5 | 388件 | ||
4 | 79件 | ||
3 | 40件 | ||
2 | 33件 | ||
1 | 116件 | ||
合計 | 656件 |
そうかな〜…今期色々見たけど、佐藤健が一番良い演技してるなと思ったよ。
黒木華も不思議な魅力があるし、小林薫も味があって良かった。
日本がここまで来たのには、色んな苦労の積み重ねがあったんだなと思った。
時代の流れの速さに気持ちがついていけなくって、最終回に
して、これかいと見た直後は残念だったのですが、うつうつと
布団の中でドラマのシーンを思い浮かべて、泣いちゃいまし
たよ。
なんだろ、これ、ボディーブローのようにじわじわ効いてくる。
鈴が水の中で鳴るかって話ですよ。池の中であんな可愛い音で
鳴りますか?常識で考えたらありえない、ありえないはずなの
に、篤蔵の耳に響いて、私の耳にも響いて、あんな理不尽な
目にあってるのに、堪えて、挙句の果てに鴨の真似までして、
必死に守ろうとしている。聞えないはずの鈴の音がしたから。
俊子ちゃんが天国で篤蔵を心配してる、篤蔵はそれをずっと
ずっと心の片隅に置いて仕事をしているから。
料理と関係ないことじゃん、アメリカに媚び売ってへつらって
情けないんじゃないんって最初は思ってしまった。でも篤蔵が
あの時の篤蔵ができることって何って考えたら、本当に木端役
人ができることなんて何にもないんだ。賢い人ならきっと何も
しない。諦めないでできることを考えて、そうしてあんなこと
までした篤蔵は、やっぱり無茶苦茶で馬鹿で若い頃とちっとも
変わってない。でも、堪えて堪えて自分なりの方法で料理番と
して天皇陛下を守ろうとした篤蔵は、すごい人だと思った。す
ごい人生だったと思った。
そして篤蔵が、そういう人生を全うできたのは、彼を支えてく
れた人たちのおかげでもあったと思いました。
それにしてもマッカーサー、あんなに眼光鋭い市井の料理人に
天皇は味噌のようなもの、あることが当たり前でなくなれば暴
動に加わるかも知れないとか言われちゃって、池じゃあ料理人
の鴨3人が狂ったようにばしゃばしゃやってたら、もう、そっ
としておこうって思いますよ。ありゃあ、怖い、私も怖かった。
後、軍部に食べ物がたっくさん備蓄してあったんは腹が立ちま
した。飢えて死んだ兵士がどんだけおったことか。ほんま情け
ない。いつの時代も命令する人らは安全な場所で美味しいもん
食べてる。
アメリカの若い将校さん。たくさん殺して生き延びて出世して
きたんだと思うけど、だから?PTSDですよね。人種差別もあると
おもうけど、早く医者に行った方がいい。
戦争は負けても勝ってもろくなことにはならん。
人生を豊かに生きるためには何が大切か色々感じさせられる良い
ドラマでした。
ありがとう!
そして私はこれから佐藤健に注目だ♪
最終回は時代的なことを考えると歴史的なことを考えると感じ方は様々でしょうね。
ドラマ前半は丁寧に描かれていて後半は流れが早かったようには感じましたが、それでも一話一話がよく出来ていて、心に響く台詞や対峙の場面があったように思います。
最終回はあの宇佐美さんが自分の事を青臭いと言って篤蔵に意見しています。そして、お父さん周蔵さんも...
個人的には大好きな場面です。
篤蔵さんもお父さんであり、息子なんですね。
なぜか涙が流れてくるというドラマでした。心の琴線に触れるというのでしょうか。
鴨の場面は、個人的には笑ってしまったのですが(そこまでやるか...みたいな)笑いながら泣けてくるって、なかなか無いこと。それがたかが(?)ドラマでやってしまったので、自分でもびっくり。
篤蔵さんの生き方をみて元気を貰えたと感じています。
キャストの皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。そして素晴らしいドラマをありがとうございました。
みんなに愛される徳蔵を演じた佐藤健は、
みんなに愛される俳優をやっていくのか?
