5 | 444件 | ||
4 | 87件 | ||
3 | 75件 | ||
2 | 61件 | ||
1 | 323件 | ||
合計 | 990件 |
大きく振り返って
最初の頃は「はて」の対極に「スン」が位置づけられていて、声をあげる女性とあげられない女性の対比のように描かれていたと思う。女性の権利が制限され、抑圧される時代を上手に表現していたと感じた。
寅子は、女性が声をあげられない社会はおかしい!と立ち上がったから、視聴者の関心や支持を集め評価されたのではないか。救世主のように。
女性弁護士の先陣を切り、世のあらゆる理不尽に「はて」と立ち向かっていくと、期待した。これから八面六臂の活躍をすると、思った。
あれほどなりたかった私、のはずの弁護士になった頃から「はて」はなぜか影を潜めていった。
目の前にいる “人そのもの” でなく目に見えるだけの事象にとらわれ、背景や理由に思いを巡らすことも物事の繋がり意味内容を深く考察することもなく、がむしゃらに傍迷惑に危なっかしく突き進むことが増えた。
ただ、この頃はまだ純粋さも残し、いきなり一人前の仕事ができるわけじゃないしな、右往左往するし張り切って空回りもするよな、一生懸命なんだもんな、と思って見ていた。
父が巻き込まれた共亜事件で、必死で証拠を集め無実を証明しようと時には危険な目に遭いながらも怯まず立ち向かい、困難を極めるなかでの逆転勝利、それが、寅子の弁護士人生にいい意味で大きく影響していくと期待した。
だが、まるで成功体験に浮き足立ち全能感を丸出しにしたかのような、傲慢な人物になっていった。
法は正義!正義は無敵!私は正義の具現者 とばかりに。
そして、一人前と認められたくて社会的地位のための結婚、法廷デビューの先を越された先輩が妊娠中と聞いて自分も…!となった辺りから、「私は私」はどこ行ったのかというほど迷走の一途。
結果、あれほどよねが心配し釘を刺していたにもかかわらず糠に釘、馬耳東風の末自滅する。
そのくせに、弁護士になってからの行いも、法を学び弁護士を志したこともすべて穂高教授に責任があるかのごとく自己弁護して、「人のせいにして楽になった」。
自分が楽になるために穂高教授のせいにした、とは当時思っていなかったが、最後の最後に30年も経って優未に言った言葉は、この事を裏づける重要な決定的証拠として裁判長に提出したい。
気楽に見れるドラマじゃなかったけど夏まで夢中で見てました。どんな理由をつけたしても 穂高教授への無礼以降寅ちゃん自身には急激に熱冷めて でもそのかわりよねさん梅さんに惹かれていった気がします。現代を過去に共有感化するJIN(仁)みたいなのを期待しちゃったものだから、強引な正論についてくのがしんどかったかな。
決定的だったのは玉ちゃんの想いを自分で勝手に断りなく涼子さまに言って最前線策とのたまった頃には 後に誰がフォローしようと 「こんな友達イラナイヨ」とおもったわ。サイリごめんよあなたは演じきって立派でした。
あさイチに大石さんが出ていて、「自分の作品を自分で解説するのはカッコ悪いと思っていて…」と仰っていた。確かにドラマの作り手が放送中に言い訳のように何かを発信するのは見苦しいなと思ってしまう。『半青』の時のように、作品自体はおもしろく見ていたので、脚本家の行為が残念だったのを思い出す。
と言いつつ、今回の制作側が発信しているSNSは全く利用していないので自分には関係ない話なのだけれど(笑)。
今朝、とらつばの放送がなくなっていて初めて「ああ、終わったな…」と実感。今頃寂しくなってきた(笑)。
撮りためた録画を整理しようと思ったが、なかなか減らせなくて困っている。むしろ早く再放送が見てみたくなった。多分今回と見方・感じ方が変わるところがあるはずだから。それが今から楽しみ。(終了直後に再放送が楽しみというのも変な話?だが…)
半年間、楽しませていただきました。ありがとうございました。
