5 | 388件 | ||
4 | 79件 | ||
3 | 40件 | ||
2 | 33件 | ||
1 | 116件 | ||
合計 | 656件 |
今回は今までの中で一番好きです。良かった。
最後は涙なしには見られなかった。
初回から欠かさず見ているのでじわじわ来る篤蔵と俊子の不器用な愛に涙した。
アンチが多くなるのはこの作品が色んな意味で注目されている証拠。万人受けするドラマなんか有る訳ないし、私は寧ろ賛同意見ばかりの方が、何か内輪受けしているだけの感じがして嫌。賛否両論有って意見を交わし合って行く。不快な意見もたまに有るけど、それはその人の率直な意見として受け取れば良いだけの事。自分が良いと思えればそれで良い。
篤蔵と俊子が向き合いお互いの真心を確かめられた回でした。美しくも悲しい夫婦愛が胸を締め付けますが、ひとの思いを繋ぐドラマの優しさがこころ満たし、清々しい感動に導かれました。
あらゆる意味で人を大切に扱わないドラマが多い中で、この作品はやはり別格だと思います。
佐藤健と黒木華の代表作として記憶したいと思います。
アンチじゃないです。本気で3、4回雑ですよ。
理由は書いたので割愛します。星つけてないし。
もう早く終わってほしい。兄やんまでがピークでした。
もしかしたら佐藤健の演技じゃなかったらもっと視聴率よかったかも。彼の素が見え隠れする演技は疑問ですよ。
もう少し頑張りが必要です。
今朝洗面所で鏡を見たら
瞼がちょっと腫れていた。
製作に関わった役者さん
とスタッフの皆さん、
胸つまる素晴らしい回をありがとう。
一話見逃しましたがすごく面白いというか毎回涙無しでは見れないドラマです。もう最終回とは寂しいです。
涙流したい人に、うってつけのドラマですね。
付け髭をわざとらしくできると思うのですが、残念。
大仰なBGMで泣かせようとしているところがいやだ。いちいち不幸の場面は不幸のテーマが流れるところがいかにも日本のドラマにありがちな陳腐な演出だ。とにかく音楽が邪魔で仕方がない。なんでじっくり無音で魅せられないのか?悲しいときはなに?悲しい音楽流さないと悲しめないってこと??それとも悲しみを助長させたいだけ??
前々からそうだけど近年の民放ドラマはやたらお涙頂戴演出が行き過ぎている。
例えば子供の演技演出もその1つだ。坊主が「おかあちゃん!(涙)」みたいな子供らしくない訴えかけるような声を震わせて泣き出す演出とか端から見てると悪寒が走るよ。なんていうのかなあ、北の国からの純くんみたいな素の演技指導が行われていないんだよね。「はいもっと泣いて!」みたいな過剰演出がなされてるから不自然に映るわけでこのドラマのスタッフはそうすれば視聴者が感動すると錯誤している。確かに泣いてる人が多いらしいけど俺は「は?」って感じ。悲しみの演出がとにかくチープすぎる。演者が泣いて音楽ババーン、子役が叫んでエンエンやればいいわけ?
いい加減朝ドラみたいな演出やめてくれよ。予定調和すぎて全然感動しないわ!!
