5 | 72件 | ||
4 | 12件 | ||
3 | 5件 | ||
2 | 7件 | ||
1 | 39件 | ||
合計 | 135件 |
妻は幾つもの嘘を希久生についていた。
希久生は妻の嘘を探る旅に出る。
このドラマは静かで深くて美しい。
繊細な心の機微を丁寧に描く美しい作品。
第1話を見て、海外旅行中に事故死した妻の不倫疑惑という始まりにうんざりし、正直、見続けようかどうしようか迷った。
しかし話が進むごとに、妻の想いや夫の過去・家庭環境などが紐解かれていき、登場人物に対する印象が少しずつ変化していく。
終始静かなトーンで淡々と語られていく中で、一幅の緻密に描き込まれた絵画の部分ごとにフォーカスを当てていくように展開していく。退屈することなく、世界観にどんどん惹き込まれていく。
子どもと10年以上会っていない母の悲しみ、
さりげない会話の中で、胸に迫るものがありました。
広末さん好演。
静かな回、グレースの登場は少なかったけど、
心に沁みました。
冒頭のモノクロシーンも出演者もストーリーも全部好みです。
派手さは無いけどジワジワ心に染みるようなセリフ・展開良いですね~
視聴率ありきの民放にこんなドラマ作れないよねぇと思いながら観ています。
この監督のドラマつまらん
こういう広末さんが見たかったと思ったのは「らんまん」と同じ。
リーガルハイとかで目を吊り上げて突っかかるような広末さんはどうも苦手なので、彼女の顔立ちに合うしっとりした、繊細な役どころがいられる近頃がうれしい。
結婚を誓い合った大学の同期とは別の人と結婚した人なんてわんさかいるだろうし、環境変われば心が変わるのは責められないだろう。ましてや異国の地で仕事して出会った人との新しい恋。
そんなに責められるだろうか?
ともあれ、その恋が永遠のものにはならなかった事実や、思いがけない再会に鏡をのぞいて動揺する自分の姿を確かめる広末さんがとてもよかった。
滝藤さんを嫌いになって次の恋に走ったわけではない。
大概の人がそれを自分勝手と責めても「私は共感できる」という人も実はいるんじゃないか私と同様に。
>夫に病気を打ち明ける事こそが、一番重要だったのでは?
そうすべきだと一番自覚していたのは美奈子本人でしょう。
打ち明けるのは簡単。でもそれは今後の事を夫に丸投げするのに等しい。共倒れになる危険性だってある。
そこで、一計を案じ、フランスからの帰国後に打ち明けるつもりだったんじゃないかな。あなたはもう独りぼっちじゃないよと言うために。
物語は、亡くなった美奈子のナレーションで進行してゆきます。
奇しくも、カーナビの履歴が夫への愛情を確認する結果になろうとは美奈子もまた想像もしていなかったでしょう。
某朝ドラのような、あり得ないような無駄な演出が無くても、いや、ないからこそかもしれませんが、心に沁みる良質なドラマに仕上がっていると思います。
>> あなたはもう独りぼっちじゃないよと言うために
>> フランスから帰国後に病気を打ち明けるつもりだった。
7話までは、そういうドラマにはなっていないと思います。
せいぜい、夫が、妻の愛情を確認する結末になるだけです。
源さんの最高傑作じゃなかろうか
民放じゃ絶対に撮れないクオリティ
なんて哀しくて美しい話なんだろ
最終回でのあのエモーショナルな演技
やっぱオノマチのドラマなんだな
多くのドラマは面白いと思っても年数が経てば記憶が薄れてしまうけど、このドラマは最期まで忘れないと思う。鮮烈な美しい映像、哀しさの中にも未来に向かっていけるような細やかなストーリー、そしてトコトンかっこ良くセンス溢れる作品でした。
尾野真千子と宇崎竜童の演技は最終回で光り輝いていた。これがドラマだ!素晴らしいと思います。
やっと終わった
かなり良質なドラマでした。
これまで★5付けてきたが、最終回は私的には★4.尾野と広末の熱演が光るが、この回だけだとなんとつまんない会話してるんだといいう感じ。最終回でいろいろな伏線の種明かしを詰め込み過ぎだがこれは仕方ないか。ラストのちょっと前で広末のところに車だけが届くが希久夫がもうこの世にいないという暗示なのか?今話も最後まで目が離せなかった。
最初から最後まで美しい作品でした。
脚本、演出、劇伴、演者全て良し!
