5 | 62件 | ||
4 | 36件 | ||
3 | 11件 | ||
2 | 8件 | ||
1 | 8件 | ||
合計 | 125件 |
ベランダでの妄想シーンが面白い。
二葉さんが、妻が浮気しているときは妻のことをそれなりに大切に想って主人公と距離を取ろうとしていたのに、浮気が終わったと分かったとたんに主人公との交流とか救われてたこととかで頭が一杯になる流れ、(浮気は別にしても)なんかすごく良かった。人の心って複雑だなー
森山直太朗さんの演技がすごく自然で上手なことに、いつもちょっとウケてしまう
何故2組とも自分の旦那や奥さんと話し合おうとしないんだろう。。?話し合っても上手くいかなくて、隣人に救いを求めるなら、まだ気持ちはわかりますが。。今はただ同類相憐むの現実逃避を描いたドラマにしか見えなくて、見ててイライラします。早く自分の相方と向き合うシーンが描かれて欲しいです。
ウキワにすがって一息ついて、繋がっているロープの先を見る。
そこに、今まで無関係に生きていたはずの他人が、命の綱のロープを一生懸命引き寄せてくれているのを見る。
その人のボートに乗ってホッとしたい。そのボートに救助されたらそこから降りたくないと思う気持ちは良くわかる。
自分を海の底に沈めたものの所に、帰りたくはないだろう。
けれど、気持ちと現実は別、と考え悩むことになるのだろう。
心は既に海の底に沈められているのに。
どんな結論が出るのか?
このテーマは深い。
きゅうかいした
が
9回した。かと思った。
休会した。だった。
結局、4人全員が、いろんな意味で浮き輪を求めてるんじゃないかなぁ。
って思える演出と演者サンの芝居が秀逸。
不倫が別世界のことなので 面白いと感じることができなくて残念です。
不倫をしたくてするわけではなく、気付くと不倫になっていたという状況。
どこまで進むかに個人差はあると思うけれど、こういう気持ちに陥った事のない人っているのだろうか?
登場人物それぞれが、本人なりに不倫に走る何かしらの理由があったんだな、ということは伝わってきました。
ただ、まともな感覚を持ってたらそんなん理由になるか!って小さいことばかりだけど。そんなん認めてたら社会が崩壊するわ。
結局誰かや社会のせいにして、楽な場所に逃げてるだけだよね。
と、思うけど、不思議と不快じゃないです。ダメじゃん、と思うけど理解できる、絶妙なラインで進んでる感じ。100%夫が、妻が悪いっていう描き方じゃないのが上手い。
来週が最終回。
取りあえず決着をつけるにはいい長さかもしれない。
自分で決着をつけられなくても、外部要因で否応なく決着がついてしまう事も良くある。
心の中のくすぶりが簡単に収まらなくても、時が解決してくれる。
そうやって一見平穏に夫婦関係は継続していく事が多いのだろう。
この二家族はどうなる?
次回が楽しみだ。
丁寧な心情描写がよい
好き嫌いはわかれるだろうが、静かだったまいこがぐいぐい来る感じが、
面白い
なんか…
しょうがないなぁって感じが、
ゆっくりとわいてくるこの感じは…
大人も深くなると
若さのキッパリさがだんだん
いつの間にかゆるんでくるような…
ため息みたいなドラマだよなぁ
麦ちゃんは直太郎さんの事を好きなんだな。
直太郎さんも麦ちゃんの事を好きなんだな。
かといって直太郎さんは今の夫婦生活を望んでいるような感じ。
だから、今のままで良いのかなと思っていたけど直太郎さんが福岡に転勤する事に。
夫婦は夫婦でしか分からない何かがあるんだろうけど、我慢している必要はないと思う。
私はこの二人の純愛を応援したい。
浮気して、黙ってそのまま元のままでは何か嫌だなと思う。
どうなるのかと楽しみでもあるけど切なくなるのは悲しいから、二人を幸せにして欲しい。
二葉さんと愛宕さん、中山と福田さん
麻衣子さんとクリーニング屋のバイト先輩、聖さんと陶芸教室の先生
友達、不倫、それぞれの対比が面白い。
ふたばさんは奥さんを赦せるのかな?奥さんは
福岡について行くのかな
新規巻き直し
夫婦やり直し かしら?