それって何か気持ちわるい....
俳優佐藤健にはこれまで通りわが道を行ってほしいな。思いつくまま、型にはまらず....。
まあ、健くんはそういう人だと思うけどね!
毎週楽しませてもらい、最終話は更に待ち望んで視聴しました。視聴直後は、「えっ、こんな最終話?今までたくさん感動したけど?なんだか期待ハズレだ、残念。」と思っていました。
今夜、録画したものを再視聴し、昨日の感想が覆されました。深いです。この深さが2度目にして理解できました。
やはり最後は料理番としての篤蔵の想い、使命感が、不屈な時代の中で苦しみ、悩み、葛藤し、俊子さんの鈴と共に闘っていく姿と共に天皇に対する愛、家族への愛、友への愛、師への愛の中で描かれていました。最終話で一番伝えたかったところだと理解しています。
それと、第1話での鴨の真似が最終話で繋がっていることに気づきました。宇佐美さんの牛刀も最後まで真心込めて扱われていました。
また、調理場で篤蔵が想いを力説する場面は、カメラさんの感動が震えた画面から伝わりました。
84歳の篤蔵の足取り、特殊メイクの細かな施しには感激もしました。
視聴直後、いろんな愛が溢れていて放心状態になったのかこの素晴らしさに気づくまでに時間がかかってしまったのかもしれません。
本当に奥深く、心に染み入り、時には突き刺さり、私をその世界へ引き込んでくれたドラマに今はただ感謝するばかりです。
本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
最終回だった?え?なんか途中で用事を済ませてたら終わってて、録画もしてたんだけど、なんか見たような気になって消した。最終回だったんだ。んーなんか印象薄い。
佐藤健はアミューズのドル箱だから事務所は大事にしてるみたいよ。本人はだからヤリタイ放題みたいな処あるね。何をやっても許されるみたいな。そういうところ昭和のスター見たいね。あまりよく無いな。
ちょっと最終回は総集編という感じになってしまった。途中から無理矢理12回に延長したから、こうするしかなかったのだろうが、できればもっと時間をゆっくりと丁寧に描いてほしかった。
見ている人は連続してみているのだから、回想は必要ない。
ただ、篤蔵が最後まで使命を全うしたことをきちんと表現してくれればそれでよかった。
最後のシーン。天皇陛下の前で最後のあいさつをする篤蔵。84歳の篤蔵を佐藤健がどう演じるのか興味があったが、顔は陰にして一切写さず、腕のしわだけで年齢を表現する表現する手法には感心した。どんなにメイクをしても違和感があっただろうから。
最終回に関しては、もっと辛い点をつけざるを得ないが、全編を通して言えば、今季、いやここ10年でも最高のドラマだといえるから、制作関係者に敬意を表して5点をつけた。
スポンサーも目先の視聴率だけに目を奪われることなく、良質な番組を自分たちも作っているのだという誇りを持ってほしい。
このドラマは、民放のドラマ作りに、自信を与えてくれたのではないだろうか。
俊子の「鈴の話」の話が映像で見られたことだけでも私は満足です。
兄ヤンも、俊子もそして、あれだけダメだししてきた父親も、篤蔵がこの先、生きていくための大切なことを、形は違うけどあたたかく、言葉・鈴・手紙という形で、残して、逝く。
「なんか人っていいですね。」というのが、私の感想です。
「朕のものだけでよかった。」という昭和天皇の一言も、陛下の人となりや思いやりがよくわかる一言でした。
1から11話までは本当に★五つ・・・・。
最終回は酷過ぎたので★マイナス5・・・・。
馬鹿な主人公、情けない日本人・・・最後で壊れた。
老宇佐美さんは、ヨカッタ、ヨカッタ、ホントニヨカッタ。
最終回は、ちょっと強引な幕引きな気がしましたけど、全体を通して☆5つにします❗