マジョリティーに安心するのがネット視聴者の特徴です。どんどんアンケートで多数派であることにほくそ笑んでみては。総集編 夜やってくれるのはいつだろう。
ここ読んで 星の親とか 知らないエピがあってぜひ見てみたい。
最終回18・7%高視聴率で有終完美!。
これまでの朝ドラでよくある友人たちが終盤には
関りが薄く最後はほぼ孤高のヒロインになってしまうところ、
寅に翼は、玉を含む明律大学女子部の同窓生であり
友人たちが最終話まで一人も欠けず生き残ったのは嬉しかった。
それもことあるごとに集まった同じ笹竹(竹もと)で
最後に会ったのも良かった。
皆それぞれ地獄の先こそ春を見て晴れやかだった。
その代表として法服を着た寅子が花びら舞う法廷で
前を向いて凛とした後、振り返り、これまで見て頂いた
視聴者の皆様に感謝とお別れを申し上げるがごとく
主題歌をリップシンキングで
『さよーならまたいつか』、に不意を突かれて感動した。
最終回高視聴率おめでとうございます。
20%は夢でした💔 関東人は目標は大きいんで。
星さんのプロポーズと轟のカミングアウトには敵いませんでした。あの頃がピークでしたか。
評判良かったみたいだけど、カムカムの最終回の視聴率、19.8%には届かなかったね。
朝ドラではなくて夜10時台の連ドラでやればいいんじゃないって感じの内容だったが
まあ悪くはなかったので最後はこの評価で。
良くも悪くも「虎に翼」と正反対な匂いを感じる。B'zはいいけど、オープニングがなんかぱっとしないなー。わたしは「虎に翼」のさよーならまたいつか♪と寅子のダンスが大好きだったから。
橋本環奈ちゃんはさすがの可愛らしさだけど、家庭でも学校でも、ひとり浮いているくらい目立ってる。着衣のまま海に飛び込んだあとは、ブラウスが張り付いて大変だよ。
介護職としては朝ドラは高齢者の楽しみでもあってほしいのだけれど、いきなりギャルがわらわら出てきて、なんか先が不安だ。ついていけるかな?
環奈ちゃんの登校シーンはキレイすぎないリアルの田舎の風景で、ほのぼのした。
あさイチで「光る君へ」特集をしていたが、なぜ残り2ヶ月の今になって今日するのかと思うと
「虎に翼」が終わるのを待っていた、ということか。遠慮して。
脚本家までお出になって、月曜日にするかと思うほどの豪華さで。
そこまで「虎に翼」をゴリ押ししたがったNHKのやりかた自体がもう、低レベル。
脚本家さんのおっしゃった言葉は、先に書いてくださった方がおられるが、思わず拍手した。
「光る君へ」は見てないが美術さんの熱量の凄さに感動。さすがNHK。予算は高レベル。
一方その頃「虎に翼」は…。前半はセットもロケも壮大で室内装飾なども絶品だったのに、
これも7月以降燻った何年たっても変化の無い同じような映像。
新潟の通行人は雰囲気も数も変化も無く同じような人のみ。
季節感も時間経過もあったもんじゃない。うっすら雪を使用しても、新潟の降雪量知ってます?
脚本が遅れるとスケジュールも組めず予定も調整もできずに詰む、というのは出演者だけじゃなく
ロケ地や施設借用やセット組みも。
室内の小物までつまらなくなって、製作スタッフの熱意を感じなくなった。
馬鹿馬鹿しかったんでしょうかね。ここでも書かれていたが飲み物食べ物の消え物さえいい加減。
食品や食器や日用品がぐっと変わっていく1950年代から1970年代に、それを一向に活かさないで
最後になって突然思い出したように、なぜか家電を使ってやたらと時代を表現しようとしたが
あの時代の家電は丈夫なうえ高価なのでそうそう買い換えなかった。残念でした。
ゆみちゃんには あれこれ手を出さず それこそ女優の伊藤沙莉さんのように挫折を乗り越えて、研究者になって欲しかったですね。寅ちゃんにぴったりの親子に見えた筈。吉田さんの多様性将来に人生を振り回されてしまいましたね。女子にしてよかったんですかね。
最初から最後まで
寅子もこのドラマも大好きでした。
今までにない面白さがあったから。
ドラマの支離滅裂さが「はて?」だらけ
一気に年収2億の女優に仲間入り!