私ならダメだけど。
そういう事があっても前より仲良くなった友人夫婦もなん組か知っている。でもそれは夫の浮気ばかりで、妻の浮気の場合は別れてる。
直太朗さん演じるふたばさんは凄くナイーブな男だ。
吹っ切れますか❓❓
夫婦を続けられるのは、絶大な愛情があるか、離婚するエネルギーが残ってなくて現状維持なのかだけど。ふたばさんの自分の妻に抱く感情はとても複雑。
西田尚美はシンプルな地味顔が好きな女優だけれど、この役は嫌いです。相手の陶芸家の俳優には魅力は感じないけど、彼は本気だったらしいから翻弄されて気の毒。
麻衣子の夫は妻の気持ちは離れていってる。ふたばさんに妻は精神的な拠り所を見つけた。愛人も潔い女で去って行く。四面楚歌だけど、自分が女性なので考えの浅はかな夫だけど大東さんがはまり役なので、ちょっと気の毒に思う。泥々しい不倫ものの筈が、ふんわりしてるから見終わって後味は悪くない。
上の方の「なんかため息みたいなドラマ」とは、言い当て得たり✌️
どうせ転勤になるんだろ?とか思ってたけど、まさかホントにそのまんまって。ちょっと残念。
序盤、空想の中のシーンかな?っと思ったら、現実の世界での出来事だった。あの夜の光景、物静かだったけど妙にスリリングな感じがした。転勤になるという筋書きがリアルであらためて社宅で起きた男女の葛藤の物語だと認識させられる。心理ドラマなのでつねにセリフがストライクゾーンを避けて遠まわしで話をするところが大人のドラマなんだなと思わせる。実際、不倫なんて直球コースじゃ衝突ばかり起こして解決しないだろうし。
森山の奥さん役の人、先日も陶芸して先生と恋仲にー
麦さんひとり芝居みたい
最終回、何かインパクトがない終わり方で少し残念でした。最後盛り上がって欲しかったなあ、、、
最高でした。
麦ちゃんのひとりスイミングで大海原へ
スッキリした笑顔があと味良かった
西田尚美も陶芸家には本気になれなかったのかもだけど、一歩踏み出してみても良かったんじゃないかと思う。
で、直太朗さんもスッキリしてみたら、数年たって新鮮に再会できるかもしれない。
会社が同じだから、その時大東ダンナにちょっとびっくりしてもらいたい、そんな気持ちも残ります(笑)
ためいきみたいなドラマ、と言われた方
座布団1枚❣️
職場の同僚に、旦那の浮気で別れた夫婦はけっこういましたね。でも奥さん側の不倫は 雨降って地カタマル例ばかりでした。男性が優しいんだなと。
自分の場合 友達以上不倫未満は 何年たっても残ってますねえ・・異性の理解者って
ほんと珍しく静かなドラマでした。
ほんとため息💨ドラマですね。前のレビューでそう言った方に👍私もしたい✌️
ホテルにお部屋とったのかと思った。🎤😆🎵のカウンターさんより、ホテルマンみたいな受付の方。
思わせ振りだなあ。この歌わないカラオケでの会話も好きです。
二葉さん、奥さんに言っちゃうのね。
「君以外に愛しいと思う人がいる(いた)」とか❗
奥さんと陶芸の人の不倫はありきたりで魅力がない。
二葉さんと麻衣子の妄想も含めて二人の関わり方がふわふわモヤモヤ💨ため息吐息でなんか惹き付けられました。
こういう会話ができる異性の相手って良いなあ🎵
まぁドラマですからね。
直太朗さん麦さん雰囲気がとても相性良くて、別れて行くのは切ない。
大地真央に「それで、いいんか⚡」とか喝入れて欲しい位。草食系プラトニックで終わった。
うちの娘が原作漫画のファンでデリカシーのない女でガンガンネタバレしてくれたから解ってたが、ドラマのオリジナルな結末も期待していたけど、仕方ない。
まぁこの二人の醸し出すため息のようなドラマの雰囲気は堪能したので これで良いのだ❗
挨拶に来た二葉に麻衣子が万歳するところがとても可愛くて。浮気を知ってたと麻衣子に言われて開き直ったらおろおろしたり開き直りの大東さんとの場面も麻衣子がうやむやにしなくて潔くて良かった。
大東さんは普通のよくいる男を好演でした。
全話観たドラマでした
実際こんな人いるよね~の出演者の方々、良かったです
このドラマのふわふわ感というか、浮遊感は、門脇麦の演者としての個性が作り出してるように感じる。
他の女優さんだったら、こんな雰囲気になったかどうか。
キャスティングされた方に拍手したいです。
全部きちんと見れてないので、西田尚美さんの方の話がよくわかってないんだけど、不倫的な恋愛関係で、一線を越えるか越えないかって、かなり大事だと思う。
それは、ドロドロになるとかならないとかの話や、相手を許せるかどうかの話じゃなくて、一線を越えると、そこにエゴが発生して自分が成長出来なくなるから。
一線を越えてないと、お互いを思う愛情というものを深く考えるようになる。
最終回で、「愛してたけど、大切にはしてなかった。」という台詞が出てくるけど、相手を大切にするという感情は、一線を越えてない関係を経験したから分かったのかもしれないと思う。
一線を越えてしまうと、欲が生まれる。
性的な欲だけじゃなくて、独占欲とか、何よりも自分達の関係を優先すべき、この関係こそが全てだと思ってしまう欲とか?
