3.28
5 404件
4 82件
3 69件
2 52件
1 292件
合計 899
読み とらにつばさ
放送局 NHK総合 NHKBS BSP4K
クール 2024年4月期
期間 2024-04-01 ~ 2024-09-27 最終回
時間帯 月曜日 08:00
出演
日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性。 彼女とその仲間たちは困難な時代に道なき道を切り開き、 迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく―― 情熱あふれる法曹たちの物語を 極上のリーガルエンターテインメントとして贈ります。 ...全て表示
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2024-08-02 01:30:27
名前無し

差別意識のある親に朝鮮人との結婚を反対されて諦めた小野は、どうして同じ立場の香子と汐見が結婚できたのかと訪ねると。香子は愛した人が日本人だっただけと答え、汐見も僕も同じですと応じた。二人の愛の深さと覚悟に感涙した小野に涙を拭くハンカチを渡した香子の優しさに感銘しました。

寅子が放火事件の容疑者顕洙の手紙を香子に調べさせて誤訳が見つかり、それを機に容疑者顕洙は無罪の判決に至った。しかし弟広洙は入倉判事補を睨みつけた、もしかして入倉の朝鮮人たちへの憎悪を広洙は見抜いたかもしれない。無罪の判決が出ても今だ根深い差別の解消ができなかったようだ。彼らとの溝は互いに寄り添い諦めず時間を掛けて分かり合えるしかないと思った。

杉田弁護士(兄)が言った、終戦後十年経っても憲法14条の平等に気を使えるのは一部の学がある人か余裕がある人間だけだ。それは現在も変わらず、例えば今の自分に当てはめればこれまで憲法に興味がなかった。今作を見て憲法14条だけでも関心を持つようになりました。

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2024-08-02 03:52:30
名前無し

全く差別意識が無い「聖人君子」みたいな人はそうはいない。政治家や公務員だって口にはしなくてもほとんどの場合偏見を持っている。警察官などは特に顕著で、全ての人を疑うなどしていたらとても捜査はできないから「こういう奴は犯人の可能性がある」と見当をつける。今でも問題になっているように被疑者の人権など全く無視して無理やり自白させるようなことが平然と行われてきた。だからこそ昔から冤罪事件は絶えない。

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2024-08-02 09:02:17
名前無し

直道さん、久しぶりに見ても愛されキャラでしたね
花江さんに寄り添って、はるさん相手に無理しなくてもいいと

航一さんは誠実な人だから苦しんで生きてきた
エリートだから先が見える、しかし、警告しても受け入れない相手に、諦めるしかなかった
過去の負い目、重荷…航一さんの責任ではない、あなたはできることをした

蝉の声は仲間への弔いと警告に聞こえてきます
夢見て穴から出てきたら、仲間の屍ばかり

戦争のあとのことを考えていますか

今の時代も同じですね

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2024-08-02 09:41:29
名前無し

判決はついでで航一の告白の今週でした。彼らだけでなく敗戦を予知した幹部たち いましたね。
今の戦争とて同じです。
 簡単に語られるんだよなあ戦争って。

2024-08-02 09:47:10
名前無し

航一の胸の内が明かされた。
この悲痛な叫びを、痛みを今までもこれからもずっと背負っていくんだね...
寅子には何も出来ないのかもしれないけれど、寄り添ってあげて欲しい。

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2024-08-02 11:20:06
名前無し

別に航一だけじゃないよ。山本五十六もアメリカには勝てないよ、それでもやるんかい?って言ってた。昭和天皇も呉々も米戦だけは避けるように、って東條英機に申し伝えてた。あの頃陸海軍の連携は取れてなかったようだし、アメリカはアメリカで日本憎し、何がなんでも戦争に引き摺り込んでやる、みたいな感じだったんじゃないの?米戦がやむを得なくなって、陛下にそれを伝える朝、東條が男泣きしてたって話しを孫娘の東條由布子がテレビで話してたのを見たことがある。

それにしてもこのまま岡田君と再婚決定なの?
なんか航一のキャラが暗くて好きになれないの私だけかな。
優三さんは新宿で楽しく美容外科やってるからいいのか…

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2024-08-02 11:23:20
名前無し

重厚な内容だが心に響き視聴率17・2%高記録。

懐かしい直道兄さんの回想があり嬉しかった。思っていることは口に出した方がいい、その方がいい!。寅子は直道の言葉を引用して航一の背中を押して隠していた思いを打ち明けさせた。

それは戦前、陸海軍や民間などから選抜された若手エリートたちを集めた機関、総力戦研究所にて机上演習を行い敗戦に至ることを割り出し政府統帥部関係者に訴えたが戦争を止められなかった。航一はその責任を全部自分に背負い苦しんでいた。

航一の思いを知った杉田弁護士(兄)は誰を恨んでも娘と孫はかえってこない、おめえさんは充分苦しんだ、謝らなくていいと許して励ました。寅子も航一さんの抱えているものを寄り添って一緒にもがきたい、少しだけでも楽になるなら、と慰め励ました。寅子の思いやりと優しさに感動しました。

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2024-08-02 11:38:52
名前無し

ゴメンナサイ しっかり視聴者ですが今週は心に響きませんでした。次のフェーズに期待します。
それから 毎度視聴率掲げて安心してたら 子供の優未ちゃんみたいですよ。満足度でお願いします。

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2024-08-02 11:53:07
名前無し

イケメンだから許せるが 50才と42才で再婚にしてはまさきさん若すぎ。髪型も今ふう過ぎる。それで切なる言葉が重く聞こえないのもある。せっかく周囲が昭和服と髪型なのに。
在宅視聴者にはこのレベルで感動してくれるから良き。
 総力戦研究所については 猪瀬直樹著 「昭和16年夏の敗戦」を参考にしてください。