佐藤健さん、頑張って演じてましたが、小林さんや篠田三郎さんの貫禄ある名演技の前には、やはり未熟と映ってしまいますね⁉ でも、まだ若い役者さんなので、当然です。篤蔵の人生がそうだったように、勢いだけで何もわかってない料理人が、宇佐美さんや 周りの多くの先輩シェフの腕前や人柄、真心に接して、長い年月修行して、やっと天皇の料理番❗としての仕事を全うできる訳ですから、佐藤健さんも、これだけの先輩名優の中で 演じたんです✨きっと、これから、成長していかれると思いますよ✌成長できなかったら、逆におかしい😏 演技もまた、真心だという事でしょうか⁉
私が、子供の頃に見てた篠田三郎さん、本物の天皇陛下の侍従役みたいで、重みのある名優になられたなあ~と思いました。沢山の凄い役者さんの名演を見れて、本当に楽しませて頂きました。
途中からあまりに時間の流れが早すぎて雑に思えちゃった
24話ぐらいでじっくりやってほしかったな
けどドラマが伝えようとしたことは、自分なりに受け取ったと思うので良かったです
本を読んでみようと思いました
黒木さんはこの役にぴったりでしたね
他の出演者の皆様もお疲れ様でした
下の息子が 19歳。
電卓片手に これまで自分が作ってきた ご飯の数を計算してみた。
お誕生日の日。お祝いの日。3食食べるのが当たり前の幼児期。給食が始まった小学校。給食はあれど 土日部活の弁当、高校。すごいな 母親って。
誰かの為に ご飯を作るって こんなに 誇らしい事なんだと 、教えてもらった。
ありがとございます。
最終回冒頭の糸で始まり、ラストの天皇との糸との対比。
第1話で鴨の真似を見守っていた俊子と、最終回の俊子の鈴からの鴨の真似での対比。
宇佐美さんの市井の料理人と篤蔵の天皇の料理人との対比。
天皇を味噌と例えた下りは深くて未だ掴めてないけど、それが神だと逆撫でし、米だと主食、醤油だと毎回は必要ない、そんな意味合いがあったのかなと今は解釈しています。
最終回に相応しい終わり方に感動し、敬意すら感じます。
昭和天皇は心優しいお方で、アメリカ兵も実は後遺症に悩まされていた、決して人を憎まず、戦争を憎む、私達に与えられた課題でした。
佐藤健の演技が馴染めず途中リタイアしてしまったけど評判よさそうなので出戻りした口です。
リタイアせずに見続ければ良かったとちょっとだけ後悔。。。
黒木さんの演技は素晴らしい!!
同じ花アンで姉妹を演じていた女優さんと明暗がくっきりと分かれましたね。
時代物にピタっとはまるタイプなのかもしれませんが純愛の時からいい演技していると感じていましたのでこれからが楽しみな女優さんの一人だと思います。
12話で詰め込み式だったので大満足という結果にはならなかったと感じる人も多いかもしれませんね。実際ちょっと最後急いでる感ありましたし。
でも私はそこは仕方ないなと思える範疇でした。
晩年の演技雰囲気出ていてよかったです。大宮さまの和久井さんも流石の演技でした。
とてもイヤな感じです。
このドラマ、制作の石丸プロデューサーが、既に決まってた企画を1年前に急遽取りやめて、この題材を選び直したとのこと。
その理由は、「今年が戦後70年の節目の年であり、時代の空気を考えるべきだ」ということ。もう一つのコンセプトは「夢」らしいけど。
そもそも戦後70年の節目になぜこの題材なのか疑問でした。でも、そのうち戦前戦後の展開があって、不戦というような明確なメーセージを発信してくるのかなって思っていたら、最後ドタバタで、見事に着地失敗な感じ。そのため、「お国のため」とか「天皇をお守りする」とか「日本人の誇り」とか、どんな風にも取れる変なキーワードだけ残してしまった。他の感想サイトでは、絶賛してる人が、そういう言葉をやたら使ってるの見て、怖くなった。
何度も泣きました。 でもパリ編くらいから段々面白くなくなって
最終回は、何だか違う意味で悲しかった。
兄やんには⭐10くらい捧げたいです。
>ちゃんと見れば皇室への理解が深く、象徴としてすごく尊敬してるのが伝わってくるドラマだった。
上辺だけきりとって大騒ぎして叩く人こそ
日本人じゃないのかと思ってしまうわ
低評価している人が、ちゃんと見ていないとでも?
