5 | 102件 | ||
4 | 39件 | ||
3 | 18件 | ||
2 | 13件 | ||
1 | 59件 | ||
合計 | 231件 |
異性愛結婚に憧れるゲイ少年と、BLをファンタジーと捉える腐女子との一風変わった恋愛模様を描き出す。
連続8回予定
面白かった。若い俳優さんたちが演じていたので、若々しい真っすぐな力も大いに感じた。藤野さんもひよっこの時とはまた違った雰囲気で、純を想う気持ちが力強くもあり微笑ましくもあり、いい女優さんだと改めて思った。あと、主演のお二人のやり取りも良かったけど、亮平のいつも友達を思う純粋な叫びにグッとくることも多かった。今後も、この若い俳優さんたちの活躍を期待したい。
>でも三浦さんが純君を自殺に追い込んでから
純は小野の差別感丸出しの罵倒の連続で飛び降り自殺を図ったので、三浦紗枝は関係ないと思うが。
金子大地は「おっさんずラブ」でブレイクし「ひよっこ3」でもちよ子のボーイフレンドの重要な役になりそう。
私も最初「中二病かよ」と怒った純に引いたのですが、後で考えたら、自分より若いのに死を選ばなきゃいけなかったファーレンハイトの境遇に怒ったのかと納得しました。
私も最初
「ただの中二病かよ」
に引きました。
でもそれって純の自分への怒りだったのかと思い直しました。
ファーレンハイトの「死」への怒りはもちろん前提として。
そのあと、お母さんが泣いていて、お母さんには純の悔しさが伝わったようでした。
ファーレンハイトの純への言葉は、精神性として嘘ではなかったのかもしれないけど、それをそのまま鵜呑みにしてしまっていた。
リアルで自分が三浦さんから影響を受けたように、もっと踏み込んで彼自身を見てあげていたら、死を選ばなかったかもしれない。
あの頃の自分は自分のことしか見えてなかった、という自らの幼さへの怒り。
自分も経験した時期だからこその悔しさが重なったのかなと思いました。
純が他者に一方的に荒い言葉で怒りを表すって、見たことない場面でした。
現実では言わないような言葉ですが、敢えての表現だった気がしました。
純が如何に自分の事に精一杯でファーレンハイトのSOSにも
気が付かず、終始 彼に甘えてばかりだった。
自分よりも年下の相手だったのに…と後悔からのセリフだと
捉えました。
三浦さんにキャラ変させてまで支えて貰ったり
最後はお母さんのカッコ良さも、彼は確かに皆に甘えていたと思います、それは裏切りたくない想いがあったから。
彼氏でさえ、妻帯しているゲイとして腹を括って生きている
自分がゲイで生まれて来て不幸なのだと閉じこもるのも
不幸だと嘆くのもこの年頃故の自意識過剰もあったと思う。
いろんな経験を経て純は、本当の自分を生きて行くのだろう。
一番の疑問。同性愛者ではないので、正直わからないところもあったのだけど、同性愛者から見たら納得できる話だったんだろうか?
私はバイセクシャルの腐女子だ。トランスジェンダーも少しあるかもしれない。
こうした作品を同性愛者の被害妄想だと思うならそう思っていればいい。でも、実際に「自分の性的指向」と「世間一般から見られる自分」との間に齟齬が発生してしまって生きることに息苦しさを感じたことがないような幸せな人は、そのまま生きていればきっと私たちのこの息苦しさを永遠に理解することはない。
世の中にごまんと溢れる異性愛作品は、異性愛者の娯楽でしかなくて、それに納得がいかない自分が異常だと否定され続けているような感覚になることもある。友達に恋バナで「彼氏は?」と聞かれることに、「彼女の話」をできないことに、笑ってごまかして嘘をつかなきゃいけない苦しさは、わかってもらえるだろうか?
