5 | 95件 | ||
4 | 29件 | ||
3 | 8件 | ||
2 | 12件 | ||
1 | 21件 | ||
合計 | 165件 |
主人公の心情にもうちょっと何か動きがあってもいい気がする
話が暗くなっているのは勿論、冤罪の影響によるものですが、
その冤罪を作り上げたのが警察とあずみと考える西脇。
その西脇は世間から逃げ、連続殺人犯の女は警察から逃げ、
あずみは西脇から逃げている、ということなのでしょう。
残りの2話で3人の結末がどうなっていくのか、楽しみ。
淋しさを本にしながらも、身近な少年とあずみの淋しさを理解しようとしなかった、もしくは理解できなかった西脇梨江子・・・。
少年が亡くなった時、あずみには梨江子が裏切り者に見えたのだろうか。
あずみの偽証の訳が見えてきたね。
人間の寂しさがテーマになっていると思う。
久々に芯がブレない秀逸なドラマですね。
仲里依紗の孤独と狂気を見事に体現した演技力に
驚嘆しています。 今迄はアイドル女優の線だと軽んじていたがこのドラマで俄然ファンになりました。 水野美紀の存在感はさすがです。
遠藤憲一と高橋克典の静かな火花を散らす対決も引き込まれました。
そして田畑智子、古谷一行、加藤雅也、でんでんを含め全てのキャスティングが素晴らしい。
冤罪に幼児虐待も加わってアップアップしそうなぐらい重いけど、映像の美しさも相まって独特の世界感を感じます。
仲さん、ほんとにすごい女優さんですね。
水かけられながら生きてきた、と泣きながら叫ぶシーン、思わず涙が出ました。
あずみが死んでいたのが本当に残念。
りえこが真実を知ることは永遠になくなってしまいました。
ただ今回りえこがあなたしかいない、って言った時すごく唐突に感じてしまいました。
いつの間にあの子がそんなに大切な存在になってたのか。
その心の変化を私は感じられなかったです。
でもそれを差し引いても胸に迫るものがあります。
次回で最終回、衝撃的なラストになりそうですね。
願わくばあの二人に幸せになってほしいけど…
冤罪で投獄され、晴れて釈放されてからも温かく迎えてくれる家族もなく、
どんどん行き場を失っていく女と、
親に虐待され心身ともに深い傷を負って世の中に復讐するように殺人を重ねる女。
そんな世間からつまはじきにされたような二人が
見えない孤独の部分で共感しあい逃避行を続ける。
冤罪、幼児虐待という重い社会的テーマをはらみながら
社会から疎外され追い詰められていく
女二人の心の共鳴が切ないです。
予告映像、電車の座席で二人寄り添い「二人で死刑になろう」と
ぽつりとつぶやく仲里依紗の言葉が気になる。
あずみの死に理恵子は関わっているのか?
最終回のタイトル「滅びぬ愛」の意味は?
美しい風景の中で静かに繰り広げられる狂気と悲劇性の結末が
どうなるのか最後まで見届けたいと思います。
仲りいざ凄すぎます
涙がぼろぼろ止まりませんでした。
今回は迫力がありました。
今まで溜めて鬱積したものが爆発したよう。
仲里依紗 水野美紀2人がすばらしかった。
あずみが死んでいた。
またりえこが犯人にされてしまう。
エンケンさんのナレで人はそれぞれのルールがあって、その違いをつい忘れて生きている。
人を信じることは自分と同じ価値観を期待する虚しい希望。
結構心にずしりときた台詞。
苦手。虐待の悲しいニュースが多いから。
早くも終わらないかな
今の私にはお前しかいない、そうやってぶっ叩かれて生きてきたんだよ!と自分の頭をバシバシ叩き始めたシーンで、目頭から文字通り涙が吹き出てしまいました。
これまでニュースで見てきたリアルな虐待被害の子どもたちのことも蘇り、その時の気持ちも渾然一体となって大号泣してしまいました。
あと私もエンケンさん刑事の言葉がすごく日々の生活において腑に落ちたし、ズッシリときました。上のほうの方が同じことを書かれていて嬉しかったです。私は思わずそこだけリピートしてスマホに書き起こしたほどです。