自分だって日本人じゃないとか叩いているじゃないか。
7-13 00:04:18さん
7-13 03:44:16さん
7-13 09:30:07さん、ありがとうございます。無知な私にとって勉強になりました。
何ら、歴史的背景を知らずにドラマの表面ばかりを観ていたので、コメントを読んでから、最終話の奥深さを知ることができました。
日米関係や天皇制、また、今の日本に生きる私たちにメッセージみたいなものが込められていたのですね。
やはり、博識ある人は、冷静かつ客観的に史実を照らし合わせることができ、初見から着眼点が違うのですね。
新たな目線で録画をみることができ、素晴らしさを実感しています。
ドラマは楽しめてこそ。
だから流星ワゴンやごめんね青春がいい。
ナポレオンの村は日曜日らしい内容であるといいが。
今回からはじまってほしかった。
面白いもの、展開が気にになるもの、一話完結でいきたいもの、ミステリーなもの、アクション的なもの、元気をもらえるもの、恋愛もの、人情もの、夢のあるもの、メッセージ性のあるもの、感動的なもの
私はドラマはいろいろあった方がいいと思う
何でも自分の小さな尺度で決めきることは、恐れ多くてできないから
感動してる人がたくさんいるから、いいドラマだったんだろうけど、TBSのやり方にはやっぱ???だった。
6月末で他局のドラマが終わって、どの局もバラエティばっかりで、いい加減ドラマ飢えしてる時に1本だけやってたら、つい見ちゃうよね。
まあそこまではよしとして、放送翌日に大々的に視聴率発表して、いかにもどんどん上がってるかのように言うのはいかがなものかと....。
TBSって結構こずるいことするんだなって、ちょっと嫌いになった。
当初、10話完結6月いっぱいの予定が、要望があって急遽2話付け足したみたい
まぁ、だからかな10話とかは、あれっ?って感じだったけど…
視聴率はビデオリサーチが翌日9時頃に速報出すみたいだけど、注目されてないものは遅いらしい
それ受けてからのネットニュースだけど、出元はポータルサイトだったり、スポンサーだったりで必ずしもテレビ局が発表してるわけではないと思うけど…
でもまぁ、視聴率って一つの指標にはなるかもしれないけど問題点もあるらしい
視聴者は視聴率煽られないでドラマを楽しんだらいいんじゃね?
