3.67
5 | 630件 | ||
4 | 133件 | ||
3 | 62件 | ||
2 | 83件 | ||
1 | 261件 | ||
合計 | 1169件 |
食い倒れの街大阪を舞台に、東京から嫁いできた卯野め以子が関東・関西の食文化の違いを克服しつつ自ら作る料理と夫への愛情で、大正・昭和の二つの時代を生き抜いて力強い母へと成長していく物語。
卯野家 | ||
め以子 | 杏 | 東京の洋食屋の娘。食いしん坊で、食べることへの情熱は人一倍。 |
照生 | 井之脇海 | め以子の弟。 |
イク | 財前直見 | め以子の母。東京育ちで、明るく気風のいい性格。洋食屋の切り盛りを一手に引き受けている。 |
大五 | 原田泰造 | め以子の父。一本気で照れ屋。ざっくばらんな性格だが、おいしいものを作るための手間は惜しまない。 |
トラ | 吉行和子 | め以子の祖母。ぬか漬け作りが得意。 |
西門家 | ||
悠太郎 | 東出昌大 | め以子の家の下宿生。大阪の旧家育ち、東京の大学に在学中。毒舌の皮肉屋で、不思議なユーモアのセンスを持ち、芯は正義感の強い男。 |
希子 | 高畑充希 | 悠太郎の妹。気弱で不器用で、家事は何をやってもうまくできない。実は美声の持ち主。 |
和枝 | キムラ緑子 | 悠太郎の姉。 |
静 | 宮崎美子 | 悠太郎の母。元芸者で明るくさばけた人物だが、着道楽の浪費家で西門家の家計を圧迫し、几帳面な和枝とは何かと対立する。 |
女学校 | ||
宮本先生 | 奥貫薫 | め以子の担任。静かな威厳をもつ割烹(かっぽう)の教師。 |
堀之端桜子 | 前田亜季 | め以子の同級生。羽振りのよい実業家の娘で、教室の中でもひときわ華やかな女学生。 |
野川民子 | 宮嶋麻衣 | め以子の同級生で、控え目で楚々として常識をわきまえた人物。 |
文士 | ||
室井幸斎 | 山中崇 | 自称文士。「食」をテーマにした小説を書くため、という口実で開明軒に入り浸り、まかないを恵んでもらっている。 |
悠太郎の幼馴染 | ||
村井亜貴子 | 加藤あい | 少女のころ、大阪の街の大火で両親を失う。この体験がきっかけで医師を目指し、東京の学校に通っている。 |
建築家 | ||
竹元勇三 | ムロツヨシ | 新進気鋭の建築家。天才だがかなり強引なキャラクター。学生時代の悠太郎と出会い、建築家としての彼の将来に大きな影響を与える。 |
肉屋の店員 | ||
泉源太 | 和田正人 | め以子の幼なじみ。子どもの頃大阪に引っ越し、今は市場の肉屋で働いている。 |
源太の師匠 | ||
酉井捨蔵 | 近藤正臣 | 普通は人が捨ててしまうような食材を利用しておいしいものを作り出す名人で、お金はなくとも彼の周りには人の輪が絶えない。「ほうるもんじいさん」と呼ばれる謎の人物であり、め以子の料理の「師匠」となる。 |