5 | 47件 | ||
4 | 29件 | ||
3 | 4件 | ||
2 | 2件 | ||
1 | 22件 | ||
合計 | 104件 |
「津軽海峡フェリー」の青森~函館間の所要時間はたったの3時間40分。
なのに船内で2泊3日はしているような濃密な長さの時間経過っぷり!
この2人にとって共に過ごす時間軸は通常の世界とは尺度が違うのだろう、おそらく(笑)
北海道に渡ってからは今までの不穏だけど穏やかな展開から一気にワイドなスピード展開に変化しそう。前半の時間軸と後半のそれが水と油にならないか、ちょっと心配。
死と背中合わせ…そんな状況を作り出す演出はいいが、男優はもっと翳りのある奥の深そうな役者がよかった。基本、丸顔はこういうの合わないと思う。一方。彩女演じる入山はなかなかいい味を出している。でもなんか釣り合わないな、この2人。まあ~入山のほうは夫がいる設定だけれど、それにしたってバランスをもっと掘り下げて制作してほしかった。
タナトス(死)の対義語はエロス(生)。
全てを失って、ヤケクソ気味に起こした、蟹を喰って死ぬための強盗。
なのに、その人妻から旅の動向を求められ、いつしかその体に溺れる主人公。
彼は本当に目的を果たせるのだろうか?
それとも既に怖くなってしまったのか?
一度は決意したはずなのに、ただ流されてゆくだけの旅。
その、子供っぽいというか、一人の人間としても未熟さを抱える主人公を、まるで母親かマリアのごとく包み込む彩女。
このバランスが絶妙。
例えば、熱を出した彩女にうろたえたり、フェリーで姿を見失って慌てる様子はもはや依存そのもの。
早々にチェックアウトしたと知り、探し追いかけるのか、それとも自分は見捨てられたと思い本来の目的を思い出すのか。
近寄ってきた女(久保田紗友)は天使なのか悪魔なのか。
次週が待ち遠しい。
先週の予告から人間関係が増えることに少し不安があったが、予想外のペイ・フォワードもドラマの世界観を崩すことなく展開し、実に上質。
まだTVerで初回を観ることができるので確認したところ、蟹食いリポート番組にしっかり勝村さんが写っていた。
フェアに伏線を提示していて、ミステリー書法としても正しくやっている。
彩女の日記のダイヤルキーを当てるところに北の彩女に対する心情が伺えるし、痴漢冤罪トラウマを回収して”違う景色”に進む設計もいい。
今のところ、醸し出す雰囲気が好きだ。
二人とも、死んでほしくない。
少なくとも、男の方は、体が生きろうとしている。
あの、餃子カレーの食いつきを見れば。
期待の久保田紗友が登場したという事は今後も出るのだろうか?
雪女と北さんだけの濃密な時間を描いて欲しいのだが。
恐らく無一文である北さんの今後や如何に。
また、雪女は一人で死ぬことを決心したのだろうか?
やっと北海道に到着し蟹を食べて終了かと思いきや、またひと展開ありそうで楽しみです。美女が放っておけないダメ男っているんですよね。
銀河鉄道の夜は幻想的な宇宙の旅だったけど
北と彩女はジョバンニとカンパネルラなのか
ラストはどっちかが、イジメッ子のザネリを助ける為に死んでしまった
やはりこのドラマは誰かが死ぬ話なのだろうか
自己犠牲が強すぎる人への警鐘の意味もあるのかな
カレー奢ってくれた女子は、彩女の旦那と不倫してるの?
小説の為のビジネス恋愛なのか
包丁出たけどドロドロしたサスペンス展開を暗示してるのか
美しい文学的な所と
血生臭い死の予感と
もはや蟹はどうでもよく思え
ここに来てゴチャゴチャ混乱してます
女優の演技は悪くないけどもう一方のほうがもっと渋い面構えがよかったな。
久保田紗友さんが出演されてビックリ。
7月期ドラマで他にも「僕の姉ちゃん」「トモダチゲーム」にも出演。ひっぱりだこだね。
これから期待される女優さんですね。
男は渋い面構えがいいとか言ってる方がいらっしゃるけど、それだとただの不倫ドラマになっちゃいません?