悲しい時って如実に悲しいわけじゃないんだよ。悲しいのになんか笑えるとか、笑えるのになんか切ないとか相反するシチュエーションが混在した瞬間が一番悲しいんだよ。大好きなおじいちゃんが死んだ時、出棺の音楽が生前好きだったモー娘のラブレボリューションだったので思わず皆が笑ってしまった。悲しいのになんか笑える。でもその後なんか妙に「おじいちゃんいないんだな」って泣けたんだよね。
俺の話はともかくこのドラマは悲しいときは悲しい、楽しいときは楽しいみたいに感情が一方向にしかいかないからどうしても心揺さぶられないのよね。
確かにあざとい脚本・演出が鼻につくドラマってあるよね。
だけどこのドラマに関しては、何人かの方が指摘している音楽の使い方も含め、私はあざとさを感じません。
実際、泣かせようの演出なんだろうけど、
素直にその演出に身を任せ素直に涙できる。
その違いは何なのかよくわからないけど
心地よく泣けるドラマはやっぱり好きだな。
たぶん、ドラマの底流に常に愛情が感じられるからだと思う。
最終回も泣いてカタルシスを味わいたい。期待します。
最近の子役は皆、演技達者だよ。昔のドラマと比べれば一目瞭然。朝ドラ向きかもと言う意見には賛同。良く練られた脚本だし、半年間こういうドラマが毎日見れるのは良いことだ。多少の大袈裟演出も気にならないだろうし、ストーリーもダラダラする事無さそう。
役者は基本いい演技してるのに、演出がださいため興ざめする。本当に音楽が邪魔。
無音で演技でみせる演出。ひき算の演出。
そういう演出できる人は、テレビにはいないのかな。映画にはいるんだよなあ。
「いいかげん治ってくれんかのう」
佐藤健さん、この台詞の本当の意味を表現するのには まだちょっと足りてないと
私は感じました。(ここはそういう表現なんだって斟酌が必要になる)
不器用な でもこれ以上ない愛情表現のはずなのに
温かみよりも先に がりっとしたものを感じてしまい、残念で。
初めからなんですけれど、秋山篤蔵が持ち合わせていただろう剽げた(ひょうげた)
ところ、かわいげ・・・
今っぽく言えば放っておいても好きになってしまうような「人たらし」な感じが
物足りないんです。
これ、このままの話やセリフを小説で読んだら
もっと感動したかもしれない。
上の方の佐藤健さんのセリフはまさにそうだなあ、と思います。
この台詞は不器用ながらも、ぜんぜん迷惑なんかじゃない、諦めてもいない、あなたを大事に思ってるという
裏返しの台詞のはずなのに
佐藤健さんの言い方では嫌味に感じてしまいました。
でも小説で読んでいたら裏に隠された意図も汲んで読むことができるから、もっと感動きたかもなあ。
でもドラマだからこそグッとくるシーンもあるし、黒木さんは本当によかった。
総じて素晴らしいドラマだと思います。
主人公が単なるいい子ちゃんでなく、問題児だったのもよかった。
近年のドラマで一番好き。
としこさんみたいなお母さんになりたいです。
確かに「いい加減早く治ってくれんかの」という台詞はトクゾウがイライラしているように私にも聞こえました。でもここにくるまで夫婦の愛は充分丁寧に描かれていたと感じているのでたとえそうだとしても、治したくとも治せない歯痒さ、トシ子を失うかもしれないという焦り、今まで散々トシ子に甘えてきた寂しがり屋で身勝手なトクゾウらしくて私は共感できました。後でトクゾウの癇癪持ちをトシ子が案じる場面に上手くつながっていたと思います。
あと個人的にラブシーンの見せ方が気に入ってます。貴方より長生きします。の場面は抱き合わないことでトシ子の愛が静かにトクゾウを包みこんでいく様子が際立ったのに対し、今回のトシ子の目の訴えに応じて迷わず口移しに痰を吸い出すキスシーンは深く通じ合っている夫婦を見たような気がします。
泣きながらも泣かされている感を感じるドラマって結構ありますが、この天皇の料理番は自然に涙が溢れてくる感じが心地良いです。
俊子だけは最後まで生きて欲しかったのに・・・
あの頃は本当に何でも不治の病だった。