他人の苦しみは、私が評価していいものじゃない。異性愛者の人は、LGBTの苦しみを評価しないで欲しい。
こんなことを書く私も、完全な同性愛者ではないから、マコトより幸せなコウモリとして生きていけるし、もっと苦しい人の気持ちを知ったように言うことはできない。
主人公
不倫は良くないと思う。彼氏と別れてないのに告白されたからってキスしてしまうの、倫理観が認められないし手が早すぎる。「厨二病かよ」と遺影を叩きつけようとしたのは情緒不安定すぎてびっくりした。
でも、中高生の頃ってめちゃくちゃ不安定だし、すごく狭いコミュニティに閉じ込められて、周りに自分のような「異質な人」なんていないような気がする。自分の性自認が揺らぐ衝撃は、その経験をした人にしかわからない。大学に出ると、LGBTサークルなんてものもあったりして、人との付き合いも広く浅くなって、随分息がしやすくなった。純もがんばってほしい。
倫理観は納得いかなかったけど、男しか好きになれないのに「彼女は?」と聞かれ続けるのはすごく苦しいと思う。そして「男が好きな自分が嫌い」だから彼女と付き合ったことはすごく自然だった。客観的に見たらすごく身勝手で酷いことをしていて全く共感できないんだけど、彼にとっては非常に重大な問題だったんだろうな。
厨二病かよのシーンも、あんなに頼りにしていたファーレンハイトに嘘をつかれていて、信じていたこと全部が嘘だったように思って怒ったのかな。でも全部が嘘じゃないと思い直せたのだろうか。純は余裕がなくて視野が狭いように思った。それも高校生らしさなのかな。
純は三浦さんのことは人として愛せるけれど、恋はできなかったのかなと思った。恋していたのはマコト。自分はバイセクシャルだから、愛せるならパートナーでもいいんじゃないかと思ってしまったけど、それはできなかった。
三浦さん
腐女子があんなに公の場でハタ迷惑な言動をするような描写はして欲しくなかった。ちゃんとTPOを選んでひっそりしている腐女子もオタクもいるんだから。
彼女のスピーチはところどころ「純の自覚とあっているのか?」「同性愛者の感覚に適しているのか?」と思う部分があったが、それは私がバイセクシャルだから引っかかる部分だったのかもしれない。純は「三浦さんから見た自分」に納得していたみたいだったし。
セックスしようとして拒絶されたことはすごく辛かっただろうし、振り回されても好きでいるまっすぐさは素敵だった。素敵な人と結ばれてほしい。
マコト
特定の一人と浮気するんじゃなくて、ゲイ風俗とか行ってほしかった。
私だったらこのパートナーでもありかなと思う。ちゃんと家族サービスして、父親をしてくれて、家族を大切にする。(ただ彼氏を作るのはやめてほしい)
マコトが「妻を助ける」と言ったのは、結局マコトにとっては恋人よりも家族が一番守りたいものだったから。家族が欲しいという願いを叶えるために、パートナーや家族に隠し通す覚悟をもっている同性愛者。純もこんな同性愛者になれたら、家族ももてて幸せなんじゃないかと思ったけど、それもできなかったということなんだろうな。
私には微妙に刺さらなかったけど、この作品が悩んでいる誰かの救いになればいいなと思う。
おっさんずラブやきのう何食べたとはまた方向性が違う切り口なので、いろんな見方や立場があるんだなとヘテロの人に伝わればいいな。そしてヘテロが当たり前だと思わないでほしい。ヘテロ思考の何気ない一言に、傷ついて余裕をなくしていく純のようなLGBTはきっとたくさんいるんだと、想像してもらえたらそれだけでありがたく思うべき時代だと思っている。
できれば、「彼氏は?」じゃなくて、「恋人は?」と聞かれることが当たり前の世界になってほしい。
亮平役の小越勇輝君。
別のドラマでも見てみたいです。
俳優さんに不満があるわけじゃない。
脚本とかセリフの問題。
俳優さんは頑張っていると思う。
でも、暗い自己中男子や
強引な女子の出しゃばる感じには
深みがないし、感動もできなかった。
