5 | 108件 | ||
4 | 109件 | ||
3 | 75件 | ||
2 | 38件 | ||
1 | 65件 | ||
合計 | 395件 |
おっしゃる通り、このドラマ、清盛の政治家としての理想は頻繁に語られるのですが、それを着々と政治的な働きかけ方によって現実化させる過程が細かく描かれていないところが
難点だと思います。婚姻関係だけでなにかが動くものでもないのに…。情緒的な描写にはすぐれていますが、もっと政治的駆け引きを描いてくれないと、頼朝はじめ伊豆の源氏が清盛を憎み、結束して行く説得力に欠けます。
一方、宴の食事については、私も当時の食に詳しくないので断言はできませんが、このドラマ、菓子に至るまで大変細やかに当時を再現するような小物に対するこだわりはあるようなので、清盛の一族内での祝賀会では、政治的な意図を含んだ後白河の宴の時に用意した宋風の豪華な食事などとは差別化を図ったことは考えられると思います。いくら公家風になったとはいえ、元々が武士、元庶民だったセレブが実はあじの干物大好き、で内輪の食事ではやっぱりそういうの食べたい、って感じですかね?時子さんもそこは心得ていたのではないでしょうか。まさか藤原摂関家がひょっこり現れるとは思っていなかったのでしょう。ま、武家の行事食としては十分豪華なんでしょうけど。
清盛の熱病だけで1話分だなんて・・・松ケン悶絶シーンばっか。
もっと他にエピソードなかったんかいな。
しっかし、聖子ちゃんカワイイわ~(笑)
いよいよ頼朝と政子も出会うし、これからの展開に期待。
今日の回って必要なのかしら? ほとんど病にうなされる清盛の夢の話ばかり。もちろん、それで後白河上皇との”もののけ”つながりを強調し、今後の関係に興味を持たせようとのことなんだろうけど、なにかぴんとこなかった。ほんと、他に何か話がなかったんでしょうかね。
清盛の母は実は祇園女御だったとか、彼女の妹だったとか言う説があるようですが、清盛誕生のキーパーソンだったことは言えるみたいですね。このドラマでは松田聖子さん。
好きでも嫌いでもありませんが、やはり他の人にはない独特の存在感があることは否定できません。
今回はこの大河ドラマの特徴を表した回だったと思います。とにかく情緒的。繁栄の頂点に上り詰める清盛が本人の意思には関わらず「もののけ」の血統であることを再確認したのでしょう。そういう意味では一貫性はあります。
しかしそれにしても冗長。このノリについてけるか、これを歴史ドラマとして楽しめるか、で好き嫌いも大きく分かれるような・・。
久々に伊東四朗さんが登場で圧倒されました。晩年の清盛や後白河には本当はこの人くらいのインパクト欲しいです。
今回も捨回?
前回は宴で45分、今回は総集編みたいなので45分。
オカルトみたいな話ばっかりだけど、もっと政治的な部分とかで描くべきことあるんじゃないのかな?なんかエピソードなくて無理矢理回数伸ばしてるみたい。
俳優陣とか演出どうこうより、脚本の稚拙さが視聴率低迷の元凶だと思う。あと「遊びをせんとや〜」はもうやめてほしい。
あの脚本は稚拙という表現はちょっと違うように思う。
へんにマニアックで凝るところはものすごく凝った脚本。
ツボにはまる部分がある人はそれなりに楽しめるかも。
万人向けではないので、ついてけないところがあるけれど、
ついてけない方が悪いわけじゃないと思う。
もうちょっと違う形もあったのではないかな、と感じるこの頃。
「遊びをせんとや~」はきっとしつこく最後まで続くと思う。
難しい時代の話だけど、私は結構面白く見ています。
白河もののけ法王、すごいオーラですよね。久々に強烈です。
でも、昔はベンジャミン伊東だったのに・・と、つい思ってしまうのは私だけ?
