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今回はメインストーリーと六郎くんの話がうまくリンクしていて毎度すばらしい構成だなと思った。テーマは「帰れる場所」かな。
父親に愚息と言われる自分と死んでもなお悲しんでもらえないご遺体が重なって見えた六郎くんが奔走する姿がよかった。サブストーリーの所長とお婆さんのご遺体の話、震災の話もうまくリンクしていたと思う。所長さんの思いがそんなところにあったとは。
はちみつロールケーキの回もそうだったけど、回想シーンが泣ける。亡くなった男性とその父親はもう話せない。でもUDIメンバーのおかげで真実が分かって両親は救われたと思う。消防士のお父さんに教えてもらったロープの縛り方を覚えていて最後に人を助けていたなんて結末予想もできなかった。お父さんの流す涙と鼻水、最後のお礼にも泣かされました。
六郎くんは結局お父さんにはわかってもらえなかったけど、UDIという帰る場所があった。みんなが「おかえり」といってからの窪田くんの泣きそうな笑顔がすごく切なかった。本当素敵な役者さんだわ。
ちゃっかり中堂さんが溶け込んでるのも笑えたし。
いよいよ赤い金魚の謎が解けるのかな。新ドラマの番宣が流れてすごく寂しくなったわ。もう終わりだなんて。
着眼点、キャラ設定、ストーリー展開、着地点、どれをとっても「お見事!」。
死因を確定できなければ高瀬を殺人罪で起訴できないかもしれない(死体損壊罪ではせいぜい懲役3年)。
しかし、ホルマリンを投与された橘芹菜さんは既に火葬され、大崎めぐみさんはバラバラにされ酸で溶かされてしまった。
糀谷夕希子さんを除く残り23人に至っては被害者が誰なのかも分らない。
ご遺体が無ければ再解剖も出来ず、UDIにとっては八方塞。
検察は世論の批判をかわすためにも、ミコトに遺体検案書の偽装を提案するも、それは監察医の敗北を意味する。
そして中堂は証拠を求めて「捨て身の作戦」で宍戸を脅迫するが・・・。
この窮地を救ったのがエンバーミングされた糀谷夕希子さんのご遺体なんだけど、実は第1話にこんなセリフがある。
同じ様に不自然死したユカリンのご遺体を調べようと遺族の元を訪ねるが既に火葬された後、仕方なく家を出て車に乗り込もうとした時。
ミコト「アメリカはいいよねー 再調査ってなったらお墓から死体丸ごと掘り起こせばいいんだもん」
東海林「ゾンビが出てくるよ(中略)ウオーキングできないデッド(笑い)」
もちろん、偶然ではなくて脚本上のテクニックなんだけど、これぞ伏線と思われる箇所が他にも。
東海林「例えば フグの毒のテトロドキシンは200種類の中に入っていないから検出されない」
東海林「ポリエチレンの研究と言えばエチレングリコール」
ほとんどの人が気付かずに通り過ぎるような場所に仕掛けた伏線は他にもあるかも知れない。
中堂が宍戸を追い詰める場面では検事が中堂を「法医学者は人殺しの方法を知り尽くしたプロですからね」と突く場面(第3話)を思い起こさせるし、そんな中堂を責めるミコトの気持ちの中には、自分を殺そうとした不条理な母親に対する怒り(第2話)がある。
かつて第5話で恋人を殺された男に復讐心を燃やさせた中堂が、ミコトの言葉に愕然となるのも説得力のある心の叫びだったから。
今一度第1話から見直しています。同じ事件(景色)が違って見える不思議を感じながら・・・。
毎回テンポ良く進むのに、なかなか内容が濃いので、必ず何回も見直してしまいます。 一話完結のストーリーの裏でずっと続いてきた連続殺人事件の謎がついに明らかにされるのですね。 重い空気の中でちょっとホッと出来るシーンはありましたが、やっぱり東海林さんと六郎くんの仲良しシーンが少なかったのはちょっと寂しかったです。 六郎くん、自業自得とはいえ、帰る場所が本当に無くなってしまうのかと思うと切ない。 そこは最終回で安心させて欲しいです。
