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時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物
“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。
笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマ!
小芝風花の妖艶な美しさや 小野花梨のほんわりとした可愛らしさや 吉原独特の道中をあの高い下駄?で堂々と歩き、花魁言葉遣のたおやかさに魅入られて、花魁たちは身体を売る商売なのだという壮絶さ、哀れさをあまり気にせずにいた馬鹿な視聴者の私です。
金を積まれれば生業なので仕方ない。
女にとって好きでもない相手との性行為は暴力と同じだ。
尚且つ うつせみは好きでもない男の名を刺青師でもない客に彫られてしまう。
体の痛みと心の痛み
うつせみを愛する男は黙って見過ごせない。
その結果も悲惨極まりない。
平賀源内の側近なのか、武士だからなのか、彼へのお咎めはなかった?切腹だって怖くてできないようなお坊ちゃんぽい軟な男だ。
瀬川と蔦重はずっとどこかで接点をもって友情はそのままにと思う。
寧ろ うつせみと新さんの方は何とか結ばれて欲しい。
蔦重の活躍で吉原に客が押し寄せ、それがなお一層花魁たちの身体を蝕み命を縮める。
場末の女郎屋とは違うと思っていた。
雅な花魁瀬川は客を選べるのだと思っていたお気楽視聴の私。
吉原の女たちの過酷さを知らしめた回でした。
蔦重がガキすぎるのよ
風花ちゃん見たくてみてるとこあるから退場したら心配
大人な大河だなあ。
小芝風花と小野花梨、どちらの個性も際立っていて魅力的。
女郎の足抜けは大罪だったと聞くから、見ていてハラハラした。
瀬川は希望を捨てざるを得なくなったんだね。
でもせめて、蔦重と思いが通じあえてよかった。
公営の花街とは言えど、性を売ることは悲しく切ない。
本当に本当に、ほんの一瞬の夢だったなぁ。
蔦重と瀬川…
二十年分がほんの一瞬で現実を突きつけられて。
なんかやりきれない。
花魁でもあんなに客をとらなきゃいけないの?
それこそある程度登りつめると枕を共にしないことに価値があるのかと思っていた。
昼見世も瀬川じゃなきゃただの日常、でも惚れた相手ならそりゃあ違うよね。
史実ではこのあと身請けされ、そう長くない夫婦生活だったと思うけれど、一度大門の外に出たのだからその後、重三郎とどうなろうがもう吉原の掟は関係ないのよね。周り回ったあとでもなんとか二人幸せになってほしいなぁ。
蔦屋→豊臣秀長→小栗上野介と続くのか
楽しみが多いですねえ
昨夜は泣いた泣いた
こんなに胸が張り裂けそうな大河初めて
これから自分が目いっぱい仕事して、1億4000万円払いますから、二人を一緒にしてほしいです。小芝さんがかわいそうすぎます。
蔦重は5代目瀬川に演技喰われましたね。小芝風花、あそこまでよくやった!
瀬川の切ないまでの女こころを口もと、目もと、振り返り方などで演じ切った。小芝風花、女にしておくのはもったいないです。こういう人を「いい女」と言うのだろう。蔦重のわからずや!