更に、もののけ父=石原都知事を連想してしまいました(関係ない話題ですみません)
低視聴率の原因は「遊びをせんとや~」の歌にあると思います。
今度こそ見ようと思っても、番組のはじめにあの歌が流れると思わずチャンネルを変えちゃう!
なんだか耳に残って不気味なのよね、あの歌。
それを毎週一年間聴かされるのは耐えられない。
「遊びをせんとや~」、「梁塵秘抄」の中の有名な今様でそれに新たに節をつける、という試みは斬新で、それ自体は決して悪くはないと思います。人生の中で日々様々な苦労をしている大人が子供たちを見て生まれたなかなか深い歌だと感じますし。
当時流行っていた遊びとして「双六」も賽の目一つで運命が変わることの象徴としてこのドラマではよく使われていますね。これもおもしろい小道具だと思います。
ただ、確かにこの歌や双六がしつこく出てき過ぎますよね。それだけが低視聴率の原因ではないでしょうが、昨年の最悪大河の後、かなりひいき目に見ている私でさえ食傷気味です。
せっかくの効果的な小道具が、なんだか非常に押しつけがましく感じられる。もっとクールな視点からの歴史的流れや人間関係を描いた上で、ここぞ、というポイントで使って欲しいものです。
毎回オープニングで聞かされた上に、登場人物のそれぞれの節回し(それも皆上手いとも思えないのに)で、のど自慢みたいに繰り返されてはたまりません。耳について嫌いになる人が出て当たり前。その分他のことに時間を使えば?と思う。
面白いところもいろいろあるし、良い俳優さんも出ているのに残念な部分だと思います。
追記
まあオープニングのテーマ曲だけでもう嫌悪感で、ドラマ見たくなくなる、という方はムリして見る必要もないとは思います。あれだけでドラマ全体を否定はできませんから。私は
1月に聞いた時はちょっとわかりづらい親しめない曲だと感じ、子供の声とちぐはぐな感じがしましたが、今ではドラマの雰囲気にはよく合ってる良いテーマ曲だと感じてます。
しかし・・・あの今様はあの子供の声とせいぜい乙前さんのだけで十分。後白河も清盛も上手くない・・滋子に素っ頓狂な高音で歌われた時にはそれこそチャンネル変えたくなりました。
大河ドラマ「国盗り物語」で織田信長役の高橋英樹が「敦盛」を謡って舞うシーンがありましたが、
あれはとても効果的で子供心にも感動しました。
あれから40年経ってもあの節は忘れられません。
そのような心に残る使い方して欲しかったですね。
なんだかんだ言っても紅白歌合戦も大河ドラマも歴史に残る国民番組。
話題性や視聴率重視よりも内容の充実を図ってほしいと思います。
同感です。
私は「国盗り物語」知りませんが、「敦盛」は謡曲の名曲。高橋さんはきっと相当練習なさったことでしょうし、歳月を経ても心に残ってる方がいらっしゃる、ということはよほど
ドラマの中でバランスよく効果的に使われたのでしょうね。
最近は娯楽も多様化して利点もありますが、紅白や大河ドラマくらいはその時だけでも家族がTVの前に集合できる吸引力を何とかして保って欲しいものです。
子供の頃によくわからなくても何か面白い感じがする、という感覚はとても大事だと思います。
しかし「遊びをせんとや」はドラマつまんない、と言いながら。うちの子が口ずさんでたりして・・なぜ???
