5 | 108件 | ||
4 | 109件 | ||
3 | 75件 | ||
2 | 38件 | ||
1 | 65件 | ||
合計 | 395件 |
「美しいと感じる立ち居振る舞いは小笠原流や茶道の文化が広まった江戸時代の半ば以降に出来上がったものではないでしょうか?」との意見、平安時代から既に、御所では特権階級である貴族の座る位置ですら厳格に決められていました。だから源三位頼政が未だに昇殿が許されない4位の我が身を憂いた和歌を詠んで、それがきっかけで清盛に3位に格上げしてもらいましたね。それくらい身分や作法にはうるさい国なんです。
「武士道」という精神は確かに新渡戸稲造の著書で用いた言葉ですが、身分による作法は昔から厳格でした。今でも立ち膝が礼儀の国と一緒にしないで下さい。
茶道が始まったのは室町時代で、信長秀吉のいた戦国時代に大流行します。それはあの「下克上」、弱肉強食の殺し合いの殺伐とした時代ですら、身分(官位)によって決められている”室町幕府の小笠原流礼儀作法”が面倒くさいので、3畳間や4畳半の狭っ苦しい茶室で、せめて茶を飲む時くらいは身分を無視して、客と主人の関係になって腹を割って話せると言うので、大名の間で流行ったのです。豪商や上級の武士階級にまで普及したのが江戸時代です。北条政子があぐら座をしてとてもリアル?私が知る限り過去のドラマでそうしたシーンは一度も見たことが無いし、馬を駆って部下のように伝令役をしていたのもあのドラマだけです。
一介の汚らわしい武士でしかない源頼政はなぜ清盛の斡旋だけで三位にまで上れたのでしょう?
そもそも平清盛はなぜ太政大臣にまで上ることができたのでしょうか?
現在伝わっている公家礼装は必要に迫られて幕末期に復元されたものです。
その他の有職故実も複数の流儀を明治維新後に無理やり混ぜこぜにした新造品です。
真の意味での伝統は応仁の乱の際に断絶しています。
上記は何をいいたいのでしょうか?
仮に応仁の乱で分断されたとすれば、ドラマでの所作は根拠がなく、自らの主張であるリアリティは自ずと矛盾していることになりその主張は崩れます。
リアリティとは「本物らしく見えること」であり、史実や現実と同一であることを保証しません。
ドラマや映画の世界ではむしろ虚構を描いた方がかえってもっともらしく見えることも多いのです。
史実の向こう側に広がるドラマチックな世界を感じたくない頭の固い方、あるいは感じるセンスを持たない鈍感な方は
ドラマなんぞに期待せずドキュメンタリー番組や史書の世界に引き籠っていた方が身のためでしょう。
なお本作の名誉のために付け加えますと、作中の儀式儀礼や芸能は当代きっての研究者が
その水準を保証しており、平安末期の習俗を示す映像資料としても充分値する出来になっています。
このドラマは当初から某県知事の公人とは思われない暴言から始まり、視聴率が低いということばかり声高に叫ばれて世の中にある意味偏見を与えてしまったことは不運だったと思う。
また作りかたやキャラの独自性が万人に受け入れられないようなものだったことも否めない。
しかし、武家のみならず皇室や宮中の人物にも非常に人間的な情念を細かく描写した部分、これまでドラマではあまりお目にかからなかった平家物語の実に細かい話を再現するためにこだわり抜いた伏線つくり、今様に節をつけた印象的な旋律、豪華な衣装や美術、などドラマとして非常に個性がある面白い作品だったと思う。
時代劇畑の大御所のような役者をほとんど使わなかったのも冒険だったが予想以上にインパクトのある演技をしてくれた役者が多かった。
終わってもいまだに心に残っている場面が多い。
とにかく、つまらなかった、の一言です。
数少ないファンがいかに熱狂的に愛そうと、
これは失敗作、NHKの黒歴史ですよね。
最初からずっと酷い視聴率だったわけではなく、
ある程度は見たうえで、
多くの視聴者が離れていったのですから、
評価はとっくに決している。
ファンの皆さまは騒ぎたてず、
世間から忘れ去られるのを待った方が良いのでは。
こんにちは
視聴率によって作品の評価が決まるのだとすれば
このサイトの存在意義はありませんし彼が書き込んだ文章も
まったく意味を持ちません。哀れなものです。
この作品は低俗な騒動に巻き込まれた影響で
幸か不幸か文化人や知識人の間でムーブメントを巻き起こし、
脚本から演出、演技、音楽、美術の隅々に至るまで
クオリティの高い作品という評価を確立しました。
視聴率という指標に全幅の信頼を置くのならばそれも一興でしょう。
しかしながら、興行成績と作品の品質が必ずしも一致しない
という考え方があることも是非ご承知願いたいものです。
