5 | 453件 | ||
4 | 105件 | ||
3 | 79件 | ||
2 | 60件 | ||
1 | 224件 | ||
合計 | 921件 |
ありえない、周作も水原も信じられない。と思う人がいるのであれば、それでいいのでは。
それがあり得たのが戦時中の異常さです。
女郎のテルだって「水兵さんと心中したら助かって風邪ひいてしまった」なんてさらっと言ってましたが、これだってあり得ないことです。
でもすずはものすごく驚いたりせず「そうか...」という表情で受け止めていました。
この人たちが異常なのではなく、おかしいと思えないくらい戦時中には死が隣り合わせにあり、正義や悪の正解が分からない時代だったということです。
今はそれを異常だと言える当然の世の中になったということです。
折しも今日は終戦の日ですので、そこに思いをはせてみてもいいのではないでしょうか。
女郎さんが心中事件を起こした、巻き込まれたなどの事件は、平和な江戸時代にもあったことでした。
女郎さんに限らず、江戸時代には心中に失敗した男女を罰する法律もあったほどですよね。
戦中には心中や心中未遂が珍しくなかっただろうということは想像できます。
このドラマの話は、「戦争中だから」で片づけられない、周作の人間性の不可解さにモヤモヤさせられます。
もともとの周作の人間性があって、そこに戦時という要素が加わってあの展開になったわけですが、その大元の周作の人間性に不信感を覚える人がいるのではないでしょうか。
有吉佐和子の小説の中に、日露戦争の頃の話がちょっと出てくる。
地主の家が、兵隊たちの一時的な宿泊所として提供されるんだけど、そこの地主の奥さんは、兵隊たちの食事とか衣類などにとても気を使ってもてなす。
ただ、兵隊たちのために芸者まで呼び寄せて歓待するものの、その地主の奥さんを兵隊に貸してやろう、ということはなかったようだ。
子供時代に第二次大戦があった向田邦子は、兵士たちへの慰問の手紙で文才を発揮し、向田邦子の手紙を受け取った兵士が一時休暇で向田家を訪れたことがあったらしい。
感激屋で外面がよかった(と向田さんが言っている)向田家のお父さんは、大盤振る舞いでそういう兵士をおもてなししたらしいが、そのときに自分の奥さんを兵士にあてがおうとは考えなかったはずだ。
まあ、奥さんというのが向田邦子のお母さんだから、当時でもそんなに若くはなかっただろうけど。
大っぴらにされないだけで、泊りにやってきた軍人に家の女性を提供するようなことは本当にあったのだろう。
芸者も呼べない貧しい家もあり、近所に芸者がいないような田舎もある。
だが、「わが家の女性提供」は、絶対必須の、必ずやらねばならなかったこと、ではなかったと思われる。
普通の家で過ごしたあと、遊郭などに行って女性に相手をしてもらってから戦地に赴くような兵士は多かっただろう。
周作と水原の件は、戦時という特殊性に色恋沙汰と周作の性格が絡んで、気持ち悪い話になっている。
このエピソード全部を、ただ戦争のせいにだけはできない。
立派な人間完成された人間を描いたものではないから、こういうこともあるかもしれないと思っている。戦後我が子を外地に置いて逃げ帰った日本人は多数いるのだから、所詮人間なんて自分が一番可愛いのではないかと思ったりするが、国のために若い命を捧げる兵士が大勢いた戦争。平成最後の年に多くの死者を追悼する終戦の日である。
確かに、戦時中の異常さに周作の屈折した気持ちが絡んでくるから
ちょっと気持ち悪いというのに同意です。
でも、キャラみんなが聖人君子ではないですからね。
径子さんも根はいい人なんだろうけど、自分は出戻ってきて
すずを平気で追い出そうとしたキツイ人ですし。
まあ、すずさんというヒロインの愛する旦那さん役なら、
もうちょっと爽やかでもよかったかもしれない。
でも爽やかに水原に差し出されても困るが。。。
宮尾登美子さんは満州から引き揚げてくるときに、あまりにひどい飢えのため、
一個の饅頭と引き換えに子供を売ろうと考えたこともあったと言っていた。
実際は栄養失調で皮膚がボロボロになった子供を後生大事に抱いて、
自分は肋骨が飛び出しているような痩せた体で日本に帰りついたわけだが。
戦時の話は色々読んだり聞いたりしているが、
やむを得ない、しょうがない、そういうものだろう、
なんて大変だったんだろう、どれほどつらかっただろう、
などなどと思うことは数多い。
ただ、すずを水原のところに行かせて鍵をかけてしまった周作に対して、
「戦争中だもん、誰でもそうなるよね」とは思わない。
2018-08-15 13:53:38 名前無しです。
外地に子どもを置いてくるのは、親も子も生き延びる方法だったのかもしれないとも思い直しています。
死を前にして人は何をするのかということを考えてみたりします。
江戸時代に心中事件を起こすと、助かってしまった遊女は大変なことになったんだね。
風邪を引いて寝かせてもらっていたあの子はまだ良かったんだ。
もしかしたら、戦争中だから、水兵さんが望んだんなら心中事件もしょうがない、と大目に見てもらえたのかな?