時として人間は
相手が自分と同じルールで
生きていると思い込んでしまう。
人はそれぞれ違うルールで
生きているんだということを
つい忘れてしまう。
人を信じるというのは
相手が自分と同じルールで
生きていることを期待する
虚しい希望なのかもしれない。
仲里依紗さんこのドラマで初めて知りましたがものすごい演技ですね。
前回まで不気味だったのに、昨日の切れた演技は胸が苦しくなるくらい切なかった。
ここまで暗いのにはまってしまったドラマは初めてかも。でもハッピーエンドがいいなあ。
エンケンさんの台詞書き起こして頂いて嬉しいです。ありがとうございます。
上でこの台詞がずしりときたと書いたものですが
私も同じくリピートしました。
あまりにも自分の悩みや上手くいかないことを
言い当てられた言葉でまさしく腑に落ちました。
この言葉名言です。
完成度の高さが半端ないですね。脚本、演技、演出、カメラ割り、音楽。どれもすごい。目が離せず、体を動かすことも忘れてしまいます。結末も全くわからない。美緒の拳銃にはあと1発くらいしか銃弾が残ってないのでは?鎌田さんは家族とか含めた人物像を描くのがうますぎます。
息もつかせぬ緊迫感、すごい。
鎌田敏夫さんがこういうサスペンスも書かれるとは意外です。
それにしても仲里依紗さんの迫真の演技に圧倒されます。
これまでも、はすっぱでつかみどころのない女性の役を好演されている印象はありましたが、まさかここまでの女優さんだったとは。
来週で最終回が残念。もっと見ていたいです。
脚本もキャスティングも素晴らしく、おもしろかった。
最終回楽しみにしています!
うそん、あずみが死んでたなんて。
水野、田畑対決、楽しみにしてたのに、あれだけじゃあ
物足りない!
全くの想定外の展開。
登場以来ずっと孤独と悲しみを背負っていた女がかつては
それを知らずに軽んじていたとは。
そして、彼女の罪を見誤った刑事の言葉。
ルールはそれぞれ違う。
そうかなあ。
人として、親として、子として、生きていく根底に流れる
それは、少なくとも希望としてのそれは確かにあると思う。
その共通のルールを逸脱した親の元に育ったから、あんな
酷い親のルールで育ったから、あの娘はあんなふうになっ
たんだろうと思う。
だから、あの子のあの狂気は正しい狂気なのだ。
きっとあの子の狂気は、虐待された親から受け継いでしまった狂気。今期似たようなドラマの共通点がある、それは一人にはなりたくないということ。それを互いに感じ取ってるから、逃げ出しても探してしまう。虐待された子は大人になるという事を教えてもらえず、そう逃げることでしか身を守る術を知らず、もう未来なんて見ちゃいない。
今回は仲さんの迫力に目が釘付けでした。
殺人現場から逃げたあとも、たくさん傷つけられて傷ついて生きてきたんだろうなと胸が苦しくなりました。
あずみが亡くなってたのは意外で、ラストがどうなるのかますます楽しみです。
見れば見るほどに引き付けられた。
田畑さんは自殺、それとも水野さんか仲さんが殺したのか。
次回でいろんな事の全てが分かると思うと早く見たい!
でも、それが最終回なんだね。
終わるのは残念な気がするよ。
このドラマの音楽が独特の世界感を作り出している。
悲しいような子どもが森の中で遊戯をしているかのような
何とも言えない不思議な感覚で彷徨うヒロイン達の姿を時には輪郭を覆うように顕にし、また霧の中に引き込むように
隠したりと場面事にユラユラと揺れ動く。
このドラマの主体の寂しい大人達の競演をよく体現している
最終回を待ち望む自分と辛い現実を見るぐらいなら
このまま夢の中で彷徨っていて欲しいと願う自分がいる。
仲さんが苦手。
仲里依紗は時をかける少女の声優の時から実力があった。
仲里依紗の魅力炸裂で満足している。
水野美紀も好きになった。
梨江子の8年もの刑務所暮らしは結果的に彼女の人生においてはよかったのでしょうか?