nhkはこの後の瀬川の史実や大河ドラマでの描かれ方を発表しているね。個人的には、瀬川の再登場、再々登場を願う。
花魁の格の違いを見せつけられた思い。
あの花魁歩きをやり過ぎて、足首痛い。
花魁の件で刺激的な場面があり
お子様も見る時間帯に、
見たくないが見てしまった。
BS映画みたいに冒頭にこんな
テロップを出してほしかった。
*この大河は一部刺激的な場面がありますが
作品のクオリティーを損なわないために
このまま放送します。観賞にあたっては
充分な配慮をお願いします。
2日の回は印象的で、自分としては珍しく2回目の投稿です。
水野美紀の女将の台詞に聴き入りました。
この女将も女郎だったのかな
酷い事を言ってると最初は思ったが、成る程と思えた。
後で台詞をネット等でまた見てみた。
水野美紀は最近の方が好きです。
確かに踊る大捜査線の雪乃さんも可愛くて可憐でしたが、今のふっきり方が好き。
女の身体、春を売る生業の哀しさ&悲惨さを知らしめた回でした。
ワキの演技派も盤石。
その中で若い中村蒼の蔦重の義兄の立ち位置は緩めで和みます。
いい加減な兄に見えて蔦重の後方支援、見守っている。実の、ある男。
女しお
その部分だけが切り取られてた。
それが瀬川からの返事であり、蔦重への気持ち。
瀬川の大事な宝物になるんだろうね。
こういう、視聴者へ委ねてくれる想像の余地のある作りは
本当に心に残ります。
当時の吉原を綺麗ごとばかりではなく惨い面も描かれた。その見せしめのためうつせみと新之助の足抜けの末路が無残だった。当時の吉原の花魁の幸せは裕福な家に大金で身請けするのが幸せ、身請けされるまで身を削って働き過ぎて命を落としかねない。吉原の惨い現実を松葉屋の主人から見せつけられた蔦重は(花の井)を愛しながらも身を引く辛さが切なかった。松葉屋の女将に諭された瀬川も慕う蔦重の思いを受け止めながらも後に続く花魁たちの幸せの為に島山検校の元へ身請けする覚悟に心打たれた。史実では検校は没落してその後瀬川は定かではないがドラマでは幸せになってほしい。
瀬川と言えば、歌手の瀬川瑛子さんですね。
大ヒット曲「命くれない?」に引っ掛けて、小芝さんと蔦重の心中でおしまいでもいいかな?
今回は吉原の闇の部分を見せられた気がした。
再放送やってる直虎は話題だった槍ドン回だったし
今年は森下大河を楽しませてもらってます。
女郎の厳しさ、悲しさに胸が詰まるようだった。
好きな男と一緒になることさ許されない。
命を削りながら体を売るくらいなら、大事にしてくれそうな金持ちを一緒になる方が良いだろう。
自ら風俗でカネ儲けに勤しむ人がいる時代だけに考えさせられた。
花魁として圧倒的な存在を示す瀬川が退場したら見る気が失せそうだ。
彼女の前では重三郎が子供にしか見えない。
こういう世界のドラマですから
情け容赦の無いのは解っていても、今回は辛い回でした
諦めさせるのにも、あまりにも”えげつなっ!!”
水野さん、正名さん・・鬼だっ!!鬼夫婦!!
夫婦そろって地獄に堕ちてください
しばらくは、他のドラマで”いい人の役”をやっても
受け入れられないでしょう
演者も辛いでしょうね
まさか大河でバックで突かれる風花ちゃんを見るとは思わなかった。(さすがに声は男だけだったが)
これからもお茶の間が凍りつきそうな攻めた演出を期待しておりやす。
うつせみの上腕に彫られていた文字『長さま命』は
先日『長七郎江戸日記』の再放送でも見た。
彫られる経緯が全く違う内容なので、複雑な思いがしたけれど
これもひとつのオマージュなのかな?と思った。
女郎たち、それぞれの人生を思う。
ドラマで、きく(かたせ梨乃さん)がいる所の
朝顔姐さんが亡くなったときのことを改めて思い出す。
そして、瀬川の幸せとは…と考えさせられる。
9話はあまりにも切ない内容でつい2回観てしまった。
1回目は松葉屋夫婦のやり方にただただ腹が立った。
せっかく蔦重に瀬川の気持ちが通じたと言うのに…
でも2回目を観たら旦那の手荒い諦めさせ方、最後の方の女将と瀬川の会話で遠回しな愛情を感じてしまった(脚本が良かった!?)
