5 | 41件 | ||
4 | 25件 | ||
3 | 20件 | ||
2 | 14件 | ||
1 | 16件 | ||
合計 | 116件 |
最初はとても面白いと思いましたが
先週のセルフオペでもう幻滅。
そして昨日の最終話は何なんだろう?
確かに人間の皮を被った悪魔のような人は
この世間にいくらでもいるだろうけれど
それでも常識の一線を越えないのが普通。
ヒロインをただ自分に正直なだけと明確な贖罪もさせず
のうのうと生き延びさせたストーリーには納得いきません。
最後まで見てこれほど不快でモヤモヤしたドラマは他にない。
悪党を魅力的に描くピカレスクロマンの主人公のような
痛快さはこのヒロインに感じませんでした。
最終回がイマイチでしたが、面白かった。
わーっ!! 面白かったーっ!!!
同じスタッフで作られた「火の粉」も、最終回が素晴らしかったけど、
「真昼の悪魔」も、最終回、力入れてきたなあ。
以下、ネタバレ有。
ほとんど完ぺきだったけど、唯一気に入らなかったのは、最後のほうの、難波のモノローグ。
「あ、それ、言葉で言っちゃうんだ」的なガッカリ感がありました。
物語で十分に伝わっていたし、というか、もっと深く伝わっていたものを、安っぽくまとめちゃった印象でした。
でも、あのモノローグがないと、何を描いたものなのかまったく理解しない人もいるだろうから、わかりやすくしたんだろうな。僕は説明しないほうが好きです。
「火の粉」は、最後まで余計な説明がなくて、すごく気に入ったんだけど。
とはいえ、とても良い最終回でした!
ファーストシーンから、最高です。
前回のラストから、大きく時代を飛ばして、葉子がすでに母親になっています。
しかも、ここで、「~年後」みたいなテロップを入れないところが素晴らしい!!
ああいうテロップは、なるべく入れてほしくない派。
葉子は大塚と結婚しており、娘のエマもそこそこ大きくなっていて、幸せに暮らしています。
そして、過疎地の診療所で、患者さんたちに慕われ、感謝され、真摯に働いています。
微笑ましい描写が続きます。
これが重要なんですよね。
さて、このドラマは、第1話から、葉子を、
「恐ろしいサイコパスの殺人鬼」として描きながらも、
「真面目で敬虔なクリスチャン」としても描いてきました。
そして、何度も、「いや、むしろ、葉子のほうがまともなんじゃないか」と思わせる物語づくりをしてきました。
そして、最終回では顕著に、葉子だけが、本当の意味で「まとも」に見えました。
葉子以外の人物が吐く言葉は、どれも「うすら寒い」。
この「うすら寒さ」は、無知で、無考えで、いいかげんで、無責任で、ゆえに、攻撃的で、排斥的で、残酷な、「世間」の姿を映し出しています。
神父様は、神父をやめ、その理由を「人の善意を信じられなくなったから」などと言います。さらに、葉子のことを、「生まれながらの悪魔」と表現します。
一貫して敬虔なクリスチャンである葉子とは、対照的な不信心ぶり。
吉田たちは、あれだけの犯罪に関わっていながら、
葉子のことを告発しただけで、正義をなしたつもりでいます。
自分たちは、罪を償おうともせずに。
神父は、ゴミ拾いをしただけで、キョウコちゃんの父親はパトロールをしただけで、「つぐない」をした気になっています。
最終回の大きなテーマのひとつは、「つぐない」でした。
そして、その「つぐない」に、最後まで真摯に向かい合っていたのは、葉子一人でした。
葉子は、つぐないのために、「愛する娘」を殺そうと考えます。
しかし、当然のことですが、まともな葉子に、娘は殺せません。
ここではじめて、葉子の心が壊れます。
葉子は、自分の娘を殺したと思い込み、おかしくなってしまいます。
そして、その娘に、見舞いにも来てもらえず、一人、病院で年老いていきます。
このラストシーンを見て、あなたは何を思うでしょう?
自業自得だと思うでしょうか?