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2024-08-02 13:01:50
名前無し

満足度は人によって違うからね。
私は今週も大満足。
来週も心して見たい。

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2024-08-02 13:22:27
名前無し

今日の長岡花火の日と重なった戦死者追悼の回でした。
戦争なんか本当はしたくないのに、誰も止められない。
今でも皆そう思ってるよね。
人を殺すのは犯罪なのに何故戦争をやめられないのか?
世界の平和はいつくるのだろうがと投げかける内容でした。

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2024-08-02 13:29:59
名前無し

星コウイチのごめんなさい、からの内緒で勿体つけて違和感ばかり募るわ、見た目も若いからハテナへんなの

2024-08-02 14:03:48
名前無し

少なくとも米軍との戦争は軍の上層部や天皇であれば止められたはず。日本に勝ち目がないのは「総力戦研究所」でなくたってある程度の知識がある人であれば明らかだったのだから。初めに叩いておけばアメリカは戦意喪失して停戦に応じるとでも思っていたのだろうが、あまりに考えが甘すぎた。

2024-08-02 14:04:43
名前無し

満足度は人それぞれですね。
自分も へ?これだけ?感で醒めましたが(決して岡田さんのせいではない) 寅子の原爆裁判はこんな呵責の言葉で簡単に流さないでと願います。
寄り添って一緒にもがきたいは漫画でもあったお馴染みの台詞でしたね。

2024-08-02 14:27:59
名前無し

なんか今週は在日関連の問題やヒャンちゃんのインパクトが大きくて
突然の航一の告白がいまいち入ってこなかった。
次週航一をメインにしてそこでも良かったような。

2024-08-02 15:41:48
名前無し

今週最初は被告になった朝鮮人の兄が小野さんの元婚約者で、お涙頂戴になるのかと思っていた。
でも違った。朝鮮人兄弟は他人だったが別れさせられた婚約者を引きずった小野さんが、朝鮮人を大事にする気持ちがどこか重なり裁判の傍聴に来てしまった、ご都合主義じゃない真相が良かったです。小野さんも航一さんのように昔の苦い思いが断ち切れず、寅子のようにもがいていたんだね。浅はかな展開を予想してしまった自分が恥ずかしい。

ライトハウスは向かいに法律事務所が有ったり、新潟市でいちばん法曹界賑わう中心部に有る設定でしょうか。涼子さんが法律と少しでも関わっていたくてあの立地を買ったのは見当つきますが、同時に自然に弁護士や裁判官たちが入って来そうな、1Fだから腹が減ったり気分転換したい法律家たちがスッと来店しそうな環境でもあるのが良い。
先にライトハウスのカウンターにいた杉田兄弟と遭遇した寅子たちを見た涼子さんが「あら、お知り合いの方?」と驚いた反応が自然で良かった。杉田兄弟を寅子がライトハウスに誘う無理な展開にせず、涼子さんと玉ちゃんは雪の日でも初めての客でもいつもと変わらず誠意的にもてなす事も描かれていた。

「そのほうが、いい!」寅子と口を合わせる涼子さんと玉ちゃん、あの日の直道さんを2人がちゃんと覚えていたのが嬉しい。2人が毒饅頭を作った想い出を忘れておらず、日曜に饅頭作りをしている今としっかり繋がってた。

今週はそういう奇をてらわないところ、都合良い展開に持って行かずちゃんと辻褄や整合性取れてたのが何気に良かったです。地味だけど、ドラマを見てて「これなら信用できる」と感じるのってこういうところなんだよなあ。

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2024-08-02 16:04:05
名前無し

先週の感想

いちいちケチをつけたい訳じゃないんだけど、寅子の人物像…
稲さんに優未が仲良くなったら「複雑」?
前にも直明が少年審判所と家事審判所に話をして、それでまとまった時も、
「自分が仕掛けたとはいえなんだか釈然としない」だった。
優未にも「よりどころをたくさんつくってほしかった」と言っておいて、
優未が星判事に一瞬で打ち解けたら「嫉妬」して、
優未と星が2人で並んで歩くのを阻止するように間に入って優未の肩抱いて歩く…
今まで2人そんな歩き方しているシーン無かったのに。

聖人君子である必要はないけど、自分の手柄を横取りされた訳でもないし、
物事としての状況や過程を喜べないか? そこが自分ファーストに見えてしまう。

涼子と玉の件+稲さんのことにしても、独善的に話を進めてなぜかうまくまとまって
メデタシメデタシになってる。
まず本人の思いだろうが。それも無く勝手にこうしたらいいとかもうウンザリ。
玉には気持ちを聞いたが、その後玉に「涼子様に自分の気持ちをきちんと伝えよう」と
提案するでもなく涼子の気持ちを確かめるでもなく、いきなり涼子の前で「横浜なら…」
乱暴なのよ。
稲さんについては、他の人も書いてた通り。

人に対しての一方的な決めつけに疑問しかない。
「刑事事件は公平な立場で見極める。でもどうしても私は彼らの人生に思いをはせてしまう」
…はぁ? と思ってしまうようなシーンが続いてたもので。
地元の名士や杉田弁護士にも、もっともっと長く複雑な人生があっただろうに。

仲間や身内にはいい顔をして、外弁慶タイプなのかな。
弱い立場は年下や子どもに優しく、目上や年上の人に厳しいというのは個人的に好き。
逆の、上には媚びて下には横柄というのが本当に嫌いなので。
だが、道男には優しくなかった。
“弱い立場” というのも結構一方的に判断して思い込むから、
この女性可哀想、光三郎ちゃんいい子、地元の名士腹立つ、となるんでは。