放送が終わり寂しい限りです。
若干理屈っぽい面を除けば(原作がそうなら仕方ないが)NHKの意欲的な大胆な挑戦作品として十分合格だと思います。
ずーっと面白く見てたけど7話だけはちょっと違和感。
なんで、生徒や先生の前でキス?しかも、ゲイだと分かってて、それを周りが祝福するのも意味わからん。
さすがに先生止めるでしょう。
でも、大地くんや男友達たちの演技はとても良かった。
三浦さんは、私のイメージとはちょっと違った。
役者さんが悪いわけじゃないのだけど、じゅんくんが心開いたり、亮平に好かれるほどの魅力は感じなかった。
違和感が募るばかり。ショッキングなシーンに頼るばかりで、人間がしっかり描けていなかったと感じる。魅力的な人物もいなかった。
LGBTではない普通の人でも十分堪能できた意欲作だったな
ただ第一話の冒頭のマコトと純のプレイははっきりいらんわ
それ以外は素晴らしい
学生の時、たまたまTVでサリドマイドの若い女性の特集をしていて、そのひたむきに頑張る姿にとても感動した。奇遇にも知人のお姉さんだとわかったので、その思いを手紙に書いた。その後で知人と話す機会があったので、お姉さんの障害についての話をした。その中で彼が「姉は《頑張って》と言われるのが大嫌いでその言葉を聞くと酷く怒る」と言ったので書いた手紙を渡せないまま持ち帰った。そして自分の思いを違う言葉で表そうとしたけど、どんな言葉なら傷付けないで伝わるのかわからなくて、結局手紙を渡すのを止めた。
私も知人も19歳、彼のお姉さんはその少し上でまだ若かったから、いろいろな感情に戸惑っていた時期だったのかもしれない。
けど、その頃の私は、じゃあなんと声をかけたらいいの?と声すらかけられなくなった。
そのお姉さんも今はそんなことは気にしてないのかもしれない。或いは今も尚、根底にずっとあるのかもしれない。
ゲイにしてもレズにしても、障害にしても、少数だから触れ合う機会がなかなかなくて、その内情までわからない。それぞれ一人一人違うんだろうし。
でもわからないけど、けっして悪気があるわけでも傷つけようと思ってるわけでもない。話してみないと何に傷付くのかもわからない。
(ここでいう話すってコミュニケーションの意味。カミングアウトという意味ではなく)
わからないからお互いに余計疑心暗鬼にもなってしまう。
上の方の投稿を読んで、彼氏から恋人には一足飛びでは行かないと思った。
なかなか気持ちまで話すこともままならないなら、こういうドラマが代弁してくれたら、助かるし興味深い。
このドラマは、そういう意図ではないと思うけど、少しはお互いに何かを感じると思う。
現実的ではないかもしれないけど、ドラマとしては凄くよかった。
体育館の演説で引いた。三浦さん、言わなくてもいいことまでペラペラ話して、あれは酷いと思った。
あの場にいたら、立ち去りたくなると思う。
傷に塩を塗るみたいなデリカシーのない行為。あんなことされたら傷つくと思うし、フォローになってない。
つかみは良かっただけに後半の失速が残念
何でお墓にあの名作を供えるのか謎
置きっぱにせず回収しないとね
こんなドラマを何故制作したの?って言われるくらいに
『好きな人』が異性に限定されない世界が来れば良い。
引きこもろうと腐女子であろうと特別視されない。
生きて行くのが楽な 皆が同じじゃなくても認められる。
そんな普通の国になって欲しい。
日本はどんどん生きにくい国になって来てる。
>日本はどんどん生きにくい国になって来てる。
それな!
「遠距離は無理だし」とか言いながら別れ切り出す三浦さんに
違和感すごかった。なんか結局解決できない壁見つけて逃げた
投げたとしか思えない。
LINEでまだ繋がってるみたいな終わりになってるけど、結局
そのうち彼氏作って「彼氏できましたー!」みたいなメッセ
するんじゃね。
若いってそういう残酷なこともできてしまう季節な訳だけど
ずっと抱え続ける純くんとはやはり交わらないな。
最後、純くんがカミングアウトするのか!?!?