グロテスクなシーンも多くて、あまり子供に見せたいとは思えないけど、親が見てると半端に見ているのが子供。
「遊びをせんとや」うちも歌っております。
この歌はともかく、ドラマ全体の音楽は、怒涛の渦に中にいるような、闇の中を歩いているような、不安感や神秘性が感じられるような曲は、とてもいいと思って聞いてます。
逆に明るい雰囲気になる曲が安易でイマイチかな。
昨年の大河に比べたら、清盛はかなりよく出来てると感じます。
清盛のイメージは、武士あがりなのに貴族のマネごとをしたりして気取った腹黒い傲慢な人、という感じだったけど、確かにこの時代に頂点に立とうとする人物は、より精悍でエネルギッシュだったのかも、と思えました。
ただ生き抜くことですら大変だったわけですからね。
終盤に向かって、どんな風に落ちぶれていくのか、興味持って見ております。
それにしても繁栄するも落ちぶれて滅亡するも一族郎党、何の罪もない子供も一蓮托生。
ただその家に生まれたというだけで、訳も分からず未来をすべて奪われる子供たち・・
どんな想いだったか現代の私達には計り知れないものがありますね。
そう思うとあの「遊びをせんとや生まれけん・・遊ぶ子供の声聞けば・・」という歌に
何とも皮肉な響きを感じずにはいられません。
遊びをせんとやの歌が妙に生理的に不愉快なのは機械音だからなのかな?
それぞれの感じ方なので、何とも言えないところはありますが、「遊びをせんとや」の部分は機械音ではなく、人の声とかオープニングではピアノですね。
ドラマ全体で使われている音楽とのギャップやメロディそのものが嫌い、ということもあるのでは?
私も梁塵秘抄で文字で読んでいたあの今様のイメージとこのメロディが最初一致せず大変な違和感がありました。
しかしドラマを毎回見ているうちにこのドラマにはこれもありだな、と感じるようになりました。しつこいのはやや閉口してますが。知る術もありませんが、平安時代、実際にはどんなメロディだったのだろう、と思います。こんな感じだったのかも、と思う反面実は全く違ったのかも、とも。
「遊びをせんとや」の歌は意味からしても本来大人が無邪気な子供を見て歌ったものです。だから本当はそれを子供が歌うのはヘン、というか、今でもあるように、意味も分からず
流行歌を子供が口ずさんでる、と解釈できます。
清盛や後白河がそれを歌うのは、言ってみれば今の政治家が松田聖子の歌を口ずさむようなものです。だから、ってわけでもありませんけど、あれはオープニング以外、ここぞ、と
言う時以外はやたらに使って欲しくない感じですね。ま、そんなことまで考える人もあまりいないのでしょうけど。
歌から切り離したときのあのメロディ自体は悪くないんじゃないでしょうか?
このドラマ、良いところは目立たず悪いところは目立ちやすいと思う。
スタッフの自己主張がぶつかりあってコチャコチャしてしまい、結果として良い部分が目立たなくなってしまっているのが惜しい。
私はこの時代大好きだから見ていますが、変に漫画的・同人誌的に作らず、もっと普通にクオリティの高いものを作ってほしかったのが本音。
史実と同じにしろなんて、歴史オタでも誰も思っていないでしょう。
ただ、不勉強な視聴者が脱落的な的外れな批評は、歴史オタから見ても不快です。普通の視聴者に食いつかせるのが大河では?
なんだかイヤなのは、リアリティ=汚しだとでも勘違いしていそうなところ。
出来る限り全てにおいてリアリティを追求するならともかく、ありえない場面満載なのにそれをやるから、不快感を覚える人が多かったのでは?