そっか。
視聴率ってテレビ局が出すわけでもないんですね。
ドラマも延びたから長かったのか。
ありがとございます。
GHQが日本を占領下に置きながらも、実はアメリカも苦悩していた。そのことを、米兵が夢を見て飛び起きる場面で表すというさりげない演出が心憎かったです。
後にGHQが敗戦国の日本を経済的に支援した背景に篤蔵達もその一端を担ったのかもしれないという最終話は、感動せずにはいられなかったです。
天皇から「民が食し、生活できるなら、私はどうなってもいい」と聞いたマッカーサーは、その人柄に驚いたという説があるが、心優しい天皇のお人柄を紐の件や労いのお言葉から読み取れました。(史実みたいですが)
タブーにもなりかねない部分を国民目線で演出してあったことに今もなお感動しています。
急遽、予定を変更して付け加えた回によって、緩急の統一性や副題の意図がわかりにくい時もありましたが、根幹は揺るぎなく、最後まで真心を貫いた流れは流石でした。
最終回まですべてを見ました。佐藤健さんはあまり知らなかったのですがイメージと違い主人公を好きになりどんなドラマに出た人なのか知りたくなりました。私が感動したのは俊子に食事を食べさせるシーンです。夫婦愛が伝わってきてとても感動しました。
最近としては良いドラマでした。
しかし、最終回はなあ。
個人的に残念でした。時代と皇室について訴えたかったんだろうけど、私としてはもっと家族との交流が見たかった。
パリでの彼女との事ももっと簡素で良かった気がしますが。
ずっとすごく面白かったのに、なんか最終回でがっかりです。
なんか急に、天皇万歳、になっちゃてますよね。あの時の国民はみんなそうだった、という考えもあるかもしれませんが。とんでもないと思います。わたしのような若造でもわかります。
天皇が雇用主でそのロイヤルティーからきてる気持ちなのか。日本人としての天皇に対しての盲目的な尊敬によるものなのか。ドラマならもっと細かく区別してほしかったです。
なんか最後が雑で気持ち悪かったです。
天皇は味噌という捉え方は、戦争が去ってからの視点に立ったもので、現代の感覚に通じるような受け入れやすい考え方だと思う。
あの当時で宇佐美さんの年齢の人の思考をそのまま提示したのではなく、ドラマ的な現代からみて受けの良い台詞でしかないと感じた。
天皇についても、いままで妻や兄の死ばかりにフォーカスして泣けるドラマにしていたので、最終回であわてて天皇天皇言いだして、なんとか天皇の料理番としてドラマを締めくくったという、体裁を整えた感が強い。
名作だとか映画のようとかいう感想も多いですが、例えば日本の情緒を丁寧に描いた小津映画は、このドラマのような涙ばかり延々と映し出すようなシーンはないのに、なぜか今も色あせず心に迫ってくるものはすごくある。
私は、この涙を煽り過ぎたドラマより、同じ脚本家のごちそうさんの方がより感動しました。ごちのほうに軍配をあげます。
最終回のカモのまねのエピソードが初回につながっているとは全然気ずきませんでした。それでもこの園遊会?のエピソードは何か物足りませんでした。下品で低レベルです。
また宇佐美さんの天皇=お味噌という解釈は私は違うと思います!
これは戦争を実感できない現代の後付の解釈で当時の人たちはそのような感覚で天皇陛下をとらえてはいなかったと思います。
当時の大多数の人々は天皇=現人神と本気で信じていたのだと…
最終回でかなり幻滅しましたが全体としては最近のTBSのドラマとしてはかなり頑張ったと思います。
特に鈴木亮平&黒木華&小林薫&桐谷健太の四人には演技賞をあげたい。
また映像も大変きれいでよかった。
主演の佐藤健はがんばってはいたが、妙に頑張りが空回りしている感じでいまいち頂けなかった。最近話題作にあちこちで出演しているがまだまだ当たりはずれがある。
やっと最終回を落ち着いて見られたので感想を残しておきます。
初回からリアタイや録画を駆使してなんとか遅ればせながら全部の回を視聴しました。
佐藤健さんは好きなアクターではなかったので出演作品をあまり見なかったのですが、ストーリーに惹かれて今回は見続けました。