そして、法的に間違っている(父の事件の検察)、人として許せない(着物事件夫)と
いう訳でもない穂高教授に対してあれだったから、それはもう私情でしかない。
そう感じていたら、他の人も書いていた。そう。私情。
もともと公私混同や仕事に私情を持ち込むことはダメだと考えているし、
裁判官とは一番私情を挟んではいけない職種のはず。
好き嫌い・敵味方で物事を考えたり、相手を言い負かして屈服させることが良 の風潮が
ますますのさばってきているけど、そこから一番遠く “公平” でなければならない仕事。
だから「正義の女神の “天秤”」が象徴なのに。(寅子は女神にでもなったつもりか?)
肩入れや依怙贔屓は「自由な心証」の対極にあるもの。

前に稲さんが寅子に「受け入れちゃいなさい」や「全ては手に入らないもの」と
言ってて、それは稲さんがしてきた苦労や生きてきた時代から出た言葉ではあって
その通りにしろ、従えということではないけど、年長者経験者としての言葉でもある。
稲さん再登場で寅子を諫める、軌道修正する役目を担ってくれるのかと期待したら
稲さんまで寅子サマサマになってしまってる…
なぜだ。

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2024-08-02 17:43:28
名前無し

岡田将生と言えば昭和元禄落語心中。
声色を変えて語調を変えて使う言葉を変えても、演じる人の本質が出る落語じゃないけど、芝居にはその人の本質が出る。
セリフとはいえその言葉が本物か見せかけかわかる。
落語もお芝居も惹きつけられるのはその人の本質が尊いものと分かった時。

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2024-08-02 19:20:11
名前無し

感想。星さんの告白で、寅ちゃんに ハテ? と言って欲しかったわ。
対「米国」の戦略に責任を感じることは尊いが、決定を下したのは国。勝ち続けていると民を欺いてね。「朝鮮人」差別は誤訳ではや解決!
ハイスピードでドラマチック 韓流ドラマのように単調で好きよ。
まだ若いキャリア判事に見えましたが、参謀の一員だった彼がもう五十路前だったとは意外でした。
ただ、ここで感動して下さいという意図がみえみえなのには静かに白けました。

2024-08-02 20:11:51
名前無し

◆航一が抱えてきたもの
「ごめんなさい」の理由が語られた。総力戦研究所の机上演習で日本の敗戦を予測していながら、米国との戦争を止めることができなかった自分を、航一は責め続けていた。謝ることしかできないと。それを聞いた太郎の「あんたを憎めば楽になるだろう。でも、誰を憎んでも娘と孫は帰ってこない。あんたは充分苦しんできた。もう謝らんでいい」(要約)・・娘と孫の死を受け入れられていない太郎だけに、次郎が心配そうな顔で見守っていた。麻雀大会の時だけではなく、今までもずっと太郎に寄り添ってきたのだろう。繊細な演出(演技)が光る。

この航一エピで脚本が上手いのは、兄と夫を戦争で亡くした寅子に対して、航一が「ごめんなさい」と言い、寅子が「あなたは充分苦しんできた。もう謝らなくていい」と言う・・の形にしなかったことだ。描かれたのは、寅子「航一さんの立場だったら、私も、自分のせいじゃないなんて言えない。謝ることしかできないと思う。だからこそ、航一さんが抱えているものを少し分けてもらえませんか?寄り添って一緒にもがきたい。少しでも楽になるなら」(要約)・・この違いは大きい。
口外厳禁なこともあり、誰にも打ち明けることができずに、ただただ謝ることしかできなかったという、航一が抱えてきたものの重さ。恐らく一生消えることのない苦しみ。そんな彼に寅子が寄り添うとしたら「もう謝らなくていい」では弱い。航一を憎むのではなく、許すことで彼を苦しみから解放させようとした太郎(←今回ようやく娘と孫の死を受け入れられたかもしれない)と、一緒にもがくことで彼を楽にさせようとした寅子。それぞれのキャラ設定や、航一との関係性に基づいた台詞の書き分け。上手い脚本だ。

◆小野が抱えてきたもの
親に反対され、朝鮮人の恋人との婚約を解消した小野は、「あの時、自分はどうすればよかったのか」と悩み、自分を責め続けていた。裁判を傍聴したのも、その答えを見つけるためだった。偶然立ち聞きしてしまったことで、香子と汐見が自分と同じ境遇だとわかり、寅子の制止を振り切って彼らに答えを求めた。香子を気遣う寅子&すがりたい小野が抜かりなく表現されていた。
「好きになった人が日本人(朝鮮人)だっただけ」・・国も家族も捨てる覚悟で一緒になった香子と汐見にとって、それ以外にないという答えだった。「ありがとうございます」と繰り返し頭を下げ、涙を流した小野。そう、彼女にとっても同じはずだった。でも、できなかった。理解者もなく、相談できる人もなく(←両親は太郎に相談し、破談包囲網が敷かれた)・・これから先どうなってしまうのかと怖くて不安で・・諦めてしまった。

香子&汐見と、小野の覚悟の違いを描いたわけではなく、小野が誰にも言えずに一人で抱えてきた苦悩と、救われ解放された様を描いた。だからこその「ありがとうございます」・・彼女自身、答えはわかっていたのかもしれない。誰に何と言われようと、一緒になるべきだったと。自分の周りの「普通」に、おかしいと言ってくれる寅子を見て、この人ならと思えたのだろう(←寅子も「何かあったら言ってね」と声をかけていた)。だから休みの日に、寅子の家を訪ねてきたのだ。一人で抱えてきた思いを聞いてもらおうと思って。そこに香子&汐見の先客があったため、あのような形になったと。よくできた脚本だ。小野の新たな一歩を応援したい。