わざわざ美人女優を汚くせずに(後のギャップを狙っているにしてもやりすぎであざとい)、普通に松ケンに老けメイクをしてあげればどうかと思ってしまいます。
平家納経や舞の場面など、変に自己主張の見えない、名もなきNHK美術スタッフさん達には敬意を表します。そういう方達の意見をもっと取り入れてほしかった。
一部の人にしか受けない作品を作って低視聴率にした罪は大きい。
なぜなら、本来とても面白いはずの平安時代の大河や時代劇が、清盛の失敗で作られなくなる可能性が高いからです。
視聴率的にはどう見ても失敗ですから、制作陣が二の足を踏むようになります。
テーマでも音楽でもとにかく繰り返し使うのがお好きなようですが、とにかく徹底的にやらないと気がすまないようで…視聴者のニーズを掴み損ねている印象。
>あれはオープニング以外、ここぞ、と言う時以外はやたらに使って欲しくない感じですね。
すごくわかります。梁塵秘抄は好きなのに、あのメロディーは使われすぎてもう生理的にちょっとイヤになってしまっています。
後白河院は芸術には素晴らしい感性を持っていた人ですし、他にもいい歌が多いので、もったいないです。
実際にはどんなメロディだったのかは、私もすごく気になります。
曲自体がテーマとはいえ、しつこすぎる反復描写は洗練からかけ離れています。
松ケンはもっと上手いと思っていたなあ。表情の演技だけで貫禄を出すのは無理なんだから、もっと所作や発声を必死で習得してほしい。
とはいえ、どう演じていいかわからなくて無理ないだろうとも思う場面も多い。
脇のキャスティングは凝っているし、合った役者さんを使っているし、いい演技も多いですね。
脚本家さんは優秀なのでしょうが、政治劇が苦手のようです。
基本的に清盛公には愛着がないのかな?とよく出来た脇役の描写を見ていて感じてしまいます。
制作側の努力が空回りしてしまってるようで、惜しい部分が目立ちすぎる作品。もう少し謙虚に作ってほしかったです。長文失礼いたしました。
遊びをせんとやの歌、評判悪いですね。 私は繰り返し使われても全然気にならないけど。正直、好きですね。それよりも武士が天下を取る、みたいなテーマの反復のほうが私は気になります。あまり頻繁にそれを口にされるとうんざり。
>脚本家さんは優秀なのでしょうが、政治劇が苦手のようです。
基本的に清盛公には愛着がないのかな?とよく出来た脇役の描写を見ていて感じてしまいます。
全く同感です。
人間ドラマとしては面白く見ごたえがある部分が多いし、話の回収の仕方などみごとなのですが、歴史劇として何かが欠落している感をぬぐえません。
脚本家さんは歴史的なエピソードを情緒的にドラマチックに描くことがこの時代のことを伝える最良の方法だと考えていらっしゃるのかもしれません。しかし歴史上のエピソードは
それだけで十分面白いはずですし、私達はそれが見たい。清盛が主人公ならその視点から、分かりやすく丁寧に歴史を描く中で見る側が自分なりの解釈を楽しむこともできるし、感情移入もできるのですよね。
政治的駆け引きの面白さがちっとも伝わって来ないのは、やはり歴史そのものに対する愛着のなさの表れのような気がします。双六だの歌など小道具だけでは「歴史」は伝わりません。
もちろん昨年の大河のように、当時の文化的なものを無視したり、大幅な歪曲化みたいなものはないのですが、主人公清盛が言葉で理想を語ったり、心理描写ばかりの場面が多すぎて、歴史を動かす「政治家」として汗水流す仕事してない!
そのあたりが今一つ面白くないし、松山ケンイチも活かしきれてない気がします。優れた部分も多いので応援はしているのですが。
大河ドラマにはまず、本当に歴史に愛着のある作り手が望まれますね。
松ケンも後白河も見た目は好いけどなんか小者っぽい。
清盛とか後白河とかってもっともっとしたたかで、でも
芸術やユーモアも解する大きな人物だった、と思いたい。
見た目はそうでもないけど宮﨑あおいの晩年の篤姫には
どことなく貫禄があった。
でも大河ドラマは男の主人公の方がホントは好き。
年に関係なくどっしりとした主人公が演じられるように
若手男優には頑張ってほしい。
この回はなんかおさらいの回?