その欲は、相手あってのものだけど、結局、自分の為の欲であり、エゴ。
そのエゴを貫いてる限り、自分は、そこから先には進めない。
で、相手も同じくエゴを貫こうとしてる訳だから、エゴこそが正しいとか全てだという感覚になってしまい、相手を大切にするということからは、離れてしまうことになる。
不倫も、先に進めば、離婚をして、相手との再婚になる訳だけど、夫婦としてやっていくには、相手を大切にする愛情がどうしても必要になる。
相手を大切に出来るか出来ないかは、自分の為の愛情か、相手の為の愛情かということで、そのどちらに重きをおいた関係なのかが、不倫関係と夫婦関係の違いじゃないだろうか。
麻衣子は、二葉との一線を越えてない関係があったからこそ、相手を大切にするという愛情を学んだのだと思う。
それが、離婚という結末になったのは悲しいけれど、次の出会いがあったとき、麻衣子も麻衣子の夫も、お互いを大切にする愛情を育める夫婦関係を持てたらと願います。
ちなみに、一線を越えた関係じゃないからこそ、あとを引くというのは確かにありますね。
でも、それとは別に、一線を越えてない方が、夫の方としては許せる場合が多いような気がします。
女性が一線を越えてしまうと、どうしても男性は惨めな思いから抜け出せない、男としてのプライドが許さない、ということでしょうか。
反対に、女性の方は、一線を越えてない方が許せない気が。
人にもよるし、2人の関係性にもよりますが、例えば、西田尚美が、二葉の相手が自分も付き合いのある麻衣子、隣人の麻衣子だと知ったら、二葉との夫婦関係を続けられるのかな?とも思ったりしました。
やり直しのきく若い夫婦。お互いにわたしが わたしが… オレがオレが に気づけただけ いい経験できたんじゃ ないかい。でも、麻衣子は最後の最後で ズルいと思った。
最終回は平凡でした。
二葉さんは奥さんと別れてマイコと付き合って欲しかったな。
マイコと一緒に福岡に行って欲しかった。
二葉さんとマイコは浮き輪が必要な関係だったけど、確かに愛はあった。
二葉さんは家庭を壊せられなかったけど。
マイコは浮き輪を棄てて泳いで行った。
強くなったマイコは素敵だった。
浮気するような夫とは別れて正解。
二葉さんは後で後悔する気がするわ。
ラストのカット…
浮き輪を使わず自分で泳いで進む
このワンシーンがテーマだった。
麻衣子にとっては友達以上の「彼」が
自分の目の前からいなくなった今…
友達以下の夫と一緒に暮らすことに
希望など持てるはずがなかった。
麻衣子に足元を見られた夫の姿は
「ただの男」に成り下がっていた。
今度、麻衣子が見つける男性は
きっと、彼女にとって「本物の人」だと思う。
愛宕さんには幸せになってもらいたい。彼女はホントは可愛い人だから…。
演者の皆さん名演技でしたが、今回は大東さんの演技が心に残りました。登場人物の気持ちは丁寧に描かれており、浮気に至った事も含め理解できます。私は女ですが麻衣子の心理が一番わからない。麻衣子は最後旦那さんに自分の思ってる事を伝えられたのは成長だけど、旦那さんの心には、結婚前から最後まで全く寄り添ってなかったな。自分が浮気よりタチの悪い事をしてるのにも気づかない。別れて麻衣子はすっきりしたかもだけど、旦那さんの事をトラウマレベルに傷つけてるので、私はすっきりしないです。
2021-09-28 22:04:19さんの感想、こういうのが読みたかった!…と、思ってしまいました。
絡んでごめんなさい。
麻衣子が主人公なので、つい、麻衣子目線でドラマを見ていて、麻衣子の旦那さん側の心情を考えるのを忘れていた💦
確かに。麻衣子は浮気よりタチの悪いことをしてましたね。
麻衣子の成長物語のように、私は感じてしまってたけど、それって、旦那さんを踏み台にしての成長かもしれない。
麻衣子は、ずっと自分の気持ちしか考えてなかった。
だから、うきわを必要としたのでしょう。
うきわとなったのが、二葉さん。
もしかしたら、二葉さんも、結局は麻衣子の踏み台だったのかも。
二葉さん、麻衣子を愛しいと思い、うきわとなったけれど、1人で泳ぎ始めた麻衣子には、うきわは要らない。