二人は大門(だったっけ)を大手を降って出て行かなかった女郎達の悲惨なその後を知ってたので瀬川と蔦重にはそうなって欲しくないって親心!?も少しはに有ったんじゃ無いかなあ…
考えすぎでは無くそうあって欲しいって気持ちも有ります。
後やっぱ走って逃げてもダメだね。
馬借りなきゃ〰️🐴
受信料盗って風俗嬢の話を早い時間〜垂れ流し
さすが性加害者と売国奴だらけのNHK
光る君へ べらぼうと 民放ドラマではあまり製作されない作品で 良作で面白いので 最終回までこのクオリティを保ってほしいものです。横浜さんと小芝さんは いい感じで共演していてお似合いですねw 大河ドラマの後も再共演してほしいです。
瀬川の退場で大きな華が消えそうだ。
一部では小芝風花が、まだ出ると話したとかしないとか。
いずれにせよ途中で消えるんだろうな。
何処か能天気な蔦重とのコンビが良かっただけに、この先が軽くなりやしないかと心配だ。
個人的には久保田紗友を今後は引き立てて欲しい所だ。
もう小芝ちゃんのためなら死ねる!
という視聴者も多かっただろうなという回でした。
明日は、花魁道中ウォーキングする人多いだろうな。
吉原絵本は「お前が渡せ」
松葉屋にも情けがあったんだな。最後に2人の時間が持てた。
吉原を楽しい場所にするという2人の思い。
その夢を諦めないことが、重三郎なりの愛の貫き方でしょうか。
最後の花嫁道中。俯瞰した時のポックリの跡がキレイな模様になっていました。
大門の手前に重三郎が立っている。そこに向かって進む瀬川。そのまま重三郎の胸に飛び込めたらどんなにいいか。
しかし、すれ違う2人。大門の外には、身請けした検校が待っていました。
史実はどうあれ いつの日か再び再会して欲しい2人です。
嗚呼、瀬川の花道、綺麗な花魁で溜め息出ます。
今夜は、遅くなりましたが、前半の花道を見せて頂きました。
しっかり地に足つけて描かれていて面白く毎週観ています。そこは、森下佳子さんなのですが「JIN-仁-」は後半の締めくくりがピリッとしておらず、少女趣味でSFの回収もイマイチでとても残念な思いをしたので、どうしても「おさらばえ」聞くと思い出してしまうのですが、花魁瀬川しっかり地に足つけて生きる姿を描いて欲しいなと願わずにはいられない。瀬川の創作部分どっちつかずでフアフア描くと瀬川の値打ちが下がりますえなんて(笑)
江戸城のことも気になるところ、そろそろそちらも観たいかなぁと思いました。
これからも瀬川は出るそうです。
まさか光る君へと同じ蔦重と瀬川は
これからソウルメイトになって
頻繁に逢引きして子供もを作ってしまう
顛末は嫌だ。
さすが、元スケーターの小芝ちゃん。
吉原にフュギアを残すなんざ、粋でありんす。
瀬川と蔦重が切なくて切なくて美しかった
横浜流星くんの演技は流石ですね
今回の最後の花魁道中は素晴らしいの一言。
綺麗で綺麗で、豪華絢爛で。小芝さんの所作や表情、新たな面を見せてくれました。
2人の会話のシーン、良かったです。
瀬川と同じタイミングで泣きました。瀬川と蔦重の2人の時間がそこにあって、心が通っていて。これ以上ないくらい幸せな時間だったでしょうね。
瀬川(小芝さん)すっごく大好きで名残惜しいんだけど、だからこそ、これでお終い。”出ない” という選択肢を選んでほしかったな。
以後の他の役のキャストも、もう発表されてるんだからさ。
しかしまぁ、鶴屋!なんかムカつく!!
