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3 | 7件 | ||
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1 | 28件 | ||
合計 | 135件 |
ドラマもちゃんと「受け止め」たいね。
予告見るとドキッとするのだが、観ると落ち着くドラマだな。なんか不思議。
演技がうまいだけ
学生はこれをみて山田くんの説教と哲学話に耳を傾けるべき。
面白いよ。30分で良くまとまっている。
毎週、楽しみです。
山田裕貴はこの役にハマったと思う。
生徒達も知らない役者だけど、ハマってる。
見て良かった。
倫理の時間が気になり出した。
なつぞらの能天気な雪次郎と同じ人なんですよね。
「なつぞら」から注目していましたが、演技の幅が広いです。
とても魅力的なまなざしの俳優さんだと思います。
最近はEテレの子供番組もクオリティが高いですが、
NHKの学園ドラマだからと高をくくって避けなくて正解でした。
いち子とメガネくんが、何気にいいコンビ。
この2人が出てくるシーンが大好き。
いち子のイメージが、初回イメージとは全く違う。
メガネくんも同じように、随分、親しみやすいキャラになっている。
この2人、付き合ったら良いのでは?
案外、お互いに、自分に足りない部分を引き上げてくれる存在で、2人が合わされば、2人とも社会性が高まる良い相性のような気がするんだけど。
3話では、随分、高柳先生が能動的に動いていた気がする。
あのセクハラ女子、確かに、根が深そうな問題を抱えていて、高柳は、物理の先生を助けようとしたようだけど、
物理の先生が、本気になって告白したことは、あのセクハラ女子の心を救ったんじゃないだろうか。
あの子は、自分が一番になりたかったんだよね。
妹と比較されずに、自分だけを見て欲しくて、自分の存在を認めて欲しかったんだよね。
愛の告白は、勿論、成就するとは思えないけど、それでも、あとで、じわじわと彼女の心を救うと思う。
今回のソクラテスの言葉は、私には全く響かなくて、懐疑的ですらあるけれど、真摯に彼女のことを考えた物理の先生の告白は、きっと彼女を変えるだろうなと思うので、真摯に相手のことを想う深い愛情は、それが相手に届かなくても、成就しなくても、それこそが「善く生きる」ということを表していたのか?とも、思ったり?
でも、報われないんだよね〜
高柳に、一杯付き合って欲しいと頼んだのも、「無理です」と、一言で断られてしまったし。
高柳、あの愛の告白の威力?に、自分の出る幕はなかった…と、実は内心、フン(`ヘ´)!と思って拗ねてたりして。
珍しく、急いで駆け付けてきたのにね。笑
このドラマへの没入感が半端ないです。高柳先生の言葉が心地良い。抑揚が抑えられているんだけど、きちんと感情は伝わってくる。一生徒として、カウンセリングを受けている感覚になる。個人的に今期ベストドラマかも。
引き込まれるドラマ。
テーマもNHKっぽい。こんなきちんとしたドラマを作り続けてほしいです。
最後までみます。勉強になるし、考えさせられる。
古代の大哲人の真意は捉え難く、今回はその理解に至らなかった。美なるものは善、善なるものは美?これはルッキズムなのか?いや待て、美や善をそのままの単語で理解しても良いのか?
対して生徒に心を乱されたモテない物理教師の揺れる気持ちは愛か欲望か?そして成人と思春期の少女の恋愛がフェアな関係性なのか?しかし…という高柳の言葉に親近感を感じた自分は…。
1回目はいろいろチャンネルを選んでて、ちょうど始まったばかりのところを見て、ぞのまま見続けた。こういうのが当たりだったりする。
実際通っていた高校のせんせの奥様は教え子ばかりだったという事実を思い出した。
授業中に奥様への愛を語っていたなあ。
進学校じゃなかったもんで、皆おおらかに聞いていたよ。
女子高だったのでどんな先生にもちゃんとファンがいたのも事実。
「先生に見初められた」と言って結婚した女が愛人と共謀して夫を…っての思い出した。DV されてたというけど。
昭和40年前後生まれの女。“見初める” という言葉が時代がかっていて驚いたものだ。
現実の世界で、教師による過去の性暴力が被害者によって訴えられ始めている。このドラマは、そういうことに対しての戒めになってほしい(-_- )。
原作コミックを検索して、試し読みしてみた。絵柄が、たがみよしひさ氏に似てるな。
まだ30才なんだね、この原作者さん。何を見てきたんだろう……。
生き方を正されるというか1話1話自分を見つめさせられるようなドラマ。
このドラマ好きです。高柳先生が言っている事はしごく単純な事なのかも知れないけど、毎回考えさせられます。それだけ自分が歪んでしまっているんでしょうか。
そう、なんだか自分が歪んでるような、捻れてるような
気持ちから、ピュアさを見つめ直してるような気持ちになるドラマ。
山田さんは朝ドラ、9係、スクポリと観てるけど、
この役とスクポリの刑事役が妙に合っている。
気がする。
ジュダに目が釘付けになってしまった!
