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「枯れる事も咲く事の一部」とても考えさせられる言葉だ。人間も同じ事が言える気がする。死ぬ事は生きる事の一部。それを受け入れる事は難しいかも知れないけど。
完成したガーデンで耕太郎、信爾、梨沙子の3人が和むシーンに涙が出た。皐月のテラリウムが現実になった。
1年後君島邸のお庭をガーデニングする為に、3人が集結した。このドラマにして最高のラストシーンでした。
この先、3人がバラバラになったとしても、「陸」「皐月」「白石」の3人なら何時でも再会出来る。植物の前で謙虚であり続ける限り。
森の中の3人のシーンリアリティーを感じると共にこんなに本音を話せる人って羨ましいなと思いました。
皐月はもう陸とはこのままではいられないと十分分かってる。
でもこんな時に大抵の人は『円満に』とか『恋人同士は終わっても友達として』とうっすら何処かで思ってしまう。
そんな甘い気持ちを微塵も感じさせない皐月の言いっぷり突き放しっぷりに感心&羨ましさを感じたものです。
自分も全てが変わってしまっても構わないので言いたいこと全部吐き出してしまいたいと思えるシーンでした。
一人ぼっちになるのを恐れないと言えるのでしょうか…
白石さんが皐月に話していたユリ、スズラン、モグラ、ネズミの話はとても印象に残りました。自然界の事象をあげて人間の世界も似たようなとこあるよね、みたいな。
私は何だか白石さんのファンになってしまって、こういう人が自分の身近にいて色々お話しできたらいいだろうな、とかそんなことばかり考えてしまいました。
皐月や陸はもちろんですが白石さんも最後は幸せになってほしい。(幸せ、と言うか彼が自分らしく心穏やかにいてほしい)
予告では波乱の予感があったので心配です。
深いけど哀しい愛。森山さん演じる悠磨が人間としてひたすらかっこよく、
でも見ていて辛すぎて涙がこぼれました。
誰もが自分らしく生きられる世の中であってほしい。
そう願わないではいられません。
こんなドラマに出会えて、心から幸せです。
人の心理をじっくりと時間と手間をかけて描いているので、自分もいつのまにかドラマのなかに入り込んでしまう充実感があります。主役を含め3人の演技が素晴らしい。今期一押しです。
ポツンと1人、ガラス戸越しに皐月と陸を見つめる悠磨が今回は特に淋しそうに見えた。陸は女性を好きになれたけど、悠磨はおそらく男性オンリーで、もしかしたら今も陸を??自分達の関係を皐月に知られ、気持ちを話すのも、「婚約おめでとう」と祝福される2人をみるのも辛いだろうな。
考えてみれば、友達間では好きな人の話をすることが多い。
それが出来ずに、むしろ気持ちを隠しているわけで、悠磨の様子を見ていて、そのことに思い当たる。
今のように社会全体で考える時代でもなく、ホモだレズだと冗談のように言っていた頃もあった。滅多にいないと思っていたし、深く考えることもしなかった。絶対に言い出せなかっただろう。でも、思ったより多いのかもしれない。
個性として認められる社会になればいい。カミングアウトしやすい社会になればいいなと、そう思わせてくれたドラマ。
離婚した父のパートナーが男性で、自分の彼氏の忘れられない人がこれまた男性ってかなりレアな設定だけど役者さんの演技がナチュラルでリアリティーがあるんだよなぁ。
メイン以外の人も上手い人が揃っていて演技に目が離せない。
ゲイバーのママ?役の飯田基祐さんて男くさい役しか観たことなかったから新鮮で。
やり過ぎ感なくこんな人いそうって思わせてくれる。
それぞれに抱えている葛藤に感情移入してしまうストーリー展開が見事。
かなりドロドロした内容なのに、そう感じさせないのは映像と音楽の美しさのおかげですね。
綾花が剛に「地元が嫌じゃなくて、貴方が嫌なんじゃない。」と言った場面は本当にスカッとしました。
耕太郎は娘の皐月の幸せが大事には違いないだろうが、「1番」は嘘でしょう?だったら離婚もせず、男性と同居もしてないんじゃ?