犯人の動機は、母親への歪んだ復讐心の投影。そこは納得、ただ、法医学者の盲点を突く犯罪が、なぜ不動産屋の男にできたのかは、少し疑問。
とは言え、見応えがあり、ご遺体が残っていたことによる劇的な証拠発見は、ラボの面目躍如。
殺人の証拠が出たことで、動揺した犯人。そこを更にミコトが、冷静に心理を読んで煽り、全ての殺人を自供に導いたのも、彼女なりの意地を見せて、カタルシスがあった。
書類の改ざんを「そっちの仕事をしろ」と突っぱね、ミコトに判断させなかった所長もすばらしい。
深く頭をたれて、ラボを去った六郎も、再び決意を新たに戻ったところ、明るい予兆になった。
東海林さんの「ヘッポコ〜」がすごく効いていて、裏切ったと思われた仲間を暖かく迎える感じも良かった。
中堂の法医学者のスキルを生かした襲撃はゾッとする迫力だったが、踏みとどまってくれて、恋人の父親と和解したシーン、とても良かった。
ムーミン好きの坂本さんの復帰、中堂のスナフキン認定など、愉快な終盤の空気も魅力的。
嫌な印象の多かった編集者の男まで、最後は憎めなかったし、葬儀屋さん、刑事さん、ミコトの家族、登場する人が皆、余韻を持って浮かび上がった。
今期、一番面白く、全話、見て良かった。
20年かけて26人殺してきて、証拠をほぼ残さなかった犯人が、あんなちっちゃな心理戦で、暴露しちゃいますかね?あんなちゃちな挑発で、俺がやった!と叫ぶような犯人なら、2,3人目ぐらいで自慢していると思います。宍戸の入れ知恵があったとしても、押さえきれない自己顕示欲で足跡残しているのでは。
六郎も普通に戻ってきて、みんな受け入れているけど、六郎こそ、証拠人として法廷に立つべきだったんじゃないかと思うんですが。今まで人の死を尊厳なくリークしていたことについて何もなく終わっていいのかな。
人は間違いを犯すけど、その間違いで二度と戻れない、手に入らないものを知って、成長するんじゃないんでしょうか。
よいドラマで勢いがあっただけに、そういうところ見えなくなってしまった気がします。
本当に人の心を描いたドラマか、と言うと、そうではなくて、物語を面白くするために人の事情、都合を合わせた、という感じがしてなりません。
そういうのが見えづらいのは、演出や、役者さんがすごくよかったんだと思います。
どの場面も無駄なところがない。
殺人事件かと思ったら事故。
身元判明までの流れの中で、六郎と父親の関係やミコトの母親の心配、所長の人となり
三郎をろくでなしのまま、罰が当たったと思われたまま家に帰っても肩身が狭いと、自分に重ねたのだろう、真実を探す六郎。
消防士だったという三郎の父親の最後のお礼の姿にはぐっときた。
今回は窪田くんの表情で見せる演技の上手さを存分に味わった。
普通の人の役って案外難しいのに、とても自然体で絶妙。
所長とバイト、父親と息子、仕事場の同僚というか下っ端。それぞれの立ち位置で違和感なくそこに居る。
凄い役者だなと思った。
アンナチュラルは職人が揃ったドラマだ。
良かった回の次の回がまた全然違うテイストでやっぱり面白いって。すごい。
中堂先生があそこまで肩入れするのにあの、棺をもう一度だけ、と開けて顔を触れる場面。そう、顔触れるよね、もう冷たくなってるけど、それでも解体される最後の瞬間だもん。あの一コマを一瞥した瞬間、同じ男として重ね合わせることになった。なぜそこまで?に台詞ではなくシーンで説得力を持たせてくれているのが良質なドラマの要件だと思います。
そして、お仕事ドラマのツボは例えば臓器はポリバケツみたいな蓋付き容器にラベリングして棚にしまわれてるみたいな細かいけれどへー、こんな感じかぁと思わせるディテール。こういうリアルさが積まれてる上で、百均グッズで海水から特定のプランクトンを検出という作業がそんなのやんないでしょーがそうすればできるんだあ、になる。
