし、母親を守る為だけでなく、父親に対しての愛情もあったのだと思うし。
そもそも論で、家を出ていって他の男性と家庭を築く母親をそこまでして守らなくても、と第三者的には思ってしまうけど、蛭川的には母親のところに行くことも出来なかったんだろうし、自分が家を出て生活出来る力もない未成年の時期。
あぁそうだ。蛭川の夢は、高校を卒業したら自分で働いて自分で生活することだったっけ。
それが俺の夢、とキラキラした顔で言っていた。
家を出て自分の力で働いて生活することが夢と語る高校生。
家庭が安住の地ではない子どもなら、誰しもが思うこと。
蛭川の間違いは、父親の暴力を受け止めてしまったことだと思う。
父親の暴力を、誰か大人に訴えなければいけなかった。
警察に駆け込んでも良かったはず。
それをせずに何年も耐えていたことが、そもそもの間違い。
今期のドラマでも、DVを受けながら、子どもに暴力までふるわれながらも、警察沙汰にはしたくなかった女性がいた。
「ライオンの隠れ家」の愛生。
何故、暴力を憎めないんだろう。
何故、暴力をふるう人を庇ってしまうんだろう。
それがあるから、虐待も暴力も無くならないのに。
水無瀬と離れようとしている蛭川。誰かそばにいてあげてほしい。
同じ人が、高評価を付け続けているようですね。
ちなみに私は2話目で脱落しました。
自分は3話で脱落
でも最近のBLドラマの中ではマシな方だと思った
毒恋は酷かった
水無瀬の友達役の俳優さん、以前レトロな世代にタイムスリップするドラマの主役をやっていたと思うが、やはり演技が上手
同じ人が高評価を付け続けているというのは、私のことかな。
ここでは見てる人があまりいなさそうですが、
このドラマ、LGBTQコンテンツを世界配信してる「GagaOOLala」では、全3部門で第2位になっています。
https://www.tvguide.or.jp/news/news-3467445/
https://twitter.com/TVGweb/status/1868559435955626097
あと、韓国のコミックを原作として作られてますが、韓国でも放送されるようです。
https://twitter.com/DREAM_MARKET/status/1869386405111357610
それと、このドラマは放送地域が限定的で、全国放送ではありません。
TVer配信されてますが、先日の7話は深夜1:38~の放送、TVerはその30分後の深夜2:08から配信。
それでも、私が朝6時台にXを見たときには、一万近くのポストがあってトレンド入り。
翌日の夜にも、再度9000近くのポストがあってトレンド入りしていました。
放送後2日続けてトレンド入りしたのは、それだけ多くの人がドラマを見ていて、語りたい人もそれだけいた為だと思います。
7話はかなり辛い展開があり、私も見返すだけの気持ちになれないでいて、その為かは分かりませんが、TVer配信ランキングがずっと10位前後だったのですが(最高が8位)、今確認したら、珍しくランキングが落ちてますが、全話配信中のFODの人気ランキングでは嘘解きレトリックに次いで2位になってます。(3位がモンスター、4位がオクラ、5位が全領域異常解決室)
配信の人気ランキングは、そもそも配信を利用してるかどうか(録画してれば不要)、無料のTVerか、有料のFODか、ということもあるので、一概には語れないですが、多くの人が見ていることは間違いないです。
ここのレビュー投稿や評価だけで作品を判断しないでほしいと思い、書き込みました。
交わることなく終わってしまった好きという言葉が辛い。幸せになってほしい
8話が良すぎて何度も見返して、更に1話から見返している。
見返しが止まらないのは、堪能したいだけじゃなくて見返す度に気付くことがあるからで、この作品がどれだけ凝った作り方になっているかに今更ながら気付いた。監督さん、凄い!