本城裕二とサイフリートを足して2で割ったようなキャラ!(←これだけで意味が通じた人は、私と同じ趣味?笑)
本城裕二は、三上博史が演じたドラマ「チャンス!」の主人公。
サイフリートは、萩尾望都さんの漫画「トーマの心臓」に出てきた、悪の象徴?みたいなキャラ。
風貌は本城裕二、言ってることは、まるでサイフリートのようなジュダ、いや、川村くん。
演じていたのは成河さんという方。(調べてしまった笑)
今回のような話は、本当に私の好みで、完全にツボだった。
ジュダとたかやなの会話をずっと聞いていたくなる。
まるで、舞台演劇のようだった。
何気に、前々回に出てきた子の友人(名前が分からない)、結構、演技が上手いのかも?
SNSを読み上げた時の話し方は、まるで声優のようだったし、その後、プールの端で遠目から見える演技も、中々自然体で良かった。
好みのジャンルではなかったです。
善と悪ですかぁ。30分で扱うのはどだい無理なお話。
例えば貧困や経済格差。
持てる者(富裕層)からすれば、創意工夫とたゆまぬ努力による賜物で、当然の結果。だから善。
一方の単純労働者からは、結果的に我々への報酬をピンはねしているに過ぎない。だから悪。となってしまう。
多くの哲学者達を悩ませた問題を、薬の売人に向けて問いかける高柳。
当然そこには被害者(中毒患者)が居るはずなので、悠長に論じ合ってる場合ではないのだが、ここは一人の生徒を救う事を優先した形(警察への通報はしない)。
お題のハードルが高すぎて怖い。
なんというか一言で言うと退屈なドラマ。
山田裕貴は脇役だと普通に観れるけど、主役は弱い。
なんだか……ドアーズの世界、思い出すの。
“まぼろしの世界 PEOPLE ARE STRANGE”とか……。
高柳の「クールでミステリアス」な個性は、まるで最初の頃のジム・モリソンか(→その後どんどん暴れん坊になってしまったが(^_^;))。初めの頃のロンドンでは高柳が職員室を退出する時と同じに礼儀正しく、腰を曲げてお辞儀をしている。
こんなに青臭くない高校生たちのドラマも、なかなか無いと思う。
なんか若い人たちの救いになりそうなドラマ~原作だと思う。
善悪という二元論的な世界ではないことが語られている。アイヒマンの事例しかり、思考停止の末に"正義"や選択肢の無さに仮託される言い訳。
優れた洞察力で世の中の常識とは別の行動原理で動いているかにこれまで描かれてきた高柳でさえ、「教師としての正しさ」の枠組みで生徒を救うことの呪縛に囚われていることを露呈する卓袱台返し。
メフィストフェレス役としてジュダ(=ユダ)を登場させることで、解決の後も視ているこちら側にも思考を放棄させない秀逸なプロットだと感じた。
最初は??だったがいつの間にかドラマにひきこまれました。
急に性悪説まで出てきてしまってちょっとついていけなくなった感じ。
性悪説得々と語る悪い奴がいるってことは本当だろうと思うけど。
人間悪いことといいこと同時にしながら生きていくんじゃないのかな?
いい評価受けているところにやっかんで出てくる者がいるのは確からしい。
主役 倫理教師役 山田裕基さん
過去に出演していた役柄と イメージがかけ離れていたので、原作5巻まとめ買いし 読み終えた上で視聴してます。
テーマを倫理とする・・ しかもドラマで。放送時間も30分しかないが、1話1話 伝えたい主旨を丁寧に取り上げて入ると思います。そして感情を表に出さない 高柳先生役の山田裕基さんもとてもいい感じです。
一番びっくりは、倫理は選択教科になった事!案外、倫理は好きな教科でした。教師の教え方次第でしょうが。トーキングを取り入れているので、いいなあと思いました。
しかし、主役は初めて知りました。まさに倫理の先生って感じですね。1時間で丁寧に展開させて欲しかったです。
原作が素晴らしいのだと思いますが、脚本が実に良いですね!