最初ごろはその主役のお芝居がイマイチに感じましたが、達者な脇役の方々のお陰もあって、彼のお芝居も回を重ねるごとに自然な呼吸になってきて(私のほうも慣れてきて)ラストは終わってしまうのが惜しいぐらいに、佐藤さん…いいえ篤三との別れが悲しかったです。
一人の人生をこういうふうに追うドラマっていいですね。自分も人生を折り返している人間なので、こういった落ち着いたドラマがもっと増えたらなと願っています。
お父さんの手紙をお仏壇の前で読んでいるシーンが一番泣きました。泣きどころの多いドラマでした。お兄やんと俊子ちゃんにはたくさん泣かされたし、教えられました。
世界が認めた小津の独特の心象風景の描き方・低位置からのカメラワークによる場面構成のみごとさを例えに出したら、ちょっとかわいそうですよ。
独特の美意識・・一種の天才的映像力だもの。
ただ、感動を高めるために、過剰な場面構成・音楽があったことは私も感じました。
でも、良い作品でしたよ。
味噌の例えは、何とも言えません。当時の人なら言わなかったしょうね。
「もし、陛下に何かあったら、一介の料理人のわたくしでも暴動に加わるかもしれません。」ぐらいは言ったかな・・・。
ようやく、11話と12話の録画を見終わりました。「仁」「ごちそうさん」と同じ脚本家への期待にたがわず、充分に見応えがあるドラマを堪能できました。話の展開が急ぎすぎの感があったのが残念でしたが。
夫婦の愛情、天職と納得した料理への思いと奮闘、そして、日本人としての戦争と天皇への思い、すべてがドラマに統合されていました。実在人物やその原作を元にしたドラマの場合、改ざんに近くて白けっぱなし(花子とアン)、よけいなエピソードもあるが全体的に人情劇としておもしろい(マッサン)など、いろいろな評価がつきものですが、この「天皇の料理番」は、史実を超越して、見事なドラマとなったと感服です。
役者さんたちの演技も、皆さん、気持ちがこもっていて、素直な善意を伝えてくれました。圧巻だったのは、黒木華さんですが、佐藤健さんも最後の方は特に良かったです。それと、小林薫さんならではの渋い重みが素晴らしかったです。
11話の夫婦の会話で、「ジュテームって何ですか」に対し「食べること」「相手より長生きすること」と答え、心を通わせ、いたわりあう場面を、この二人が演じきっており、思い出しては涙しています。
また、12話で、秋山が天皇を護りたいと言い、宇佐美がGHQに心情を語る場面。進駐軍の描き方(天皇への対応を思案・不可解な日本人への嫌悪)や、秋山らが池に飛び込み(鈴の音を聴いて)鴨のまねをする所なども含め、現代からの視点でドラマ化されてはいても、不自然とは思わず、ドラマでこそ、映像表現で訴えられることもあると共感できました。
夢を支えてくれた人たちへの感謝を忘れずに真摯な生き方を貫く、こんな真心が深くこめられたドラマを、終戦70年の今年に放送してくれて、ありがとうございました。
やはり最終回がいまいちでした。
7月になり始まり出したドラマを見ながら、天皇の料理番は秀作だったと改めて思いました。
いいとは思いません。
最後まで佐藤健くんの演技が嫌いだった。他は良かった。
最終回、とても素晴らしかったです。
20年間料理を作り続けてきた篤蔵にとって陛下は現人神ではなくもはや家族。その家族の命を守るためにはどんな恥辱も甘んじて受ける。鴨の真似をするシーンはそんな篤蔵の覚悟が感じられて涙が出ました。加勢する新太郎や辰吉の友情にも拍手を送りたい。
全話を通しての感想は、これほど役者、脚本、演出の三位一体が見事なドラマを見たのは久々だなということです。脚本の森下さんは「ごちそうさん」の時より腕を上げたなと思わせる構成力とセリフの数々でした。
佐藤健さんをはじめとして、黒木華さん、鈴木亮平さんなど若手俳優の皆さんの演技が素晴らしかった。小林薫さんなどのベテラン勢ももちろんです。
とりわけ佐藤健さんはもはや篤蔵というキャラクターにしか見えず、最終回の番宣で見た佐藤さん本人に違和感を感じたほどです(笑)