◆「人間ドラマ」の真骨頂
戦争や差別というセンセーショナルな題材を、表面をなぞるだけではなく、その時代を生きた人々の物語を通して、人間の内面に深く斬り込んで描いている。一人で抱えてきた航一と小野だったが、ようやく話すことができた。どちらも寅子だけに話す形でも成立したのに、あえてそうしない脚本。前者は太郎たち、後者は香子たちを絡めて描くことで寅子アゲもなく、より深みのあるストーリーになっている。太郎や香子の設定がここでも活かされるのかと、緻密に計算された脚本に脱帽である。

寅子の「思ってることは口に出して言った方がいい」に続いて、涼子&玉が「その方がいい!」・・どちらも、猪爪家で饅頭を作った時に直道が言った台詞だが・・やられた。「なるほど」連発で、多くを語らない航一を散々描いてきて、ここぞの大一番で使う脚本。それだけではない。先週「あなたのいない人生は考えられない」と、思っていることを口に出して言えた涼子&玉だからこその「その方がいい!」・・計算され尽くした脚本である。

寅子の描き方も「人間ドラマ」に相応しいものになっている。「判事として」弱者に寄り添う=正義として突っ走るのではなく、これでいいのかと苦悩する様が描かれた。と同時に、「人として」迷うことなく、涼子&玉や航一に寄り添う様も描かれた。更に、「母として」悩み、迷い、戸惑いながら、優未と向き合う様も描かれた。完璧でもなければ、器用でもない、色んな人に支えられながら、自分もまた一人でも多くの困っている人を救いたいと、もがき続けている。そんな寅子だからこそ、明律同志たちから慕われ、穂高を始め先輩たちから可愛がられ、優三から愛されたのだろう。ヒロインの描き方で失敗失速した朝ドラが少なくないことを考えると、虎翼が如何に上手いかよくわかる。今週も上出来だった。来週も楽しみだ。

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2024-08-02 21:06:20
名前無し

そう、Koreanにとって神のような完全な出来です。岡田将生さんも演技が素晴らしい、伊藤沙莉さんととてもお似合い夫婦になりそうです。

2024-08-02 21:53:15
名前無し

やっぱり傑作。
戦後でも、戦後をむかえられない人たちの苦悩。
それでも、前を向いて生きていく事。
静かに描かれた週末のドラマ。
重たいけど心に染みました。
面白い。

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2024-08-03 01:11:05
名前無し

弁護士杉田太郎への航一の、ごめんなさい、の意味が分かった。それは
国のある機密機関に入り皆で戦争の机上演習を行いあらゆるデータを集め
敗戦に至ると結論を出して軍部の上層部に出したが、認められず戦争を
止められなかった懺悔でもあった。杉田太郎は誰を憎んでも娘や孫は帰ってこない
充分苦しんだから謝らなくていいと励ました。

包み隠さず話した後、外に出て悲しむ航一について来た寅子は苦しみを分けてくれますか、
一緒になってもがきたい、少しでも楽になれたらと慰めた。その優しさに
耐えられなくなりしゃがみ込み手で口を押え嗚咽する航一に、寅子も隣でしゃがみ
航一の背中を優しく撫ぜる思いやりが良かった。
遠くから聴こえるサイレンは戦争の記憶の空襲警報に似ていて切なかった。
そして雪の中の二人は心に沁みる名場面になりました。

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2024-08-03 01:16:52
名前無し

寅子が恋に落ちた瞬間を見た
来週は苦悶する週なのか、ご縁が纏まる週になるのか。
恋愛系には他ドラマでも全く興味ないのですが、サイコパス・ミサエの件があるので見逃せないわー

いやー、脚本の勢いが全く衰えないですね。
「総力戦研究所」をこのように正面きって取り上げたドラマを初めて見ました。
当時の映像も挿入されて、また泣けてしまった。
それに、関東大震災時の朝鮮人に起こった悲劇も取り上げていた。かなり踏み込んだ内容だったと思います。

かと思うと、凄いです!このバランス感覚。緩急のつけ具合。
直道登場を喜んでいる方達が多くて嬉しい!私も同じ気持ちです。涼子ちゃんたちも嬉しそうでしたよね。
お料理中とかながら見ですが、ちょうど第一話から見直していて「その方がーいい!」を流してたばかりです。
それから、モン・パパは第二のテーマソングのように色々な主要な場面でBGMとして流れていたことに気がつきました。
やっぱり、優未の歌う歌はモン・パパしかないです!

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2024-08-03 06:18:40
名前無し

知らない人が多いだろうから総力戦研究所の話しをドラマにして欲しい。日本の戦争責任は天皇にあると思うけどね。原爆落とされて、やっと降伏したなんて悲しい歴史は日本だけだよ。戦争を始めるより終わりにすることのほうが難しい。
ここから学んだんだよ私たちは。

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2024-08-03 10:12:49
名前無し

 足跡のない雪のラブストーリー
 

2024-08-03 10:28:37
名前無し

弱い立場の人に寄り添うというのは立派だけど、あんまりそれが強すぎるのはかえって真実を遠ざけるような危険性も感じる。
寅子の気性だったらラジオのお悩み相談おばさんくらいがいい気がする。

2024-08-03 10:44:28
名前無し

戦争を止められなかったと後悔する航一さん。
時は昭和15年だったと。
シミュレーションすればするほど、アメリカとの圧倒的な差を感じていたんだろうね。
実際、米国留学経験のある山本五十六氏もまた真珠湾攻撃には否定的だったと聞くし。