倫理の時間……見応えあります。
主演の山田さん、たたずまいから、この役に真摯に向き合っているのが分かります。
表情のうつろいが少ないのですが、その奥にあるものを絶妙に滲み出していて、良いですね!
4話のジュダ役!成河さん!
おもしろい役を最高におもしろく演じておられます。
成河さん、初めてちゃんと認識して、演技を見ましたが、舞台を中心に活躍されているのですね。
良い俳優さんに出会えました!
本放送も見たけど、再放送も見てしまった。
話が分かっていたせいか、色々と考えながら見ていた。
高柳が、「ちゃんと考えなさい!」と大声で生徒に言った時、善であろうとすることは辛いことなのかもしれないと思った。
ジュダのところに出入りするようになり、正しい場所では死にたがっていた生徒が、生きていけるようになったという話。
善とか悪とか、一体何なんだろう。
社会的に望ましいとされる自分であろうとすることは、心の中の様々な欲望を自分でコントロールしなければいけなくなる。
面倒なことから逃げたいという欲望。
快楽を欲する欲望。
気の向くまま、感情のおもむくままに行動したいという欲望。
怒りを爆発させたい欲望。
憎しみを相手に向けたい欲望。
それらの欲望は、社会生活を営む上で望ましくないとされる欲望。
その社会生活を営む上で望ましくないとされるものを、人は「善」とは呼ばない。
では、それらは「悪」なのか?
それらの欲望は、人が心の健康を保つ為には、絶対に必要な欲望。
ただ、その欲望のままに行動することは、社会的には許されていない。
何故なら、社会生活は共同生活でもあるから。
共同生活に支障をきたさないような行動を、人は善と呼んでいるだけ。
だから、その共同生活の構成要員、その共同生活の目指すべき方向が違えば、善の定義も変わる。悪の定義も変わる。
ユダヤ人の大虐殺も、ヒトラーを指導者、支配者としていた世界では、善とされていた、そう思われていたのかもしれない。
善も悪も、社会生活をする上で、その社会内でだけ通用するような、その社会内での共同生活をスムーズに進めていく為に決められた倫理感にしか過ぎない。
その倫理感は、個々の人間の欲望、心の健康を保つものとは必ずしも比例しない。
だから、学校内の倫理感では死にたくなる生徒が、闇の世界では生き生きと生きられたのだと思う。
例えば、「人間の命は何よりも優先される」とするならば、その生徒にとっては、学校内倫理感こそ、自分の命を脅かす「悪」でしかなかった。
社会を第一に考えれば善であることが、個々を第一に考えれば悪になる。
善も悪も表裏一体。
学校の倫理感を第一に考えなければいけない「教師」としての職業倫理。
高柳は、自殺未遂を繰り返す生徒を救いたいと思っていた。
でも、教師としての倫理感では、その生徒を救えなかった。
生徒を救ったのは、学校内倫理感の「善」ではなく、学校内倫理感の「悪」。
その「悪」は、学校内倫理感とは違う考えで生きている人達がいる闇の世界。
闇の世界にも、闇の世界の倫理感がある。
学校で「正しい」とされることを否定する者を、決して否定しない倫理感。
その生徒は、自分が否定されない闇の世界でしか生きられなかったのだろう。
ジュダもそうかもしれない。
私が辛そうだと感じた高柳の「ちゃんと考えなさい!」は、教師としての倫理感の限界を知っているから。
何が自分にとって正解か、それを考え、それを判断するのは、常に、本人自身にしか出来ないのだ。
何が正解か、何が善か、何が悪か、それは本人自身にしか分からないのに、それを教師としての倫理感を第一に考えなければならない教師の立場で、生徒に「指導」しなければならない高柳の葛藤。無力感。
教師という立場にある者は、実は、哀れな生き物なのかもしれない。
社会的倫理感は、時に、人を追い詰め、死に向かわせてしまうことがある。
生徒を救いたいと思うのは、教師ならではの職業倫理。
でも、その教師としての倫理感が、逆に生徒を追い詰める。
『人間は気ままに生きると争う悪になる』というカントの言葉は、争いを悪とする社会倫理を元にした言葉のように思えるが、気ままに生きることは、果たして「悪」なのだろうか。
初回かな?