って終わりだったけど、しちゃダメだ。
セクシャリマイノリティは肯定するし認める。
でも、性に関することはあくまでも個人の内的なことだ。
個人の中で向き合って解決、処理していくこと。
理解を求めようなんて甘えだ。
違う次元、これは指向じゃなくて嗜好のことだから同列に
語るのは間違ってるけど、
「ボクはロリコンです小学生に欲情します」
なんて高らかに宣言されたらヒく。
理解されたいヒトの悲しさや主張したい権利もあるだろけど
拒否したり嫌悪することが悪だとされるなら
この国はもっと生き辛くなる気がする。
結局、女子目線のファンタジーだった。
男はゲイが生理的に皮膚感的に嫌悪の対象だと
原作未読だけどわかってほしい。
理性でコントロールできる問題じゃなくて。
でもこのドラマ見て中村中の「友達の詩」聞いて
泣きました。
海外と比べて、日本がそれほど、殊更、このような面において生きにくいとは思えない。もちろん理想的な国ないだろうけれど、宗教が国を動かすような国とか、表向きはポリティカルコレクトネスを前面に出している国だって、実際はいろいろあるから、イベントをやったり声高に主張しなきゃいけないわけで。
後半、陳腐な青春ドラマになってしまった。人物の心の機微を描くよりも大袈裟な立ち回りばかりで内容が乏しい。ファーレンハイトの正体も特にストーリーにおいて意味のあるものとは言えなかった。
いやいや三浦さんは、純を自分の束縛から切り離すために
別れを切り出した、あの絵が全てを語っていたと思うけどね。
ここのレビュー読むと理解の仕方がセリフのまんまの受け取りで
セリフの中にしか真実が無いと思ってて、、、。
それが純を追い詰めた、まるで擬似ドラマみたいで怖くなる。
嫌悪の対象は言い過ぎと言うか
ゲイの方が貴方を好きになると思う?って
返しをされる やつやと思うけどなww
嗜好だったら好きじゃなくなる時もあるし三浦さんが腐女子をやめるのもありだろう、でも男性が男性しか好きになれない女性が女性しか
云々は嗜好じゃないと思うが
それは生きる上で大切な絶対的な部分だから悩み苦しんだのではないか
最終回も良かったです。
ゲイに重きを置くか
青春に重きを置くか
または、半々とか
視聴する側の受け取り方や見方で
感想は違ってくるよね
私は、純君だけじゃなく
三浦さんやクラスメイト達の
成長記として捉えたかな
面白かった。
ドラマ自体は後半失速だと私も感じた。
ただ、ゲイの苦しみみたいなのは描かれてたと思う。
ゲイは選んでゲイになったわけじゃない。
私達が異性しか好きになれないのと同じ、変えようと思っても変えられない部分だし、開き直れるまでの苦しみは相当なものだし、死ぬまでカミングアウト出来なくて苦しむ人が大半だと思う。
ゲイを理解できない、とか、そういうことじゃないよね。
それをありのまま受け入れなければ、自分と違う部分を拒絶せず受け入れることが出来れば、自分の責任じゃないのに苦しまなきゃならない人が減ると思う。
だけど、ここの掲示板読んだらまだまだ難しいことみたいだね。
それでもこういうドラマなり漫画なり見て、1人でも偏見持つ人が減ればいいかもね。
一人の悩み多き人間を描くとしたら、中身があまりなかったし、この人はどういう人なのか、あまりピンとこなかった。
そういう悩みを広く世に問うとしても、センセーショナルな出来事として悲劇性を強調しすぎて、共感からは程遠い印象になってしまって。
別のテレビ東京のほうのドラマのほうが人間的にもおもしろみがあったし、十分に魅力的。そういう悩みを描く上でも、さりげない日常のシーンを重ねながら、核心を突くような様々な心の揺らぎを描いていて、すごく共感もできたかなと思う。
初回こそ引きましたが、その後はとても感動的な展開でした。
このドラマは共感は求めて無いでしょう。
強いて言えば自身の意識に対する『革命』なのかな。
腐女子も含めて、若者の悩みの形を通して追求してあったと思います。
テレ東のドラマ、終わるのが惜しいような傑作ですよね。
NHKには これからも挑み続ける姿勢でいて欲しい。
テレ東のゲイカップルも、あそこに至るまでには純くんのような時間があったんじゃないかしら、学生の時とか。
純くんもいつかあんな風になれたらいいわね。
このドラマを見て、ゲイの方にあまりいい印象を持てなくなったかも。
(他のドラマでは、かなり好印象だったけど)
すごく気を遣わないといけないみたいで。すごく傷つきやすくて、うっかり失言があってはいけないんだな、とか。他人との接触を好まず壁を作っているみたいで、なんか神経質な方々という印象でした。
それはゲイの方々に失礼だよマツコさんに叱られると思う ドラマだし決めつけたらあかんやろ
まずは、青春ドラマとして、一般の人間とは異なるんだという過剰な自意識に全くついていけなかった。悲壮感漂う描写には共感できなかったし、中には誤解を招くような表現もあったのではないだろうか。安易に命を絶とうとしたり、中学生が既に亡くなっているような表現は唐突で違和感を覚えた。
