5 | 5件 | ||
4 | 10件 | ||
3 | 2件 | ||
2 | 3件 | ||
1 | 1件 | ||
合計 | 21件 |
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
年末にNHK総合で放送されたのを視たが、脚本が良く練られていた。西部警察みたいな派手なドンパチは一切ないけど、高齢の域に達しつつある舘と神田にあった渋い大人のドラマ。おそらく殆ど視ている人が居ないのかも知れないが、じっくり見れる良作だった。
最後のお店の場面がすごく良かった。
ミッキーカーチスの絡み方も抜群。
ここは、最後の最後に、神田正輝と舘ひろしで魅せてくれた気がする。
こういう場所が似合う二人だよね~と思った。
神田さんの台詞に、若い息子のキラキラした姿を話す部分があった。
(この二人、確かハンチョウで1回共演してない?)
そう、昔は神田さんも同じように若さでキラキラ輝いていたよね、私も少女でキャピキャピしてたよね、と感慨深かった。
警察と新聞記者、お互いに腐ってしまいそうな扱いを受けた職場で、それでも誇りをもって仕事してきた。
どんなに頑張っても所詮、上の言うことは変わらない。
組織には逆らえない無力感を感じながらも、それでも自分の信念は静かに淡々と貫くしぶとさと強さを感じさせる男たち。
結局、似た者同士の二人で、これからも同じ方向性を向いて、でもお互いの場所でそれぞれ生きてく。
そんなことを象徴するような駅での姿でした。
なんか、明日も頑張ろう、自分さえしっかりしていれば、どんな状況でも誇りをもって仕事できるんだ、していいんだと思えるドラマでした。
脚本陣にも感謝。
3/31(木) 最終回でした。警察官と記者二人の主人公の25年の歳月の経過を感じさせるエンディングでしたし、探偵ものとしては意外な結末でした。また、西村雅彦演じる捜査本部管理官の拘りの根にあるものがずっと気になっていたのですが、ネタ晴らしされたものは少々物足りない理由でした。考えてみれば、捜査員のカンや思い込みによる事件の構図の想定のようなものは、意外なところに理由があるのかも知れないとも思わせてくれました。
確かにこの地味さは民放には無い。
結構リアリティがあって、いい。
この二人が何を思って生きてきたのか、どちらも口数少ないので気になる。
男はいろいろ呑みこんで人生送ってるんだなあと。
いや、今や男だけではないけれど。
脚本に安心感があるので、次回も見ようと思います。
ただ、石原プロのためのドラマ?という感じも否めない。
神田さんと舘さんは、持ち味も雰囲気も違うのに、どうして今まで目立った共演が少なかったのかな?と思います。
イメージ的には、神田さんがソフト系、舘さんがハード系。
今回の役は、お二人とも黙して語らず的なところがあるので、まだどういう人物なのかハッキリとはわからないけれど、お互いに芯があるのだろうなと思います。
ただ、その芯の通し方が違うのかなと。
来週も楽しみです。
スポンサーリンク