大人の為のドラマでした。
民放では絶対作れないでしょう。
この作品に出逢えて良かったです。
制作陣の皆さんありがとう!
何だろうか、この薄ら寒さは。
まるで村上春樹の小説を読んだ後のような…。
中年男の脳内妄想を覗き込んでしまった時のような…。
現実の夫婦関係や人の死は、こんなに美しくもおしゃれでもない。
現実の元カノは、元カレのことなど忘れて今を生きているはず。
生きている人間はこんなにナイーブでもないし、こんな歯の浮いたようなセリフはしゃべらない。
本当の人間はもっと愚かでもっと逞しい。
本当の愛はもっとカッコ悪くてわがままだ。
観ていて恥ずかしくなるというか、なんともいたたまれなくなるドラマだった。
役者陣が熱演しているだけに、さらに。
一見おしゃれな皮を剥いたら中身は空虚、そんなドラマだった。
希久夫と一緒に暮らしたいと思う女性、いるのだろうか。
私だったら、いやだ。
源孝志のここ数年のドラマのファンです。
特に中村仲蔵、ライジング若沖、京都人の秘かな愉しみは何回も視聴しました。
でも、これは私には駄目でした。
何故なのか?上の方のレビューで解ったように思えました。偶然ですが最終回見てノルウェーの森を思いだしました。
>ラストのちょっと前で広末のところに車だけが届くが
いや、あれは希久夫が東京に帰ろうとしたのにグレースのエンジンが掛らなくなってしまい、置いたまま帰ったと考えるのが妥当。
エスハチを修理できる人がそう簡単に見つかるはずもなく、諏訪の仁科さんに出張してもらったのでしょう。
最高でした
配役、ストーリー、撮影風景、小道具など全てにおいて私は満足でした
素敵なドラマをありがとうございます
めちゃくちゃ良かった!
設定がロードムービーという趣向なのか…いまいち面白くなかった。
>現実の元カノは、元カレのことなど忘れて今を生きているはず。
そうとは言い切れないんじゃないかな。多くの女性は記憶を上書きして生きてゆくのでしょうけど。
希久夫の事が嫌いになってアメリカ人と結婚したのならともかく、どこかで”後ろめたさ”を感じながら生活していたのでしょう。
(出国した)夏が来るたび苦しく、結婚しても子供が出来ても夏が来るたび泣いていたと告白していたくらいですから。
その結果、結婚生活が破綻して離婚となり、子どもの親権も失ってしまった。
全ては自分が蒔いた種。
新しく人生をやり直そう(自立した生き方をしよう)としたタイミングで美奈子が現れた。これは想定外だったと思いますよ。
美奈子にいくら説得されても、許してもらえるはずがないし、許してもらおうなんてと草織は思ったはず。
希久夫もまた妻のお節介に苛立ったはず。
それでも美奈子は一縷の望みに掛けたんでしょう。
誰かが強引にでも背中を押さないと、過去を清算できないし、無かった事にはできないと考えたから。
もっとも、二人が元の関係に戻れるかと言ったら微妙。高校時代からの友人関係の方がしっくりくる。
希久夫には、バイク屋の孫娘(山崎紘菜)の方が意外と合うかも。
妻が亡くなっている以上、いかに話を美しく盛っても、
説得力がないです。 空虚な感じが拭い去れないです。
録画で6話まで観ました。別れた弟一家の対応にとても暖かい心を感じました。ひとりひとりの登場人物の心がしっかりと描かれていて、変なおふざけやとっぴな設定もなく、落ち着いてじっくりと大人が観れる良いドラマだと思う。最近は大河ドラマまでもおふざけになり、誰に観てほしくて誰をターゲットにドラマ作りをしてるのか分かりませんが、大人が観れるドラマが無くなりました。ドラマ好きとしては残念ですが、ご時世なのでしょうね!とくにここ数年の劣化が酷いように思います。ドラマの再放送を観ると違いがよく分かります。
女は振った男のことは忘れないものだと教えてくれた人がいましたっけ。