腐女子の女の子も、あまり好感をもてなかった。人なつこさ、おせっかいというレベルを超えている。個人的なプライバシーを何から何まで暴露していくのも、常軌を逸している気がした。
何よりドラマとして痛々しい展開ばかりが続き、おもしろみに欠けていたように思う。
私はとても素晴らしい攻めの姿勢の作品だと思いました。
同時期に放送されていたゲイのカップルの物語が優秀すぎて、ちょっと見劣りしてしまったかもしれない。青春ドラマ特有の自己中で自意識過剰な主人公だから仕方がないかもしれないけれど、飛び降りたりするのって、やっぱり衝撃的なシーンだと思うし、ファーレンハイトがまだ中学生で亡くなっていたことも悲劇性を強烈に印象付けるし、痛々し過ぎた。
社会に適応している既婚のゲイの方が「コウモリ」で特殊な生き方だと印象付けられるんだけれど、そうすると、純粋にゲイとして生きる純やファーレンハイトは、その他のゲイの方を代表しているかのように印象づけられてしまうけれど、なんだかそうなると、本当に共感できない。
高校生で静かに自分の殻に閉じこもり、周りをシャットアウトする事で
平静を保っていた。
そんな彼が腐女子の三浦さんによって覚醒させられたと思っています。
勿論良い方向に。
ゲイカップルは、見事に熟成された方々(コウモリの方の年齢)
純のように女子と付き合ってみて女性が愛せないのも経験済み。
カップルになっても、好みの人と浮気してしまうとか、、。
そんな若い頃の紆余曲折を経て あの理想型に辿り着いた。
高校の時に、純のようなドラマチックさは なかったとしても。
ただひたすらに自分を押し殺して勉強し続けた過去を持つ
弁護士の方の若い頃? ぐらいな気持ちで見てました。
死を安易に出しすぎていて、そこは抵抗感が強かった。
昔は笑いのネタにすらされたゲイであることへの悩みについて真剣に考えるきっかけを作ってくれた作品でした。見て良かったと思います。
人間的に多面的な描写をした方がもっとよい印象を与えられたと思う。ゲイ以外の個性が何もなくて、つまらない子。それにもう少し、前向きな生き方の部分も強調して欲しかった。
同じゲイの子、他に全くいないのが、話が膨らまない原因じゃないかな。コウモリおじさんしかいないし。もう少しSNSとかで、ファーレンハイトだけじゃなく、別の子と知り合うとか、世界が広がっていたらよかったのに。
主人公のお母さん、けっこういい人だと思うよ。あれなら、もっと感謝してもいいと思う。なんか、そこまで被害者っぽくされると、共感できないかも。
自分の生きづらさばかりに閉じこもってる主人公が苦手だった。あと、中華まんのシーンとかいやらし過ぎて見るに耐えなかった。ああいうシーンいらない。
肉体関係の強調と理屈っぽい面はありましたが、それらを差し引いても制作側の触れにくい話題への挑戦と勇気に敬意を表したいと思います。純と三浦さん役の若い俳優陣の熱演にも好感を持てました。
周囲の人はまだ懸命に主人公を支えようとしていたと思うけれど、主人公があまりにつまらない人で、共感できなかったかな。
深夜枠では攻めの姿勢で若手俳優陣が健闘していたと思う。「おっさんずラブ」のようにゴールデンでも通用する作品は例外中の例外として。
自分がもし、主人公みたいな悩みを抱えていたら、こんなドラマにされるの、なんかイヤだ。
普通じゃない扱いされて、バレて酷い目にあって、体育館で暴露されてもう、同じところで暮らせなくなったり、友達があんな最後とか。
なんか希望ありげなラストだったけど、見終わって、いい感じしなかった。特殊な人間だけどみんなに馴染もうね、みたいな描き方。
もっと普通の当たり前の学生生活をして、そういうのばかりフォーカスされずに、いろんな個性の1つとして描いてほしかった。
面白いと言うかいろいろ考えさせられる作品だった。
欲を言えば、ホモ、オカマはゲイに対する蔑称である説明が欲しかった。でないと、純が自嘲気味に「僕をホモだと思ってるんでしょ」と差別者に吐き出す意味が分かりにくい。ちなみにレズも蔑称で(略称ではない)レズビアンと言うべき。性的少数者への偏見が無くなることを願う。
第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞で「腐女子、うっかりゲイに告る」が、助演女優賞に藤野涼子さん、新人賞に金子大地さん、脚本賞に三浦直之さんの最多三冠を達成しました♪
なお、作品賞は「きのう何食べた?」でした。
色々と考えさせられた良い作品でした。
3冠おめでとうございます。
コンフィデンスアワード賞 三冠おめでとうございます!
面白かったもんね。
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