冤罪がなかったら弱い人間の心が分からない冷たいままの女性でいたかもしれませんよね。その時に不幸のどん底と感じても結果的にはあれがあったから今の自分があるということ、現実でもありますよね。
まあ冤罪事件というのはリアル生活には過酷すぎますが…
最終回どんな結末になるんだろう。本当に目が離せない。
仲さんが出てたドラマ何本か見た事あるけど、ほぼ今時の女の子役しか見た事なくて、いつの間にかこんなに良い女優さんになってたのね。素晴らしい。
皆さんと同じく遠憲さんのルール云々の台詞が心に刺さりました。
最終回楽しみです。
ちょっとぉ~仲里依紗ってこんなに上手い女優だったっけ?
もち水野美紀も上手いけど、今回はあの狂気に満ちた迫力ある演技に釘づけ!
あ~ついに最終回かぁ~残念だけど超超超楽しみ!
あずみはきっと自殺だよね?
どうかどうか少しは救いのある終わり方になりますように m(゚- ゚ )
仲里依紗の怪演に★5つ
キャスト秀逸
ストーリーもぐいぐい引き込まれる。
設定の始まりが素晴らしい。今までにないパターン。
さすがNHK.
仲里依紗、狂気じみた役をさせたら、すごいですね。もっと長くやって欲しい。
さすが鎌田さんだなぁ。
すごく好き。
じっくり見てないと、置いてかれる展開。
水野美紀さんもいいし、仲さんの演技がすごい。
狂気を演じきってるね。
ここにもエンケンさんが出ていて、ここでは、
渋い役どころだね。
溺死体はあずみでしたか。違うと思って観ていたので、ちょっと驚き。自殺なんでしょうけれど、西脇梨江子に殺人容疑がかかるということまでは計算してはいないと思いますが。というか思いたい。
梨江子が周囲にどう見られていたか。近しいはずの実妹や同僚男性が語る彼女は、周囲から愛されることを当然視しかつ自分が他人に愛をそそぐことはない。施設の子どもたちの「寂しさ」をさもわかったように語り利用し出版する野心。弱さ、寂しさには鈍感で冷淡にさえみえる「優位」な者のもつ傲慢。梨江子は実に嫌な女でもある描写は、あずみによる偽証の根っこをほのめかしてくれている。
でもなぁ。それは子ども殺しの冤罪をこうむるほどの「罪」なのか。あずみが何を語るか聞いてみたかったけれど、もう想像することしかできないのかな。梨江子目線で見ているせいか、あずみの死を知ることになる梨江子も哀れに思える。
仲さん演じる少女に、「あなたみたいな子をいっぱい見てきた」とまたしてもわかった風に保護者然と振る舞う梨江子。「あなたが必要なの」とかけた言葉は、少女に虐待の過去を呼び起こす禁句だったのだろうけれど、そんな言葉を梨江子からかけられた仲さんの表情に、一瞬、驚きとちょっとの嬉しさがよぎった気がしました。が、一転、抜ける勢いで自らの髪をひっぱり頭を強く何度も叩きながら拒絶の言葉を絶叫する仲さん。この一連の演技は、もう驚嘆の一言。自分を痛めつけながら血を吐くように発せられる「怒り」には十分すぎるほどの説得力がありました。
次が最終回なのですね。やはり最後の砦はエノケンさんでしょう。何とも救いようのないここまでの流れを一変させるラストを、どうか切に切にお願いします。
仲里依紗への賞賛が溢れていますね。
視聴者はよく見ていますね。 この『逃げる女』は仲の女優人生の中で間違いなく彼女のターニングポイントの作品になるだろう。
あずみは自殺なの?私は美緒(仲里依紗)が殺したと予想したんだけど。
私も仲里依紗が殺したに1票。
どんな最終回になるかすごい楽しみ。
どういう結末を迎えるのか気になります。
あずみの遺体が上がったというだけで、その場面はまだ見ていないと思うんだけど。人を殺すことに何の感情も持たなくなってしまった女、うすうす気づきながらもほっておけない女。冤罪ではあったけれど、確かに自分の中にあった後ろめたい行為や感情。だから探し求めてるんだろう、それをあずみに嘘の証言をした理由を知りたくて。でも本当はもう自分自身で気づいているのを、誰かの言葉で言って欲しくて。
梨江子の8年はそれを考える、気付くための8年だったのかもしれないね。
最終回が2.2%だったとYahooニュースに載ってたけど視聴者はこんなに良いドラマを何故観ないのかな? ギャラクシー賞も狙える名作だと思う。
やっと終わってくれたか。はぁ…次からは復活しよう。
視聴率は低いらしいけど完成度はかなり高い。
やっぱりここ数年の傾向として・・
良いドラマは視聴率が取れないんだな・・残念。
2.2%?最終回はまだ放送していないよ?
