4.00
5 0件
4 1件
3 0件
2 0件
1 0件
合計 1
読み とししたのおとこ
放送局 TBS
クール 2003年1月期
期間 2003-01-09 ~ 2003-03-20
時間帯 木曜日 22:00
『年下の男』は、TBS系列の『カネボウ木曜劇場』枠(毎週木曜22:00 - 22:54で2003年1月9日から3月20日まで放送された。主演は稲森いずみ。 共演は賀集利樹・高橋克典・風吹ジュン・麻生祐未ら。脚本は内舘牧子。 キャッチコピーは、「底なしの幸福に堕ちたいんです...全て表示
全 1 件中(スター付 1 件)1~1 件が表示されています。
≪先頭 <前ページ
次ページ> 最後≫
[1]

2023-11-24 06:21:18
名前無し

稲森いずみが、少し残念な女性を好演していた。
とても失礼かもしれないけど、稲森いずみは少し残念な女性がよくハマる女優さんだと思う。
そして、自分が風吹ジュンのファンだからかもしれないけど、高橋克典が演じる駿が、自分よりも若い千華子(演・稲森いずみ)ではなく、自らをオバサンだと言う(ドラマでは確かにオバサンのように演じてもいた)年上の女性・花枝(演・風吹ジュン)の方に惹かれていくのも無理はない、と思わせるストーリーは、多分、このキャスティングの良さもあったんだろうと自分は思っている。

このドラマは、50代の母と30代の娘と40代の男の三角関係を描いた話だけど、放送当時、一体どうなるのか自分が一番気になっていた人物は、平田満が演じた50代の母の夫、つまり娘の父親だった。
母と父と娘が一緒に暮らしている家庭での場面は、この夫の存在があるから、見ている此方はハラハラする。
全てカンづいているようなのに、何を考えているのか、何を思っているのか、それを中々視聴者に悟らせない平田満の表情は秀逸。
彼は、そういう役をやらせたら本当に上手い。
上手いし、恐い。
「ポーカーフェイス」とも、ちょっと違う。
何も感じてなさそうに見える温厚な表情の恐さ。
こういう人が、実は一番恐いのだ。

内舘牧子のドロドロ系恋愛三部作の中では、比較的地味な作品だったけど、平田満が演じた夫は、割とリアリティーがある恐さだった。
こういう夫は、実は日本中に沢山いるのかもしれない。

麻生祐未が演じたような女性も多いかもしれないけど。
とても見ていられないような惨めさを、麻生祐未も好演していた。

高橋克典の養父?役の高橋昌也も中々。
彼が演じた役も、とても正視出来ないような、見ていて辛くなる場面が多々あった。本当に上手い役者さんだと思う。

振り返って考えてみると、このドラマ、脇の人達がホントに上手かった。
このドラマのキャスティングをした人が、一番の功労者かもしれない。



スポンサーリンク


全 1 件中(スター付 1 件)1~1 件が表示されています。
≪先頭 <前ページ
次ページ> 最後≫
[1]
名前
評価
感想
※本サイトはドラマのレビューサイトです。せっかくドラマの感想を書いてくれた人を揶揄したり、煽ったりする書き込みは控えましょう。
※議論や雑談は「お茶の間」をご利用ください。
※評価はスターをクリックすると確定します。「評価」の文字列クリックでキャンセルです。
※利用にあたっては利用規約ガイドラインFAQをしっかり読んでおきましょう。
※利用規約違反の書き込みを見つけた場合は「違反報告」機能で通報してください。
※評価を不正に操作する行為は禁止します。
利用規約違反の行為を行った場合、投稿の削除やアクセス規制が行われる場合があります。