「俺には良いものかわからない」が、いいといってた人の存在をほのめかし、「才能があったのかどうか」俺にはそれが良くても悪くても関係なくその人そのものを愛していたし、できれば彼女のために才能があったのならより嬉しいというすべてをひっくるめたような愛情の有り様を感じさせました。
そしてその話をするときだけ、ほろ、と柔らかい表情で。
伝わりすぎる!! 俺は彼女を愛してた、みたいな台詞よりも遥かに。
目の前で人が、憎しみをもって刃を向けているとき、止めて!と叫ぶ以外にできるか?もリアルでした。
身もすくむし、更には自分が一歩前に出ることが相手を焦らせ、一瞬とまっている動きを再開させる恐れすらあるのだから。
一度は近付いたと思ったからこその絶望的な相いれなさ。
触れたと思ったからこその、まがい物的な自分の立場への心もとなささ。
目の前で自分の分身が思いを遂げたときのそれでも晴れない闇。
それらを一山越えてなお、残り数分でみせる構成は本当にすごい、です。
面白いドラマでした。今期で一番しっかりしたドラマ。有名どころをどさどさと出さなくたって物語がしっかりしていればよいドラマになることを見せてくれたドラマだと思います。
ただ。何回か思ったけど詰めが甘いというか、あれだけ法医学で攻め込んでいて、あれだけしっかりと証拠出してきているのに、最後は犯人との心理戦?って、えぇーーという感じ。FINAL CUTと同じ方法ですよね(笑)
しかも犯人の過去が突然出てきて、かわいそうな人と言われてカチンとくるタイプなんだと、あんな唐突に、数分で見せられても、犯人をやっつける爽快感は感じられない。
脚本の人が書ききれなかったのか、それとも時間制限があって削らなきゃいけなかったのかわからないけど、前者だとしたら、あそここそ見せ所。がんばって驚かせるか、感情移入させてもらいたかった。後者だとしたら、局の人はいい本をちゃんと書かせてあげれるようにして欲しい。最終回だけ2時間にしたっていいと思う。それぐらい濃い、いいドラマだったと思います。
あと、最後に。ミコトの過去の設定、必要だったかな?と思いました。最後は中堂と六郎が主人公になっちゃってた。石原さとみがお芝居うまいから主人公の座を譲らないで済んだけど、下手な人なら、このお話の主人公は中堂になってませんか?過去に苦しめられるシーンもあったけど、それほどインパクトないんですよね。それよりは中堂の過去の方がクローズアップされていて、感情移入しやすかったし。
文句っぽくなっちゃったけど、いいドラマだからもっともっとよくできたと思ってのことです(笑)見せ所をちゃんと見せれたら、海外ドラマでリメイクされるかも、ぐらいだと思う。続編をやるならそこが克服されているといいな。
ただ死因を究明するだけではなくて、遺体を解剖することで、亡くなった人の人生にも迫る。
初回から見ていて、これが底を流れるコンセプトの一つだとわかったけれど、それを仰々しく取り上げるのではなく、メインとなるミコトたちのドラマに接点としてふっと立ち現れる人間像・・・この描き方がすごくうまいと思う。
バイク事故で亡くなったお父さんの家族、そして亡くなった本人の思いまでこちらに切々と伝わってくるのは、たとえ時間は短くても丁寧にショットを挿入し、いろいろな人が生きている中で、その人がどういう気持ちで人生を送ったかを伝える。
こういうドラマ作りにかける制作者たちの意志がこちらにも届き、ストーリーとともに、何か心打たれるものがある。
ただの軽快で興味深い仕事ドラマと一線を画すのは、こういう点だと思いながら見ています。
このドラマの充実感の一つに市川実日子さんの味のある演技が効いていると思います。
ちょっとしたやり取り全部がにやりとさせられる。
ロールケーキおいしーいおいしーい、のあとの過酷労働の産物と聞いてからのショボーンとか、あきちゃんにお噂はかねがね〜(笑)とか。
あと、今回、遺族妻役の戸田さんが素晴らしかった!