今は簡単に死ぬことがなくなったけど、それだけ生きることに本気でなくなっている。
黒木華の演技は、まさに国宝ものです。
黒木さんを初めて見たのは朝ドラの純と愛でしたが
あの時はほんんっっとに嫌な感じのキャラで大嫌いでした。
なのに今回は大好き。他にもいろいろ…
彼女は役になりきるタイプですね
リアルというか。
いくらヒゲ生やそうが口調を変えようが、主人公は20歳くらいの小僧シェフにしか見えない。演技も上滑りで威厳も無く吹けば飛ぶような軽さ。
大正天皇即位から10年ほど飛ばしてたんだから、そこで主役交替が妥当でした。
一番下の男の子のたらこ唇で堪えてた涙が一気に
溢れ出てしまいました。
とてもいいお母さんだったから、自然と優しい子どもたちに育ちました。
宇佐美さんの奥さんは子供たちの中で生きているって言葉もよかったなぁ。
宇佐美さんが言ってくれたのがよかった。
四季が流れる様子がとても綺麗な映像だったけど、敏子がいなくなってしまう時がどんどん近づいていく様子がよくわかってしまい本当に悲しかった。
苦労ばかりの敏子だったけど、愛情いっぱいの篤蔵のお料理を食べさせてもらえたことが見ている人にも救いだった。
私はまだ幼い末っ子があのタイミングでたらこ唇をやったのは、やり過ぎに感じました。
年を越して、新年のあいさつを母と交わしながらの涙のシーンも。
兄と姉が泣くのを見て、なんだか自分も悲しくなって泣きだしてしまう、というのなら腑に落ちるけれど。
細やかな演出によって濃密に作られた感動シーンがもう次から次へとで、お腹いっぱいです。
見ていてフォアグラ用の鴨のような気分。
息抜きのシーンも、新太郎が担っていて、そこにもここは息抜きしーんとなりますよという明確な狙いが見て取れ、あまりホッとできないんです。
やっぱりいいキャラクターだなという再認識もあったけれど、若干の寂しさ。このタイミングでの顔見せはなくてもいいので新太郎には新太郎の夢の続き、彼なりの人生を持たせてほしかったからです、個人的な感想。
家族愛を強調するあまり激動の時代のさなかに大役を担ってきた料理人としてのスケールの大きさやダイナミズムがかすんでしまっています。
ターゲット層が女性と高齢男性とかなと感じます。
早く治ってくれんかのうという言葉しか言えない、ジューテームの意味をはぐらかす・・・それでいて、かたつむりをそっと移動させる。素直になれなくて、不器用で、にくたらしくてそんな篤蔵に心奪われました。、
俊子亡き後の篤蔵の背中には寂しさとやるせなさが漂い、号泣せずにはいられませんでした。
毎回、心が洗われるようなおもいで視聴しています。
柄本祐と桐谷健太はよい仕事をしました。彼らはとてもよかった。ただのにぎやかしになった真太郎はもう感動したのがなかったかのようです。かわいそうです。あれはギャグのため?
柄本佑は空気のようになりました。
これ最終回はきっともっとつまらないと思う。
佐藤健の篤蔵がよかったわけではないと思う。主演のひがみとかではなく、総合的に中盤からだめになった。もっと筋道立てて音楽で泣かせようとするのではなく天皇の料理番がどんなものかみたかた。そう思います。ひねくれてますね。
色々ありますが総じて良いですね。日露戦争〜第二次世界大戦…ドラマのおかげで、自分の中で歴史の流れが初めてすんなり落ち着きました。
↑うん。「歴史の流れ」は感じます。「天皇」の料理番ですから。
その中で感じる「一家庭の歴史」です。
なので篤蔵さんの妻の俊子さんははずせません。今回は涙なしには語れたかった回だと思っています。
そして、新太郎さんと辰吉さん。
個人的には、新太郎さんは篤蔵さん以上にどうしようもない感じがしていますが、意外と(?)心はあったかい気がするし、迷惑かけまいとしている感じもする。実は篤蔵さんのもっと自由翻弄にしたいと思うところを吸収してくれている感じがします。
辰吉さんは性格的にかたい。でも意外と(?)スムーズにいくんでしょう。荒木さんなこと、まだ言えてなさそう。なんなんだろ?