唯一不満があるとすれば、12話では少な過ぎたということです。色々事情はあると思いますが、半年くらいかけて見てみたかったなと思いました。
何はともあれ王道のドラマを見たという点では大満足です。
実に、手前味噌を並べた様なドラマであった。
前宣伝時は、「かつて料理で日本を動かした男がいた」という文句から、モデルの秋山徳蔵氏がどのような功績を残したのか知りたいと思っていたのだが、彼が天皇に料理を作っていたこと、宮中行事で料理を作っていたことしか分からなかった。
夢を追う男と、彼を支え、また彼から勇気をもらう人々のドラマとしては、主人公が夢を断念しなければならない程の窮地に陥ることがなかったからか、胸が熱くなることもなかった。
「激動の時代」の描写に至っては、占領されたことは覚えていても、したことは覚えていない。差別されたことは覚えていても、したことは覚えていない。戦争の後遺症で意地悪をするような軟弱な人間は、外国にはいても日本にはいない、という有様。偏ったエピソードだけを取捨選択しておきながら、「話そのものは史実である」ということを盾にしたり、はたまた「ドラマ性を優先した」と言い訳したりするのであれば、それはマスメディアの良くない所だ。
「激動の時代」「その夢は日本の希望になった」「どうしてこんなに愛が溢れているのだろう」―夢、愛、究極の人間ドラマ、パリでのロケ撮影、豪華なセット、天皇、料理、戦後70年―石丸彰彦プロデューサーが並べたたくさんの条件を前にして、脚本の森下佳子はそれらを捏ね繰り回した挙句、まずいパンを作ってしまったのではないか。少なくとも私には、味噌も何も一緒という味がした。思い起こせば初回の冒頭場面は、良い気分で眠っている篤蔵を囲んだ家族が、そこで出た鼻をつまむ様な臭いに呆れて顔をしかめるというものだったと思うが、味噌に掛けた存外重要な伏線だったと考えても良いのだろうか。
幅広い年代に支持され、視聴率獲得した背景には何らかの魅力があったからだろう。
見たらハマる、それだけでも凄いドラマだったと思う。
感想や好みは人各々あっていい。
むしろ、賛否を議論される作品は、注目された証だとファン冥利に尽きる。
思い返すと、初回、伊藤英明さん演じる軍人さんが作ったカツレツが一番美味しそうだった。
その後に出て来た西洋料理やらフランス料理やらは、気取っているだけで、まったく食欲をそそらない。
料理人としてのすごさは、全然感じなかったよ。
よいドラマでした。
いろいろな形で登場する手紙。感動しました。
最終回は失速した感じでした。
全体的に丁寧につくられていて好印象のドラマでしたが
あんなに長期間の話にするなら
途中で佐藤健から年配の俳優にキャストかえても
よかったんじゃないでしょうか。
余韻が残るドラマだったと思います。
カツレツとの出会いから、宮中料理長を勤め上げた篤蔵の人生を通し、技術だけではなく思いやり、真心に長けてこそ一人前だと、何にしても大事なことだと改めて突き付けられました。
天皇の体調や好みを無言で会話し、公式行事を陰で支え、後世に引き継いでいった功績は計り知れません。
天皇制存亡危機を料理外交の功が奏したのかもしれないと思うと感動せずにはいられませんでした。
もちろん周りの支えがあってこそで、愛情に溢れ、人との出会いに恵まれた人生の描写は毎回惹きつけられ、今もなお心に刻み込まれています。
上っ面をなぞっただけの昨今のドラマの中で上出来な作品だと思う。満足した。
このドラマを褒めるのに上っ面をなぞっただけとか他のドラマを落とす必要は無いと思いますが…。
どんなことも評価とは他との比較も入ることでしょう
これを見てから今期のドラマをみると…
頑張ってこのレベルのドラマをつくって欲しいよ
他のドラマにも面白いのはたくさんある。鴨のシーンが大嫌い。
今だにここを覗く人は、興味深かったドラマということ。それだけでも制作側はバンバンザイですね。
そうですね。不快な思いをした最悪のドラマです。
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