夫を亡くし子供を抱えた女性というとある程度のテンプレ的な演技があると思うし、それにとどまる演技であってもおかしくない番手出演だったけれど、なんとも繊細に感情の揺れを表現していて。いま困ってる、いま心配してるなどのシチュエーション上求められる感情を一つ一つビブラート効かせて表現されていて。
上記のような充実した演出のもと、
死因を明らかにすることで
家族を愛し、仕事に責任感を持ち、世の理不尽さに耐えた一人の男性の生き方を肯定させた今回の内容は
近年みた中でも指折りに良い作品だったと思います。
今回は法廷ドラマ。
毎回いろんなバリエーションで飽きさせない。
クソ108回には大笑いした。でも最後はムーミンであっさりラボをやめるという予定調和を裏切る展開。
こういうこちらの思い込みをちょこちょこ裏切るプロットのちりばめにチクチクと刺激されて、そこもたまらんです。
一番大きい裏切りは、法廷で女、女とバカにされて、しかも依頼人まで女だからと拒否。そこで奮起して最後まで頑張るのでなく、あっさり中堂にバトンタッチ。
中堂は中堂で、法廷で少しは見直されるようないいとこを見せるのかと思いきや、ますます毒はきまくりで荒れ放題。しかもそれがカッコよく見えるときてる。(女をバカにする検察官も含め、実際あんなこと法廷で言ってたら絶対侮辱罪かなんかになると思うが、テーマのためのデフォルメとこちらも承知なので、そこはそれ)
オリジナルでここまでやれるって、野本さんてすごいわ。好きになりそう(笑) もちろん演出の腕も冴えに冴えてる。
スケールは大きくなくてこじんまりしてるかも知れないけど、このこじんまりの中で、どれだけ興を催させてくれるか。
これからも金曜の夜は、これを見るのを楽しみに帰宅できそう。
公平に見て、面白いですが、
こんなにべた褒め大絶賛の言葉とは隔たりがあると思います。
そこまで褒めるほどドラマがまだ盛り上がってはいないのに、初っ端からガンガン褒めたたえるのが不自然と思います。
正直に言わせて貰えば、99.9とともに、居並ぶ星と歯の浮くような大絶賛に違和感があります。
1話目より今週の2話がさらに面白かった
脚本ばかり取り上げられるけど、演出の塚原さんの力もかなり大きいと思う
そして何よりメインの石原さとみと窪田正孝が魅力的だ
危惧した通り石原さとみの演技で安っぽい仕上がりになってる。この内容ならもうちょっとシリアスにしてほしかった。遺体の傍で笑うとかも共感できない。バイト君は探偵っぽいことしてるし、石原の出生の秘密や恋人とのすれ違い?までぶっ混んでくるし、なんか色々詰めこみすぎてて話が散漫してる。石原さとみは石原さとみにしか見えず、内容に集中できない、ミスキャスト。残念。
節々から感じる説明しにくいカジュアルさをいうにはどうしても他作品と比べてしまうんだけど、科捜研の女やきらきらひかるとは違って死者への弔いが感じられないんですよね
別に弔いをそこまで求めてるとかでもなくて、言葉足らずな言い方になるかもしれませんが、自分で大事にしているものがあるって宣言していながらそれって大事なものじゃなかったのって思わされる数々の展開、なにか口だけ、うわべだけ取り繕っているような気にさせられて、人の断片を受けとるというより事件を解決したいがためのラボというのがなにか胡散臭いさを感じてしまった所以かもしれません
せめて登場人物の締める言葉さえあれば良かったのに、拾われなかった
死というボールが視聴者には投げ掛けてはいなかった
いま生きるひとたちがかつて過去だったものを、音楽ではそれが許されるかもしれないけど、自己解釈で勝手に進んでいってしまうのはけしてプロではないと思ったので書かせてもらいました
すでに語りつくされているとは思いますが、異色な医療ドラマとして、もの言わぬ遺体...被害者の代弁者として、終始心に響き語りかけてくる、しっかりとしたヒュ-マンミステリ-でした。
主人公ミコトの一貫して揺らぐことのない犯人への信条も、また同じ傷を持つ中堂さんの信念も、深く心に響きました。
なかでも印象的だった、身元不明のミケちゃん、幸せのはちみつケ-キの(被害者)お父さん、そしてもっとも心を揺るがし、斬新な語り口で強烈な印象を残したいじめ被害者のお話、白井くんは忘れることができそうにありません。
最後、最終回では犯人への怒りが強かったぶん、誰も傷つけない鮮やかな復讐劇が圧巻でした。
中堂さんの心の旅は、ようやくこれで終息を迎えたと言っていいですよね。
ただ世の中に不条理な死がなくなることは決してなく、UDIラボはまだまだ必要とされ続ける。
彼らの旅がこれからも続くことを願いながら、また逢える日を心待ちにしたいなと思います。
私も99.9もこのドラマも観ていて、どちらの板も覗いてレビュー書きましたけど、操作?というか大量の上げコメは99.9のほうが圧倒的に多かったですよ?