昨年一年間ずっと平清盛のブログを描き綴っておきながら最終回のあと、大河ドラマ史上最低最悪の駄作だとまとめている人がいて(ひどい!)そんなら途中でやめとけばいいのにと思いました。 一方、大人気の「あまちゃん」のヒロインのコが「平清盛」大好き、松山ケンイチさんがかっこよかったとnhkの雑誌のインタビューで言い、劇中でも「一蓮托生」とか清盛を連想させるセリフがでて来るので、オマージュだとか言って清盛ファンが喜んでいるらしいです。私はあまちゃんをみてないのでわかりませんが。
文学的で耽美的で、人間描写の深さが実に素晴らしいドラマだった。そして松ケンの演技の見事さ! 生涯忘れられない作品になった。
文学的で耽美的で、人間描写の深さが実に素晴らしいドラマだった。そして松ケンの演技の見事さ! 生涯忘れられない作品になった。
ドラマの放送時には、このサイトの存在を知らなかった。知っていたら、いつもいつも投稿したのに…と残念だ。このドラマの素晴らしさ、いっぱいいっぱい話したかった。聞いてほしかった。
時々見返してます。その度に感動。
個人的に平安時代や百人一首が好きなのもあってか、平清盛にはハマりにハマりました。
人物関係とか、わからないところはネットで調べて補完していた日々。楽しかったです。
05-02 04:12:27さん、私もいっぱい話したいし聞いてほしいので今からでも遅くないです、ご意見を投稿していただけませんか?5-10のハマりにハマった方も、時々見返した時でいいので感動したことをお話しください。戦国時代や幕末の大河ドラマもいいけど、雅やかさではやっぱり「清盛」が最高と思っている私です。
武井 咲ちゃん\(^^)/
画面が揺れてよいそうになった記憶があります。
つくりこみすぎたんでは?
実に実に素晴らしいドラマだった。昔は「風林火山」や「葵・徳川三代」などレベルの高い大河もあったのに、最近では「平清盛」ぐらいしか思いつかない。シェイクスピアのように壮大で深い人間ドラマだった。
いまでも時々好きだった回の録画を見なおしています。そのたびに耽美的で濃密な内容に、心ゆくまで酔わされます。またこのような優れた大河に巡り逢いたい。今年があまりに駄作なので、余計にそう思います。
とても良かったです。
忠実に描けていて、リアルな描写も多かったので最終回を除けば非常に満足です。
最後は建礼門院の最後の姿を映して後白河院と武士の世を語らう姿で締めくくればよかったと思う。
平清盛にも一言だけ。当時は凝りすぎてて見にくかったが、松山ケンイチ主演であるだけで見たんだよ。だから見てられなかった。
しっかり見るとなかなかよかった。作り込みすぎはほめてるのもあるかも。
軍師官兵衛もだけど私は今だったら星4にするよ。
失礼。
いやな予感するな。真田丸すべるかもなぁ。
松山ケンイチすごい良い演技はしてた。
いい俳優たくさんいたね。
歴史に詳しくないがこれはなんかしこりがある。平岳大最近知って過去作品見たらめちゃくちゃ上手い。
あとは上野樹里の江。あれは谷田歩いたね。最近また見ました。少しはよく思えた。
現在の花燃ゆの井上真央。3人はよかったんだよね。乱文失礼。
すみません平さんでてたの篤姫ですね。関係ないのに失礼しました。
まつけんは他局で最近見たがいい演技してましたよ。これで失礼します。
松山ケンイチのあの粗末な演技で現場はよくOK出したなと思う。
第一部は中井貴一の忠盛を始め、白河法皇、鳥羽院、璋子、佐藤義清、源為義、源義朝らの濃いキャラに清盛が隠されていたため満点の出来だったと思う。しかし清盛がメインになる第二部、第三部は見られたものではなかった。
「画面が汚かったから人気が無かった」という評価を見るたびに違和感を感じる。
懐かしいマツケン(笑)。最近は映画だね。見るとやっぱり好き。
確かに粗かった。見るの辛かった。
ここ数年の大河の中でも一番好き。
もう一度見る機会があれば瞬きせずに観たい。
清盛だけは記憶から抹消した。
藤本さんが「ちかえもん」で向田賞受賞。とても嬉しい。
「平清盛」は芸術的で文学的な香り高いドラマだった。
今でもときどきは思いだして、録画を見なおしている。
大河としては異色かも知れないが、名作であることには変わりない。
風林火山は好きだけど平清盛もう一度見ようかな。それぐらい時代劇は好きになった。
風林火山は面白かったんだが…今期のドラマは終わりだし。配信じゃなくDVDでね。
映像が苦手なんだよなぁ。
ちかえもんは大好きでした。
いやいやみにくいって結構きついよ。画面酔いは致命的。面白かったのは後からみたらね。
当時はあまり興味がなく見てませんでしたが、たまたまCSでやっているのを見てすっかりはまっちゃいました。昨今の大河ドラマとは違い こうゆう流れのドラマの方が自分には合ってるみたいです。松ケンかっこいいし。
平安時代の文化.風習.政治について少し勉強した後に、改めてちゃんと「平清盛」を観たら、とても面白いドラマだったと分かった。
主役の松山ケンイチは、とても魅力的な清盛になっていたし、