私は、麻衣子の気持ちもよく分かるけど、麻衣子と旦那さんが別れたのも、二葉さんも、麻衣子ではなく、奥さんとの生活を続けようとした気持ちも、もしかしたらそのあたりにあるのかな。
うきわは、求めるだけじゃなく、誰かのうきわになろうとする気持ちが大切なのかもしれませんね。
私とは真逆だった感想、読ませて頂いてありがとうございました。
おかげで、別の視点から考えることが出来ました。
心からのいいね!を贈らせて下さい。
あなたの感想、読めて良かったです。
麻衣子は自分の感情が離れたこと 旦那には言ってないよ。慰謝料もらって次のステージに泳いでいった。釈然としない。二葉さん夫婦はお互いをキチンと見ててよかったと思う。ドラマとしては2組の夫婦の対比がうまく描かれていたと思う。
最終回だけ見て、最初から見たかったとしみじみ思った。
もともと不倫のお話だから、誰がいいか悪いかを論じることにはあまり意味を感じない。
不倫とややかしい恋愛をしないで済む人生は幸せかもしれないがどこか物足りないものともいえる。
連れ合いとの関係を突き詰めて考える機会を持たないのだから。
自分は足を踏み入れることはない世界だからこそドラマで疑似体験してみたくなる不倫の話。
関係を修復しようと試みた二人と、修復をあきらめた二人。
麻衣子さんに気持ちをぶつけることで気づいてしまった旦那さんの表情が何とも言えなかった。
去っていく麻衣子さんの後ろ姿はとても寂しそう。
自由という海を泳ぐのはきっと寂しいものなのだろう。
圧倒的に一人だった。
よかった
かなり考えさせられた
門脇はじめ出演者の演技よかった
半沢以来のロスやな
大東さんは今回、妻にも愛人にも見限られる設定の、でも寂しい男を、ホント見事に演じられてたと思います。
わりとヤな役が多い、と思ってしまう大東さんですが、そう演じられているのがウマいのですよねえ
ちょっとカッコいい役も見てみたいな
意外と二葉さんを演じても
すんなりハマってしまうかと想像
直太朗さんとは雰囲気は違うけど、また面白いのではと。
素敵な最終回でした!
大東さん、演技うますぎ!
想像していなかったけど、納得の結末でした。自分でうきわを膨らませられた、というか泳げたんですね。ふたりのささやかな非日常が、ふたりの生活にとってどれだけ大きな物になっていたのか、最終回で再確認できました。二葉家はともかく中山家は古巣に戻るのは無理だろうなと思っていたのですっきりしました。小説のような綺麗なドラマでした。
テレ東ドラマいろいろいいのあったけれど、これはイチオシですね。
年末に少しずつでいいから再放送してほしい。
終わってしまったけれど、心に残るドラマでした。
うきわはやはり浮き輪。一時的な救急救命の為のもので、いずれはボートに救助されるか、自力で泳いで岸を目指すしか無い。
一艘のボートは定員に達していて、乗りたかったけれど乗れなかった。
別のボートは、同乗者の夫が「ウキワ」を「うわき」と聞き間違う程別の方を見ていて、船から妻が落ちていても気付かず、浮き輪を投げる事さえなかった。
再びそんなボートに乗る愚を犯さず、麻衣子は自力で泳ぎ始める。
彼女は今までは、世の慣習に倣ってあまり深く物を考えずに生きてきたのだろうか。
彼女が主体的に生きる道を選んだのを、応援したいと思った。
今作もシリアスなテーマにも拘らず、優しさとユーモアがあり、現実によくありがちなリアルなシーンに考えさせられ、納得させられた。
本間かなみプロデューサー、風間太樹監督、のチーム作品、流石でした。
これからも期待しています。
心理ドラマとして楽しめました。思えば冒頭の海でのシーンがラストシーンと繋がっていたんですね。なかなか作りこまれていると思います。
麻衣子はそれほど好きでもなかった中山君と、情熱は無くても嫌いではないから平穏ならそれでいいと思い、結婚してしまったのだろうか。一定の年齢になると陥り易い妥協に、誰もノーとはいえないと思う。
だが実は、麻衣子は情熱的で一途な人だった。
転勤した社宅生活での麻衣子の身に降りかかる、夫の不倫や新たな人間関係の中で、自分は夫を好きでは無く、二葉さんを好きだという事が明確になった。静かな情熱がふつふつと湧き上がり、噴出しようとする。