主役のファンが示し会わせて一斉に書き込んでいたようで。
対してこちらはドラマを観てファンになった人が多いという印象。
個人的には絶賛とまではいかないまでも、クセが強くてふざけ過ぎの日曜劇場より、こちらのほうが見易くて面白かったです。続編を観るとしたらこちらを選びます。
石原さとみと窪田正孝の演技素晴らしかった
続編には期待してるけど、この二人で他の役柄のドラマか映画が観てみたい
松重さん、良い上司をさらに魅力的に演じてた
塚原あゆみさんの演出大好きです
緊迫感あり、笑いありの緩急つけられたテンポよい最終回!
よくこれだけを一時間ちょいにまとめたなぁ。
私も見る前までは高瀬&宍戸が犯人だと面白くないと思ってたし、どんでん返しを期待してた。でも見終わったらすごくスッキリしてた自分がいた。
犯人の動機やトリック、中堂の宍戸への行為の事後説明とか詳しく書こうと思えば書けるけど、あえてそこを削って法医学に絞ったからこそ見やすかったのかな。
ミコトが鑑定書の記述にこだわったところ、ゆきこがテネシー出身で土葬だったことで再解剖ができて犯人を追い詰められたこと、法医学ドラマとして納得のラストだった。
ゆきこが土葬だったことを最後に出すために、ゆきこの父が中堂さんを犯人と誤解して墓の場所を教えなかったこと、怪文書は父が送っていたことなどのエピソードが効いててすごい!と思った。
小ネタも笑っちゃったなぁ、、、。スナフキン、サバンナ、クソがんばろう、、笑
所長が鑑定書をもっていって検事にガツンと言うところ、六郎の謝罪と最後の決意表明、敵対していた検事とミコトの目配せタッグ感、ミコトの成長、いい場面たくさんあったなぁ。
最後にUDIラボでメンバー揃ったのもうれしい!飯尾さんクソ使いこなしてるし笑
しばらくロスになりそうだわ。DVDほしい!
いかにも大衆的な作品。見たいようにしか見ようとしない。
イマイチな部分も追求するんじゃないという方向性で見て見ぬ振、あとはひたすら持ち上げられるだけ。
六郎の生い立ちを単なるセレブエリート一家のお家騒動と捉えて
切り捨てるか、小さな頃から優秀な兄たちと比べられて
多分、学校でも家庭でも居場所の無いような状態で、、、。
あの様子では兄たちも味方というよりも敗者扱いでしょう。
部屋に籠って勉強する合間将棋ゲーム等で息抜きしていた少年時代。
学生になってからはブログの記事を自分中心に書いて悦に行っていた?
ラボに来て人から認められたり 勝敗では無く、自分の信念と向き合い。
真摯に死者の声を聴き、アンナチュラルを解決して行くミコト達、、。
彼女らに触れてチームの一員になれた時に、六郎はアイデンティティが
確立され大きな権力者(父)と向かい合え、マスコミという華やかで
虚構の世界から抜けられた。
本当のホームを得た彼の活躍が、これからも楽しみです。
大学出てなくたって漁港で加工業ちゃんと働いてればイミテーションじゃないネックレス買えると思う。
イミテーションネックレス取り合いとか。
北国の人間馬鹿にしてない?
あちこちにマグロ御殿が建つ地域ですよ。
基本、引用は賛成意見だけにしているのですがこれは書かせていただきますね。
買えなかったのではなく、これから先の二人の生活を見据えて
奥さんの気持ちが高価な本物よりイミテーションを望んだのだという流れだったのでは?
現に、奥さんが亡くなったあとのUDIラボの解剖費は2人でコツコツ貯めていた事を想像させる、1万、5千、千円札の束で35万を支払っていました。
イミテーションネックが欲しくて殺したのではなく、だんなさんの気持ちが欲しかった、若しくは誰かに愛されている奥さんが羨ましかったという事なんじゃないでしょうか?