しかしそれでも日本国民は太平洋戦争への道を突き進んでしまった。
せっかく手に入れた朝鮮や満州国を手放したくないとか、日中戦争での戦死者に報いたいとか、経済的圧力に屈したくないとか、あのロシアにすら勝ったんだからアメリカ相手だって勝てるはずという根拠不明な理論とか、帝国陸海軍のメンツとか、いろいろあったんだろうなとも思う。
戦況に詳しい知識人よりも、一般国民の方が戦争へ前のめりになっていたとも聞くし。

そうして、多大な犠牲を払って掴み取った日本国憲法。
もちろん、時代の変化に合わせていかなければいけないだろうが、戦争参加へのハードルを下げるような昨今の議論を聞いたら、彼らはどんな反応をしたであろうか。
ふとそんなことが気になった。

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2024-08-03 10:53:30
名前無し

今週は中途半端な正義論(詰め込み過ぎ)でモヤモヤしましたが サイコパス美佐江や同級義姉花江ちゃんの登場の次週がトラツバらしくて楽しみです。
恵里香さんのライトノベル 脳漿炸裂ガール面白いです。すれすれヤバい女を書くのがうまい。

2024-08-03 11:07:54
名前無し

今週も内容が充実して引き込まれました。
放火犯裁判による朝鮮人差別問題やかつて総力戦研究所に所属して
敗戦を予測しても戦争を止めることができなかった航一の慙愧に堪えない
心の傷など、これまで朝ドラではあまり取り上げなかったタブーに
挑戦した意欲作だ。

また重い展開のおり寅子の愛娘優未との会話が増えて心の溝が埋められたりする
微笑ましくも心和まされる母娘(おやこ)の場面を見せるなど、今週も
緩急取り交ぜて飽きさせず見応えがありました。

そして次週予告では寅子に挑戦的で何か企む美佐江との最後の葛藤や
寅子と航一との仲が特別な関係になって行くのか興味が尽きず目が離せない。

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2024-08-03 11:14:06
名前無し

たしかに 当時の時事を取り上げでもあれだけなら SNSコメンターと同じです。
寅ちゃんの仕事での勢いがなくなって 眉をひそめる表情だけが心に残りました。
得意の少年犯罪でのご活躍を期待しましょう。

2024-08-03 12:54:04
名前無し

色々タブーに切り込んできますねえこのドラマ。
今週はヒャンちゃんが久々に活躍して良かった。
来週は赤ミサンガの謎がとけるのかな。

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2024-08-03 13:25:37
名前無し

日本国憲法第14条〔法の下の平等〕だけでなく
憲法の条文随所に出てくる「すべて国民は」の「国民」に
朝鮮半島の人・台湾の人などは含まれていない。
日本国憲法第10条〔国民の要件〕をそっくり無視した作品。
国民でなければ憲法の定める権利は保障されない。
憲法には「何人も」となっている条文もあるが、
初めに憲法を習う際、代表的な条文として示される
第11条〔基本的人権〕、第14条、第25条〔生存権〕などは
「国民は」もしくは「すべて国民は」。
終戦までは日本の植民地として創氏改名などで強制的に日本人とされ
戦時体制に組み込まれたが、併合以前からずっと差別されていた。
というより、差別されていたから併合されたのだ。
そのうえ戦後は「国民ではない」とあらゆる保障から外された。
憲法14条の〔法の下の平等〕がこのドラマのテーマだそうだが、
朝鮮の人はそもそも平等の対象とされていない。
今週の内容は1952年だが、その同年に制定された「外国人登録法」、
その後1955年から実施され1992年の改正、2000年の廃止まで続いた
指紋押捺問題などまったく考慮もされていない。
「この問題はその後40年続く議論となります。」など言うのかと思ったら、
一切触れない。
その事実のうえで、今週のどこに納得できる内容があるのか。
差別問題も扱いましたよ、とまやかしの内容でごまかして済ませている。
私は日本人だが、日本人としてこれほど恥ずべき歴史事実はないと考える。

2024-08-03 13:36:30
名前無し

在日朝鮮人の方や韓国の方はこのドラマを見て「よくやった!よく取り上げてくれた」と思うだろうか。
手紙の誤訳というだけで無罪、それが決め手ならその訳は間違いだとなぜ書いた本人が言わないのか。
女学生時代にヒャンちゃんが出てきたことはうれしかった。
朝鮮人や在日朝鮮人のことを取り上げたということに一定の評価はしたいと思いつつ。

戦後になってからはヒャンちゃん、梅子、よね、涼子と玉みんなが寅子の方はアプローチしているとしながら(梅子は事情を知らなかったかもしれないが)相手側から交流を拒否られてるという形にして置き物のような存在になった。
ヒャンちゃんはどこからウワサが漏れるかもと思っているかもしれないが、家は多岐川もいる。寅子が家に行ったとしても仕事関係だと言いやすい場所であったと思う。
よねにはうとまれながらも押しかけてるくせに、ヒャンちゃんにはどうしてそうしなかったのか。夫と理解者がいるとはいえ、異国の地での出産や育児、どんなに心細かっただろう。
それなのに必要になったら引っ張り出して手紙を訳させる。(というか判事であってもそんな裁決の決め手になるような証拠を家まで持ち帰れたりするのか?)