それか、無理やり縛られての心中未遂だったから咎められなかったのかな?
昔の人は本当に大変だったね。
原作者のこうの先生は 聞き取り、現地調査、資料研究を徹底されて当時の風習、風俗(性産業という意味ではない)をストーリーに組み込まれたと思います。現在の常識や道徳観と相容れない展開は時代を知るうえで大事なことです。数十年前に横行していた行為が○○ハラスメントと認識されるように。
主要3キャストに無理があるのが残念。
すずと周作と水原が、若手俳優によって今風に描かれているので勘違いするけれど、お国の為にという大義名分のために、当時の軍人がどれほど威張っていたことか。
軍人は命を懸けて国を護るという誇りと自負と恐怖でいっぱいだったろうし、女子供も畏敬をもって接していたはず。
だから周作のように戦地に行かない任務についた男性(まして若くて健康な)は現代では想像できない位、心の底で劣等感や屈折感があったのではないだろうか。
周作は若くて健康なら、なんで戦地に行かなかったのかな。
若いのは見ててわかるけど、何かわかりにくい病気などがあるのですか?
我が家の曽祖父は、手術で取ってしまって腎臓が一つしかなかったので徴兵に落とされたという噂です。
本人が亡くなってしまっているので本当かどうかわかりません。
ものすごく視力が弱かったという司馬遼太郎でさえ陸軍に入ったのにな。
飛蚊症だったからか、照準器を覗き込むと色んな点がチラチラして照準が合わないとか何とか言って上官にぶん殴られたらしい。
周作の行動が理解できない。
>周作は若くて健康なら、なんで戦地に行かなかったのかな。
若いのは見ててわかるけど、何かわかりにくい病気などがあるのですか?
多分だけど、父親が海軍の技師として勤務してるので、周作も普通に海軍に就職した。仕事は議事録係。当時徴兵となった人達はほぼ陸軍。陸軍が既に海軍に勤めてる周作を徴兵は出来ない。
>2018-08-15 15:26:49さま
ありがとうございました、なるほどです。
でも、周作は子供の頃は水兵になりたかったとお姉さんが言っていたような気がします(違っていたらすみません)。
なぜ水兵にならなかったのかはまだよくわかりません。
スズを水原のところへ行かせて、玄関の鍵をかける。
なぜ、そうしたのか周作自身にもわからないのでは?
わかる、わからない、どちらとも言えないし、わかってほしいとも思っていないのでは?
周作がリンさん一筋で、全くすずさんを愛しておらず、すずさんはリンさんの身代わりだったというご説明を読んで、ほんの少し、状況が理解できたような気がするけれど、後味が悪いです。
あのアイスクリームは、なんだったんだ?!
今のところ非常につまらないと評価せざるを得ないが、ここから巻き返しなるか。ラスト頭上の戦闘機に作品としての期待が高まる。扱う題材が題材だけに、最終的にでも良いので心に響くドラマになって欲しいと思っています。
夜とぎのエピソードでこんなにネガティブコメント多いとは…。
時代背景の理解度や歴史認識の違いで、ずいぶん受け止め方が変わりますね。
皆さんが書いておられるように、文官としての劣等感、非常識と思われようが、最期の出撃の前に、すずに逢いに来てしまった水原への同情、農村部では昭和中頃まで残っていたという夜伽や夜這の風習が常識的だった時代背景などを考えると、私には行動や台詞が素直に理解できます。
もちろん、当人の感情はまた別のところにあり、それが姉の「複雑やの」の一言に集約されているような気がしますし、翌朝の周作の表情や列車での喧嘩も理解できます。
ま、なんせ、今期ドラマで一番コメント多いのはそれだけ関心深い、ってことですね。
2018-08-15 15:58:26様
アイスクリームのシーンはドラマオリジナルではなかったかな?