意外と(?)お互いにもっていない面があって,「友人」でいられる感じがします。この三人の「歴史」ですね。
とうとう最終回。どのような展開があるのか心待ちにしています。
>放っておいても好きになってしまうような「人たらし」な感じが
物足りないんです。
上の方のコメントに激しく賛同します。
「いい加減早く治ってくれんかのう」というセリフは佐藤健さんでは無理です。
酸いも甘いも嚙み分けた、それでいて人間臭さを感じさせるような人間、そうした人間を演じられるような役者じゃないと。
ドラマも、話の内容と脚本が取り立てていいわけでもないです。
悪いドラマとは言わないけれど、面白いドラマ、質の高いドラマとも思いません。
普通。いたって平凡なドラマです。
それは本当の意味で「ドラマ」とは言わないと思います。
愛情の裏返しとはいえ、本人を前にして思わず発した言葉に思いました。
俊子の優しさに甘えたい夫篤蔵の本音でしょうが、そんな彼が看病することで俊子に愛おしさを募らせ身を寄せ献身的な愛に目覚める一年を四季折々の風情のなかで丁寧に描いたと思います。俊子の真心から比べたらその深さは無いかも知れないけれど、あの篤蔵がここまでたどり着いたのだと思いました。男の愛には、失って気付く者も少なくないと思いますし。
ただそれが俊子の最期だったという哀しさが、このドラマの(教訓)であり、俊子の夫の仕事最優先の真心の美しさだったと思います。
佐藤健の演技はそんな篤蔵を表現していました。
ジュテームの意味をきちんと教えてあげてほしかったです。
それが、篤蔵らしさなのかもしれないけど。
あの場面で言ってあげられることが、真の愛情では?と思いました。
やっぱり、言葉の響きって絶大だって思うから。
つまらない。変なドラマ
大日本帝国一のコックになるんですー
のセリフがずっとテレビで流れていたのと天皇の料理番というタイトルとで
もっと料理人としての側面を詳しく見られると期待していたのでそこもあれ?という気がぬぐえません
このような家族愛がメインのドラマだったのなら
番宣では別のセリフを切り取ってくれるのがまごころってもんじゃないですか。
いつも楽しみに観ています。今回も感動、号泣しました。かたつむり、鈴、牛刀等、流れとの絡みの演出は大好きです。篤蔵、俊子の愛情表現の細かさ、周りの人の優しさも大好きです。人間愛を感じられるドラマは引き込まれ、大好きなドラマです。
しかし、既に意見があるように、主軸として料理人の場面をもっと観たいです。料理番になってからは平穏無事でエピソードがなかったかもしれませんが・・・
ドラマ全体としては興味深く見れていますが、ここにきて主役の演技が鼻につきます。若いころはあれで良かったと思いますが,ひげはやしても、変わらない。
「いくらヒゲ生やそうが口調を変えようが、主人公は20歳くらいの小僧シェフにしか見えない。演技も上滑りで威厳も無く吹けば飛ぶような軽さ。」
に全くの同意です。
俊子の最期は篤蔵と二人で静かで良かった。
あの反抗期だった一太郎がしっかりしてきて頼もしくみえた。
これで泣けたらなんでも泣ける。俊子さんが…。
ポカーンです。
みんなこんなのが好きなんだろうね。視聴率は語っているから。でも仁と似たような空気だが佐藤健君の髭には同意する。無理矢理だよ。
石丸さん、平川さん、白夜行のような責めの作品作ってください。これは王道路線すぎます。
あの名作を作ったプロデューサーです。
守りに入らないでください。
私はこのドラマでは泣けません。
白夜行は思い出しただけでも息がつまります。
次回作期待してます。
「いい加減早く治ってくれんかのう」の台詞に対する皆さんの
コメントが様々でとても興味深いです。
私もあの台詞はちょっと痛い感じがしました。でもそれは佐藤健
という役者さんが解釈したところの秋山篤蔵だったんじゃないの
かなと思ったりしています。
原作を読んでないので、いえ原作を読んでないから余計にそう感
じるのですが、あのドラマの秋山篤蔵って、すごく激しい人じゃ
ないですか。
若い頃なんて義理も道理もないむちゃくちゃな生き方をしてきた。
支えてくれる人や料理に対するがむしゃらな努力がなければ、き
っと落伍者の烙印をべったりつけられるくらいの生き方で、そし
て人の本質は、長く生きても根っこの部分ではそう変わらない。
だからあの台詞は、篤蔵の至らなさもまた表現しているんじゃな
いのかなとも思うのです。
そして俊子ちゃんは、そんな篤蔵を、心底愛して心配していたの
だと思ったりしてます。
少なくとも私が今までみてきて感じた佐藤健の秋山篤蔵は人格者
とか人生を分かったふうな人ではなく、激動の時代をその時代よ
りも激しくがむしゃらに生きた人、でした。
あ、まだ終わってない。
これって感想の感想でしたでしょうか。
ついつい皆さんの感想に反応して書き込んでしまいました。
ルール違反でしたらすみません!