このご時世に…売春を美化して買春を正当化する公共放送。
主演の演技が軽くて飽きてきた。
瀬川お別れかあ、また見たいね。
江戸城内の勢力争いが蔦重に吉原にどう関わっていくのか楽しみ。
それは、時代が違うならねぇ、今の尺度でしかものを見れない測れないのなら時代劇など観れないし、歴史など語っては野暮ってものでしょう。そこで学ぶものは、声に出さない出ない心の粋ってものでしょうかね。
真っ直ぐに蔦重を見つめて目を逸らさずに歩いて来る瀬川を、真っ直ぐに見つめ返す蔦重、二人の視線は真っ直ぐにすれ違い、振り返らずに遣る、遣る瀬無さに落涙。何度見ても粋で鯔背な蔦重の背中を瀬川に見せてあげたいと思うと鳥肌立つくらい泣けるねぇ。
横浜流星蔦重の後ろ姿が、まあ、粋で良い。
瀬川の辛かったことが多かっただろう想い出の日々の中にある輝ける初恋も精一杯に粋に飾った花道が綺麗でした。置屋の旦那衆に女将さんたちも、女衒には女衒の情も業も心意気もあるってところを描いて見せるのは、脚本家の真骨頂と言うべき神回でした。
瀬川の花道、3回くらい観ました。
皆さんの評価の高い瀬川でありんしたが、私は、感情のままに台詞が時々先走りしているように感じることがありました(あくまで個人の感想です)。
しかし最後の道中は見事でした。見守る聴衆達の視線に臆すること無く、凛として気高く、ポックリの跡はまるでコンパルソリーのようで。
瀬川の名を復活させ背負えた花魁として、また大枚で身請けされた花魁としての自負が感じられました。泥の中で咲いた大きな華です。瀬川の名は、これでもう不幸不吉とは言われないのではないでしょうか。
折角忘八が時間を与えてくれたのに、最後まで2人は手も繋がぬままで。
吉原絵本に自分が載っていることを喜び、あんなに過酷な状況でありながら、思い出せる楽しい記憶があったなんて。互いがいたからとも言えるのではないでせうか。
大切なものを失った蔦重ですが、
これから話の軸足は、蔦重の仕事へと移って行くのでしょうか。
瀬川、粋でした。
中谷美紀さんのおさらばえ、も良かったけど。
小芝さんも負けてない。
見ていて惚れ惚れしますよね。花魁。
しなるんだけど、決して折れない美しさ、逞しさ。ちょっと乗り移るのかも知れないよね。
今思えばそれらは悲運で何とも儚いものだが、だからこそ粋で美しいのかなあ。
江戸城と吉原、今は完全に別ルートでそれぞれの話を展開しているのが、どっかで絡まり合うんだよね。
それってどこなのかが目下の楽しみ。
身請けされた瀬川もまだまだここじゃあ終わらないだろうし、またどこかの場面で、今までとは違った身分差で蔦重と再会するのではないかと思っているんですが…。
再放送 録画しようと思います。
鶴屋は、吉原絵本を「この本は売れません」と言った。
どういう意図や根拠があって言うのでしょうか。
前回階段から落とされて、吉原に出禁になった本屋達。
でもそれは、互いに痛みをもたらした。吉原の中にも不協和音。そして 作った本が捌けない。まあ、それを逆手に取ったわけだけど。この男は何かを企んでいるのか?
重厚な悪人顔の愛之助さん(ファンの方すみません)の上に立つ役を赤子顔の風間俊介が演じて、違和感なし。
バラエティでも面白いのに、大河もこなすとは。。ウムム
上の方で中谷美紀さんを引き合いに出してる方が居ましたが
「仁」ですよね(●´ω`●)
あれは今作以上に吉原の悲惨な実情を表現していましたが
そこで気丈に生き抜こうとする遊女たちの姿を正面から扱う、
という意味で私もおなじように思い出してました
蔦重が新しい発想で吉原を盛り上げる手立てを考えたり
置屋の主たちがだんだんと蔦重の熱意に感化されて
助けたりアイデアを出したりし始める姿は見ていて
こちらもうれしくなります
で、正直、市中の本屋の陰謀、やめて欲しいなあ
わたし、主人公が溌溂として前へ進む裏で
次の陰謀が待ち構えている、というようなストーリーは
苦手なんです(;'∀')
蔦重自身の工夫の精華や自身の失敗を描くだけでいいじゃん
て思ってしまう
次から次へと準備される陰謀が史実ならしょうがないですけど
多分違いますよね・・
政治パートも目が離せない、田安賢丸が白河に行く前に妹種姫を徳川家治の長男家基へ嫁がせ種を撒いた。この出来事はこの先田沼意次の身に波乱が起きると思うと感慨深い。そして吉原パートも見応えがありました。島山検校に身請けされた瀬川最後の花魁道中が雅だった。演じる小芝風花さんも美しくて見入ってしまった。大門の前で出迎えた蔦重と瀬川がすれ違うまで、二人で語らう回想シーンが映され思いが込み上げて来ました。瀬川が振り向いて一礼して『おさらばえ』と別れの挨拶も心に沁みた。瀬川を身送った後遊女たちの錦絵集青楼美人合姿鏡を派手に宣伝する蔦重が商魂逞しくて痛快でした。
超厚底履いて面倒な歩きする瀬川見れなくなるのは残念ですねえ。
風花さん次は商人の娘として会いましょう(まだ出るようだけど)
田沼意次時代あっての、公立吉原!