BL作品ながら、今期の全領域異常解決室並みの伏線や示唆があちこちに散りばめられていて、それも8話まで見た今だからこそ伏線や示唆だったことが分かる仕掛け。
どれほど構成に工夫を凝らして細部まで綿密に作られたかと思うと、それを受け取らないのは勿体ない気がして、見返しが止まらない。
構成が緻密で綿密なだけではなくて、内容も深い。
BLというより、まだ自身の性的指向に気付くことなく女の子に興味がない…ぐらいに過ごしていた高校生達が、自分の性的指向を自覚していく話でもあるように思える。
そしてその中で、未成年ならではの未熟さ、不器用さ、葛藤、其々が置かれた境遇などが描かれていて、人はどうやって自己を確立し、成長していくのかを考えさせてくれる物語でもある。
見返す中で気付いたのだけど、主人公水無瀬の友人2人は、殆どストーリーに関わってこないにも関わらず、結構重要な役割。
根本という常に女子のことしか頭にない男の子は、水無瀬が異性愛者ではないことを視聴者に示唆する役割を持っている。
根本がさらっと言う「水無瀬は案外モテるのに彼女を作らない」という台詞も1つだし、根本が女の子の話をしてるとき、水無瀬がいつも全く興味を示さない描写も、水無瀬の性的指向を示す為の描写だったのだと今になって気付く。
もう1人の友人の柴は、水無瀬に対していつも鋭い指摘をするのだけど、柴こそが、水無瀬にとっての「傍観者」。
2話の柴は、水無瀬に現代文の試験に役立ちそうなお薦めの本を尋ねられた際、室生犀星の名前を出して「あんま試験には出ないか」と続けるのだけど、室生犀星の代表作の中には「性に目覚める頃」があることを、気付く人なら気付くだろう。
(授業中、教師が「山月記」の李徴の心情に触れる→蛭川や水無瀬の当時の心情に重ねる視聴者、という演出と似たような室生犀星の使い方だと思う。その後、水無瀬は蛭川からキスをされて互いに意識する展開になる)
また、柴が度々水無瀬に言う鋭い指摘は、いつも観察してなければ言えないものであるにも関わらず、ストーリーには関わってこない。
柴は水無瀬の観察者であると共に傍観者。
水無瀬は、自分が周囲に対する傍観者であると自覚してることを度々モノローグで言うけれど、その水無瀬を傍観しているのが柴。
もしかしたら、柴は水無瀬と蛭川のことを大体察しているのかも、とは、8話の「出さない手紙的な?」の台詞を聞いたときに思ったこと。
柴は中々侮れない。
この作品は、その場面が最初に描かれる映像で、映像全部を出さないことが多い。
その後の回で、実はこの時、こんなことも起こっていたという映像を出すような、2段階、3段階に分けた描写をする。
それは、水無瀬目線で進む物語だから。
最初は水無瀬の心情を推し量り、視聴者に水無瀬の視点での感情移入を促す形。
あとから出る映像で、蛭川目線での出来事が分かり、蛭川に感情移入。
そして、双方視点の心情や出来事が分かったあと、2人のことや、未熟で不器用な未成年の時期を考えさせるストーリー展開に繋げている。
そうしたことが何度にも分けて繰り返されて続いていくストーリー構成が、本当に上手い。
また、度々出てくる水無瀬が小説を書く為のメモを書いているシーンは、本編とは逆に、時間が逆行する形で提示されており、これがきっと最終回に繋がっていくのだと思う。
出演している上村くんと本島くんのインスタライブでのお喋りを聞くと、多分この作品は、撮影が最後まで終わってから、撮影したものを構成に合わせて編集、各話を仕上げてるような気がする。
撮影は随分前に全部終わってるはずなのに、各話の完パケが出来上がっていく時期が、撮影時期に比べて遅いのがその理由。
舐めてた。
この作品、ここまで凝った作品だとは全く思わずにずっと見ていた。
きっと最終回まで見てみないと全体像は掴めない。
全10話。9話は年末に放送。最終回は年明けに放送。
早く続きを見たい気持ちと、終わってほしくない気持ちが、せめぎあっている今。
スポンサーリンク