それからドラマ第2回で、絵を描いてる時人さらいに合った事を思い出したすずは、周作が運命の人だったんだと走って北条家に帰り、とてもドラマチックな展開になっているこれもドラマオリジナルだと思う。もっと分かりやすく見られるように色々と手を加え多少の設定変更をしてる。加えて松坂桃李の周作が背も高く、お顔もイケてるのでイメージがちょっと違うのかもしれない。周作は真面目で優しくていい人だろうけど、暗くて女々しくもあり顔も超絶イケメンではなく極普通の人。でもそんな人キャスティングしたら誰もドラマを見ない。実写化にはそうゆうジレンマもあるのかも。
そんなにひねくれるほど劣等感が強いなら、なぜ文官を続けているのだろう。
兵士になれないほど、原作では周作は鈍くさいのだろうか。
劣等感の矛先が自分自身に向くならまだいいが、妻の意向も尋ねずに他の男の元に強制的に追いやって締め出す行為には感心しない。
腐れ文官だ。
2018-08-15 16:53:41様
2018-08-15 15:58:26です。詳しく教えていただいて、ありがとうございました。
あの時代に生きているすずがあれほど怒ったのだから、当時の文化でも、風習でも何でもない。周作が歪んだ精神で勝手にすずを差し出した。
そもそも、こんなに難解な周作と水原の行動、テレビドラマには不要・不向きだったと思う。自分の妻を差し出そうとしたり、人妻と関係を持とうとしたり、子供だって観ているんだからもう少し考ええるべき。
>あの時代に生きているすずがあれほど怒ったのだから、当時の文化でも、風習でも何でもない。
確かに。
ぼーーーーーーーっとしているすずがあんなに怒ったんですもんね。
私はアンチではなく、第一話では星4で、その後は星5をつけていたけど、今週は無理でした。
周作の今回の行動が理解できないという意見を、アンチの叩きだと決めつけないでほしいです。
ひねくれ過ぎな周作、基本的に割と簡単に受け入れてたすず、あまりにも屈託の無い水原。
なんかどれもキャラと合わないんだよね。
このエピソードを入れたかったんだろうけど、キャラと合わせた話にできなかった感じ。
よほど原作者はこの話を入れたかったんだろうね。
個人的にはちょっと趣味が合わない。
原作は現代の感覚で理解出来るように収まっている感がある。
ところがドラマは姉が鍵を掛けるところまで目撃しているのが難しい。
脚本家は文化的側面を入れたかったのかわからないがこのせいでかなり難解になった。
大変に良いドラマだと思います。
自分には疑問に思う場面やセリフは今のところありません。
水原の行動。
入湯上陸。ここをご覧の若い女性は嫌悪するかもですが、水原の同僚達で嫁さんや恋人のいない連中の大半は女郎屋に行ったと思います。詳しくは述べませんが、それだけ死を目前にした男にとって女性、母性を求める気持ちは強いものが有ります。
水原は人生において唯一好きだったすずに会いに行きます。嫁ぎ先に会いに行くなんて図々しいと思いますが、しっかりしていても、まだ十代か二十歳そこそこの若者の幼さもあります。自分でも図々しいと思っても兵隊の身分に甘えてしまった。死ぬ前にゆっくり、好きだったすずと話がしたかったのだと思います。会っておかないと後悔するとの一心で。それ以上の事は望んではいなかったと思います。
周作の行動は、女心も、すずの気持ちにも、何もかも鈍感(穴あき靴下が象徴)な彼の考えた、精一杯のすずへの愛情と償いだと思います。
彼の中には、すずをりんの代用品にしてしまった申し訳なさがあると思います。おまけに足の不自由な姑と口うるさい小姑がいる家に嫁いで健気に働いてくれる嫁の姿を見てますます。
そして、周作は兵隊になれなかったので、兵隊に対してもコンプレックスの塊。男としての存在価値にさえ悩んでいると思います。それが普通の女性になれない娼婦であるリンの境遇に自分を重ねて同情して結婚しようとした理由だと思います。
私の祖父は徴兵検査に合格せず兵隊に行っていません。見た目は五体満足でした。そのため小学生だった父はガキ大将から苛められたそうです。そのくらい、若い男が兵隊に行かないのは肩身が狭かったんだと思います。その反対に兵隊さんは敬われました。半分ボケたような近所の爺さんが水原に「ご武運を」と敬礼するシーンが象徴です。
周作は、水原とすずは両思いだと思ってました。すずを好いてくれる兵隊さんから、すずを奪ってしまった。すずもきっと水原の方が良かったに決まってる。
軍関係者だから、水原が二度と帰って来れない事は、一般の人より知っていたはず。一度くらい二人の思うようにさせてあげよう。それがすずへの償い。でも、すずの気持ちは周作一筋、そこに気がつかない鈍感さ。
