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30年以上昔レンタルビデオ店が黎明期の頃、訳の分からない素人が作ったようなオリジナルビデオがレンタルorセルでメジャー作品にまぎれてたまーに棚に堂々と並んでいたものだった。パッケージ裏の作品説明を読むだけでよくこんなものを商品化したものだと中身を見るまでもなくネタとして失笑するためだけに存在しているかのような代物だった。やがてビデオ店も洗練されてそんなバッタモンは駆逐されていった。
そんな素人が作った学芸会用ビデオと見紛うある意味懐かしいバッタモンをまさか民放BSとはいえ公共の電波で21世紀の今、鮮やかなデジタル放送の大画面で見せられるとは夢にも思わなかった、というかこれはまさに悪夢だ(笑)
老舗ラーメン屋どころか病室かと思う真っ白で狭すぎる異空間に素人がわらわらと湧いてホストのようなナルシスト棒主役と棒セリフを交わすのを見せられる。
どの人物も1ミリの魅力もなく2次元の書割セットと同じレベル。場所を移しても学芸会クオリティは変わる事なし。
そしてエンディングクレジットですべてが明らかになる。
ナルシストホストそのままの主役である寺西優真という人物は主題歌&挿入歌を歌う歌手ばかりでなく原作漫画の作者であるらしい。さらに監督・脚本は寺西一浩という人物で「ゼネラルプロデューサー」でもある。そしてこの2人による製作・著作:HumanPicturesというプロジェクトがドラマを作っている主体だという。
つまりこれは素人による家内工業のファミリービジネスを見せられているのだ。
いったいどうやってBSフジの放送枠に彼らが食い込めたのか謎としか言いようがない。
☆評価はマイナス5にしたいくらいだがとりあえず最低の1を。
星1が出揃うってことは珍しいので、ちらっと見てみた。
真剣に見てないので評価はつけませんが、これは一体何なのか
ドラマが大好きなので、深夜枠からマイナージャンルなど多くのドラマを見てきた自分ですが、知っている役者さんがいなかった
それは別にいいし、ビジュアルも悪くないと思うのですが、この主演の方は一体何者なのか?
調べてみても、いまいち確かな情報がないし、武道館でコンサートした経験もありとかで、さらによくわからなくなった
放送局ってお金を出せば、こういうドラマも流してくれるということなのか??
なんか、すんごいゲテモノ見ちゃった気が…。
構図としては、地域密着型ラーメン店VS大手飲食チェーンが展開するラーメン店。
その裏には、店主と代表取締役との間に因縁の間柄があってと、いたってシンプル。
しかし、初対面なのに突っかかるセリフは耳に触るわ、間の取り方が悪いわ、演技は拙いわで、どうにも馴染めない。
挙句に、一人の女性を巡って男女が争った過去(女の方は同性愛者だったみたい)もあったらしく、もうどうでもいい気分。
あのラーメンが一杯1,000円てのもどうかと思うしね。
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