08-48-02さんのおっしゃることにちょっと賛成です。
夫婦愛や家族や周囲の人たちとの交流がとても温かくてやさしくて、最近のドラマの中では秀作だし感動もしてますが、ドラマが始まる前に私なりに予想していた内容とかなり違ってました。
もっと宮中の料理長としてのお仕事がメインに描かれるのかなと思っていました。もしくは朝ドラの「ごちそうさん」みたいに主人公がやたら新しい料理を工夫してそのレシピを詳しく紹介したりする話かな、なんて想像してたんです。(プロのシェフの話だからそれはないですよね)
戦中戦後の苦しい時代になる最終回で「料理番」としての仕事や陛下との触れ合いも語られるのでしょうね…
セリフや演技に自分なりの解釈をはさめる余裕があるから私はこのドラマ好きです。
見返すと色々新しい気づきがあって二度目は違う楽しみがある。そして一番すごいと思うのは最初に見た時は聞き逃したり見逃したりしていた部分がありながらしっかり心に響いて面白いと思えるところです。
説明のためのセリフやバラエティーの過剰なテロップが苦手なので、解釈が割れて議論になるくらいのドラマは視聴者への信頼と作り手の自負が感じられて嬉しくなります。
とても面白いし良いドラマとは思いますがそんなに感動するほどのドラマかなぁ~と思いました。
何にでもすぐ感動する人って簡単には信用できない人が多いのも確かなことで・・・
私は感動はしませんでしたが良いドラマとは思います。
この回はいけません。
涙腺崩壊すぎ!!
でも久々に泣いてスッキリした〜(笑)
佐藤健さんはあんまり好きな役者さんじゃなかったけれど、このドラマでファンになりました。
かわいいなぁ。
最終回が悲しい〜
「どうしてこんなにも愛があふれているんだろう」
予告スポットでこの言葉がよく流れていたので、今の話の流れは自然に入ってきました。
久しぶりにはまったドラマです。
なんでこれだけ7月に食い込んでくるのか。まとまりもない。ちゃんとまとめてほしかった。
すみません。言いすぎました。
帰宅したら俊子が苦しそうに呻いていた。
痰が絡んで呼吸できないのだと気づき、咄嗟に俊子の口を吸って痰を出させた...。
この時の篤蔵の心に去来したのは、あとちょっと遅かったら俊子を失っていたかもしれないという激しい恐怖感と俊子への深い愛おしさだったと思います。
俊子の死が確実に近づいているのだと思い知らされた篤蔵ですが、なんとか平静を保とう、俊子を元気づけようとして出た言葉が、あの笑顔を引きつらせたようなわざとらしい「いい加減早くよくなってくれんかのう」だったのでしょう。夢中で自分の痰を吸い出そうとする篤蔵の姿を間のあたりにして、その直後の言葉がぎこちなければぎこちないほど、篤蔵の自分への深い思いを俊子は確かに感じ取ったと思います。
こうした不器用なところが篤蔵の持ち味でしょうから、佐藤健さんの演技は一貫性があっていいと私は感じました。
いつもいつも誰かのために役に立とうとして、それが生きがいになっていた俊子ですが、床に臥すようになってからは何もできなくなってしまいます。篤蔵の世話をしたくてたまらないのに、逆に篤蔵の世話になってしまって心苦しい俊子。しかも俊子は自分が亡くなった後の篤蔵のことが心配で仕方がない。そんな俊子から「ジュテーム」の意味を問われて、「食うことや。今日も明日も明後日も、わたしはあなたより長生きします、という意味だ」と答える篤蔵に涙が出ました。