もし、子供が出来たら自分の子として育てようとの覚悟もあったと思います。子供が出来ないのは、すずは自分のせいだと思っていたが、周作は自分のせいだと思っていた。
そう頭では思っていても、悩みに悩んだ。それを振り払うために鍵を掛けるシーンがあるんだと思います。
2018-08-15 18:07:47様の感想、素晴らしいです。
そうゆう事だと私も思うよ。(ToT)
なんぼなんでも他の子供が出来るかもしれない可能性を自分だけで判断するのはちょっと。
それどころかそれを見ていた姉が何故止めなかったのかがわからない。
うるさい視聴者に配慮してばかりで最近のテレビは幅が狭くなって当たり障りないのばかり。このドラマにも色々意見はあるだろうけど、私は最後までじっくり観たい。
今週は特に登場人物の繊細な心理描写が細やかで素晴らしかったです。
さすがに、原作者のこうの史代先生ご自身が、このドラマ作品を見てくださいと直接呼びかけるだけのクォリティだったと思います。
アニメ版と比較しては、なんとかこの実写ドラマ版を執拗にけなしている人たちは、原作者のご意向をどう考えているのでしょうか?
もう最近では、どうも、アニメ版の関係者とファンの人たちが、こうの先生の原作よりも自分たちが「原作」であるかのように、「自分たちのアニメ版がオリジナル」とでも言いたいように、大きな顔をして威張って、ドラマ版をけなしている雰囲気になってしまいましたね。
こうの先生も悲しんでいると思いますよ。
あのシーンは解釈が難しいですね。
周作の鍵を回す手が僅かに躊躇いながらも最後一気に閉めるあたり自分の過去の後ろめたさ すずへの贖罪の気持からなんでしょうか 心の葛藤が表れてましたね
一方すずは えっ⁉︎ 瞬時に心も顔も蒼ざめます 心が折れるような ようよう行火を届けに向かい水原と対面するも先の
周作の対応に躊躇しながらやがて以前のすずに戻っていきます 夢のような懐かしい時間 が突然水原の行為に
溺れそうになりかけた時 現実の自分に戻り 改めて夫が好きだと それだけに自分の気持に抗えないすずは今更と 行き場のない怒りを爆発させてしまいます 哀しいですね
このお話は 今では信じがたい時代背景があります
男尊女卑 家長の言う事は絶対服従
女賢しゅうして その家栄えず といいましたからね
長々と失礼しました
姉のセリフが不可解とのこと。
姉は母親以上に、子供の頃から一緒にいた時間が長い弟の事を解っています。周作の性格も、過去の結婚話についても。自分自身も結婚で苦労した経験もあり、おまけにあの性格です。
あんな鈍感な弟には、すずの様にボーッとした女よりも、もっとしっかりした女の方がいい。それが北條家のためなる。
なんなら、すずに出ていってもらいたい。だから水原と駆け落ちしてくれても一向に構わない。
そんな思いなのではないでしょうか?
それぞれの感じ方でいいと思います。解釈に正解はあるかもしれないけれど、感想に正解はありませんから。周作の鍵掛けは理屈ではわかっても感情的に嫌でした。アニメでもドラマでも同じ感情を持ちました。
すずが、女郎並みに扱われたのが私はいやだった。
もうすぐ死ぬと思っている兵隊たちが女郎屋に行くのは普通のことで、
それを咎めるような気持ちは全然ない。
また、当時の女郎さんたちは家が貧しくて売られた人たちで、
本人たちは何も悪くない。
でも、すずは女郎ではない。
周作が勝手に人にくれてやっていいものではない。
どんな綺麗事で説明しても、
周作が「男」のところに「女」を送り込んだ事実は変わらない。
それがいや。
2018-08-15 20:21:26の方の意見に同意です。周作に鍵を掛けられた時のすずの気持ちを考えると、悲しくなる。
本当に、自由に感じたことを書けるといいと思う。
感想を書いた人へ、「時代背景を知らない」とか「アンチ」とか、決めつけられるのは、嫌だなと思う。
最初、星五つつけたけど、今回は共感できなかった。
銃で脅されているわけでもないのに、どんな時代でも、自分の奥さんを人にあげるのは、やっぱり聞いたことない。どうやっても、そこは理解できない。
未婚の人とか、夫のいない人は知らないけど、既婚の女の人は、夫にそんなこと無理強いされたくないし、夫だって、奥さんを他人に貸したり、あげたりしないと思う。原作者がどんな大先生でも、違うと思えば違うと言っていいと思う。ただの個人的な感想なんだから。
本当に自由に感じたことを発表出来る
現在のこの国のこのレビューはありがたいね。
そもそも、太平洋戦争が何だったのか?