高柳が、いちこ達に、合意か、合意か?と何回か尋ね…。
場所と時間がおかしいとカーテンを開けたシーン。
確かに合意かは最大のポイントですが。倫理の先生ならば、「愛ある合意か?」と尋ねて欲しかったです。ミステリアスな雰囲気の無口な先生が言うと納得しがちですが、そこを掘り下げた発問となっていなかったです。
他にも見られました。倫理ですから、わかっちゃいるけどやめられない人間、特に10代にわからせる言葉を考えて頂ければ幸いです。
映画「ああ、荒野」で初めて見て、主役の管田さんも素晴らしいけどあの役者もいいなぁと思っていたらあっという間に色々な役に起用され、ついに主役そして面白い!
毎週、積極的視聴者です。
1話で、NHKが女子学生のこんな題材扱うなんてと驚きました。隔離された喫煙スペースに通うとか、クールなキャラとか異端なところを最後まで貫いてほしいと思います。
これからも楽しみな作品です。
善人をけむに巻くために性悪説を唱えてほしくない。
漫画のドラマ化でしたか。全体的には好きなドラマ、1時間くらい見たいです。
隔離部屋の喫煙シーンは要らないです。世情とは反対に喫煙シーンを流す意味がわからないのです、
最近の生徒達の精神による大劣化、思考低下、学習能力低下などを
テーマにしてもっと掘り下げないといけない。
性、善と悪、いじめ以前の問題としてここを取り上げないと
先へは進まない気がする。
どこでなら、息ができるか。自分で選びなさい。
考えることやめてはいけない。
捻れはあっても倫理学の各説を自在に操り語る卒業生と未消化ながらぼんやりとなにかを掴み始めている現役教え子たち(プールでぱしゃぱしゃしながらおーい返事ーってやってるん姿の平和さよ)を交互に描き、導きの大切さと限界を痛感する教師。
正しく導けば必ず正しく成長するのが金八先生の世界だけど生徒の人生をコントロールなんてできない、ただ、伝え続けるだけだというのが高柳先生の世界。
それは、とても誠実だ。と、思う。
自分のやっていることを善と信じて誰かを追い詰めてしまうそんな傾向にある若い人が自分のやっていることの本質に気づいてくれたらと思う。
倫理とか道徳を持ち出しルールで縛ろうとする大人たちは経験の浅い若者たちを利用することが多いものだから。
倫理は誰かを断罪するためのものではない。
地震の緊急放送で今週はお休みに。残念。
ところで性悪説は悪を肯定している哲学ではない。
また悪の概念も、我々が考えるそれとも異なる。
そういったことに関心を持つきっかけになるだけでも、この倫理の時間は無駄ではないかな。
また喫煙者としての高柳の設定は、私には絶妙に思える。時代の空気で延髄反応的に悪に追いやられがちだが、本当にそうなのか?
高柳の弱さの象徴であり、思考停止への抵抗であり、分かり易い問題提起だと思う。
学校という場とりわけ本来は学問の場であるはずの大学さえ企業の求める人材を養成する専門学校化している現在。
若者は悩んだり立ち止まって考える時間を奪われている。
それより社会に出て通用する人間になれと。
それはよく見てみると社会に通用する人間というより社会にとって都合のいい人間になれということであるのではと疑ってしまうような今。
東大を出て官僚になったエリートがスポイルされて使われている現実。
社会を疑え自分を疑えと囁く倫理なんて邪魔者だったのだろう。ずっと。
偶然観たのが今は土曜日が楽しみです
トゲトゲしさと、しっとり感と、両方あるな~。
難しく考え過ぎないで観るのがいいんだろうな、空気みたいに。
この倫理の先生をスクールポリスはどう扱うのだろう。
ドラマのBGMのつけ方がださいしうるさいからノイズになってる。
倫理の先生が、SPのように、元恋人の死の真相を探るために学校にいるのではない、評価したい。また、教え込むのではなく、トーキングや個の考えを出させたりする指導法は好きだ。他の先生との軋轢もなく、ただただ倫理に徹する描き方がいい。
校内で昼間から不純異性交遊に耽っていた、いつこ?がガラッと変化するのはおかしい話。喫煙室は生徒から丸見えの場所にある⁉️のならば、教育上良くないと思う。
「倫理」を辞書で調べたら、「人間の踏み行うべき道、人間関係や秩序を保持する道徳」だそうだ。うーん、難しいが10代で学ばずしていつやる、という感じ。因みに、今は倫理は社会の選択科目となっているの?理科が化学とあと一つ科目選択するように。倫理、道徳は授業を受けて直ぐに人間を変えはしないと聞いた事がある。考えるきっかけを作ることが主だそう。それがもとになって、潤滑な人間生活、人生を歩むことを願う学問だそう。この主役の雰囲気にぴたりと合っていると思う。
