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江戸の不思議話なら、茂七の事件簿に遥かに及ばない。茂七は宮部みゆきさん、コレはあさのあつこ。原作者の力量の差は歴然で、茂七の方は不思議話に深みがあったし、主人公を取り巻く人々の人物造形も豊か。特に故人となった原田芳雄と娘役の中江有理の関係などがドラマに陰影を与えていて、とても良かった。それに比べてコレはストーリーも登場人物も深みがなくて、黒沢が出る所ですぐ犯人と分かってしまう。死んだ女中が黒沢の娘というのも唐突で、最後に旦那が毒饅頭を食べてしまうのも意味不明。脚本が安定の宮村さんなのに残念だった
大店から嫁いで来たお加世には辛い過去があったからなんて簡単にまとめてほしくなかったな。人はそこまで単純じゃない。
そうした事実を若旦那が全部受け入れてくれたのでやり直すつもりだったけど、お梅との関係につい嫉妬してしまったとか。捻りが欲しかった。
ただ、亡き人と会話が出来ると言う事は、本人しか知りえない秘密を得られると言うことで親分さんも協力的だけど、ここも工夫が欲しい。
加害者と被害者の言い分が食い違っているとか、被害者も知らない真実があったとか、おいちが思いっきり勘違いしてたりとかね。
まっ、ゆるーく見続けることにします。
江戸を舞台にした不思議話ドラマと言えば、「茂七の事件簿 不思議草子」を思い出します。置いてけ堀とか、片葉の芦とか。
魑魅魍魎が跋扈し、怪奇現象が信じられていた時代ゆえ、何かにすがりたくなる気持ちも強かったのかもしれない。
一話完結かと思われたが、まだ続きがあるようだ。
全てをあの世まで持って行く勢いで毒まんじゅうを喰らった若旦那の真意とは?
お梅を殺したと言うのは本当なのか?
脚本はベテランの宮村優子さん。慶次郎縁側日記なんかも書いておられる時代劇の名手。
葵わかなさんが、思っていた以上に役にはまっていて、時代劇も行けるじゃんと新発見。
期待していたよりも感動が無かった。
それはありきたりの設定を江戸時代にしただけだからだ。
死者の声が聞こえる。死者が見える。
こういう話は腐るほどある。
ラストで毒饅頭を若旦那が食ったが、それ以外は想定内というか一本道だった。
それを食う前に高嶋政宏の今度は若旦那が話す番だというセリフがあった。
あそこで涙が引っ込んでしまった。
いわゆる泣かせようとする演出が鼻についた。
とりあえず次回まで見ようか。
ずっと楽しみにしていました!
面白かったです。
原作はあえて未読。
葵わかなさん、ピッタリでした。
こういう時代劇、是非とも続けてください。
若い世代でも時代劇好きな層はいますので。
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