陸の父親は自分の立場の為に「女性と結婚して普通の男性アピールを世間にしろ。」と言っている訳だから、相手は女性なら誰でもいいのでしょう。
陸が白石に「皐月と付き合ってるんだ。」と言ったのは白石を試してる様に見えましたね。白石も陸が嫌いで別れた訳ではないので、まだ気持ちがあるかもですね。
次回予告で陸が「実は」と切り出した後の言葉が気になりますね。
白石との関係を告白するのか?視聴者への思わせぶりなのか?
ちなみに僕は男性ですが、このドラマ楽しんでますよ。
純文学風でそれでいて最初の3分でしっかりツカミを作っているさすがの脚本で誰かと思って見ていたら最後の字幕で浅野妙子だと判り納得。しかし彼女の作品は終盤にとんでもない毒が仕込まれているから要注意。
雰囲気が良かった。そして時代だなぁ。多様性満載。職場もグリーンでサステナブル。父の不倫相手が男、彼氏の忘れられない相手も男。疎ましがっていた母の気持ちが少し解っただろうか?今までの常識とこれからの常識の過渡期で陸の父や皐月の母の気持ちはよく理解できるけどこれからは性差なく理解をしていかなければならない時代なんだろうな。陸がいた会社の社長も農大出てないと…なんて言っておいてイザとなったら会社放って失踪だし、世の中ご立派な発言してるだけでは信用ならないね。杉咲さんや森山さんの演技が上手いので藤原さんも少しひっかかる点はあるけど悪くなかった。恋愛に終始する内容じゃなく人間としてどう接し生きていくかといったテーマだったような気がする。また3人で庭を造っていていい雰囲気の3人が羨ましくもあった。落ち着いてるけどなかなか良いドラマだった。
おもしろく見てきたけど森の中で三人で怒鳴り合うところで急激に冷めた。何言い合ってんだろ。NHKのこういうドラマって繊細に作り込んでるふうに見えて、最後の方ですごく語らせるけど、さして内容がない。
おやじやおふくろさんたち世代が自分らの色んな欲望に忠実に生きているのと対照的でおもしろくあったけど、あの語りはいらなかった。5~6話で終わってたらよかったかも。
森の中の3人の会話劇が素晴らしかったです。
演技力のあるこの3人のキャスト考えた人すごい。
民放ではなかなか出来ない組み合わせで、NHKならではのキャスティングで唸りました。
今回で最終日でも納得いく内容なのに、まだもう1回あるとは嬉しいです。
来週の展開が全く読めないんですごく楽しみです。
今話の素晴らしさは皆さんが語ってらっしゃるので、僕は別目線で。
先日、ある展覧会に行きました。男性同士仲良く手を繋いで展示品を眺めているカップルがお見えでした。その光景はとても微笑ましいものでした。
でも、それってあくまで他人だからなんですよね。
自分の息子が伴侶として「男性」を連れて来たら、家族として迎える事が出来るのか?家族として同居して行けるのか?
そこまで、考えなきゃいけないドラマだと思いました。
悠さんの陸への愛が、決して陳腐な自己犠牲にならず、
大人の愛として包み込むように描かれた。
こんなドラマをじっくり丁寧に作ることを許されるのも、
この局だからこそだろう。
森山さんも杉咲さんもさすがの演技力ですね。藤原さんもこれまで知らなかった俳優さんですが今どきの若者らしくない落ちついた魅力があります。
皐月のキョトキョトした滑舌の悪い喋り方。
会話する時に、相手とは目を合わさず、あらぬ方向を見ているような視線。
口元だけで、目は笑ってない表情。
仕事の時も、常に「最新流行着こなしてます風」ブカブカヘロヘロヒラヒラロング服。
小遣いをくれる父親には甘く、そのパートナーには何でも相談、離婚された被害者である母には厳しく断固拒否態度。
ぶりっ子を狙ってわざとやっているのか?あざとい。
皐月の母、梨沙子は本当に成長しましたね。それと言うのも、信爾の懐の深さ、暖かさのお陰ですよね。
思えば、白石も思いやりが服を着て歩いている様な人。素敵すぎて、チョッと眩しい。
このドラマを観てると、とても心が穏やかになります。そして「優しい人間で在りたい。」そんな気持ちにさせてくれます。
スタッフは殆ど女性なんですね。無理やりじゃなくてそういうストーリーがしみ込んじゃってるんだと思う。女子コミって無意味なBLが多い。BLを美しいものとみてるようだね。そもそも本当のBLってムキムキな男が多いんだけどね。さぶって雑誌知らんのかな?短髪、ふんどし、すね毛、胸毛とか。そういうものを無視してBLとかおかしくて笑っちゃう。
ガーデニングをお仕事にとかも笑っちゃう。そんなお花畑職業で食っていけるのは日本でもほんの数人よ。
とどめがハラ坊のエンディング。もう狙い過ぎていて笑う。なぜハラ坊の何十年ぶりのシングルとかの売り上げにNHKが貢献しなきゃいかんのだ。単にハラ坊に文句いう日本人が少ないからという安全策でしょ。なんかNHKの割には変な作り方。
皐月の態度が少し気になる。
父親の恋人に対する「パートナーでしょ!」って言い方、きつくなかった?母親に対しても。
でも陸に対してはぶりっ子になり甘えた感じ。好きな人とそうでない人への態度が違う。それも演じているのか、たまたまで、ストーリーには関係なく気にしなくていいのか?
