5 | 95件 | ||
4 | 29件 | ||
3 | 8件 | ||
2 | 12件 | ||
1 | 21件 | ||
合計 | 165件 |
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
NHKだけはこれからも暗く重たい頭が痛くなるようなハードなロードムービー的シリアスドラマを制作して行って欲しい。
単純明快な勧善懲悪や美男美女が胸キュンの恋愛をして、仕事では仲間と右往左往のドラマだけになりそうな今日この頃が不安です。
イギリスでは主役がまさかの自殺とか、親が薬物中毒で愛人といちゃいちゃしてる隙に子どもは外に出て川で溺死とか。
日本では考えられないぐらいのリアルな制作の仕方が普通にされてます、放映時間帯や親の子どもへの視聴配慮もあるのですが
ハッピーなエンドだらけのドラマに慣れてると本当に衝撃ですが、泣きに泣いた後に心にしこりのように残る疑問に頭を使います。
与えられた情報や作られた幸せに満足するだけではなく、不条理や理不尽な出来事に悩みながらも人は成長するのかなと思います。
美人でスタイルが良くて頭も良くて皆からの羨望の的。その称賛の声を当然として受け取り、愛されるのは当たり前だけど自分からは愛さない。人の気持ちを頭でしか理解できなかった梨江子。そんな梨江子にとって冤罪で服役など耐え難い屈辱だったと思います。
だから、そんな目に合わせたあずみを探すのは当然ですが、その過程で、自分のせいで家族や同僚がどんなに苦しんでたかを知り、辛かったのは自分だけではなかったのだと知ります。
美緒は、自分と同様世の中全て憎んでるような目をした梨江子に興味を持ち、付いていくうちに親から得られなかった優しさや愛情を求めるようになったのかもしれません。もしかしたら、梨江子は、付いていっても暴力や言葉で傷つけない初めての相手だったかもしれません。
連続殺人犯だけど、美緒の全身から発する痛々しい孤独の叫びは哀れで、何とかしてあげたくなりました。仲さんの演技の凄さですね。
梨江子にとっても、もう帰る場所も受け入れてくれる人もなく、初めて寂しさや孤独を肌で感じて、側にいる美緒だけが支えになっていきます。
この、対照的な二人の魂が惹かれ合う過程が丁寧に描写され、二人の素晴らしい演技によって重厚な見ごたえあるドラマになっていました。
梨江子を冤罪にしてしまった刑事の贖罪の物語でもあり、普段正義を振りかざしてる課長の破壊衝動の話を取り入れることで、人間の二面性や脆さや残酷さ、その顔がどっちに向いたかで罪が造り出される怖さも描いていたと思います。
本当に見ごたえある素晴らしいドラマでした。
今の私にはお前しかいない、そうやってぶっ叩かれて生きてきたんだよ!と自分の頭をバシバシ叩き始めたシーンで、目頭から文字通り涙が吹き出てしまいました。
これまでニュースで見てきたリアルな虐待被害の子どもたちのことも蘇り、その時の気持ちも渾然一体となって大号泣してしまいました。
あと私もエンケンさん刑事の言葉がすごく日々の生活において腑に落ちたし、ズッシリときました。上のほうの方が同じことを書かれていて嬉しかったです。私は思わずそこだけリピートしてスマホに書き起こしたほどです。
時として人間は
相手が自分と同じルールで
生きていると思い込んでしまう。
人はそれぞれ違うルールで
生きているんだということを
つい忘れてしまう。
人を信じるというのは
相手が自分と同じルールで
生きていることを期待する
虚しい希望なのかもしれない。
この枠のこの雰囲気のドラマは、前々から気になっていましたが、やはり今回も、「効果音はビックリするほど大きく、台詞はボソボソと聞き取り辛い」という状態で、ボリューム調節にホトホト疲れ果て、開始早々20分ほどでリタイアしました。
残念でなりません。
外事警察、64にもかなり辛抱を強いられました。
それ以外は耐え切れず、のきなみ断念しました。
老親などは10分ほど我慢した揚句「何を言っているのか全然わからない」と部屋を去って行きました。
どうにかしてほしいです。
この枠だけなのです、こんな状態になるのは。
NHKに苦情は来ていないのでしょうか。
普通に楽しめている方々が羨ましいです。
圧倒的なドラマだった
45分CMも無いのに集中して見れるのは素晴らしい作りだったからだと思う
しかしながら散りばめられた伏線を全て回収しきれていないと思うのが残念
課長はなにしてたの?警察は人の負を溜め込む職業って言いたかっただけ?