享保の改革と寛政の改革の間に、こんなに町人商人を生き生きと働かせてくれた田沼意次の改革!これも入れて「江戸の四大改革」としないのは何故だろうか。
完全に瀬川は蔦重を抜いてしまった。蔦重も頑張って、声張り上げてはいるが。瀬川なき後が心配?瀬川はきっと再出演させると思う。どの身分でかなあ。鳥山と5代目瀬川の今後が見ものだと感じる。吉原での生活しか知らない瀬川、悪徳高利貸しに身請けされて、その幸せはいかがなものかと案じる。いなくなって初めて知る蔦重への深く愛しい思い、小芝風花さん、まだまだ活躍する見せ場はきっとあるはずだと期待する。
先週の話はメディアで取り上げられ反響が凄かったようですね。
今週も源内が美少年に悪戯してたりでなかなか攻めてるな。
いつもどこで映ってるのかわからない尾美さんが今回はようやくはっきりとわかった(笑)
正直、吉原の花魁といえば、「仁」の中谷美紀を超える役者は後にも先にもいないだろうと思っていた。
が、可愛らしい童顔の小芝風花が、力の抜けた普通の娘の顔から物憂げな表情、切なそうな笑顔、華やかでキリッとした花魁としての顔まで、女郎として生きる運命を背負わされた一人の女性の生き様を表現していて、見ごたえがあった。
瀬川最後の道中シーンは素晴らしかった。
身のこなしも気品に満ちていて見る者を圧倒するオーラをまとっていたし、映像としても色鮮やかで美しかった。やたらと感動的なBGMで無理やり盛り上げるのではなく、高下駄をする音だけが響いたり、無音になったりと、引き算の演出が良かった。
吉原と市中のぶつかり合いやすったもんだだけでも十分に面白いのに、将軍家内部の権力争いまで絶妙な比重で差し込まれてくる。
さまざまな階層の人々が丁寧に生き生きと描かれていて、目が離せない。
唯一残念なのは、主人公の蔦重に今ひとつ人間の厚みというか、体温が感じられないこと。いまいち薄っぺらくて面白みがない。
再放送で、瀬川最後の道中、堪能しました。
しかし 瀬川のポックリが大門を出るのを見て 悲しくなりました。瀬川や うつせみのように マブが出来てしまった女郎には、相手が大勢から一人に絞られたというだけで、二度目の身売りだと感じます。しかも一生。
結局得をするのは、花魁を抱えた店だということ。
長年 泥水をすすった女郎達だから、せめてホッとした安堵の気持ちで大門を抜けて欲しい。
年季が明けてから、好きな人に嫁ぐという選択肢すらも 女郎には与えられないのでしょうか。
それまでは寿命を縮めるとしても…。
蔦重の夢は、割り切った女性の立身出世の場所としてはいいでしょうが、女郎にとって辛い場所であることに変わりはないのですね。
今までは、穏やかな表情を見せていた鳥山検校でしたが、蔦重達が売りさばく声を聞いて、最後に見せた顔が気になりました。
瀬川花魁。艶やか(あでやか)とは、ああいうことを言うのですねぇ。
大門を一歩出たら、ポックリなんか脱ぎ捨てて
「自由だ~!」と叫んで欲しい。全ての女郎に。
道中の間ずっと、独特の持ち方で 番傘を差し掛けていた男性に、途中からエールを送りました。
疲れてグラリとしたら、それだけでNGでしょうし。
聴衆皆が芝居抜きで、道中に見入っていたように見えました。
中でも、扇屋さんが粋に見えて注目しました。
最後の花魁道中がとても素晴らしかった!