差別されてる人に寄り添うというよりは、朝鮮の人を利用して寅子の手柄にしているような杜撰さ、上から目線があるように見えるのは自分だけか。

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2024-08-03 15:20:22
名前無し

吉田さんは作品も少なくまだまだ発展途上、8割は漫画作品や秋元康などの原作ありきの脚色家で 将来有望なライターです。恋せぬふたりが完全オリジナルでとても良作でした。虎翼が集大成なら心配ですが、女性の視点で書き得なかったタブーにも多々挑戦していく戦士のように 育児が終わったら大物作家の仲間入りすると思います。

2024-08-03 15:52:59
名前無し

脚本や台本は事細かに表情や動作や背景など指定していないことも多い。
この作品ではどう書かれているかわからないけど、
多くの現場は撮影に入るまで、そして現場で、相談や調整を重ねてつくりあげていくので
シーンに入ってから変更、撮ってから変更、よりよい作品に仕上げるために大変な苦労を
されている。
6月までの今作品は、そうした努力の結晶が輝いていた。
役者の芝居・演技だけでなく、撮り方も背景も、道行く人の姿勢や表情も意味を持って
本当によくつくられていたと感心していた。

もちろん自分の作品でないので、こうなったらいいなこうなってほしいと思いつつ
気持ち離れて観ているのだけど、7月以降の変わりぶりがもうなんとも…
話の展開、構成、人物描写など矛盾満載で落としどころもない。

杉田兄が泣いた麻雀大会。
まず学校帰りのランドセル背負った子連れていくか? しかも初対面の男性に連行?
初めからどうにもこうにも無理がある設定だったが、
会場の部屋に現れた寅子たちを見て、杉田兄はなぜ近寄ってから立ったまま泣く?
その時点で部屋にいる他の参加者一切排除。存在しないかのようになった。
百歩も二百歩も譲って「杉田兄泣き崩れる」としても、奥に座ったままで泣けばまた違った。
優未にすれば子どもが足を踏み入れるゾーンでないところに連れて行かれた挙げ句に
知らないおじさんが自分を見るなり近寄ってきて至近距離で見下ろされ泣かれる恐怖。
不自然でしかない設定。
星判事がそれを抱き締めて「ごめんなさい」のためにその構成にしたのだろうが、
これが何よりも不自然極まりない。
杉田兄が星判事の背に手を回すことがさらに不自然で陳腐。

6月までのこのドラマ、
法廷では傍聴人の息遣いまで感じるような描写、裁判官の心境を見事に表した映像、
街角では時間経過に合わせて変わっていく看板や人々の服装態度、表情だけでなく
歩き方立ち止まり方まで変わっていった。
度々挟まれる新聞記事やラジオ放送で知らされる状況、会話から推測される思いや関係性。
主要人物以外も無駄にしない、むしろそこであらゆる描写を工夫してつくりあげていた。
丁寧に丁寧につくられていた。と思っていた。
制作陣の誰か抜けたのか、代わったのかと思うほどの雑で通り一編の7月以降。

杉田兄がへやの奥その場所で泣き、それを周囲の人が見て驚くシーンであったならばまだ、
その場に同席する人々が映され、杉田兄に対する周囲の印象評価も表現される。
そこで距離を置いたままで星判事が「…ごめんなさい…」と涙し
部屋全体のカットがあればまた、話の流れとして「何があった?どうなってる?」の空気感や
話の流れとしての全体像が描写される。
6月までの描写はそういった、周囲も状況もないがしろにしない丁寧さだったから
説得力があった。

杉田弟の言葉も、一人娘と孫を空襲で亡くし数年前に妻も亡くして仕事に邁進する、
そんな兄を見てきたのなら、なぜ高瀬のことをあんなふうに言ったのか。
星判事の言葉で気づき、「受け入れてないということですかね」と自身の言動を省みたなら
なぜまた小野事務員のことをあんなふうに言うのか。

今週でも、三条に2人しかいない弁護士が揃って朝から新潟本庁まで来る。
本庁内廊下で裁判官と控訴されたかどうかの会話。
本件に関わる裁判官と被告弁護士が控訴されなくてよかった~と喜び合ってるのはおかしい。
昼食時にまだライトハウスにいる弁護士兄弟。暇なのか三条。
「すぐ片付けて用意します」といつまでも突っ立ったままの涼子。他の客は来ないのか。
判事補に寅子が「法廷でのあなたの顔が怯えているように見えたから」
右陪席から左陪席の顔が見えていたのか。というより、見ていたのか裁判中に。真横向いて? 
しかも裁判長越しに?

人物設定から状況の描写から台詞から、何から何までおざなりになった感。
涼子や稲さんや杉田兄などの演技がよいためについ感動しそうになるが、内容自体無理がある。
6月まで頑張ったから後は好きにやっていいとなったのか。
どこかから「指導」という名の横槍でも入ったのか。
残念すぎる。

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2024-08-03 18:14:29
名前無し

そうそう、通行人の佇まいまで…思い出しました。
「学生編」はとても良かったけど、「お仕事編」でかなり力量不足なのが素人目にもわかってしまった。
7月以降、ヒロイン、家族、仲間、相手役、仕事の同僚なんかカクカクした不自然な感じ。

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2024-08-03 20:06:17
名前無し

2人で疲れて手抜きの夕飯のとき、
敗戦から数年経ってクッキーやマドレーヌみたいな
焼き菓子なのね。
そりゃ滋養たっぷりだよ。
他の家庭ではお菓子は
良くてもふかし芋や蒸しパンじゃないかな。
特別、特別…

2024-08-03 21:19:45
名前無し

寅子にしても星にしても戦前から恵まれた家庭に育ったわけで、「苦労を重ねて司法試験に合格した」わけではない。朝ドラヒロイン(稀に男性のこともあるが)は裕福な家庭に育った人物と「おしん」を代表するように苦労を重ねた人物、どちらにも含まれない人物がいるが、寅子は明らかに裕福な家庭に育ったほうに含まれる。