私は、これくらい頼りない雰囲気が合ってると思います。
何か妙に気になるドラマで楽しんでます。
TERUのエキストラシーン。
情報を知ってから見たから、何も知らない状態で見て気付くかどうかは微妙だけど、何だかほっこり嬉しかった。
GLAYは本当に地元(函館)愛が強い人達で、函館ライブの他にも函館のイベント出演とかも時々耳にするし、函館はGLAYの聖地とも言われてて、市長を始め、街をあげて応援してるみたい。
そんな函館の朝市で蟹を買うTERUなんて、何だか普段からありそうな風景だし、出演シーンも朝市によく馴染んでて、函館に行ったらTERUがいた…とか、本当にありそう💦
妙な台詞とかも無い、函館朝市の風景の一部みたいなTERUの姿、道民としてはホントにほっこり。
朝市で楽しそうに蟹を買うTERU。
何だか嬉しくて、何度も見返してしまいました。
こういう風に地元民として登場する姿って、TERUらしいし、ホントに嬉しい。
2022-08-10 01:30:40さん、ありがとうございます。
今話はこれまでにない展開の筋の方に気を取られて、TERUさん出演に全く気づけず、見返してわかりました。
思えば、二人がフレームから外れた後の鈴木商店の時間が少し長いなと不思議な感じはありましたが、そういうことだったんですね。
友情出演のクレジットもあったのですね。
カメオ出演というより地元エキストラのみなさんの一人という役どころに収まっているのがとても良いですね。
TERUさんの口から撮影が大変だと聞いていたとの記事を読み、確かにこのドラマの構造上同じ場所でのまとめ撮りは不可能ですし、前回のフェリーは例外ながら航行中の船上撮影はそれはそれで大変だったろうなと想像でき、貴重な一言でした。
売れると元◯◯捨てるやついるよね。
その時点で人間性がわかるよ。
土地勘のない広い北海道ではぐれたら
普通はもう会えなそうだけど
ま~ドラマだからそこは
会えるんだろうな
最北端、稚内まで行くのかな
そこで全て明らかになるんだろうね
死ぬのか生きるのか
雪女とは何だったのか
彩女は旦那を殺すつもりなのか
北と彩女の関係を旦那が知ったらどうなるのか
マリアの北を助けた動機は
純文学のようなミステリーのような
この作品がとても好きです。
こちらこのドラマの放送無いんですよ。
先々有ったら嬉しいんですけどねぇ
重岡君『ごめんね青春』の頃から気にしていましたがやっぱ良い役者のようですね。
もっと俳優業増やして欲しいです。
原作を読んだものですが、主役にジャニタレ使うならば二枚目にして欲しかった。
最終に近づくにつれてまさか新しい女
教え子の女子高生から「わたし先生のヒロインになりたい」という言い方で求められた中年男性高校教諭は「君は恋の秘密を守れるか」と返しました。
これは、太宰治『人間失格』のフレーズを利用したものです。
少女が文学の破滅的ロマンに潜在的憧れを持っていることを察しており、前日に渡した(水を向けた)『斜陽』を読んだことを知らされている上で、「何をやっても従い、内緒にするのなら応じてもいい」という絶対服従を承知させる意味となり、同時に「それはちょっと」と少女に断られた場合「これは太宰だよ」と誤魔化すこともできる。
かなり狡猾な人間失格フレーズですが、勝村さんが上手い!
高校生時代の彩女を演じた坂口風詩(風詩は「ふうた」と読むんですね)さんもとてもいい。
太宰代表作品を読んでいるぐらいの教養を持っている方にはたまらないドラマですが、BMW M5など、全体に亘って結構凝って作られています。
近頃では少数派になったセダンですが、この車スーパーカー並みの性能で2千万円ほどします。
「マイチェーホフ」・・・懐かしい。
思春期の頃に読んだ太宰の影響がそこかしこに見られる。
あの頃は太宰にハマるんだよな。
今でいえば尾崎豊か???古すぎるか。
久保田紗友は何の役回りなのだろう。
いずれにせよ北さんことコタロウは、死ぬ間際に美女漬けでは死ぬに死ねないな。
初志貫徹できるか悪魔の誘惑に挫折するのか。
なんだかあまりにも恵まれた環境でどうでも良くなってきたぞ。
2022-08-14 16:34:57さん。
太宰の匂いをボンヤリと懐かしく感じていましたが、詳しい解説をありがとうございます。
確かに勝村扮する小説家は狡猾ですね。
毎回この手で若い女性を・・・。
北さんに対する興味が薄れ、分かりやすいキャラであるマリアに移行している。
彼女と雪女の第二章が見たい。
主演の丸い顔が気になって仕方がない
まあ文学的なドラマだことよ。
小説にしたら良さそうと思ったら、漫画原作なんですって?