最後はまともに夫の顔を見る気も失せていたようだ。
トリガーを引いたのが、夫であることは明白だ。
ひとり身になった甘え上手な中山君が、新たな恋人を見つけるのにそう時間はかからない気がする。麻衣子に対し絶対にこの人でなければ!という強い気持ちがあれば、旧知の有能で輝いている女性に再開したからといって、そういう関係にならなかったと思うし、中山君の愛情は投げやりで刹那的。
昨今は普通にあることで、そんなことで気持ちが夫から離れる妻にこそ問題があるという人もいるだろう。
男も女も同等のプライドがあれば、中山家の結論は妥当だったと思う。
これまでに夫婦としての長い積み重ねがある二葉家の決断と、違うのにも納得できた。
とても興味深いドラマだった。
終わりと始まり…現実の世界でも予測不能の状況で起こりうる。そんな男女の関係を淡々と描いて見せてくれましたね。妙に印象に残りました。
人間は葛藤があっても、上半身を出して呼吸のできる小さなウキワがあれば、耐えて生きていけるのだろうか?
肉体ではなく、精神の愛とその存在が身近にあること!が生きる糧になり続けることは出来るのか?
人の心は移り変わるもの。
年月と共になし崩しに変質してゆくことも、また自然の成り行きで
それを描き出したら、意外につまらないかも。
このドラマの終わり方も秀逸だ。
二葉さんは最後まで誠実で、マイコは最後まで不誠実だったなという感想。
マイコは夫の不倫が原因とはいえ、人の夫を大好きになって最終回まであわよくばどうにかなろうとしてるのが見え見えで、『私たち何も無くて本当に良かった』とか言っていたけど、男側が理性強かっただけじゃんて思った(笑)
最後夫には『私たちどっちもどっちだね』的なこと言ってたけど明らかに相手を責める言い方だったし自分の中の不実は全く話さないし、夫は夫でここまできて不倫したのはお前が悪いからって言い方だし、夫婦ってちゃんと同じレベル同士なんだなって思った。もう夫婦じゃないけど。
逆に二葉さん夫婦の、もう一度ふたりで笑い合えるようにっていう再出発はとても素敵だったし、きっと幸せになるんだろうな。
誠実も不誠実もとてもリアルで、静かながら引き込まれるドラマだった。役者さんたちが素晴らしかった。
人が心の中で何を考えていようが、他人には分からない。
頭の中は自由な空間。
麻衣子さんは若いだけに、危ない行動に出てしまったこともあったが、最後の中山君に対して言った
「毎日のご飯は?洗濯は?……。生活は愛情でしょ!」
の言葉は、若い妻の切実な日々の生活から出ざる得ない言葉だったと思う。
愛情というものの表現方法は人それぞれで、中山君が求める愛の表現を麻衣子はしていなかったかもしれない。
しかし、ひとり夫の帰りを待つ夜の長さとつらさについては、百人一首の中などでも沢山詠まれている。
ベランダに出て二葉さんと言葉を交わすようになるまでは、麻衣子の心は夫ひとりに向いていた。
そこまでは、麻衣子さんが責められる所は無いと思う。
そこから先が、<うきわ>の登場になるわけで、脚本、演出、スタッフのさすがな所だったと思う。
過激な演出がなかったことがかえって印象深く、心に響くドラマだった。
細かい所まで配慮の行き届いた、よいドラマだった。
夫が不倫したことが分かり許せないと思ったら、妻はどうするか。
1、即座に別れを切り出す。
2、毎日不満・不愉快に苛まれ、言い争いの中で、修羅を生きる。
3、自分の心を隠して平穏そうな家庭生活を送りつつ、じっくりそ
の先のことを考えて、時が満ちたら実行する。
勉強になりました。
不倫されても耐えたり喧嘩したり、仲直りしては又後悔する、なんてことを阿吽の呼吸のうちに繰り返しつつ、夫婦であるという生活と経済の安定を図るうちに、お互い年を取り、不満や引きずる恨みを持ちつつ、一種の安定を選んで添い遂げることになるのが多いかな?二葉家のふたりの様に。
でも、時代はシビアに変化しているので、少し前の常識が今現在は当てはまらなくて、想像できない選択もありそうなのが恐い。
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