視聴率が悪いのは時間帯と内容の暗さも関係あると思う。
でも私もこれは名作に入ると思う。役者の演技力も映像もすごく惹きつけられる。
最終回楽しみですね!
私はあずみ自殺予想です。
仲さん演じる女の子、男を憎んでいるけど、女には
それを感じない。
というか嘘の証言をして梨江子を罪に陥れたあずみ
に何かを感じると思う。シンパシーじゃないかも知
れないけど。
拳銃で無造作に男を殺すその闇はあずみに通じるも
のがあるような。
一緒にしちゃダメ?
ドラマ上は西脇はあずみを殺していないので、自殺なのでしょうか。
いずれにしても、寂しさを理解してもらえない恨みから偽証して友人を
裏切るのは悲しい人間だし、それにも増して自殺するのはもっと悲しい。
残った2人の女性はどうなるのか。 西脇が救われる結末になればいいです。
終わり方は、微妙だった。
でもトータルで、この評価。
近年希に見る惹きつけられ感。
水野美紀、仲里依紗の渾身の演技。
特に仲里依紗の狂気は、素晴らしい。
ドラマ全体の乾いた雰囲気もいい。
平戸の海に行きたくなった。
終わってしまいました。今シーズンで、一番、良かったドラマかもしれません。
エンケンさん、生きていて良かった。みんな、それぞれのルールで生きている…は、納得ですね。
ドラマなんだけど、みんな、幸せになって欲しい…と、思ってしまいました。
仲里依紗さん、昨日のカレーも良かったので、見始めたドラマですが、すごく、いい女優さんになりましたね。
追いかける刑事が、エンケンさんで、良かった。償いたい思いが、伝わりました。水野美紀さんも、イメチェンです。
ドラマ良かったんですが、加藤雅也のくだりがよくわからないままだった、、、どっかのシーンを見逃してたからわからないのか、、、
仲里依紗の裁判シーンまでやってほしかったな~。
「お姉さんを苛めるやつは絶対許さない!」
親からも社会からも虐待され続けた美緒は同じように
世間から冷たく突き放された西脇に自分を重ねたのかな。
そのためには人殺しも厭わない。
そんな美緒にいったんは距離を置こうとした西脇も
「どこにも行かないから」と優しく抱擁して美緒の髪を撫でる。
そんな二人の絆がますます二人を破滅に導いていく。
最後は佐久間の贖罪の想いが西脇を救いましたね。
「あなたは私を変えてくれた」と西脇は美緒に伝言し、
再会した原田美枝子と穏やかに海を眺める。
先のことはわからないと言いながらも、希望を感じさせる結末でよかったです。
苛烈な過去を背負った美緒の狂気を演じた仲さんは素晴らしかったですね。
翻弄され巻き込まれながらも常に毅然とした美しさを見せた水野さんもよかったです。
地味ながらぐいぐい惹きこまれ、見応えのあるドラマでした。
あんな証言をしておきながら
幸せそうに結婚していたあずみが
自殺はない、と思っていたけど
エンケンが生きていてくれて
最後の最後で、また冤罪のループにならずにすんで
ほっとしました。
あのまま言葉が離せない植物状態になってしまったらと
思うとぞっとします。
安藤刑事は西脇を疑っていたし。
あずみを殺したのも西脇だと決めてかかっていた。
最終回が終わって
また一話目を見直している。
なぜ、美緒が西脇に魅かれたのか
最後は一緒に死刑になろうと言うまでに
運命共同体のように感じる人間と思ったのか
守ろうとしながら
どこか破壊したいという気持ちも見え隠れする美緒
やっぱりすごく難しい
人の心は。
ラスト
海を見ながらのシーンは
明確でなくても
日々パンを焼く生活を送ることができるのかもしれないと
希望を感じさせてくれました。