今の漫画ってこういうとこまで来ちゃったのか。
とはいえ、この二人のひっそりした道行の、物思わしげな美しいイメージは、多分に演出のなせる業なんだろうなとも思わせる。
と、そこへ俗世代表の女の子が(彼女も業を抱えてはいるが)投入されて、やや強引に物語をかき混ぜていく。
これをどういうふうに着地させるのか見ものだ。
深夜に定評のあるテレ東だから、落胆がっかり、ということはないと期待している。
しかし、教え子の女子高生に迫られて、しめしめと付き合って、そのまま結婚して、今まで別れもせずおそらく10何年結婚生活を維持しているなんて、一応常識的な男としてのけじめというものを踏まえてはいるのか。独善的で鼻持ちならない作家臭漂う男であっても。
その代わり、結婚当初から手前勝手な理屈で不倫を繰り返しているのだろう。太宰のように。
彼女が死を想うのは、夫への絶望からか、そんな男をいまだ愛し続けるしかない自分への絶望からか。
あとわずかで、どう展開するんだろう。
「あ、てか、人って案外ヤサシんだよ」
人生の澱を積み重ねた大人にこそ染み入るセリフだと思う。
北がコタローに転調した展開部が主調再現部の妙味に奏功してくれると信じたい。
久保田紗友さん、「寂しい丘~」でいい演技していた。
その時から注目。今後も安定して仕事が増え、伸びていきそう。
「熊、熊」と言われているのを聞いて、重岡さんのヒグマ可愛かったのを思い出した。
雪女は編集者から夫の行動を把握していたことが分かった。
そして、その目的が殺害の可能性も。
無理心中でもする気なのだろうか。
相変わらず入山法子はミステリアスで面白い。
一方、コタロウになってしまった北さんは、ますます死ねなくなった。
北海道で再起を図るのが一番だけど、きっと雪女と再合流し・・・そこからどうする???
次回が待てないぞ!
北海道に入ってから二転三転ありメインディッシュ感が否めない。これからどうなるのか。最終的に蟹を食べなかったら面白い。
男優のほうがいまいちしっくりこない感じ。
初回冒頭で感服した重岡さんの泣き芝居に久保田さんが負けていなかった。
この三話分のコタロー展開部は必要だったのだろうかとも考えたが、芝居の力で脚本の常套な部分を塗りつぶしてまとめ、中弛みを回避してくれたように思う。
入山さんは器用なタイプの役者さんではないけれど、この浮世離れした抑揚の無い無感情な役柄にはピッタリで、中年期に入っても口角にあどけなさを微かに残す固有の美貌に掴まれる。
編集者役の淵上泰史さんは俗というかゲスの入った二枚目というのが良く、今後活躍されるんだろう。
太宰死生観をベースに気怠く退廃したムードのドラマにコメディリリーフならぬグルメリリーフ部を入れ、細部までハイクオリティな作り、簡単に真似できるものではない貴重な作品だと思う。
北さん・コタロウは悪くないが凡庸な感じがする。
でも、そこが良いのだろうと今回分かった。
彼のお陰で雪女とマリアが忘れられない存在となっている。
久保田紗友は「べっぴんさん」から見ているが、将来が楽しみな女優と感じた。
私が知る限り主演作は無いと思うのだが、良い役者になった。
この世界で食べて行ける。
そう感じさせる今回の演技だった。
どういう締めになるのか俄然興味がある。最終回が待ち遠しい。
8話にして、未だ強く引き込まれるストーリーと雰囲気。
二人の美女を行きかう、冴えない男が羨ましくもある。
やはり、入山法子の圧倒的な存在感が、このドラマの全てだろう。
CSで古い方の「ハケンの品格」を再放送している。
まだポッチャリの入山が出ていたが、最初は分からなかった。
ハケンーでは端役にすぎないが、こちらでは主役といって良い存在感だ。
15年を無駄に過ごさなかった証だな。
さて、自分はどうだろうw
大分原作から変えてきているが、ここまでくるとむしろ原作を基にした別作品と言って良い。
原作はもっと退廃的だし最後あたりはだからこそ生まれる享楽的な部分も魅力的だった。
そして最終回前でさえ最後が読めなかった。
たまたま最終回を見逃したのでドラマで楽しみたかったが、これはもう原作とは違うので原作は原作でまた見ないといけないな。
ただ、中盤の北と彩女が別れる部分は原作は完全に中弛みだったがドラマは短くしっかりとまとまっていてむしろ原作より好印象。
ドラマ的にこうした方が綺麗なのと太宰のテイストを入れたかったんだろうけど、その分この原作の一つの大きなテーマとしての享楽部分は薄れたため星はマイナス1。
主演の演技がジャニの領域を超えてなくてガッカリ。
ジャニーズに何を期待してるのかな?