赤ちゃんの件で1話に戻ったというか感情が無限ループしそうになったけど、最後の最後、何年か後にあのグイグイくる孫娘さんと再婚してたら良いなぁ…とか何とか?希望のようなものを願うしかなかった。
そうでないとグレースがグレースだった意味がない。
男さん「(別れた女さんの事)今頃どうしているか分かりませんが、幸せに生活してくれている事を祈っています。」
女さん「↑死ねばいいのに…(時間返せ、バーカ、バーカ)」
これが現実
どの立場なのかとかどんな経験があるのかで見方を変えて見られるドラマでしょう。
私は広末さんの元カノ早織に心寄せた。
でも彼女には引き離されたとはいえこどもがいるし、美奈子さんから受けた最後の電話で告げられた美奈子さんの気持ちを尊重するんじゃないかなあ。
手放した恋は手放したまま返ってこないと覚悟しているはずの彼女。
きくおさんと再会できたことや彼との思い出を胸に生きていくんじゃないかと。
きくおさんは「いつでも彼女のところに行ける」と言っていたけれどグレースに乗っている彼は元カノ早織さんにとっては美奈子さんと一緒に見えると思うから。
下諏訪修理工場のの宇崎さんの孫娘は口に出さずとも「きくおさんが大好き」と顔で言っている。
きくおを出迎える時も着慣れぬロングスカートのすそを気にしていたし、最初の登場の時と違うすごく女らしい顔で言葉少なに
きくおさんと祖父のやり取りを聞いていた。
夕食はきくおさんの好み優先の山菜鍋。
最終回色んな事が回収されたのでもう一回初回を見たら、きくおは「山菜が好き」と言っていた。
この修理工の工場のオーナー宇崎さんがきくおの元カノ早織に会いに行っていることが肝心。
とんでもない遠くからの修理依頼はよくある話だろうけれど、彼は孫娘のために行ったように見えた。
きくおの元カノがどんな人か知りたかったんだと思う。
でも孫娘の恋心を優先して二人をくっつけようとするような人物でもない。
きくおを知りその元カノにも会い、会うことのなかったグレースの最後の持ち主美奈子さんのことを思い、きくおや孫娘のこれからを見守るだろう。
もちろん貴婦人のようなグレースのこともサポートしながら。
>7話までは、そういうドラマにはなっていないと思います。
>せいぜい、夫が、妻の愛情を確認する結末になるだけです。
いったい、何が問題なのでしょうか?
このドラマは、ミステリー仕立てのラブストーリー。
美奈子の旅の真の目的は何だったのかを探るところに魅力があるのですから。
初回、希久夫のもとを弁護士が訪ねてきて、様々な事実が明らかになります。
1:3年前から不妊治療のための検査をしていた。
夫に打ち明けていなかったのは、弁護士曰く、「プライドの問題ではないか」と。
この事から、病気とは関係なく子供を欲しがっていたことが分かります。結婚して4年間授からなかったことで、自分に原因があるのではと考えた可能性があります。
2:2年前、親友の産婦人科医からのゴーサインが出たものの、精密検査の結果、初期の白血病であることが判明。担当医師は家族に知らせるよう強く勧めたが、産婦人科医を後見役とすることを条件に知らせない事を選択する。
このことについても弁護士は、「夫は薬学の専門家なので、余計な心配を掛けさせたくないのではないか」と推測している。
実際、有効な薬が処方され、1ケ月で完全寛解したこともあって、選択は正しかった(大騒ぎしなくて良かった)かと思われた。
3:治療が始まって1年が経ち、妊活のための薬抜きに入ったところで再発してしまう。
もう一度打ち明けるチャンスがあったのだが、正直に言う勇気が持てなかったんじゃないかな。だから遺言を弁護士に託したのでしょう。
それらの事実を知った上で見つけたグレースの意外な履歴。
何故病気のことを打ち明けてくれなかったのか。
どうして秘密の旅行をしていたのか。
それらの謎解きをすることで、妻の目論見を知ることになるのですから。
最近視聴したドラマの中で一番良かった。
エンディング曲がぐっときますね!!