父親は、お小遣いをくれるし、うるさいことも言わないから、彼女にとっては都合がいい。でも母親は、口うるさく嫌な幼馴染みと結婚すすめたりされる、ウザイ母でしかない。だから母親に対しても態度は厳しく、少し上目線に感じる。
いずれ陸の告白で、彼の事を受け止められるのか?母親の複雑な気持ちに寄り添えるようになるといいけど。
同性愛者って、例えば男なら、女っぽく振る舞う人もいれば、普通に男のまま振る舞う人もいるのか...
とにかく、このドラマはLGDBTを超えて、今日のセリフにあったように、「いわゆる世の中の基準って、誰かが決めたもの」というメッセージを発していると思う。
自分は自分、そんなふうに自由になれたら。
でも若い時って、それが難しいし、周りに合わせないと生きづらい。見えない競争意識にも苦しめられる。
歳を重ねて、両親も亡くなり、仕事も定年退職し、子も自立し、やっと、いろんなしがらみから解放されて、自分らしくいられる部分が増えた。
だから、ドラマの中の息苦しさを抱える人物達に、歳を重ねていつか、自分で自分を解放してあげられる日は必ず来るよ、って言ってあげたい。
森山未來さん演じる悠さんの存在感にひかれました。
決して多くは語らない、でもセリフの余白にすごく意味があると言うかきっと色々な事があってその経験が今の彼を作っている。
それは岡田義徳さんの信爾さんも一緒で、何だかこの二人がすごく魅力的な人間に見えた。
来週いよいよ陸が皐月に告白するみたい。どうなるのかな。性的マイノリティが原因でこれまでの関係がバッサリ失くなってしまうような展開だとしたらちょっと残念だが…。
話が淡々と進む感じ、好き嫌いが分かれそうなドラマ。
でもテンポ悪そうでちゃんと進み終わり近くや予告を観るとハッキリ「次回も絶対観たい!」って気持ちになる。
これって脚本家の台詞回しが上手い!?
まああんまり共感や教訓は感じられないけど1回目さらっと観て2回目しっかり観ています。
今後はどうも会わなきゃ良かったのに会ってしまった白石に対して揺れる陸と大切な人をまた同性でなく異性に獲られそうになる皐月の葛藤が描かれるのかなと思われる、なんとなくですが。
でもそれって普通過ぎ!?
どうせなら大人の魅力溢れる白石に惹かれる皐月と皐月の事好きなんだけど白石を忘れられない陸の取り合いとか視聴者が「嘘だろ(*_*)」ってのけ反る話が観てみたい。
杉咲花さんは子役の頃から演技が上手いのでしょうが、あの台詞の言い方や表情はどなたかも言及されていたけど、しつこく取ってつけたような感じなのは飽きて来た。
「ヤンキー君と白杖ガール」の時もあんな台詞回しだったような…
どなたかが書いてたけど、純文学風なテイストで、まるで一話一話、小説を読んでいるよう。
ジェンダー問題にとどまらず、世間の常識の壁の中で生きる息苦しさを、安っぽくならずに巧みに映像化している。
全編を通して、儚さと美しさが漂うように吹き抜けている世界観。
NHKならではの力量を感じる。
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