皆さんのおかげです。
儲かる仕事からやりがいのある仕事へ
ご結婚はありかな? 下世話でスイマセン
視聴率を書いてる人は最終回前日木曜日の16.9%も書いて欲しかったです。最終回は、ファンタジーでもいっきに上がって18.7%を出したんですね。
私は何故か涙が止まらない最終回で、仕事に頭を切り替えるのが大変でした。
カムカムの最終週は毎日泣いていて仕事にならないくらいだったし、たかが朝ドラで1日の気持ちが、こんなに変わるなんて。
さよならまたいつか、なんて言いません。オンデマンドで初回から視聴し直します。
賞を取ったからどうのって、そんなことは、どうでもよくて、家族でハマったのは、あまちゃん以来。当時小中学生で知らなかった昭和のできごとを振り返り、法律に救われた人たちを感じる良いドラマでした。
新潟三条の積雪は最近1メートルくらいでしょう。
脚本が遅れたと言っても8月末にクランクアップしたのですから他ドラマと同じくらいです。ひよっこ、花子とアンは9月に入ってからでしたから心配したことがありました。
そうなんだ カムカムなんかより虎つばはダントツに面白かったけどな。一般大衆(北日本)と視聴欲が違ってるなあ。
でも虎つばより、らんまんやエールがもっと良かった。つまり 史実にできるだけ忠実でありたいという尽力やリスペクトが見える作品が好きなんだろうな。
視聴率に左右される客はしれてるけど
「よし!当たったから今後東京制作は この路線で行こう!!」なんてPが強くなったら 中年の主張ドラマ続くね。きっと。
北国ですけど 北国だからかもですけど
南国の底抜けに明る~いドラマが好きですよ。
朝ドラで女の自由訴えても 見てる多くは政治や法律を変えようという運動にも疎い日和見気分の女性ばかりですもん。勇気もらって、声を出して時代に合わない法案にぜひ批准を!つってもハテっていう者ばかりでしょう。
ネットの提灯記事で盛り上がって、ピントはずれて騒いでるのが超悲しかったです。
虎つば見てきて「はて?」と思ったことは口に出して言うべき人にキッチリ言うべきだとわかったさ。
今日も役所の場窓口で「はて?」と言い、その続きもたくさん言ってきた。
たらいまわしにはされたけれど。
でもね最初にヘらへら笑ってこちらの言うことに返事してたた役所の人はともかく別の人たちはちゃんと話したら聞いてくれて、今は「だめでもできるようになるかもしれないと言ってくれたよ。
「そんなはずはない、困ることに対しては黙ってたらダメなんだ」と教えてくれた虎つばありがとう。
頭のいいやつは自分の都合の悪いことを頭の悪い奴のせいにして「そんなことはできない」と言ってくるからね。
負けないで頑張るさー。
みんなも困るだろうことをちゃんとこれは困ると伝えるのは自己中さとは違うよ。
いや自己中には「さ」いらないか。
説教くさいのが好きか嫌いかですね
下の子は興味津々だったけど
もう上の子は バカっぽい芸能人に説教されたくないわってナマいってました。好きな人なら皆さんみたいに全誉め大会なのにねっ
ハテは失礼な言葉であることは間違いない~(お兄様)
虎に翼はOPも優れていた、寅子と様々な職業の女性たちとのダンスとそれぞれの女性たちの人生を描いたタイトルバックを*ロトスコープで見せるなど、これまでの朝ドラにはない斬新で素晴らしかった。それに手書き感があり温かみがあった。また主題歌『さよーならまたいつか』の歌詞もドラマの内容とリンクして胸に迫り熱くなりました。
*ロトスコープ
モデルの動きをカメラで撮影し、それをトレースしてアニメーションにする手法。
尾崎Pが熱くなればなるほど 言ってた事と違う展開に失笑をかっていましたよ。
出演者が仲良く 演技が素晴らしかったけど ストーリーに言及する役者はおらず なんとも気まずい打ち上げ三次会X
無事死後のオチまでたどり着いたようで 総集編のための編集作業は最後の砦らしいです。あとは松ケンの感想が楽しみです。芯のある役者だと 尊敬する。
賞取りレースは中盤までですでに敵なし 勝てると決定的らしい。芸能界は政治だ・・怖いよ。
このドラマ、最初の方と中盤だけ何回か見たけど、結局挫折したまま最終回も見ていない。
挫折したのは、ドラマの内容云々じゃなくて、単に私的な諸事情の為。
見てみたい気持ちはあるけど、もう今更、全何話かを考えるとあまりに途方もなくて、見る気力が出ないでいたけれど。
松山ケンイチさんが、放送中はずっと未視聴だったらしくて、最終回放送後、1話から視聴を始めて、毎話の感想をXに投稿、現在17話の感想が投稿されている。
松山ケンイチさんが今から視聴を始めたのなら、それを励みに初回から見てみようか思案中。
松山さんは、虎に翼第1回視聴。虎に翼第2回視聴…全話の感想を書いていくみたい。
松山ケンイチさんに習って、ここのレビュー欄に、今更ながら1話からの毎話の感想を書いてみる奇特な方はいない?