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2024-08-03 21:30:58
名前無し

↑言ってる意味がよくわかりません。

2024-08-04 00:18:39
名前無し

今週からダイジェスト視聴に変えたが、5日分を15分で見てもお釣りがくるくらい浅い上に、不快指数の高い内容だった。
ともかく、寅子の驚異的な自己中の増長に絶句。
香子が、再来日して寅子と再会した時に寅子と距離を置こうとしたのは、最愛の汐見やこれから生まれて来る子が嫌がらせを受けずに済むように、朝鮮の血脈を隠そうとするためだった筈。なのに、ハングルの手紙の訳を確かめるという目的で、香子と汐見をわざわざ新潟に、在日問題が放火事件で沸点に達している非常にリスクの高い状況で、呼び寄せるとは…
穂高失態事件をも滅茶苦茶さで上回るあり得ない脚本。
そもそも「家庭に愛を、少年に光を」の“家裁の母”になるはずの寅子が、現代社会の平等問題全体を裁く人に、わけのわからない桂場の意向もあって、キャラ変してしまっている。
憲法14条の法の下の平等を、まるで寅子が勝ち取ったかのような意識をもち、それが広がって行かないのがもどかしいと発言。寅子はよく弱い人に“寄る”とか“寄り添う”とかいう言葉を使うが、こちらから見ると、上から目線で価値観を押しつけているにすぎない。もっとはっきり言うと、自分を憲法14条の具現者・代名詞と思っている節すらある。憲法14条を虎に喩えると、寅子は“虎の威を借るどや猫(どら猫でなく)”にすぎないのに。
そして航一。
戦争という悲惨な出来事の中では、ほとんどの人が色々なことを喪失し、絶望や悲しみや悔しさややりきれない思いに襲われ続け、慚愧の念のとりことなる。でも、そこから心を奮い立たせて前に進み続けることで未来を切り開いた。
総力戦研究チームにいて敗戦が分かっていたのに止められなかったことをいつまでも引きずるなんて、いかにもひ弱な打たれ弱いエリートだなと思う。その時のチームの何十人かのメンバーで、航一のように心が死んでしまった人は他にはいないのではないだろうか。
私から見て、心の傷の深さは、航一なんかより道男や杉田や寅子やよねや花江etc…etc…の方がずっと上だと思った。
寅子は、穂高の退官のときには、場違いかつ見当外れに怒鳴り散らかしたが、今このときこそ、ウジウジプリンスの航一を「甘えてるんじゃないわよ」と叱咤すべきだった。
寅子は、イケメンに甘すぎる。だいたい、仕事関係の男性はすべて苗字で呼んでいるのに、星だけは航一さんと呼んでいる(星長官はあっという間に他界してるわけだし下の名で呼ぶ必要は無い)。要するに、視聴者受けのする恋バナの布石。
ドラマのつくりが、7月以降急速に安直化してしまっている。

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2024-08-04 00:53:16
名前無し

今週も見所たっぷり。
悲しい事だが色々な形での差別は今も残る。
多分この先も。私達一人ひとり、どうしていくのが良いのか考えて行動していくしかない。
来週も辛い展開が待っていそうではあるけれど、寅子やその周りを取り巻く人達を見守りながらラストまで見ていこうと思う。

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2024-08-04 01:10:38
名前無し

現在の我々はいろいろな資料や教材で歴史を見ているので愚かな戦争だったことは分かっているが、当時の一般国民は悲惨な戦争の末路は夢にも思わなかっただろう。それゆえ航一たち総力戦研究所たちがあらゆるデータを集めて敗戦を確信しても、軍の上層部の怠慢で戦争を止められなかった悲しみ口惜しさは計り知れない。

予測通りの敗戦の悲惨さを顧みて、杉田太郎弁護士の娘や孫が戦争で失った悲しみは自分にも責任の一端を重く感じていたと思います。それが、ごめんなさい、に繋がったと思いました。

寅子たちに思いの丈を打ち明けた後、冷静さを取り戻すためにライトハウスの外に出た航一について来た寅子は、苦しみを分けてくれますか、一緒になってもがきたい、少しでも楽になれたらと慰めた。

その優しさに寅子の前で弱い自分を正直に曝け出し、しゃがみ込み口元を抑えむせび泣く航一に、寅子もしゃがみ航一の目線で背中を撫ぜながら無言でいたわる寅子の思いやりや慈愛に感動しました。雪の中で思いを寄せ合う二人の佇まいは、今作屈指の記憶に残る名場面になりました。

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2024-08-04 01:39:01
名前無し

「事件は会議室で起きてるんじゃない 現場で起きてるんだ」
寅子は現場に行かない。
現場で起きている双方の者の意見を聞いて板挟みになることもない。デスクワーク、デスクワーク、ときどき奇声。
道男のときもそうだった。
道男より年下のあの男の子はどうしたのだ。彼は保護施設に入れられては逃げ出している。
それなのに道男ばかりをとりあげて、偉い口まで叩かせている。

女性たちへの対応も、異動するのに時間をかけず、この人はうまくいった!…あの人への対応がなかなかうまくいかない、もどかしい…
そこでなぜ?憲法では全ての人が平等であるはずなのに?
私たちも一緒に考えられると錯覚した。
そんな思いを寅子と共有しながら裁判官編が、描かれると思った。

日本の中に在日朝鮮人の方はいるが、香子はどうしたのかはまだ謎。本籍が空襲で無くなったのだろうか?そういう地域があるのだろうか?
彼女のような身元不明者は多くいたのかもしれない。
では多岐川と汐見は彼女の身元をでっちあげたのだろう。
戦後数年はそれでいいかもしれない。
でもそれは彼女の首をじわじわしめることとなる。
その2人が「愛」を語る。

星航一、異星人すぎる。戦争中の苦渋をなめてきた人とは思えない。杉本弁護士を抱いて泣くとかではなく、目を充血させる、顔を蒼白にして尋常ならざる雰囲気を寅子だけが見たとかではよくないか?
戦争なら男も人目を憚らず泣くこともあったと思う。しかしその場の空気を壊してまで、小さな子どもを怖がらせてまで、上司の目の前で…?
→全部寅子へのメッセージ🎼ということがバレバレすぎておじゃんである。

