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これを見て自分がナイルパーチだと気づく人はどれだけいるだろうか？
たいていの人は自分はおひょうの立場で被害者だと主張するだろうが、
おひょうも結構ずるく流されている。
これは倫理を問うドラマではない。
推理ものでもない。
目の前の人間たちを水槽の魚を見つめるように薄暗い中でじっと観察するドラマなのだ。
眼に映るのはナイルパーチかおひょうか？
そのガラスには自分の影も映りこんでいるだろう。
最終回用の予定調和的な話でつまらなかった。急にカフェの給仕になりものわかりがよくなった圭子の心の変容もわからなかったし、派遣のゲス女と手の甲を刺された杉下のその後が知りたかったし、おひょうと丸尾が復縁できたかどうかも知りたかった。これだったら、どこもかしこも修羅場状態で幕切れ方がよかった。
最後はつまらなかった。
全員が悟ったように反省し、自分の居場所を見つめ直し、人生を前向きに捉えようとした点が作り物っぽかった。
その点、ペンで婚約者を刺した女は初志貫徹していて天晴だ。
エリコと翔子がお茶を飲んでいたのはエリコの家だろうか？
穏やかな光景に見えた。
そこへ派遣女が乱入して「終」なら良かったのに。
原作を知らないが、上手くまとめようとした制作側にガッカリした。
コロナで、人と関わりが少なくなって、ホッとしている。外出時、マスク必須はめんどくさいけど、人との交際は外出自粛を理由に断りやすくなった。人間関係はこのままでいいのにな、と思ったりする。
これは、感想でも書いちゃいけないのかもしれないけど、
おひょうさんの父親が倒れてて、死んでくれたら良かったと思う気持ち、わかるよ。
ここの国は年老いた親を大切にするのあたりまえだから、本当に生きにくいよね。
ここ数年のテレ東のドラマ、面白い企画、脚本のドラマを連発しているがこのドラマも然り。昔はテレ東といったら東京の中のローカル局だったけどドラマはレベルが上がり、逆に他のキー局のドラマがアイドルや大手プロダクションの俳優を使い量産的なドラマばかりでつまらない。
男じゃないからわからないけど女は証というものがほしい頼れるものがほしい。そういうところがあるのかもなと今回見ていました。
えりこのお母さん玄米の。。とかごはんのメニューからして過保護で重い。靴を毎日磨くとか。。あなたたちにこんなにつくしてきたのに。。というのもお母さんの問題。。えりこはこういう人から育ってあんなになったんだなと思った。
翔子も手のかかるどうしようもないお父さん。。そういう環境で育ったのかと。。
ケンちゃん翔子を受け止め守ると思ったけど意外ともろかった。。
えりこも翔子も自分をこっちがだめならこの人がいるもんね。はあたりまえじゃない。あたりまえだと思いがちな存在は大事にしないといけないとみていて感じました。
NORIさんはただのポーズをとりたがるブランド女だと思う。翔子は尊敬尊敬というけど簡単に出す言葉じゃないと思うし尊敬って何？と思う。環境が違いすぎる人に相談を無理やりお願いするのは強引すぎる。えりこと変わらない。
派遣の子も友達がほしいからゲスな商社マンと結婚しようとしている？商社マンと結婚したという証がほしいのか？？
友達友達というけれど何なのだろうと思う。
こだわりすぎている間は友達という存在は現れないと思う。
現実にも友達いないコンプレックスみたいな人がいるけど世の中どれだけ友達がたくさんいますという人がいるのだろうかと思う。
友達って何なんだろうと考えた回でした。
私も、友達がいない。
いるけど、親友ではない。
女子会めいた食事会を、年に一度くらいやって、あとはLineで話すけど、たぶん、うわべだけだ。
あまり入り込むとめんどくさいことになりそうだし、ほどほどに、が一番だよね。
夫と過ごしてるのが、一番楽しい。
私はそれでいいし、それがいい。
ＢＬには心洗われて、女友達ドラマには闇を見るって
日本の現状を憂う。
もちろんこのドラマは評価している。
ある意味「半沢直樹パート１」は美しきＢＬ物語に
反旗を掲げていたのか。
男の嫉妬物語でもあったもんね。
男の嫉妬や足の引っ張り合い、つるんでのいじめもひどいと
子供が言っていた。
「ナイルパーチの女子会」の成功に柳の下の泥鰌を狙うような粗悪品が
出ないようにナイルパーチは高みを目指してほしい。
おひょうの日記に夢中になってダメ出しを書き込んでいるえりこの後ろ姿は、さながら今投稿をしようとしている自分のそれとそっくりなのかなと思う。どんな形でもいいからリレーションを持っていたい。相手や閲覧者の反応を知りたいという欲求に似ている。