少なくとも、今日この日に…
特別な思い
呉、広島、海軍、水兵、防空壕、配給、重巡洋艦青葉
等々のフレーズにささやかながら知恵がついてるよね。
ドラマでしか知りえなかった歴史的な今日は
いつもの8月15日では無かった事は、確か。
自分の大事な物を取られたくない。
すずが女郎並みに扱われるのはいや。
奥さんを他人に貸したりしない。
そう、その通り!
自分も同じ感覚。
物凄く残念だけど、つい近い過去に
周作のした事は
けして誰もせめる事のできない空気に包まれていて誰もおかしいとか嫌だとか言わないで毎日暮らしていたんだよね。
戦争が嫌だ、おかしい。
と言える人なんてひとりもいないんだよね。
こうして、ドラマの感想欄で疑問を言う事も
確実な反戦の意志表示だよ。
二度と奥さんを兵隊さんの所に行かせて、鍵をかけるなんてヒドい行為がこの世界の片隅におこらないでと願うのみ。
この件に関しては、戦争のせいじゃなくて周作のせいだよ。
周作さんはこの時の事もふまえて
ずっと、すずさんと暮らして欲しいよ。
うん。やっぱり周作が悪い。周作、どうしちゃったの?アイスクリームの優しさはとこへ?このエピソードまでは周作も大好きだったのに。
みんな周作さんが気になるんだね。許せないんだね。
それもこれもすずさんがすきだからだよね。
すずが出ていって欲しいは一つの可能性と言えば可能性だけど、当初の意地悪な径子の描き方とは違ってきているしね。
それにそこが本意と仮定しても、「複雑やの」の台詞は何か微妙にちぐはぐ。
本意の感情を隠しているとも考えられるけど、ドラマ全体としてそんな底意地が悪い雰囲気でもないしね。
家長に絶対服従の線も、家制度がれっきとしてある時代に跡取りの問題を無視するようなことまで黙って服従するとは思えない。
ましてあの径子が周作を咎めないのは不自然。
それでなくても子供を取られるような目にあった径子が。
原作はこのシーンが無いから周作の問題だけで済むんだけど。
このドラマ独自のシーン追加の意味が本当に難しい。
脚本家のミスと切り捨てるのは簡単だけど、そうじゃないとするとなんだろう。
普段まずいいね!は入れないけど、ここを上手く説明出来る人には是非ともいいね!をあげたいね。
今回の問題はここに集約してる。
死を覚悟した水原が、既婚者にもかかわらずどうしても会いたかったのがすず。
これがもう少し年齢が上だったら、遠くから一目見るたけで済んだのかもしれない。
でも若い水原は「一目会いたい」から「声も聞きたい」「触れあいたい」となっていったんだと思う。
自分は水原が去っていくところがなんともせつなかった。水原役の村上くんもとても上手く演じたと思う。
原作も映画も知らないけど、
径子の目撃シーンを入れたのは子供が出来た時に揉めさせる為じゃ無いかな。
私もドラマを観て自分が思うことを書き込みます。
08ー15 18:07:47様と解釈はほぼ同じです。
ですので私は、鈍感で不器用な周作は、すずの気持ちを誤解し彼女の為に良かれと思い、とった行動だと感じました。
もちろん水原の置かれた状況もあってのこととは思いますが。
一晩だけ、目を瞑ろう
自分さえ我慢すれば、二人の想いを遂げさせてやれる
結果としてひどく間違った配慮ではあるけど、自分がいちばん辛い選択をすることで、すずや、戦地へと戻る水原への罪悪感を消したかった。
決して女郎のように扱うだとか、兵士に妻を差し出すなどということではないと思いました。
姉は家を訪れた水原とすずの会話を聞き、周作の思いと覚悟を理解し、あんたも複雑じゃねぇ と呟くに留めたのだと思います
。
寧ろ時代からすると、恋愛感情を優先させていて、現代人の考え方に近いと思います。
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