平家内外での新しい動きも描かれてたけど、やっぱりこのドラマは情感的なこと重視なのだと再確認。
もののけテンションについてけないと見続けるのがちょっと厳しいのかも。
ここまで歴史の流れに情感を盛りこめるというのもある意味すごいのだけど。
総集編だったと思うことにする。
清盛の大病に際して平家ネットワークが十分機能したとか描いてほしかったのは山々だが
ゴッシーが清盛激ラブでしかもツンデレだったというスゴイ設定に圧倒された
キヨ君の事なんか心配してないんだからね!という映像が浮かんだ・・・
なんか、もうバカな子ほどかわいいというか
で、寸白(サナダムシ)は降りたのだろうか。
元気になったのだからたぶんお腹の虫は排出されたんでしょう。
しかし今じゃ考えられない話だね、サナダムシなんて。
ゴシラカワさん、実はツンデレでキヨモリなしでは生きてけない
ってバレちゃったけど、やっぱりあそこは泥だらけで彼のもとに
走るよりはこの隙に次のこと画策するくらいのふてぶてしさ、
白河祖父さんから分けて欲しかったな。
松ケン清盛ついにツルツルにぃ~!w(*゚o゚*)w
これってほんとに剃ってるよね。さすが松ケンだわ。
それに、カッコいい人って髪型がどんな風になってもやっぱカッコいいよね。
しっかし、杏政子ハチャメチャ過ぎぃ~北条政子ってこんなだったっけ?
頼朝との出会いも、もうちょい普通にしていんじゃない?
でも・・・ちょい面白くなってきた。
何だか展開がごちゃごちゃして何を描きたいのかよくわからなかったような、単なる総集編だったような前回に比べて、今回は面白かったと思います。
松ケン、青々とした丸坊主、何かが吹っ切れた感じで、貫禄も出てカッコいい。これまで坊主になった人の誰よりも何となく強くて悪い奴っていう感じがします。これなら東国の源氏がまとまってやっつけよう、という風になっても納得できそう。
杏の政子は完全な野生児ですね。私は結構好きです。遠藤憲一の時政も手を焼くどうしようもない娘、という感じで。
宮廷が決める官位などにこだわることなく清盛が頼盛を頼りに思っている、という話もよかったです。
松山ケンイチさん好きだしよく頑張っていると思うけど、やっぱり50歳の清盛を演じるには若すぎる…皺ひとつない(羨ましい)彼のアップを見るたび、今回の大河は主演ではなく何か別の役でもよかったのではと思ってしまう。彼ならもっと年齢を重ねてから大河の主演をする機会が充分ある俳優さんだと思うから。松山さんが若すぎるせいで他のキャストが若い俳優さんばかりになってしまって存在感や重厚感がどうしても薄れてしまうような…これは松山さんの責任では無いだけに残念でなりません。それ以外ではこの大河大好きなんです。特に同時代を描いた歴史小説にもほとんどでて来ないような人、例えば藤原家成とか忠正叔父さん、家盛、基盛、由良御前などもひとりびとり丁寧に描いていていちいち感激し、「歴史に脇役はいないんだ」と気付かされました。
私も今までいろいろなドラマや映画を見て松山ケンイチは演技力もあるし他の同世代の役者さんにはない魅力があって好きでした。今でも嫌いではありませんが、このドラマでは期待したほどのインパクトがないですね。
時代劇初めてで彼自身に所作などの未熟さもあるのだとも思いますが、一方、この脚本では他の人がやっても「清盛」の魅力を出すのは難しかっただろうと思えます。
第一に歴史ドラマとして清盛の目指した政治のヴィジョンが曖昧過ぎます。「おもしろき世」とか「武士による政治」などというぼんやりしたものではなくて、清盛にはもっと明確に、古い体制を破り商業を発展させることでそれまでと違った国造りをする、という具体的構想が常にあったことが実感として伝わって来ないのですね。
宮家、摂関家、源氏などと比べて平氏が一族の仲がよい、というのはよくわかるのですが、それは清盛自身の圧倒的な政治力あってこそ。なのに、肝心の、歴史に名を残す政治家清盛の「すごさ」「斬新さ」が具体的に描かれてない。