いたら嬉しいけど、無理かなぁ。
桂場さんの感想はぜひ知りたいですね。Xしてないので見られませんが…
8月にクランクアップしたので大丈夫、ではなく質を追求するのをやめたということでしょう。
間に合わせで済ませるか、ギリギリまで頑張って良いものを作り上げるかの姿勢の問題。
脚本が遅い作家は昔からいますが、スタッフ演者一致団結で究極のものを作り上げてました。
舞台は東京と新潟しか知らないから寅子航一は家中心のホームドラマになったんです。故三淵さんそこは喜んでると思います。ご夫婦一緒に暮らせた年月は短かったんで。ありがとうね。
感動の名場面を見せた後、花びら舞う法廷で法服姿の寅子が胸張って前を向いて凛々しい表情を見せた後、笑顔で振り返り主題歌をリップシンクで『さよーならまたいつか』が記憶に残る素晴らしいラストシーンだったので、いつまでも余韻に浸っています。半年間休まず見続けていました、見ていてつらくて投げ出したい気持ちになりましたが、最後まで見ず脱落しないで良かった。おかげで登場人物一人一人に愛着が湧いて来ました。特に玉も含めて明律大学女子部の同窓生たちそれぞれが個性的で魅力的なので共感しました。なので主人公寅子はじめ彼女らと共に人生を生きて来た感じがしました。それゆえ女子部の同窓生たちが笹竹に集まり寅子の栄転祝賀会で地獄の果てに春を見て幸せそうな寅子はじめ明律大学女子部の同窓生たちの笑顔に癒され元気をもらいました。
ようやく見終えた。
後半はちょっとダイジェストみたいになって残念だったが、
不快なキャラもいなく支離滅裂な展開もなくてまあ面白かったかな。
次のおむすびもこれから見ます。
次回に続きかたがうまかったですね。山田よねさんが合格した頃から見てたと思うんです。
出てたのかも知れませんが
伊藤さんは裁判にも出てたんですか。
法服姿に感無量ってことは。
展示してあった実寸大のマントはすごい大きく感じて ハリーポッターみたいでした。
ハヨンスがむちゃ可愛くてアニメ体飛び出した女の子で 脚本の手も進んだと思います。
in the end, it was a waste.
沙莉ちゃん受賞候補ですか 嬉しい!
どうしてこんなことを言うのかと何度も悩んで乗り越えてきた一年間 報われて当然の勲章ですよ。 よねさんとか汐見さんのほうが暗記の悩みは少なかったと思います。
片岡凛ちゃんもまさかヒロインにとっての最重要非行人物になろうとは思ってなかったから 今後ドラマの露出増えて 知名度あがると思います。じじばばも覚えました!