役者さん達が素晴らしい演技でがんばっていると思う。
なんでNHKがこんな最初だけ純度の高い話作ってあとはけんもほろろにどっちらけするのかわからない。
今回は女性にテーマを持たせて落とした極めて悪質なものだと思う。

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2024-08-04 10:16:33
名前無し

いろいろ唐突に展開されるので着いて行くのにやっとです。
もう少し丁寧に描いて欲しい今の虎翼。
朝ドラではなく、Nスペなどで詳しく知りたい総力戦研究所。

後半何故批判が増えたのかを考えると、前半は寅子の家族を中心に回っていたけど、後半にそれがなくなり話しが、あちこち飛んだような軸の見えないものに感じることではないかと。

でも、今回はウチの若い奴も一緒に楽しみに視聴してます。

2024-08-04 10:33:30
名前無し

総力戦研究所のエリート達の机上分析が軍部のシンクタンクを動かせなかったのは仕方がない。理論で戦ってる軍隊じゃなかったから。
 星さんはともかく寅ちゃんが一緒に背負うことじゃないから。分け合いたい、っていうプロポーズかな?(#^_^#)ヤルー
 まとめて見たら週一ドラマと一緒 全然くだらないとは思わないです、次々バズり狙いがある。絶賛に値する程の訴求がないのは 佐田寅子の人生がドラマではぱっとしないせいです。裁判官に女性もいてよかった!! と いまのところまだ誰も思わない。
 

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2024-08-04 10:55:37
名前無し

今作は要所、要所、を捉えて15分間にまとめてしかも充実した内容で見応えがあります。放火犯裁判は寅子が香子の協力で誤訳を見つけ出し、それを弁護士や検察双方の意見を求めたり、新潟地裁支部の判事たちの合議制で無罪に至る過程を手際よくまとめて秀逸でした。

たぶんこれまでの朝ドラでは描いていない、当時の在日朝鮮人差別を描いて感心しました。また朝ドラとしてぎりぎりの許容範囲に描いて物足りなかったかもしれませんが、差別について朝ドラで問題提起してくれただけでも意味があったのかと思いました。

8月は広島長崎原爆記念日や終戦記念日があり、日本人がもっとも戦争と平和を考える時期に戦争を取り上げるのはこの時代を描いた朝ドラでは恒例で、今作もそれに従い描いていました。これもたぶん夜ドラや朝ドラでは取り上げなかったかもしれない航一の総力戦研究所の逸話を取り上げてくれて感銘しました。この先も寅子のモデルの方が判事として担当した広島原爆裁判が描かれそうなので期待したいと思います。

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2024-08-04 11:21:16
名前無し

ほんと 最初の2ヵ月で期待しすぎましたネ!毎週わくわくしたものです。今はフツーに朝イチまで繋いでる番組。
ちょっとずつ齧りついてはあっさり終わる繰り返しには慣れました~。この脚本家は戦争は書けないと思う。上面しか調べてない。考察も甘い。 男女の多様性が精々のような気がするね。
岡田さんの台詞に丸投げして泣かせでオシマイっていかにもアニメ的でした。岡田さんでよかったですね~。

2024-08-04 12:09:09
名前無し

総力戦研究所が、東条英機内閣のもと、Shadow Cabinet ならぬ Simulation Cabinetとして組閣されていたことは高校の歴史の授業で学んでいたし、猪瀬直樹氏の「昭和16年夏の敗戦」でも採り上げられていた。その招集された若きエリートたちは専門知を求められただけで、敗戦による重大な責任を負うものではない。実際のところ、極東軍事裁判で死罪になった東条首相自体が非戦論者であったが、八方塞がりの状況で開戦を選択したのは寧ろ世論の力だった。
このメンバーも当然敗戦によって戦争責任を感じるのは当たり前だが、それが一般市民よりも極端に多いとは思えない。
航一は、僕だけが裁かれずにとか言って、過剰な悲劇のヒーローになっているナル男君にすぎない。誰も裁いてくれないなんて言うくせに、花岡のように食管法を遵守するために闇米を食べずに餓死する覚悟があるわけでもない。
そんなことをウジウジ引っ張っている暇があったら、司法の立場から憲法のもたらす恵沢が遍く人々に行き渡って、あの戦争の惨禍が二度と起こらないように国の仕組みを変えていく一助になる覚悟で公平性の追求に全身全霊でぶち当たっていくというのが使命なのではないか。
ひ弱な航一と思い込み一直線の寅子…雪の中で寅子が泣きじゃくる航一の背中をさするシーンで、マザコン男性を肉食系女子がたぶらかしてるようで、身の毛がよだった。

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2024-08-04 12:20:57
名前無し

「はて?」「ごめんなさい」「なるほど」同じ言葉の羅列がもうウンザリなんですけど。
それと脚本家がXでドラマの補足やシナリオブックにはもっと深く書いてますとか、あのシーンは実はこういう意味ですとかシナリオブックの宣伝を盛んにしてるのがとても不快です。
なるべく見ないようにしてても、目に入ってしまい、自分が画面上で見てたのと違う内容だったりする事が多くてあれっ違う?と思い萎えてしまいます。
視聴者は15分の放送が全てなのに、放送直後に自分が見てた物と違う内容をシナリオブックのコピーや資料を引用されても?です。
脚本家が自己顕示欲の塊で、視聴者を全然信用していない。
脚本家が前面に出てくるドラマにろくな物はないです。
新潟編とにかく酷いです。

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