一方一族内にいろいろ問題がある宮家や源氏はその分だけ話はドラマチックになるので、演技力のある俳優さんを使えばその部分は一時的にも印象に残ります。平氏にも清盛の出生の問題や様々な葛藤もあるのですが、長い一生、それだけではもちません。外での清盛の働き、「政治」はほとんど台詞での説明調ですまされてしまっています。
松山ケンイチにもっともっと宮廷での会議での駆け引きなど政治の現場での緊迫した場面が与えられれば、もっとずっと魅力が出せたのではないかと思います。
歴史ドラマの醍醐味である政治が、刑事ドラマで言うところの「事件が会議室で起こってる」状態で、それでは主人公も本当の意味での活躍の場がないわけです。
シワはないけれど、見かけ自体はそれほど貧弱でもないし、坊主頭の松ケン清盛はかなり魅力的だと思うのですが、残念です。
生まれがどうとか、武士だからどうとか、じゃなくて、清盛は当時考えられないような大出世したのだから、一つ官位を上げるにも実は血のにじむような努力や我慢をしたはず。
同じ松山でも「銭ゲバ」の主人公は自分の手を汚してまで金に執着してある所まで上り詰めた。最期は滅ぶところは同じなのにその過程の描き方があまりにも違う。清盛よりは銭ゲバの主人公の方が松山はずっと印象的だ。彼は本来ああいう役ができる俳優。
デスノートのLだって自分の親が誰だか知らなかった。その点も清盛と似てる。でもLの方がやはり数倍強烈なキャラで心に残る。好き嫌いはあるだろうけど。
汚れ政子の是非はさておき
「息子の嫁に」
「父上~(スゴイ政子登場)」
「縁談はナシナシナシ!」
父がっくり
滋子のお披露目のときもそうでしたが
こういう軽妙なやり取り、上手ですね。
政治劇が描かれないという不満はあります、
が、今までの大河でまともに描かれていたかというとそうでもない。
むしろ、本妻vs愛人の痴話喧嘩ばかりだった
今回清盛の愛人が一切出てこないのは昼メロ化したくないという
意図があるのでは、と推測します
ドラマとしてはとても丁寧できちんと作っているのに
評価されないという原因は「大河枠」であったことではないでしょうか
たぶん、別の時間帯なら先入観も無くこうあるべきという注文も無く、
かっこいいドラマとして好評を得たのではないでしょうか
これだけ予算をとって贅沢なキャスティングができるのは大河枠だからこそ、です。
それなりの期待を持たれて、厳しい目で見られるのは当たり前だと思います。
大河だから政治劇がなければ、というのではなくて今回の主人公清盛のような人物には
政治劇なくして本質は語れないのに、その部分のできがよくなければやはりどんなに他の
部分が良くても今一つ評価されないのはわかります。
遊びをせんとやうまれけむ
が変だと最初に問題提起したのは私です
杏が北條政子となり
頑張っていますね
阿部サダヲの信西入道はよかったです
平清盛は馴染みのない人物だからこそ
自由に演じられていいと思います
松山ケンイチも頑張っていますが
代役としては
沢村一樹辺りがよかったです
補足
小泉純一郎→DAIGO
小渕恵三→伊藤淳史
トニー谷→田村淳
訂正
元木雅弘夫人→渡邉恒雄夫人
以上訂正してお詫びいたします
補足その2
福田赳夫→草なぎ剛
あたし愛菜さん、また登場するなら、少しはやり方変えて出て来なよ。ここは個人の妄想ページじゃない‥‥ってさんざん言われた過去をもう忘れたの?
今の「現実」を見てちゃんとコメントして。
>あたし愛菜 2012-09-16 19:59:16
このコメントだけならまだみんな納得するだろうに口数多すぎ!
これ以上めんどくさいオヤジにならないで。
今までしばらく休んでいたのは
構想を暖めていたんだよ(笑)
ここは自由な場所だから
ドラマに関しては書き込むのは自由なんだ
「ここのドラマ」のことを自由に、って意味だよ。でなけりゃ
なにもわざわざこのドラマのところに書く必要全然ないでしょ?