僕には、とても、そうは思えません。
彼女は、ピュアであり続けただけです。人の言うことを、世間の言うことを、そして神の言葉を、真に受けただけです。
ほかの人は「いいかげん」だから、何一つ「真に受けて」いないのです。そして、そのことに気づいてすらいないのです。
彼女に犯罪を犯させ、彼女の心を壊したのは、
無知で、無考えで、いいかげんで、無責任で、ゆえに、攻撃的で、排斥的で、残酷な、「世間」なのです。
結末は、どうなるのかドキドキしながら観てるに大概ドラマの最終回には、期待を裏切られます。
ラストシーンが、孤独な最後を迎えた老婆ですか。
最後までドキドキさせられて面白かったです。ほどよい謎も残してくれて、みんなであーじゃない?こーじゃない?って推測し合えたのも楽しかった。個人的には、葉子より芳賀の方が薄気味悪く狂気を感じた。難波も最後言っていたけど、葉子の気持ち分からなくもない。
今迄憐れんで見てきた患者側に、ラストは自分がなっていた。当り前のことだけど、年老いていくという事は皆同じ。罪を犯していようがいまいが老いからは逃げられない。それが一人になることを暗示しているようで、決して葉子も逃げられない一人。
最終回なんなのコレ?結局葉子は逮捕もされず、診療所つくって医師を続けたりって納得いかない。最初の頃は面白かったのに、なんかどんどん失速したなぁ。ガッカリ感が半端ない。
火の粉のほうが好きだわ。
子どもを抱いて歌いながら穴の上に立っている→ブツッ。銃を撃った→ブツッ。ブツッからのなんかいきなり元神父のとこに立っていてお辞儀をし去りゆく→ブツッ。演出のまずさを指摘された方もおられたけれど、まさにそうだった。前回は少し持ち直してたと思ったら最終話でまたやらかしてる。これがいいと思い込んでるんじゃ…? ミスリードになってないブツ切りと余韻も何もないいきなし終わった感覚になるブツ切り。病室666もなんだかなあ。雰囲気過剰でハア。葉子の周辺だけ雰囲気出してるだけで描写不足の事象が多い。終わってみると悪魔という「言葉」だけが一人歩きしたドラマだった。演出家が他の人だったらまた違った傑作になったかも。前作はこぢんまりでまとまってたけど今回のはテーマ的に難しかったのかもね。自分じゃ傑作ができたと思っても他人に見てもらうとアラが顕著だっていうシチュエーションあるけど、これは人に見てもらわなかった感じ。ただ演者に不満は無し。R18のダーク映画大好き人間だけに不備な点の脳内補完が無理だった。
中村蒼って演技わりと上手なんじゃない?一回も見て上手いとか思わないけど、、並み以上はできてると思うよ。NHKによくでていたけど、最終回に葉子につめよるシーンとかよかったし。意外とコメディもいけるしね。結婚してもなんも変わらずこれからも見るでしょう。田中麗奈は昔みたいに恋愛ドラマにでないのか?
うんなかなかでした。
テレビ東海って、エグイ作品よくつくるよね。ドラマ作りでは、今ではフジより上かな。
ダメダメのフジの中で、異彩を放つのは、関西テレのテレ東海と言うことか・・・。
自分の娘にも 年をとり旦那さんとはどんな結末だったの
?
非日常を楽しめるドラマでした。答え合わせを求める方はモヤっとされているでしょうね(^^;)それも分かります。
お見事なのは田中麗奈さん。悪魔のころと憑き物がおちた後との表情の演じ分けが素晴らしかった。さすがです。...本当に憑き物がおちたのかは謎なのですが!?