たぶん精神鑑定を経ても、美緒は死刑かもしれない。「一緒に死刑になろうよ。」と呟いた言葉が哀しく虚ろで憐れだ。
このタイプのフレーズはかってのショーケンや松田優作・緒形拳の映画を思い出していた。
時代は「女」なんだなあとつくづく思う。
殺人や悪は否定するけど、美緒の生き方、西脇の人生への身の置き方については、同情以上に涙してしまう。
かってのイタリアの実在悲劇「ベアトリーチェ・チェンチ」の悲劇とその死を思い出していた。
今はやさしく美しい肖像画が残るのみだが・・・・。
このドラマタイトル「逃げる女」より、「ある女・日本の悲劇」にした方が良いかもしれない。
制作スタッフに感謝します。
全ての謎の解釈は視聴者にゆだねられる・・・。
と言えば聞こえは良いけど、釈然としない、もやもやした気持ちでエンドロールを見てました。
あずみは何故嘘の証言をしたのか(刑事にそう言えと強要されたのか)。
あずみは事故死なのか、それとも誰かに殺されたのか。
課長(加藤雅也)は何をしていたのか(ヘイトスピーチはどうなった)。
そもそも、あずみが起こした最初の事件は何だったのか。
あずみが西脇を追う本当の理由は?
全てが謎のまま。
そう言えば、いったいこのドラマの中で何人が死んだのだろう。
空しさと、やりきれなさと、あきらめと、恐怖と、後悔と、自暴自棄を時系列に並べただけにも見える。
岬のカフェの店主(原田美枝子)、西脇の同級生(高橋努)、施設にいた先輩職員(高橋克典)と言った人達に支えられてもなお、光が見えない西脇のこれから。
最初から見直せば何かしらのヒントが隠されているのかもしれないが、もうそれも出来まい。
美人でスタイルが良くて頭も良くて皆からの羨望の的。その称賛の声を当然として受け取り、愛されるのは当たり前だけど自分からは愛さない。人の気持ちを頭でしか理解できなかった梨江子。そんな梨江子にとって冤罪で服役など耐え難い屈辱だったと思います。
だから、そんな目に合わせたあずみを探すのは当然ですが、その過程で、自分のせいで家族や同僚がどんなに苦しんでたかを知り、辛かったのは自分だけではなかったのだと知ります。
美緒は、自分と同様世の中全て憎んでるような目をした梨江子に興味を持ち、付いていくうちに親から得られなかった優しさや愛情を求めるようになったのかもしれません。もしかしたら、梨江子は、付いていっても暴力や言葉で傷つけない初めての相手だったかもしれません。
連続殺人犯だけど、美緒の全身から発する痛々しい孤独の叫びは哀れで、何とかしてあげたくなりました。仲さんの演技の凄さですね。
梨江子にとっても、もう帰る場所も受け入れてくれる人もなく、初めて寂しさや孤独を肌で感じて、側にいる美緒だけが支えになっていきます。
この、対照的な二人の魂が惹かれ合う過程が丁寧に描写され、二人の素晴らしい演技によって重厚な見ごたえあるドラマになっていました。
梨江子を冤罪にしてしまった刑事の贖罪の物語でもあり、普段正義を振りかざしてる課長の破壊衝動の話を取り入れることで、人間の二面性や脆さや残酷さ、その顔がどっちに向いたかで罪が造り出される怖さも描いていたと思います。
本当に見ごたえある素晴らしいドラマでした。
やっぱり好きじゃない。
美緒の境遇には同情するけど、だからって生い立ちに関係ない人を何人も殺める。もう、殺人マシーンだね。しかも、水野さんのことも知らないって言って、またも冤罪を誘発している。
土曜ドラマを観て1年。最下位かな。ロクヨンには遠く及ばず。
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