5 | 0件 | ||
4 | 1件 | ||
3 | 1件 | ||
2 | 2件 | ||
1 | 0件 | ||
合計 | 4件 |
刑事とジャーナリスト、
真実を暴くという共通した目的を抱き、時に反目し合い、 時に強い絆をにじませる前作を引き継ぎ、2人がインターネットに潜む難事件に挑むシリーズ第3弾。<全4話>
- 感想とレビュー
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「フェイクニュース」の時は近未来的フィクションとして見ることができたけど、これはちょっとねぇ。。。
だいたい自らがJUSTICE(正義)とか名乗るサイト自体が胡散臭いでしょ。
はなから、真犯人から目をそらさせるためにでっち上げてる感がハンパ無いし・・・。
犯人扱いされた男をネット民がよってたかって生配信するシーンも現実離れと言うかなんというか。
ネットによる晒し→攻撃→新たな被害者→報復の連鎖も何か飽きてきた。
舘ひろしさんと神田正輝さんのツーショットは嬉しいけど、これ、4話でどうまとめるつもりなんだろう。
ドラマ自体の雰囲気と役者は良かった。
舘さんは相変わらず渋いし、志田さんの泣きの演技や風間さんのダークな演技は元々得意分野とはいえさすが。
徳重さんも年々貫禄が出て演技も上手くなってますね。
ただストーリー展開や細かい部分に非現実的だったり無理矢理だったりが多すぎて、ちょっとすんなりと受け入れにくかった。
そこが残念。
事件の真相を知って、がっかりしてしまいました。
ネット社会の怖さに焦点を当てたかったんだろうけど、世論の怖さと言うのは今に始まった事ではない。
世界史を辿れば革命の多くは世論の後押しによるものだし、日本でも、ポーツマス条約に反発した日比谷焼討事件や太平洋戦争開戦論も世論による所が大きい。
共通の敵に対しては、あっけなく盛り上がってしまうのだろう。
今回の連続殺人事件は9年前の事件が発端だったとの事だったが、紫苑が本当に成すべきことは、冤罪を晴らす(真犯人に罪を償ってもらう)事じゃなかったのか?
確かに勝手に盛り上がって、本橋を犯人扱いしたネット民にも罪はあるだろう。
しかし、真犯人が明らかになれば、ネット民達を黙らせる事は可能なはず。
わざわざ面倒な事をしなくても・・・。
本橋の記憶喪失の原因(友人の犯罪を知ったから?)とか、いかにも怪しげだったワンクリック詐欺の兄ちゃん二人のその後とか、荒木の裁判とか、知りたいところはスルーで、新米刑事の苦悩や捜査本部の(特に会見の)混乱とかいらない要素が目立ちすぎた感が強い。
ラスト二人の微笑ましい姿だけ映し出されてもなぁ。
ほんと、がっかりです。
なかなか面白かった。
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