5 | 15件 | ||
4 | 5件 | ||
3 | 4件 | ||
2 | 4件 | ||
1 | 6件 | ||
合計 | 34件 |
読み | じんせいさいこうのおくりもの | |
放送局 | テレビ東京 | |
クール | 2021年1月期 | |
期間 | 2021-01-04 ~ 2021-01-04 | |
時間帯 | 月曜日 20:00 |
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
岡田惠和さんお得意の「暖かい」ドラマだったと思います。
岡田さんの描くドラマは毎回「面白い」ではなく作中にも
ありましたが「なぁ」のドラマだと思います。
主演の石原さとみさんも化粧が薄く珍しい役柄だったと思いますが、非常に良かったと思います。あとやはり寺尾さんはさすがでした。いいドラマでした。
物語の主旨には共感しますが、感動は少なかったです。
私個人は、治療を最後まで頑張るドラマの方が好きです。
父親に癌だということを伝えて、治療に専念するという
父娘関係の方が好ましいのでは?と感じました。
石原さとみが好きなので楽しみだったが、期待したほどではなくてちょっと残念。
背景の描き方が不十分だったせいだろうか。浅くて、さらさら流れ過ぎた感じ。
少しばかり新しい難病ドラマの描き方だなとは思ったが、そのためには父娘二人の関係性を十分に含意させた上で語ることが必要だったように思う。
夫婦役の二人の演技の付け方も、ちょっと違和感があった。号泣場面は流れからちょっと突出しすぎていた。
じっくり前後編2回ぐらいがよかったのではないか。
確か、テレ東は、前にも中井貴一と波瑠で父娘のドラマをお正月にやったことがあって、それは静かにしんとした余韻が心に残ってなかなか良かった。
テレ東のお正月ドラマは父娘がテーマというのが続くのかな?
百合子の夫は、なんでほんとのことをしゃべっちゃたんんだろう?百合子の願いをぶち壊しにするようなこと、するかなあ。
結果としては、百合子もバレた事をそんなに気にしていない風でしたが、夫にそれは予想できないはずでしょう。
「かわいそうな娘との思い出にはしたくない」と真剣に言われていたのだから、黙っていると思う。僕なら絶対言わない。
仕事が忙しく今まで娘をかまってやれなかった父親が父との思い出を作ろうと帰宅した余命わずかな娘と心通わせ過ごす日々が微笑ましく心が温まりました。昨年から禍ばかりで気がめいていたところ年明け早々心癒される温かいドラマに出合え幸せなひと時を過ごせました。
ドラマの中に出てくる毎回の食事シーンが、とても良かったです。
丁寧に、愛情を込めて作った"おうちごはん"。
いいなぁ。
そこに漂う暖かい雰囲気。
使いやすそうな台所。
父と娘がお喋りしながら料理したり、近所?に住むキムラ緑子さんと料理したりと、2人で使うのに丁度いい広さ。
出来上がった料理も美味しそうだったけど、エプロンして料理している父親も、楽しそうだった。
美味しい料理を作って食べることって、生きている幸せを象徴していると思う。
娘が家に来て、初めの朝。
父親が作った美味しいエッグベネティクトを食べながら、娘は生きている幸せ、暖かい時間を実感したんだろうな。
病気の部位は明らかにしなかったけど、誰かと食事を美味しく食べられる時間って、多分、余命が短ければ短いほど貴重で、幸せな時間だと思うから。
ストーリーの細かいことは置いておいて、次々に出てくる調理シーンや食事のシーンが、父娘の暖かい時間をそのまま描いているように思えた。
因みに、寺尾聰さん。
私は宇野重吉さんが大好きだったので、寺尾さんが歳を重ねていくのが楽しみで仕方がないです。
このドラマも、実は寺尾聰目当てで観たようなもので、お顔や口の動かし方、動作のちょっとした老け具合が、ホントにたまらない!笑
でも、まだまだかなぁ…
もう少し歳を重ねると、もっと似てくるのになぁ…
と、まぁ、そんなことを思いながら観ていたけれど、調べたら、寺尾聰さんは現在73歳で、お父様の宇野重吉さんが亡くなられたのも73歳!
実は、亡くなられた重吉さんと、既に同じ歳だったんですね、ビックリ。
石原さとみさんは、あんなに声がハスキーだったっけ?風邪でもひいてる?と、思ったりしましたが、まぁ役柄的には、合ってたのかもしれないですが。
(まさか役作り?ではないよね?)
最後の晩、父親と料理しているシーンの石原さん。
少しだるそうな感じがして、このまま倒れてしまうんじゃ…と、心配したのですが、きっと、あれは演技なんですよね?
身体が限界に近付いているという演技。
娘が亡くなったという描写や、"最期"が描かれなかったのが良かったです。
ほんのり哀しい…後味だけど、美味しくて楽しそうな食事シーンの数々が、父と娘の暖かい時間をずっと描き続けてくれていたので、こんなに優しい最期のときが過ごせたらいいなぁ…と、思わせてくれました。
娘が亡くなった後、父親と向井理さん演じる旦那さんは、一緒に白和えを食べながら、娘を偲ぶのかもしれない…とか、想像したりもして。
こんな風な、暖かくて優しい"最期の描き方"もあるんですね。
スポンサーリンク