派遣社員の女への嫉妬ではない、事実を知っていて良かれと思って言ってしまった忠告が、巨大ブーメランとして返ってきた。それによって上司を誘惑したのかどうか、そこが気になる。
ここの出演者に言いたくなる。
人は一人では生きていけない。でも、女友達なんていなくても平気なんだよ！
ひとりって、楽しいよ。独りを楽しめるようになると、友人との距離感もわかるだろうにね。
子供の頃から洗脳されてる。皆仲良く！お友達100人いたらなんて歌もあったね。友達いなくても、恥じることはないんだよ！
水川さんの演技
栄利子という
自分で勝手に親友と決めた、一見人の好い人に乗っかって
悪意なく自分を通していきたい自分本位な人物を
自然に演じていて上手い。
カズオイシグロの「わたしを離さないで」での演技を思い出した。
脚本、演出、配役、はなまる。こういうの好き。
おひょうのシーン、特に実家パパの出てくるところなんかもう
ＮＨＫのドキュメンタリーとしか。
演技力さえあれば知らない俳優のほうがリアルでいい。
リモート時のミッキーマウスの耳みたいなのつけてでてくるの、
好きだなあ。
エリ子がおひょうとリモート飲みの際、ナイルパーチや魚の話で
大いに盛りさがったあたりかな、エリコの服がちらっと映るんだけど、
模様がウロコに見えちゃった。
おごられたお寿司のエビの尻尾を加えたままのおひょうの横顔とか
じわじわくるわあ。
にしてもエリコの家、観光地にありそうな和洋中テイスト不明の
旅館みたいで哂えた。
あのキノコ頭の編集者、おひょうとエリコの間に立ったばかりに
血まみれになって死んじゃうとか。
２００種もいた生態系を壊すんでしょ。
おひょうを守ろうとした者らが次々とエリコにやられちゃうみたいな
安易な展開はやめてね。
あと、観てると無性にジャンクフードが食べたくなる･･･
どなかたが指摘する通り、このドラマは原作は無論のこと配役の勝利ですね。
この春からはあのWOWOWでさえジャニーズが大挙して出演する。
もう暴挙としか言いようがない。
良い原作・脚本に力のある役者を配役する。
この基本に対し、テレビ局は誠実であって欲しい。
面白かった。
要するに他人との距離の取り方がド下手で段々関係をこじらせていく話なのかな？
メールを送りまくる水川さんにも唖然としたが、私は派遣の女子たちの正社員に対する噂話、ひがみの方が不快だった。
山田真歩さんは朝ドラのものすごく傲慢な作家の役のイメージが強烈だったけど、このドラマでは本当にズボラ主婦にしか見えなくてすごい。
ぽわんとした話し方なのにセリフがとてもハッキリ聴こえるのも流石だ。
言いたいこと言うときだけメールしてきて、
こちらのメールには返事ない人います。
まじめな人間は返事が欲しいのです。
自分の行動はどう思われているのか反省するためのドラマかも
なんか現実を見るようで怖い。
二人とも問題がなさそうな女性なのにこれからこじれていくのかと思うとなんとも。
山田真歩さんは最近見かけるけれど、ぐーたら主婦とは縁遠い姿しか見たことがなかったので、うまいなあと思った。
見る人が少なそうなのでここも評価高いドラマとなるかどうか、
いわゆる彼女たちにはもともと問題があったのでーこうなっちゃったみたいな展開にはならないでほしい。
水川あさみの後輩のうわべだけ女子の方が当たり前の顔しているのが怖いんだけど。
上手いバイプレイヤーが本気出したら 顔だけの人形ヒロインが何人かかっても敵わないって感じ
もっと深夜でもいいから こういう闇も描いてほしい
ここで評判が良かったのでTVerで見た。
テレ東のドラマといえば荒唐無稽とグルメものしか見ないのだが、このドラマはNHKかと思わせる丁寧な創りだった。
主演の水川あさみの心の移り変わりが手に取るように分かり、彼女の母親が恐れていた「何か」が薄っすらと見えたようで寒気がした。
相手役の「おひょう」を演じた女優さんは初めて見たのだが、本当にブログでズボラ日記を書いている主婦にしか思えず、素晴らしい配役と感じた。
この二人が痛ましい事件を起こすのではないかと想像する。
とても楽しみだ。
途中までこれドラマになるのかな、って思ったけど、彼女とピッタと連絡が取れなくなって、怖すぎた。
連絡取れないおひょうさんも怖いけど、しつこく連絡を取ろうとする栄利子（水川さん）も怖い。もしやナイルパーチって栄利子のことか。
水川あさみさん、明るい役ばかりのイメージがあるので、こういう人が、怖い役をやると、ホントに怖く感じる気がする。
ある意味リアルだし、ゾンビよりは怖いｗ
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