私には何一つ誰かを馬鹿にしているようにはみえませんでした。
先週がとても重たい内容で…それが一転、今週は笑いあり、盛りだくさんでしたね。
一時間あっという間、楽しませていただきました。
殺人方法、疑問に残るところはあるものの、刑事ドラマではないのでまぁスルーできる範囲内です。
友情とは?に考えさせられました。
ミコトたち、大学からの強姦詐欺四人組、六郎とジャーナリスト…
しかし、今回も脇役の方たちもいい味だしてくれましたね。
所長はいうまでもなく、あの早口言葉で部下を庇うところ。中堂さんの警察から逃げろ、葬儀社に手を回していたり なにげに優しいところ。
刑事の『通りすがっただけでしょ』のカッコいいフォロー(笑)
六郎のミコトミコト、もかわいくて。
そして、中堂、六郎の怪しい過去も見えてきて。明暗を上手にこの一時間で魅せられました。
早く続きがみたいドラマです。が、終わるのもさみしい。
このドラマはとても好きで高く評価しているけれど、今回は、ちょっと釈然としなくてチグハグに感じるところがあった。なぜだろうと考えて、それは、中堂が犯した“罪”の大きさと、それに対するミコトの意識に齟齬があったからだと気づいた。
中堂のやったことは、確かに何も刑事上は罪に問われることはない。ただ分析結果を話しただけなので、殺人教唆でもない。
でも、鈴木がそれを聞いて殺人を犯すかもしれないということは十分に予想していたのであり、どちらかというとそれを望んでいた節もある。これは、間接的な「未必の故意」(犯罪が確実に実現するかどうかわからないがそれを予想して容認すること)のようなものだ。もちろんこれは、犯罪の実行者に対して使われる概念なので、やはりこの点からも、中堂は罪に問われることはない。
だけど、倫理的には、鈴木を殺人者に追いやり、人ひとりの人生を破壊したことに対する罪は確実に存在しており、それは償いようがないほど大きい。
そのことに対する中堂の、見かけ上にせよ平然とした態度に、私は闇というよりも何かデーモン的にさえ思える影(もちろんそれは恋人の無残な死によって形成されたものだけれど)を感じて、ちょっと慄然とするところがあったのだけど、それをミコトは、人倫の点から詰り責めるのでなく、「あなたのことをいろいろ心配するのがバカバカしくなった」「もう同情なんかしない」という、極めて個人的な感情に留めてしまった。
このあたりが、齟齬を感じた大きな原因だと思う。
ただ、これももしかしたら伏線かもしれなくて、舞う雪を見上げる中堂の切なげで儚いショットは、もしかしたら中堂が死を覚悟しているのでは(ミコトはまだそこまでのこととは気づいていないわけだ)、ということを予感させるものだったし、先にも指摘された方がいたように、この“罪”に対しては、中堂が鈴木と同じような道をたどることで回収されなければバランスが取れないので、脚本もそうするつもりなのかもしれないとも考える。
そういう意味でも、今回は最終回近くに持ってきてもいいようなかなり重い回だった。次回は、これがいったん緩められて、また別の横糸が入ってくるようだが、ドラマがこれからどう進んでいくつもりなのか、いろんな意味でますます目が離せない。
中堂は示唆をして、この青年の未来を台無しにしたのだから、中堂も犯人を見つけたら殺すべき。そして医師免許を取り上げられて、刑務所に入る。これくらいのラストを用意しているのでしょうね。
もし中堂がミコトたちによって罪を犯さないで済んで、曲がりなりにも外の世界で生きてゆくのなら、この青年があまりに不憫。
被害者遺族の苦しみがあまりに軽く扱われていることへの批判は大事だが、中堂のような大人が、未来ある若い青年の人生を巻き込んではいけない。中堂の責任をドラマのどこかで回収してほしい。
中堂が、自分の痛みと他人の痛みを同等に考えるのは傲慢以外の何物でもない。