他のキャストたちもそれぞれの役の持ち味をうまく表現していた。
脚本.演出もとても良かったので、ドラマに深く入り込めた。
素晴らしい作品だと思う。
平氏と源氏で似たような名前が多い中
このドラマのおかげで
よくわかるようになった。
保元の乱や平治の乱とか特にね
『おんな城主 直虎』のが『平清盛』のレビュー化してます。御覧ください……。
何年経っても面白さが色あせることはない。
「平清盛」後の大河は正直いって、急速につまらなくなった。
隠れた名作であることが良く分かる。素晴らしかった。
所詮は「西郷どん」「江」「花燃ゆ」よりは良かったという作品。
今でも機会があるごとに録画を見直しています。
私にとっていわば「魂のドラマ」です。
そんなふうに言えるドラマに、一生に何度出会えるでしょうか。
そのぐらいのドラマでした。
王家という呼び方や画面が汚いという某知事の暴言など、当初からいろんな試練にさらされたドラマでしたが、その頃から坂東玉三郎さん初め、美意識の高い方々に熱烈に支持されていました。放送中の支持者たちの熱狂もすごかった。レビューをすべてプリントして残しておきたいほどの、高尚で充実した内容のレビューが多いのも、このドラマの特徴でした。放送後も忘れられるどころか、識者らのムーブメントがあちこちで起こり、今では大河の隠れた名作の一つとしてしっかりと地位を築いています。ここに来るまでは長い道のりではありましたが、いわば当然の結果でしょう。藤本さんの並々ならぬ才能に感服し、、またマツケンさんの魂の演技に感動しました。良い作品は永遠に色あせないを、地で行ったようなドラマですね。
時々ドラマ評で優れた作品で目にしていたので、レンタルで時間をかけて見た。
最近の大河では感じられないものがあった。
確かに良い作品だと思った。
傑作だと思いますが、間口が広い作品でなかったことは確か。この作品の視聴率不振が、その後の大河ドラマの視聴習慣に多大な影響を与えてしまったことは否めないです。大好きな作品ですが、罪深い作品であるとも思います。
悪くはなかったし、それなりに楽しめた。近年の大河のなかでは見ごたえがあったのは確か。
ただ、「新平家物語」のぼうが数段面白かった。また、同時代なら、視点がちがうが「草燃える」も秀作。
どうしてもそういうの比べると見劣りしてしまう。
「新平家物語」はいわば王道的な面白さでしたね。私も好きでした。「平清盛」はある意味、前衛的というのか新感覚というのか、いや、その表現もちょっと違いますね。当時の歴史を描くという以上に、人間の醜悪さ、複雑さ、不条理…、そういった人間の持つ諸々の矛盾に深く踏み込んだ面白さがありました。より文学的というのでしょうか。それが藤本さんらしさといえば、そうなのかも知れません。大河ドラマという言葉では一括りに出来ない世界観でしたね。後にも先にも、あんな大河は他にはなかったと思います。
やはり王家は強烈だった、、
背筋が凍るような遊びが~からの音。
八重の桜の戦闘シーンでもあったはげしい画面ゆれ…分かりにくい難解なストーリー、、
でも今では好きだよ、、藤本さん。
文句なしの傑作だった。確かに万人向けではないかも知れないが、高視聴率=秀作ではないことを、身をもって知らしめた。
「家盛決起」の回を見たとき、これは凄いドラマになると確信したものだ。そして「鳥羽院の遺言」「前夜の決断」「保元の乱」「勝利の代償」「叔父を斬る」と、息苦しいまでの神回が畳みかけるように続いたときの衝撃は今も忘れられない。
ようやく大河の名作と認知されてきたのが嬉しい。
もう一度全編通して観てみたいです。
王家、画面揺れ、主役の迫力と情に欠けた顔立ち(西郷どんと共通)、わかりにくさを放置した展開、始まりから終わりまで暗い画面。
頑張って最後まで見たが誰も好きになれなかった記憶しか残っていない。残念な一年だった
ヤ●ーニュースではいだてんの視聴率が良くないそうだ。
それにしても、相変わらず最低視聴率という点でしか平清盛を話題にしないマスコミと、
それに対して
このドラマの面白さやクオリティの高さをちゃんと認識している一般視聴者。
その落差をいつも感じる。
何年たっても忘れられないドラマってそうあるものでは無いですが、
私にとって平清盛はそんなドラマでした。
ともかく作りが凝っているというか、
優れた文学作品を読んでいるような気持ちになれました。
万人に愛されるドラマは勿論大事ですが、
一部の人であっても、その人生観までを左右するような
強烈な作品を作れるって、すごい事だと思うのです。
私の中でまだこれ以上の作品は出てきていません。
ここまでの大河は今後もおいそれとは出てこないだろう。大河史上に残る屈指の名作である。
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