山田太一原作・脚本。主題歌はサザンオールスターズの「いとしのエリー」。
1983年から1997年にかけて放送され、パートIVまでシリーズ化された。
「ふぞろいの林檎」とは、社会が求めるような規格に当てはまらない落ちこぼれの登場人物たちを指す。
TBS系列の「金...
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山田太一原作・脚本。主題歌はサザンオールスターズの「いとしのエリー」。
1983年から1997年にかけて放送され、パートIVまでシリーズ化された。
「ふぞろいの林檎」とは、社会が求めるような規格に当てはまらない落ちこぼれの登場人物たちを指す。
TBS系列の「金曜ドラマ」枠にて放送。
とある架空の四流大学を舞台に、学歴が恋愛や進路に暗い影を落としながらも、それを懸命に乗り越えようとする若者の姿を描いた作品。放映当時大学生のテレビ離れが叫ばれていたため、大学生の現実をテーマにしようという話になり、1980年代の大学の大衆化に伴って社会問題となっていた学歴差別を背景にして作られた。パートII以降は、個々の登場人物の成長に重点が置かれている。
脚本家・山田太一の代表作のひとつで、白黒の風景をバックに林檎を放り投げるオープニング映像は、パロディ作品も数多く作られている。また、カラーの風景は新宿副都心を中野坂上の横山設備工業株式会社本社屋上から撮影したものである。
パートI
1983年5月27日から7月29日まで放送。全10回、平均視聴率17.6%。
落ちこぼれ大学生3人の青春を描く。
パートII
1985年3月15日から6月7日まで放送。全13回、平均視聴率18.0%。
林檎たちが学校を出て社会人になる。
パートIII
1991年1月11日から3月22日まで放送。全11回、平均視聴率19.2%。
晴江とその夫である門脇のトラブルがきっかけで、疎遠になっていた仲間たちが再び集まる。
それぞれ30歳を目前にして家庭や仕事で様々な問題を抱える中、大人として逞しく生きていく姿を描く。
パートIV
1997年4月11日から7月4日まで放送。全13回、平均視聴率17.4%。
克彦と美保という若者に出会ったことで、30代半ばとなった仲間たちがまた集まる。
出演者
中井貴一
時任三郎
手塚理美
石原真理子
柳沢慎吾
中島唱子
高橋ひとみ
国広富之
根岸季衣
佐々木すみ江
吉行和子
他
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