5話は実に見ごたえがありました。特にラスト。うなりました。 犯人の言い分を信じると、被害者はネックレスをめぐって犯人ともみあううちに誤って海へ落ちた。犯人は助けなかったばかりか、偽装工作し被害者両親に偽証すらする。 助けなかったのは(たぶん罪に問われる恐れと)憎しみ混じりの嫉妬心ゆえ。 中堂からの示唆で鈴木君は合点し殺す気で葬儀場へ向かい犯人の腹を刺し馬乗りになる。 しかし犯人に殺意はなかったと知り、いったん刃物を持つ手を止めるのです。 止めるのですが、助けなかった理由を聞いて、とどめを刺す。 犯人が殺されて観る者(視聴者)がカタルシスを感じるのはもっと凶悪な犯罪の場合です。 しかし今回は凶悪でもなんでもなかった。 嫉妬がらみの小競り合いから転落事故を誘発し死亡に至ったケースです。 だからふつう視聴者の賛同を得られない確率が高い。 しかしそこをあえて最後のとどめを刺させたのは、観る者(視聴者)を震撼させ、 殺意はなかった犯人にとどめを刺すほどの鈴木君の鬼気迫る怒りや、 自ら殺人を犯すことにより残る人生と引き換えに恋人の無念を晴らすという 振り切れた愛情を観る者に提示するためでした。 それは視聴者に中堂の復讐心をオーバーラップさせるためでもありました。 ただ、鈴木役の人の演技がうますぎて視聴者は彼に感情移入しやすくなり、狂気を含んだ怒りや復讐心、その狂った凄惨さが、驚きとともに受け入れられ、中堂のカットで感動へすら昇華するんですね。私も大いに感動しました。すごい展開だなって。そうくるかと。うまい!と。 1話完結物のドラマとしてはもう大成功なんです。 続き物としては、5話は倫理(ミコト)と感情(中堂)が対立する展開への序章でもあるはずなんです。この回で、鈴木君と中堂への共感と、しかし倫理に反するという疑問の両方が観る者にも湧いていなければ、この先に待ち受ける中堂とミコトの対立の展開への牽引力のようなものが若干目減りする気がするのです。 製作側には5話でたぶん視聴者に相反する感情の混乱を引き起こす狙いがあったのではと、 視聴者の心の中に中堂とミコトの両方を生じさせたかったのではないかと思うのです。 その混乱の収れん、ひとつの答えとして、続く6話以降を位置付けているはず。 それが5話の作りがあまりに良すぎたため、戸惑いより納得のほうが大きくて…。 例えば鈴木君や中堂側へ立つとミコトの言い分がますますただの綺麗ごとになって迫ってこなくなる。事実、ラストでミコトが言い放つ言葉がさほど刺さらなかったのです。 感情(中堂)と倫理(ミコト)のどちらの側からも責められたい。そして引き裂かれたい。 今の時点で倫理と感情のはざまで揺れるほうが、次の展開がより臨場感をともなって迫ってくるのではと。 私は2回観て2回とも鈴木君のありように涙してしまい、殺意のなかった犯人を殺すことに対し、倫理観を呼び覚まされずに押し流されてしまったので余計にそう思うのかもしれません。 犯人が一命をと取り留めずに亡くなっていれば、感情と倫理の対立がもっと鮮明に観る者に迫ってきたと思いますが、なんとも難しいですね。
1話は少し散漫な感じでしたが、2話はサスペンスにフォーカスされて引き締まり、なかなか見ごたえがありました。
ただのサスペンス、謎解きと違うのは、人間を描こうとする意志が見えること。
死を前にした少女たち、主人公たち、そのときに、何を思いどうふるまったか、そこに彼らの生や人生が垣間見える作り(脇でも短かくてもきちんと心情がわかるショットを誠実に積み重ねる)は、ただちょっと変わった味付けの検死解剖医ドラマ、というだけではないなと感じさせる。
脚本、なかなかです。「重版出来」も好きで、中に描かれる人物たちの人生に涙したり感動したりでしたが、このドラマは、さっぱりさっさとした持ち味。
でも、その主人公のさっぱりの性格は、職業柄や、今までの人生で苦しんだり達観したこと諦めたこと、でも人生を肯定していること、人に対する愛情、いろんなものを飲み込んでできあがっていることがよくわかる。
窪田くん演じるウエットでナイーブな久米がそこに絡んで、フレッシュな陰影をもたらしている。水没する冷凍車の中で、絶望に苛まれながら明日の晩何を食べたいかミコトと言い合うシーンは秀逸でした。やっぱりうまいわ。
これは、ますます続きを見たくなりました。
亡くなった少女の思いに1話より感動できた。ミコトの強さに驚く。
そしてやっぱり窪田くんはいいですね。個人的にはメガネかけてないほうが好きだけど、少しだけダサい要素混じってる今回のビジュアルもとても良い。1話で無神経に事件に首を突っ込んでたのにはこういう訳があったんだな。彼は闇を抱えて苦悩すると断然輝くから今後が楽しみ。
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