私は邪魔さえしなければ合格と見ている。
日本のテレビからジャニーズと秋元ガールズが消えたら最高だが、忖度しかしないマスゴミには無理だろう。
本筋に戻って彩女が濃密に描写されていた。
自分には彩女の自己犠牲に見合う才能が無いことを悟っている上で「自分が彩女にとって殺す価値すらなくなるのが最も恐ろしいことだ」と語る雪枝を編集者の巡は「愛しているんですね」と受け止めた。
愛憎は普通に自覚さえできるアンビバレンスだが、愛と恐怖の混在は、、、そうだった、小泉八雲の『雪女』だ。
シリアスな回の冒頭にクスッと笑える”ポセイ丼”を持ってきたのは良かった。
さすが小樽という感じのポセイ丼だった。
今回は雪女の巻だったが、私には少々難しかった。
彼女が消えた1月、どうやって500万円も稼いだのか。
それを想像すると怖くなった。
雪枝は彼女の日記を元に小説を書いたのだから尚更だろう。
一生頭が上がらない・・・こりゃ勃つモノも起たなくなる。
最後はどうなるのだろう?
北さんが死を選ぶとは思えない。
いざとなればマリアの元へ逃げるだろう。
さて、どうなる!?
小説家にとって、
雪女との生活は、拷問にしか過ぎないのだろう。
もう蟹のことなんか、どうでもよくなっている。
主人公?の北さんの存在も、軽くなるばかし。
でも、このドラマのつくりは、相も変わらず魅力的だ。
感想が難しいドラマですね
雪枝は彩女を大切に想いながら、どこか得たいの知れない恐怖心からか逃れたがっているような。
彩女は雪枝に惚れ込んでいながら
独占欲からか殺意を持っているような。
阿部定的な結末なのか
それを死にたがってた北が上手くまとめるのか。
う~ん難解だ‼
さっぱり解らない……けど面白い
大根重岡クンにしては頑張っているのは分かるけど「独特の味がある」?とはいえやっぱり大根の印象は拭い難い。
男の自分でももうちょっと色気が匂い立つリアルな芝居の出来る俳優に演じて欲しかった。
自分の好きな俳優だったらと思うと…以下妄想。
・山田裕貴
カメレオン俳優の名の通り作品に合わせてガラッと人格を変える彼なら朴訥で素直なキャラ設定に彼独特のヒリヒリしたデンジャラスで予測不能な人格を加えることでこのドラマがより一層緊張感に満ちたものになったと思う。
・杉野遥亮
重岡以上に素直で朴訥そのもの…の印象が強い昨今の彼だが、2019年の「ミストレス〜女たちの秘密〜」ではアラフォーの色気がむせ返る長谷川京子に当時18歳の彼が坂口健太郎ばりのムーディーさで互角に受け止めて凄い新人が出たもんだと思わせた。彼もまたカメレオン。
・磯村勇斗
彼が一番この役に合っていると思う。ただ彼が演じるとキャラの立ち具合と心情表現がリアルになり見てるこちら側が切実に感じ過ぎて居たたまれなくなるかも(笑) でも彼のような演技巧者でこそこの味わい深いドラマをさらに堪能したかった。
ちなみに入山法子の代役は思い付かないし想像付かないほど彼女のイメージでこの作品は成り立っている。
雪女と言われる所以が分かるお話しでした。ちょっとゾクッとするような彩女の表情に目が離せませんでした。このドラマって、ながら見が出来ないんですよね。気になる事が多過ぎて。そして、覚悟を決めたと言っていた北が、まさかの阻止する決意を固めていたとは。今後の展開も楽しみです。
今さらだが、入山の演技は雪女をイメージしているんだな。
笑っていない目の表情なんて冷え冷えとしている。
殺人鬼や幽霊役のオファーがたくさん来そうだ。
悪くはないんだけど、重岡さんとだと似てない姉弟に見えてしまうのが残念。
主演の演技が大根すぎる。顔つきにしてももっと厳つい顔の人がよかった。男と女をつねに並べて描くドラマの場合、女の子が丸っこくてカワイイからといって一緒にいる男まで丸っこくする必要はない。米国ドラマや韓国ドラマを参考にしてほしい。
苦手
小泉八雲の雪女は
結局旦那を殺さなかったよね
ウェディングサロンのエピソードには些か無理があったが、純白のウェディングドレスから喪服のように真っ黒なワンピースに転じる陰陽の入山さんはとにかく美しかった。
オフィシャルサイトが文学的ラブサスペンス・ロードムービーと銘打つものの文学性標榜作品に見られる嫌味無く作られており、これからおそらく二話に亘って展開するクライマックスがどうまとめられるのか楽しみだ。
モデルやCMタレント時代から入山さんは気になっていた人だけれど、本作は彼女の代表作になると思う。
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