安藤の意味深な発言や行動は課長と繋がってるとか、最後に裁判の証言に西崎が立ってあずみの偽証の気持ちを視聴者に伝えるのかとか思ってたのに
もしかしたら何度も見返せばわかるのかもしれないけど
視聴者に想像させて委ねるやり方は嫌いではないのですが大風呂敷をしっかりまとめられていない感があるので☆−1
それでも名作と呼べるドラマだとは思う
まずは制作の方々、役者の方々に「お疲れさま」と言いたいです。視聴する私たちも考えに考え疲れましたが、それ以上にお疲れになったのではないでしょうか。大切に作っていただいた作品、ちゃんと大事に最後まで視聴させていただきました。視聴者の皆様もお疲れ様でした。でもしばらくは余韻が続きそうですね…
私も、美緒は梨江子に一種の母性を感じていたのではと思っていました。虐待児の美緒は本当の母性に出会ったことがない。母性どころか、信用できる他人がそもそもいないまま、利用し利用されの人生だった。そんな中で唯一無二の存在が梨江子。怒ったり泣いたり喧嘩したり。本音をさらけ出せる相手。お互いが引力があるように出会った二人だったんだね。美緒の人生を思うとあまりに不憫。彼女が画面で暴れる度に、私はその不憫さを思い涙が出そうでした。私も美緒を放っておけないと思っちゃうタイプです。
あずみは自殺だと思ってた。いくら恨みがあったと言って、人ひとりを嘘の証言で服役させておいて、なんの良心の呵責もなく過ごせるものなんでしょうか。悪夢の一つ、見ないでしょうか。吹っ切るために人並みに結婚したとして、本当に心から幸せだと思えるでしょうかね。あずみにとってもそれまで以上に不幸な人生の始まりであったと私には思えて仕方がないんです。リアルに梨江子の姿を見たとき、あずみの中の何かがスパークしちゃったんだと思った。
美緒はあずみ殺しを認めたんでしたかね? 梨江子に振りかかる障害は取り除くんだという意味合いのセリフはありましたが。梨江子のほうは思い込んでましたけれど。
あずみが裁判の土壇場で梨江子を裏切ったように、美緒の裁判で梨江子がまさか驚愕の証言をするのではと穿った妄想をしかけましたが、裁判所シーンまではありませんでした。
ラストシーンの海は梨江子の心のようにどんよりとした色合いでしたが、カフェの女主人との再びのツーショットが梨江子にほんのりと希望が待っているのだと感じさせてくれホッとしました。
エンターテイメントぜんとスッキリ終わりませんでしたが、登場人物たちの長ーい人生の、それこそそれぞれの1ページを描いたドラマでした。放送が終了しても、彼女、彼ら、警察の人たちのその後のドラマは続くわけです。そして私たち視聴者の人生も。そんな余韻が残りました。
素晴らしいドラマでした。
あずみの遺体が上がったというだけで、その場面はまだ見ていないと思うんだけど。人を殺すことに何の感情も持たなくなってしまった女、うすうす気づきながらもほっておけない女。冤罪ではあったけれど、確かに自分の中にあった後ろめたい行為や感情。だから探し求めてるんだろう、それをあずみに嘘の証言をした理由を知りたくて。でも本当はもう自分自身で気づいているのを、誰かの言葉で言って欲しくて。
このドラマの音楽が独特の世界感を作り出している。
悲しいような子どもが森の中で遊戯をしているかのような
何とも言えない不思議な感覚で彷徨うヒロイン達の姿を時には輪郭を覆うように顕にし、また霧の中に引き込むように
隠したりと場面事にユラユラと揺れ動く。
このドラマの主体の寂しい大人達の競演をよく体現している
最終回を待ち望む自分と辛い現実を見るぐらいなら
このまま夢の中で彷徨っていて欲しいと願う自分がいる。
久しぶりにドラマらしいドラマで見応えがある。
日本のドラマは、単純で明快でわかり易さを求められる。
イケメンとモデル上がりの美女が恋愛したり、チームを組んで悪を倒したりと
そんな横並びなドラマが増えて来て継続視聴が難しく感じていたがさすがNHK。
役者の選び方も秀逸だし、脚本も良い。
気になる部分は多いが、警察の抱える深い闇も気になる。
後2回で全てが解決するのだろうか。
落とし方の予想も付かないが忘れられないドラマに
なって欲しい。
冤罪ながら自供したことで自分だけでなく家族までも苦しめることになり、
また愛人と噂された同僚教師の家庭さえ破壊することになった。
自分を裏切った親友を追い求めていく過程でこうした様々な状況を知り、
せっかく自由の身になりながらどんどん居場所を失っていくヒロインが悲しい。
そしてそんなヒロインに「死」の臭いをかぎ取ったのか、
なぜか執拗につきまとう連続殺人犯の女。
そのおかげでいつしか二人で逃亡するような形になり、
孤独を共有することで不思議な共感さえ抱き始めている?
殺人を犯した美緒はともかく、こうした逃避行を続ける
西脇のゆく手に幸福があるのだろうか?
破滅しかないように思えて気が重いけれど最後までじっくり見届けたいと思います。
結構忍耐力のいるドラマ(笑)
話しが見えてこないよ。
エンケンさんがまた西脇りえこ疑い始めた?
人間なんて少しのことで気持ちが揺らぐ。
あずみはどこに行った?
逃げる女ってあずみのこと?
仲里依紗は何者? 何がしたい?全ての行動が衝動?
コロンの匂いが残る殺人事件と本筋はどう絡む?
分からないことだらけ?
私見逃してるかな?
でももう一回リピートする気にはしばらくならない。
??ばっかりが増えていくドラマ(笑)
「君を守りたいだけだ」の遠憲のせりふで
思い出した。
「家族狩り」の水野と遠藤の共演。
あの時の水野とはまるで違う役がらで
水野美紀、ふっきれた感あります。
映像も音楽もすごくきりきりして面白い。
「64」の時みたいに続きが楽しみ!
同僚に嘘をつかれ、冤罪で8年間も刑務所暮らしさせられる無情さ、憤り、憎しみ、悲しみ、負の感情が渦巻いていて重いです。苦しいです。
ドラマ全体にその雰囲気が漂い、見ていると息苦しい感覚さえ覚える。主人公は復讐をするのでしょうか。
仲里依紗の危ない雰囲気もなかなか。水野美紀さんが、こんなに美人で色気があるとは、口紅を塗っただけでガラッと変わるのが驚きでした。
水野美紀の開き直ったような抜け切った演技がイイ 園子温の映画の時みたい 仲里依紗の狂気を帯びた女も上手い
田畑智子の普通のようで不気味な感じや エンケンさんの既に普通ではない刑事も
カメラワークや美術の色の活かし方もこれからの展開に期待してしまう
上の方に同意 これは見ないといけないドラマです!
スポンサーリンク