むすび食み 団子恋しや 秋の朝
心に残る名シーンとっても多いです。それは俳優の演技力が光ったシーンばかりでした。全体の話の中身は忘れそうです。ヒロシマの原爆絡みは後進の者のために覚えておかなくては。最初から最後まであきらめなかった弁護士達がいたことを。あっ栃木の親殺しの時もでしたね。
「みみより!解説」で清永解説委員の「虎に翼」解説⑧「少年友の会」。猛烈に感動しました。
こういうことをきちんとドラマで描かれたなら最高だったのでしょうね。
なぜ三淵さんの「愛の裁判所」としての数々の功績や目指された法の理想はほとんどスルーで、
同居するしない、名字変わる変わらない、家庭内麻雀対決お腹ストップや、性多様性おにぎり祭や、
扇子パタパタ更年期や、足蹴からのカレー仲直りや、芸術家もどきと結婚自分のためだけ宣言や、
あれこれあれこれそんな数々に費やしたのでしょうか。
中身は勿論素晴らしかったですが平均視聴率も前4作を上回ったようで、いちファンとしては素直に嬉しい。
沙莉ちゃん、皆さんお疲れ様でした。
そして素敵な作品をありがとうございました。
タダのものは人の多さと質は別なんですよね~いつも思います。映画でやればわかります。でも面白かったのは確か。インタビュ見て恵里香さまに共感したファンここも増えましたね。
トラコ嬢をもっと愛されキャラにしてほしかったよ。
欠点いろいろあるけど熱い頑張り屋さん🐱っていう頑張りやがなかったんで よねや涼子にパチパチ拍手する小者になっててかわいそ過ぎた。ユミや花江や夫に語らせて あと私は地獄でやってきたと言わせて。
不言実行か言行一致、法曹界の人間はとくにね。もう終わったからいいけどさ。
少年友の会にふれなかったのは心外でしたね。
吉田さんが三淵さんの活動に敬意がないことが一番嫌な感じでした。
尺が足りなかったもっとやりたかったのも 自分のことをもっと語りたかったから。特番やスペシャルで話してるように ドラマ外で サヨナラまたどーぞ。
お昼にも解説がありましたね。美雪が保護観察された民間の所が少年友の会に当たります。肉を差し入れたという台詞がありました。70年代は子どもの数が増えて犯罪も増えた、子どもの数が減少した今こそ愛が必要なのだと解説していました。ネグレクトや虐待されてる子どもが多いのでしょうか?
夕方ニュースーンで虎つば解説が始まったのは5月、それを知っていたら録画して見たと思います。4月からの番組改変でニュースーンの番組を知ったのが9月でした。虎つば解説は2回しか見られなくて残念。
解説見なきゃ理解できないんだもんね。お昼って平日見れる人が視聴者層なんです。
どおりで職場の誰も見てないはずですわ。
吉田さんはわかりにくかったり言葉足らずだった部分はト書きやノーカットのせりふも載せてある「シナリオ集 電子書籍」をお読み下さい。とおっしゃった。その通りだなあ読みたいけどだれも読んでない?
ただし演出家カットのせいだと言われたら
演者はやるせない気持ちになると思う。
1時間ドラマのシナリオを15分にまとめたのかな。
友の会ってなにそれ、言ってたっけ。
時々差し入れするって自分で言ってた施設?
足長おじさんの会みたいに富裕層が寄付する会?
