4.28
5 80件
4 15件
3 7件
2 11件
1 6件
合計 119
読み やけにべんのたつべんごしががっこうでほえる
放送局 NHK
クール 2018年4月期
期間 2018-04-21 ~ 2018-05-26
時間帯 土曜日 20:15
出演
連続6回
スクールロイヤー制度を扱う旬のテーマを題材としたドラマ。

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いいね!投票数 4 票
名前無し

≪ある中学校教師の一日(平日編)≫
 6;00 起床、朝食
 7:00 出勤、あいさつ運動、その日の準備、朝部活指導
 8:00 朝の打ち合わせ、朝読書指導、朝の短学活
 8:30 1~4時間目(次時の準備などで10分ずつ休憩)
12:20 給食指導
12:50 昼休み(でも委員会や生徒指導でなんやかんや)
13:20 5~6時間目
15;15 清掃指導、帰りの短学活
15:50 放課後の部活動指導開始(委員会指導、職員会議も)
18:00 部活指導終了、下校指導
18:15 ①プリント、ノート類の〇付け、生徒の評価入力
      ②次回の教材研究、プリント作成
      ③受け持っている分掌の仕事(プリント作成など)
      ④保護者対応 等
20:00 退勤、帰宅、夕食
21:00 生徒の個人情報は持ち帰れないので、それ以外の残務
23:30 就寝

平日は、毎日12~13時間労働は当たり前です。しかも子どもと向かい合う時間が長いため、神経をかなり使います。

≪ある中学校教師の一日(土曜日編)≫
 6;00 起床、朝食
 7:00 出勤、前日の残務整理
 8:00 休日部活指導開始(練習試合や大会のときもある)
12:00 部活指導終了(1日部活のときもある)
12:30 帰宅(1日部活や大会のときは、夕方帰宅)

≪ある中学校教師の一日(日曜日、祝日編)≫
終日休み、部活の大会、講演会や研修会への動員 など

日本最悪のブラックな職場は学校である、というニュアンスの表現がありました。特に中学校はピッチプラック(真っ黒)だと思います。でもそれを自覚しつつ、教師は全力で働いています。なぜなら「教員は全体の奉仕者である。」という規定があるからです。子どもたちの将来のため、教師たちは努力を積み重ねています。

でも、ドラマ中にもあったように「教師の絶対数が足りない」のです。生徒数減により教師数も減り、教師一人ひとりに多くの仕事を課せられるようになり、負担が非常に大きくなっています。過労死レベルの労働状況になっているのは、これが一番の原因なのです。教職員組合は、これを盛んに訴えていますが、人件費はなかなか増えていかないのが現実です。

学校で起こるいじめや保護者に対応するスクールロイヤーも必要だと思います。しかしそのような予算を採るのだったら教職員の定数を増やして、人件費に充てるべきだと考えています。学校だけで「ほえる」のではなくて、国や地方公共団体に対してもほえていかないと、根本的な問題解決にはなりません。

わたしは、「日本の明るい未来の構築」=「教職員定数増」だと考えています。

 

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いいね!投票数 2 票
名前無し

学校の膿を出して新しい景色を見る。
今回は示談でも革新的な第一歩だったと思う。
先生たちも田口弁護士に感化されて声を上げ、綺麗事で終わらず
そして校長もさすがのちゃっかりで(笑)
この悪役キャラが小堺さんが演じる事で憎みきれない小物感が絶妙。
井上順に至っては、南果歩さんの笑みは本気の笑いだったと思う。
戦意損失する凄い最終兵器だった。
田辺さんの板挟み教師役もリアルで最後は二人の間に戦友同士の
友情みたいなものまで芽生えていた。
神木隆之介さんの持つ爽やかな中にも、一筋縄では行かない信念を
感じさせるキャラが最大に生かされていて良かったです。

田口弁護士のこれからも気になる 続編お願いします!

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名前無し

面白い。
神木隆之介の言葉に籠る正義と熱量が好きだ。

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いいね!投票数 1 票
名前無し

神木くん主演だったので楽しみにしてたのですが
多忙でかなり遅くなりましたがまとめて観ました。
少々風変りな弁護士ものですが
教師の現実や学校で起こってる問題がとてもリアルに
そして深く描かれていて見応えがありました。
神木くんが所謂完璧なヒーロー弁護士ではないところが良いですね。
優秀だが若くて失敗もする。壁にぶつかりながらも
信念と得意の「弁」で突き進む。観てて気持ち良かったです。

最初は敵というか、意見がぶつかりあっていた田辺さんと
いつの間にか協力関係が成り立っているのも
物語に重厚感が出ていて良かった。
(ドラゴンボールでいうピッコロみたいな感じ?)
佐藤隆太さんの回は結果は残念でしたが
それが物語の緩急になっていた気がします。

1話30分たった全6話という短い作品ながら
中身は非常に濃厚で見応え十分でした。
こういう切り口ならどこでも切り込めると思うので
私もぜひ続編が観てみたいです。

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名前無し

先生達の疲弊が1番の問題なのかも知れない。
希望を胸に教師になれどもマニュアルを突きつけられ
自分の考えが聞き入れられない。
何かあればモンペに乗り込まれる上からは教育改革で
次々と書類に残す資料作りを求められて残業残業
万引き生徒が出れば夜間対応。
クラブ顧問になったら指導事故が起こらぬように
注意を払って…。
1人の人間で賄える範疇はとうの昔に超えている。
ここで税金を使わないでどこで使う?
教員を増やして欲しい安心して子どもを任せられる場が
増えないと少子化が進むだけ。

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名前無し

田口先生 自身が学校の存在に異議を唱えた、積極的不登校の人だから
学校が生徒の味方ではないと感じてもいたのでしょうね。
上からのお達しに従う『事なかれ教員』が出世してうまい汁を吸う
そんな学校から膿を出し苦しむ人を救うのが彼の使命なんでしょう。