他で書いてよ。自由にっていう意味を完全にはき違えてて見てても恥ずかしい感じ。
あなたの関係ない記述が入ると前の人たちとのつながりも
わかりづらくなってしまう。わざと流れを邪魔する目的でやってるの?無視するにも場所とり過ぎなんだよね。
一生自分だけで構想暖めてるといいと思う(笑)
究極の自己満足 付き合いたい人ここにはいないよ
まあ、批判は自由だ(笑)
NHKの方々が見ていてドラマの構想を採用してくれたら
嬉しいです(笑)
こんなところで姑息なことやらずに堂々とNHKに直接持ち込みなよ(笑)
NHKに、直接持ち込んで採用されたら
原案あたし愛菜
とキャプションに出て「ちゃんねるレビュー」でさんざんみんなに叩かれるからやだ
後白河院ついにご剃髪・・唐突でしたが、やはり後白河さんと言えばまるまる坊主のこのお姿ですね。前回の清盛とはまた違うオーラの貫録です。松田翔太さんお似合い。彼は太い声も出て素敵です。清盛は風体の割にちょっと声が高い。
今回は山法師の強訴を中心にかなり史実に忠実に、それぞれの思惑がしっかり描かれていて見ごたえがありました。
義兄弟の平重盛と藤原成親の対称的なキャラクターも上手く描かれていたと思います。吉沢悠さんのあんな演技見るの初めてです。窪田正孝さんも「下流の宴」のへタレしょうちゃんとは別人ですね。
それぞれのキャラが立って、政治の駆け引きもちゃんと書いてくれる回はこの大河とても良いと思います。滋子はミスキャストだと思いますけど・・・
願わくは
あたし愛奈さんがご自分のブログを開いて
思う存分、妄想を撒き散らされんことを
妄想を撒き散らさむとて生まれけむ
今流行りの無人島にでも行って思う存分やってください
私は自分のブログを持っています
昨日のアクセスはこんな感じです
アクセス数:31,967 (前日値:13,545) 訪問者数: 19,506(前日値:8,094) 前日のグラフを表示
だったら見たい人は今後そっちを見るでしょうから、この場所では少しご遠慮下さるようお願いします。
過去の大河ドラマで清盛を演じられた方々、仲代さんや渡さんカッコいいですよね。歳がばれますが、私、初めて見た大河が1972年の「新平家物語」でした。高校1年の時でそれまで歴史にほとんど興味が無かったのに何で見るようになったのか今では全く覚えてないのですが(勿論今のように歴史ゲームもありません)仲代達矢さんがあまりに素敵でそれ以来清盛と平家ファンになりました。よく馴染みのない時代、っていうけど私は逆にこの時代しか興味がなく、(卵から孵った雛鳥が初めてみたものを親だと思いごむ、アレのようなものでしょうか)みんなが熱狂する戦国も幕末もあまり好きではありません。だってナレーションの岡田君も言ってるとおり武士の世を初めてつくったのは清盛ですよ、戦国武将も坂本龍馬も清盛のおかげで存在しているようなもんじゃない。彼のスケールの大きさに並ぶような人はいないと勝手に思っています。ちなみに松山ケンイチさんは「新平家物語」のビデオを見たり仲代達矢さんと対談されたとか。自分が生まれるずーと前のものなのに「そんな昔のものなんか!」なんて言わないとこがとっても良い子でおばさん嬉しかったです。ところでほかにも清盛が出てくる大河ドラマに1979年の「草燃える」がありますが、長くなるのでまたの機会に…
翔太のツルツルも素敵だけど、相変わらず皆若過ぎぃ~w
重盛窪田くんかわいそうなんですけど・・・
で、あたし愛菜さんのブログはどこにあるの~?ww
君は表現の自由を知らないのか
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