いつこ?の場面、SPならば即逮捕されそうだが、倫理の先生は、合意か、合意かを尋ねていた。時と場所を考えろとも言った。カーッと怒るよりもいいが、合意ならば、倫理的にはどうなんだ?まで暗示して欲しかった。
1時間でもっと見たいドラマには違いない。
主演がどうも苦手です。ホームルームを見て以来…
突然、校舎の屋上でアレをやり出しそうで怖いです。
生徒に魅力がない。躍動感ある生徒もいるはずだ。
ドラマはなかなかいいが、倫理先生一人でもっている感じがする。
時々、SPとこんがらがるのは、自分の年のせいか。
来週も観ます
回を重ねるごとに深く刺さる
高柳の穏やかな声が生徒を心地よく授業に誘う要因の一つだろう。また、授業以外でも、場をつかみ、生徒に寄り添う姿に感動する。いい先生だと思う。
昨夜の回、リスカー少女、やめないだろう。学校教育、倫理の授業、先生の手の出せない範囲の家庭に問題がありそうだから。悩めるところ、高柳さん、理想と現実、あまり自分を追い詰めないで欲しい。思春期の子供の考え方、今ある姿を変えたりするのは至難の技。理想の教師高柳、しかし、バランスを保ち、自分が何とかしようと自分に責任を課さないで欲しい。
高柳を好きな男子、必要だっただろうか。30分で二つの問題は雑な描き方になってしまうと思う。倫理以外保健室登校、これはこれで丁寧に描いて欲しかった。
私は3回目からの視聴。高柳の過去には何かあったのだろうか。そう思えた回だった。来週も見ます。
高柳先生、やっぱり可愛い笑
この間の物理の先生の回、最後の方、高柳が拗ねてたような気がしたけど、今回も少し拗ねてた気がする笑
このドラマ、答えをきちんと出さないのがいい。
答えが出ない、正解は無いことを、きちんと描いてる。
リスカ少女は、あの男の子に救われた。
あの男の子も、リスカ少女に救われた。
2人とも、欲しかったもの、必要だったものを、お互いに得られた。
そんなラストだった気がする。
そして、高柳は無力感に苛まれる。
あの2人もそうだったけど、高柳も臆病過ぎる。
もう少し、心の壁を取り払えばいいのに。
でも、まだ若いからなぁ。
高柳の先生からの言葉、「どうすれば皆を救えるか」の理想論にすがって、あの男の子を抱きしめなかった自分の行動の言い訳をしているように、私には見えた。
相手の感情に巻き込まれることも、時には必要な気がする。
だって、相手が求めてるのは、自分自身のそのままを受け止めてもらいたいだけで、あの2人は、それがずっと得られないことで子どものまま成長出来ずにいたんだから。
心身二元論は、確かにそう捉えるしかない時もあるけれど、あの2人が成長出来ずにいたのは、心身がきちんと分離してない幼少期から、自分自身を誰からもそのまま受け止めてもらえずにいたからなんじゃないだろうか。
心の発達段階によっては、心身がまだ分離してないと理解した上で、赤ちゃんか幼児のような対応が必要なこともある。
そういう時には、心だけでなく、身体ごと、心を受け止めてあげることで、やっと次の段階に進める。
心だけでなく、身体も受け止めるのは勇気がいるし、他人との境界線を強く意識している人は、中々、それが出来ない。
高柳には出来なかった。
でも、ありのままを受け止めて貰えなかったリスカ少女は、他人との距離がうまく取れないあの男の子だったからこその対応で救われた。
あの男の子も、そんな未熟な自分だったが故に、それを求めていたあの女の子に受け入れられた。
2人で抱き合いながら、あの男の子は、自分の心も満たされていくのを感じたんじゃないだろうか。
或いは、お互いがお互いに未熟な心だったからこそ、対等な関係となり、凹凸がハマるようにうまくいったのかもしれないけど。
今回の回は、あの女の子も、男の子も、そして高柳も、私の心に"刺さってくる"回だった。
3人とも、私には気持ちがよく分かる。
あまりに"刺さった"ので、昨夜はぼんやりしてしまい、感想が書けなかったくらい。笑
養護教諭の女性は、少し厳しいことハッキリ言っていたけれど、案外、あの女性みたいな現実的対処に長けている人が、高柳みたいな人を救うのかもしれないなぁ。
ちなみに、↑の方へ。
高柳の過去は、初回も2話でも、全く何も出てきてませんでした。
これから出てくるかどうかも…分かりませんが、出てくると良いですね。
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