本当に彼のようなスクールロイヤーがいてくれれば良いのに。
座絶や一度希望を無くした経験のある人がもっと政治家や弁護士
教員にもいるべきだと思う。
エリート意識しか持ち合わせていない普通の感覚の麻痺した人ばかりで
日本の将来が不安だ。

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名前無し

重い課題を重すぎず描いてました。30分6回と短いが、コンパクトにまとめられ非常にテンポが良かった。 ストーリーが良いのはもちろん、とにかく神木さんが素晴らしい。あのセリフ回しすごいです。「刑事ゆがみ」の時も上手いなと思ったけど、このドラマで本当に力量のある役者さんだと思いました。「ゆがみの羽生」も、この田口弁護士も、一歩間違えばただのうるさい役になってしまう。そこを、うるさすぎずに演じる神木さんに感服です。 ぜひぜひ田口弁護士のその後の活躍、また見たいです!

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名前無し

いじめの問題って、被害者への感情移入ばかりしているなあと考えさせられました。
いじめた側の方がよっぽどケアが難しいことなのかもしれない。
無自覚であれば罪の意識を持たせなければならないし、償いも必要。その罪の意識に耐えられない子もいるかもしれない。
いじめの問題を考えるといつも西原りえこさんの絵本を思い出す。
戦場カメラマンだった元旦那さまの言葉。
紛争地で一番怖いのは少年兵、彼らは躊躇なく人を殺すからというような内容。
被害者には逃げてって言えるけれど、加害者にはなんて言えるのだろうか…
と、深く考えさせられた。
いいドラマだな~

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名前無し

デイジー・ラックを45分にするより、こちらを45分にして欲しかった…
30分じゃ足りません。

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名前無し

法の遵守に則って悪を裁くために弁護士に成ったのに、、そこには
正義だけでは解決出来ない 「面白い人たち」ばかりが立ちはだかる。
軒弁でカップ麺ばかりの青いスクールロイヤーと所長として彼が
お手上げの時はビシっと決める南果歩さんとの対比。
「何があっても生徒の前では教師であれ」とそれを実行して来た
田口先生は実は家庭崩壊、、甘い甘いドラマが多い中で演技の上手い
人たちがライトに演じているようで少しも目が離せない深い展開。

これは関係機関の人たちも学校に子供を行かせている親も
生徒も皆さんに見て欲しい作品です。

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名前無し

教育業界、医療業界等は従事している人の負担が重すぎますね。
親や患者は24時間対応してもらって当たり前と思ってしまう。
働いている人も自分と同じ人間なのに。
かといって、「仕事ですから、定時以降は知りません」と言われたら失われるものがたくさんある。
教員や医師はこれからも人材不足が加速するでしょう。
「好きでなったんでしょ」は通用しない時代ですよね。
一朝一夕には解決しない問題を、見やすいドラマでどこまで描けるのでしょうか。
神木くんをはじめ、キャストの人たちが魅力なので今後も視聴します。

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名前無し

学校ってホントにヒドイ労働環境です。ブラック中のブラック。夕方5時半まではヘトヘトになって生徒に指導し、生徒が帰ったあと5時半から仕事の第2部スタート。次の日の授業の準備なんて、できれば良い方で、それまでに片付けなきゃいけない仕事が山盛り。保護者対応、トラブルの対応、テストの採点、教育委員会への書類提出、職員会議への提案文書作成、まだまだありますよ。残業代出ないのは当然。土日も持ち帰り仕事いっぱい。
あの非正規の宇野先生、一生懸命な先生だからなかなか手も抜けなくて、それで家庭のことで休みも取れなくて、睡眠不足で居眠りしてしまって、生徒の事故が起きてしまって。なんか切なすぎる。
私は身体を壊すと思って40になる前に退職しました。本当に精神的にやられそうだった。
田口先生、この問題に真正面から取り組んでくれて嬉しいです。宇野先生には教壇に戻ってきてほしい。

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名前無し

どの仕事ももちろん大変な中、やりがいをもって頑張ってると思います。ただ、教育現場のブラックさは本当につらいものがあります。普段は麻痺してますが、ドラマで客観的にみて改めてブラックだなと思いました。ことなかれ主義という表現があってるかはわかりませんが、危険な保護者は常に意識しているのは確かかも。
お願いだから、心身共に元気な状態で授業をさせてください。無駄な仕事を増やさず、教員を増やしてください。
雑務が多すぎです。
教員を増やしてください。

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名前無し

素晴らしい!内容、キャスト、脚本どれも文句なしです。神木くんと田辺教務主任さんの会話、どちらにもすごく共感できる部分があり、問題の深さを感じます。だけど軽い感じで飽きずに見られる30分!脱帽NHK!
四年前に教員を退職した者です。定年退職じゃなく、まだ10年以上残しての退職。まさにこのドラマで言われている問題が理由でした。子供たちが下校してから仕事っていうのはその通りで、授業ももちろん仕事だけど、子供たちが下校してから会議、ノートやプリント、テストなどの採点丸つけ、教材研究、お便り、印刷、事務処理、、。そこに何か学校行事修学旅行や運動会、校外学習などが入ればまたその数倍のお仕事が。土日も出勤してました。もちろん教員には残業代というものは無いのです。このことにズバリと切り込んだ今回のテーマと、それをどうドラマとして盛り上げていくのか、とても興味が湧きました。
部活中のケガ、きっとこれも顧問の責任となるのでしょうね。こんなに頑張ってるのにまたさらに試練がふりかかるあの非正規の先生、がんばって〜!

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名前無し

NHKで最後に見たのは『平清盛』の義経。古巣に帰って来ました。

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