誰かの役に立とうなんて考えなくても、俊子が生きていてくれるだけで篤蔵は充分幸せなこと、だからこそ俊子にはちゃんと食べてしっかり長生きして欲しいこと、自分が俊子のことを世界一大事に思っていること、を篤蔵は伝えたかったのだと思います。
それは同時に、かつて篤蔵からの再婚のプロポーズに応えて、「篤蔵さんより長生きします」と口にした自分の言葉の意味がちゃんと篤蔵に伝わっていたことを俊子が確認した瞬間でもありました。
このドラマで「ジュテーム」の名訳を聞くことができて本当に幸運です。
ところで、上のほうで「皇室がらみ」の感動的な脚本がプロパガンダとして使われる可能性を指摘した方がいらっしゃいましたが、同意します。
森下さんのように「感動のツボ」をしっかり押さえるだけでなく、緻密に伏線を張り巡らせ、着実に回収していくような優れた脚本家が万が一権力の側にとり込まれてしまったら...想像しただけでぞっとします。時期が時期だけに、状況が状況だけに。
その通りだと思います。篤蔵らしい、精一杯の愛の告白になっていますよね。手紙の伏線をここに至って、綺麗にまた意味深く表現した脚本の美しさが見事だと思いました。そして黒木華と佐藤健ふたりの演技が良かったと思います。
終わっちゃうのが勿体無い
振り返ると、兄病死には明治天皇崩御、妻病死には関東大震災や大正天皇崩御と、誰か身近な人の死とその当時の社会が抱えた死をBGMにして、見る人の涙を誘おうとしてきた。
そういえば、篤蔵に西洋料理へのきっかけをもたらした軍人さんも戦死していたなあ。
今度は、一つには太平洋戦争があるが、身近な人物のだれが犠牲になるのだろうか。予想としては2〜3人浮かぶ。もし本当にそうなったら、やっぱりってことになり、安っぽいお涙頂戴ドラマの仕上げにふさわしい。
いよいよ今夜、最終回ですねー
前回は俊子、彼女の人となりが子供達へと受け継がれていく様が丁寧に描かれていてよかったです。夫婦愛の描かれ方も、初回からずっと細やかな演出(特に鈴とカタツムリの使い方が秀逸)とセリフで感動のツボをきっちりと抑えていく。以前にもコメントしたのですが、なんといってもこの作品はセリフが素晴らしい。平易な言葉を連ねるだけで、ここまで作品のテーマである「まごころ」というものを描き切ろうとする脚本の底力を感じます。
うーん真面目な話これ何だろう?話おかしくないかなぁ。
とくぞう苦労したのはせいぜい華族会館の時ぐらいだよね。あのながれからすると、パリでの出来事もなんかなぁ。
音楽でごまかしてるだけじゃないのかな。
フランソワーズと俊子いい方すぎてね。
すごい偽善的でこのドラマ好きならいい人間だみたいなのが嫌。
歴史は分かりくい。
はやく次見たいなぁ。もう佐藤健さん以外見れないからさぁ。
佐藤健さん以外の俳優の方の演技は好きですがね。桐谷さんと柄本君みおさめか。
もしかしたら見れないかも。彼らがいなかったら脱落してたから。
長い。拡大かぁ。佐藤健君最後まで演技なれず。
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