楽しませてもらいました。
気付いたら田中麗奈のとりこで、終わって寂しい…。
個人的にセルフオペが狂気の沙汰ほど面白かった。
とはいえ犯罪者を美化するのは好きじゃないです。
あと最後だけ説明臭くて惜しい。
「白衣の悪魔」を読んで本と自分を混同してしまった人の妄想話の様にもとれるし、今までが本当でとうとう精神が破綻してしまった葉子先生の末路の様にもとれる。
グレーな終わり方が好きな人には良いのであろうね。
好き嫌いはあって当然。否定も肯定もしません。
ただ私には全体的に少し足りないイメージ。
清掃員はチョイ役なら彼でも良いが、こんなに出すならちゃんと演技のできる人にするべきと思う。他の俳優が豪華なだけにますます差がありすぎてテンポを悪くしたとも思う。
最終回前までは原作よりずっと面白かったけど、この流れなら結末はあえて原作通りの方が良かったかも。
原作を超える面白いものを作ろうと制作陣か努力した結果だと思うし、ずっと成功したきたわけなのであまり否定的にとらえたくないけど、最後の最後でコケた。残念。
最終話だけが別物のような気がした。
そのまま、病院の悪魔で突っ切って欲しかった。
対象が患者から自分の子供になってしまったコトで、話がブレてしまったような気がする。どうせ子供をぶっこんで来るなら、もう少し早い段階で、最後の最後まで悪魔を演じて欲しかった。
ちょっと中途半端な最後だった。
最後の晩餐として大好きだったステーキ(悪魔の象徴でもある)をクーポン全消化で食べつくし、そのまま警察に出頭したのかもしれませんね。
大塚「ママが帰ってくるまで待とうね…」
看護師「刑務所に入っていたらしい」
これらのセリフから、朝加殺し他で懲役→出所後は精神病棟へ、という顛末がうかがえますが…
でも、娘は「人殺しの悪魔」である母を許すことはなかったようですね。(一度も見舞いに来ていない)
結局、本当の意味で悪魔からの脱却を果たさせてくれた最愛の娘(殺せなかった)に一生許されない・(おそらく)会うこともできない・そして殺したと思い込んでいる(?)まま、独り老いてゆくのが葉子の贖罪の道ということなのでしょう。
切なすぎて辛かった…。
犯罪者を決して美化してはいけない。
でも葉子の心の叫びがひしひしと伝わってくるようで、本当に見ていて辛く、切なかったです。
モヤモヤする系の演出で万人に理解してもらえる最終回ではなかったかもしれませんが、私は個人的に好きです。
ラストが本当に切なすぎる…。
精神科に入ってしまった葉子…一般的に小さいときから少しずつ養われていく良心や、罪悪感、道徳心等全てが、一気に溢れ返ってしまい脳の処理が追い付かなくなってしまったんじゃないでしょうか。
でも母がどんなに娘を愛していても、娘は生まれる以前の母から、どれだけ変わったのかを知らない。
そしてどんな過去があったとしても、人殺しは人殺し。
そんな刑務所に入った(クーポン使い果たしてたからおそらく)人殺しの母を、娘はきっと許せなかったんだろうな…。
誰かを愛することの喜びを知るのが遅すぎた…許されないことをしてしまった償いは絶対にするべきですが、それでも葉子に、もっと多くの『普通の幸せ』を知ってもらいたかったです。
演出は秀逸でしたが、やはり犯罪者を美化してしまうことは世間ではどうしてもいけないことなんだろうなと思ったので☆-1です。
表現の自由とは何なんでしょう…難しいですね。
大人のドラマに相応しい内容だったと思います。
私の撮りだめ録画を主人や大学生の息子が、怖いけど面白いと言って見るようになりました。
善意、悪意、愛情・・・生きているとごちゃまぜになりがちですが、悪魔より神様の方が残酷で表等な気がします。
難しい題材の、大人なドラマでした。
子どもを愛する気持ちはやはり母親。悪魔でもちゃんとというか、深く芽生えた。
その愛の深さゆえ、普通の人間と同じ償い方(自首)を選択したのですね。
愛があなたを救ってくれる、と諭してくれた牧師さんの言うとおり、かな。良いラストだったと思います。
田中麗奈さんよく頑張ったのでご褒美です。
清掃員のおじさんの大根演技?が破壊的な事以外はよかった。
今でも主人公の非常識さが…最後に自首…は意外だった。
真昼の悪魔は最高である。
自分自身のオペを利用した御曹司にやれせる、やばっぷり最低だが…なんか分かる。
某ドラマを見ていて、やっぱりかわいそうになった…。やっぱりフジしかいい役がもらえないのか。視聴の仕方が悪かったのか残念でならない。
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