ぜんぜんわかんないです。
少年友の会は少年の更生をめざす民家団体です。
大きく振り返って
寅子は女学校卒業を目前に、同級生たちが進路を定めて行くことに焦り、というより卒業前にお相手を決めて結婚なんなら中退して結婚していくことに疑問を持ち、「女の一番の幸せが結婚だとどうしても思えない」とモヤモヤしていた。
花江に言おうが母に言おうが賛同は得られず、花江家のお手伝い稲さんにまで諭される始末。
父は頼りなく母に対して反論できないものの、寅子の思いを尊重してくれ、母とは違う方向から寅子を心配してくれていた。
個人的に、寅子はもっと父に感謝すべきだと思う。
「男女雇用機会均等法」ができ平成になってもなお、家庭内において父権主義的な風潮は残り、母も子も父の言うことが絶対、従わざるを得ないという実態が多数あったことは事実。
父親は育児も家事も一切せず、子の問題は母親の責任、そのくせ進路や結婚には父親が絶対的決定権を握るような家庭がどれだけあったことか。
女子の大学進学率は1990年でも15%を下回る。親の反対家庭事情で進学を諦めた女子がどれだけいたか。バブル真っ最中のワンレンボディコンOL全盛期に。
朝ドラはなぜかそういった、家庭に無関心無責任だが母や子は所有物扱いという父親像が少なく、家族思いで働き者で早死にか、どうしようもなくぐうたらで酒飲みや無職や失踪する父親かの両極端。
現実に直言のような父親は本当に貴重で、まして戦前。実際の三淵さんの父も先進的で理解のある人であったらしい。
寅子がやりたいことを、意思を尊重し認めてくれる父はもっと感謝されてほしかった。
最終的に母はるが認めて、見合いの振り袖の代わりに六法全書を買ってくれたことで寅子が法の道を一歩踏み出せたように描かれたが、
副題にあったように「女三界に家無し」、父に・夫に・子に従えということを鑑みると、寅子が法律を学ぶことができた一番の条件は、「父が理解ある人であったこと」。
これを、折に触れ他の家庭や女性の置かれている状況を知るにつけ、寅子が振り返って実感してほしかった。
ドラマは佳境を迎えたころ、愛の家裁として寅子は皆の協力のもと堂々と法制審議会少年法部会での政府からの少年法引き下げに反対して先送りさせた。家裁の審判廷では非行少女を更生させるために民間の施設に送り、寅子がお肉の差し入れをしたり、史実の少年友の会の逸話をモチーフにした深いいい話しに凄く感動しました。最後までモデルの三淵嘉子さんを彷彿させるような活動を懸命に励み結末に至りました。法律をもとに熱い人間愛を描いて感動しました。
まさしくつまみ食いごめんなさい三淵さん でしたね。お疲れさま。
最後は原爆裁判と尊属殺人が見せ場だったから、少年友の会(ホームページがあります)方面は台詞だけでした。あれもこれも詰め込み過ぎました。本当の三淵さんを知るには関連本を読むことです。
ロスして今日も書いてます。
うちも本屋で買っちゃった。シナリオ集興味なくってゴメン。
どこまでホントでどこからウソか知りたくて。
穂高享受の花束事件はフィクションだとわかって ホッとしました。
ドラマは沙莉ちゃんと吉田さんが大成功をおさめて
モデルの人は老後はやっと一緒の時間を少しでも持てて幸せだったから
胸のつかえがおりました。
差入れの話、地獄の道を歩き切った人だから事実ではないと思うが、万が一本当の話なら最低の人間だよね。
原爆裁判も9月に駆け足で紹介した学生運動や公害や労働も、
脚本家自身が理解できずに物語として作れなかったんでしょうね。
だから、家族の話や認知症や更年期でお茶を濁そうとしたと。
あっさり更年期も治まって、百合さんもナレ死で、その家庭部分もいい加減で。
子どもたちが親離れしたのかと思えば、結局自立したのだかしてないのだか。
最終回で3人とも星家に居るって一体…。
解説委員さんの記事で、上手に無難に「感謝しています」と書いておられるけども、
それを読むとそこかしこに、資料集めも提示も人任せで、
解説委員さんが伝えたかった「司法の歴史」を雑駁に扱った結果がこれだな、
という印象です。
だから、何度も何度も「みみより解説」や「ニュースーン」で
補足どころかほとんどすべて説明されてたと思います。
どうしても三淵さんや女性弁護士・女性裁判官を描きたいという熱意を感じず、
付け焼き刃で三淵さんも法律問題も利用するだけ利用して、
自分の虚栄心と優越感を満足させたかったんでしょうね。
それならそれで、人間関係をしっかり描いたらまだ救われたかもですが、
一人ひとりの人物も相互の関係も薄っぺらい粗雑な扱いで、
なぜ前半はよかったのでしょう? セリフも人物描写も丁寧だったし。
前半は脚本に監修か手直しでも入っていたの? 別人なの? というくらい、
後半は失速どころかまったく違う作品になってしまったようでした。
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