最初から最後まで手抜きの無いような良いドラマだったと思います。
尾野さんと広末さんとの対峙場面、圧倒的に尾野さんの方が演技力有りに見えて広末さんが気の毒に思えた。
広末さん、相手が悪かったですねと言いたい。
今後残された夫はグレースに乗っていつでも会いたい人に会いに行ける、寂しくは無い。
そんなグレースを運転する滝藤さんの姿が目に浮かぶ。
日頃ドラマを評価する基準の1つが主人公の今後が目に浮かぶか!?って事だが本作品は十分合格だ!!
このドラマつまらなかったな
次に始まるのに期待
この手のドラマ退屈でつまらない。
最終回はちょっと残念だった、尾野と広末の会話のシーンがね。
品質のいい作品でした。全部見られた人はお得♪
またよろしく。
なんか退屈で面白くなかった。キャスティングもいまいち、滝藤はそれなりに演じてはいるが何か違う。
面白くなかったです。
滝藤苦手
「京都人の密かな愉しみ」で知りファンになった源孝志さんの原作・脚本。やはり心に沁みます。まるで熟練の料理人のように、都会の喧騒を離れた地域の味わいを引き出して。
音楽も「京都人〜」と同じ作曲家さんですよね?音楽も大好きです。
確か、今期朝ドラの「らんまん」も同じ作曲家さんでは?
「グレースの履歴」は途中から気づいて5話から録画視聴し、1話と2話はオンデマンドでスマホ視聴しました。でも、この美しい映像と音楽はやはり大画面で味わいたいです。観ていない回も観たいし、是非再放送を希望します。NHK総合での放送も期待しています。
音楽は阿部海太郎さんですね。らんまんの音楽もこの方でした。蛍草菜々の剣や鎌倉殿の13人の音楽を手掛けたEvan Callさんの音楽も好きですが、阿部海太郎さんも同じくらい素敵な音楽を作られますね。特にNHKのドラマで聞くと、良質な音源で聴けて至福です。
こういうのをまだ作れるとわかって ほっとした。
いまひとつしっくりいかないドラマだった。旅に出るのはいいがそれだったらユーチューブでドライブ動画を見てたほうが退屈しのぎになる。
とにかく退屈きわまりないドラマだった。ロードムービーの雰囲気を出そうとしていたらしいが日本はこういうの会わない。国土そんなに広くないしカンサスシティじゃあるまいし。
前半とても良かったんだが
終わってみるとなんか違うなと…
何が違うのかよく分からんですが、そう思ったので…
面白くなかったー
広末があんな事になったので、NHK総合ではおろか、BSプレミアムでの再放送も当分はムリ?
この主人公、よっぽど暇なんだなぁと思うくらいで際立って楽しめる箇所もなく退屈なドラマだった。
へんな感性のアンチの操作も空しく必ず賞を獲るであろう作品である事は間違いなく。立派な作品でありました。最後に広末涼子がミソを付けてしまったが放送後で良かった。でも自分は昨日最終回を観たのでちょっと気持ちが複雑だったけどそれでも泣けた。
暇とか言ってるけど大手の薬品会社の研究者であればそのくらいは余裕で休めるよ。社畜の君たちと違うので。その辺日本には格差が広がってるって気が付かない底辺の人達は可哀そう。
すぐ見るのやめた
穏やかな海のようなドラマだったなと思います。
いきなり主要人物を死なせてからのスタート、なかなか珍しくて良かった!!
オープンカーが欲しくなりました。
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