男の心意気と女の心意気が一瞬交差する実に見事なシーンでありました。
小柴ちゃんも流星くんもこれからの役者人生の中でこのシーンはずつと見事だったと語られるはず。
もうこれだけで二人ともこの大河に出演した意味はあったでしよう。
それにしても、この大河は登場人物達みんなの「志と心意気と理念と目的と夢」が小気味よく語られていて、実にいい歴史時代劇だと思いますね。
まぁ、大河とは、歴史時代劇とは、本来は志や心意気 や理念や夢を語るものなのである。
しかし、最近の大河はみんなそれを語らなく、かなり不満を感じていた。
まあ、それがあったのは青天を衝けぐらいで、光る君も家康も鎌倉殿もそれがなく、登場人物達がどんな人間か何考えているかわからなかつた。だからワクワクしないしイマイチ面白くなかつたのである。
もっとも脚本家の森下さんはどの作品でもいつも体制に抗い、志と夢を持ち運命を切り開く人物達を描いてきた。仁も直虎もみんなそうだ。だからこの大河もそこはしっかり描かれるだろう。いや、もう実際に描かれていると思うけど。
ちなみに一つ不満があるとすれば剣の達人の剣豪が欲しい所。江戸時代の歴史時代劇なんだから、やはり剣士は登場して、蔦重の危機を助けたりしてもらいたいものである。
ちょうどいい具合に蔦重の同時代に「平山行蔵」という、江戸中期で最強無双の鬼強い剣士で博学で変人でもある使いやすい面白い人物がいるので、是非、登場させて欲しいものでありますな。
柳楽優弥くんならまさにベストキャスティング!
蔦重、江戸を駆け走れ!
久しぶりに傑作大河になりそうな予感がします。
応援しますぞ!
市原隼人さん演じる鳥山検校が出ると画面が締まります。
目が見えないから、それ以外の感覚が研ぎ澄まされたようで、その見えない目でじっと見つめられると、心を見透かされるような感じがします。
優しくされても、瀬以はどこか居心地が悪そうです。
市原隼人さんは、この役を演じるにあたり、視覚障害の施設に伺ったり、視覚障害の方と一緒に暗室に入ったりしたそうで、圧倒的な暗闇は孤独で本当に怖かったそうで。
愛する女と夫婦になって尚更淋しそうな感じと、検校の周りに闇が纏っているようで、迫力があります。
瀬以と2人のシーンは緊張感があり美しい。
瀬川は今でも、籠の中の鳥なのでしょうか?
新妻の小芝さんが可愛らしい。
もう、うな重も気が気でなくなりますね。
昨夜はバタバタしていて、本日休日で朝ドラ時間に観て、朝ドラにはディープだなぁと思いつつも、大変興味深い回で、勉強になりました。流石、東大文学部史学専修卒の実績フル活用で経歴は泣いてませんねぇ(笑)というか、役者がそんな理由で吉原の大門を潜れないなんてはじめて知りました。なる程なぁと思いつつ、役者ってこの時代その位置なんだと、今の芸能界芸能人への過度な清廉潔白さの要求を皮肉っていらっしゃる様にも取れて流石森下佳子と奥深い面白さを感じました(笑)本日は早起きして、ちゃちゃっと家事も終わらせたので、午前中にもう一周出来るかなと思っております。
それにしても、清野伽耶さんに面差しの似た、かおり役の子役さん?アイドルさん?可愛い。
女郎に浄瑠璃。
女郎は芝居を見れず、役者は大門潜れず。
人を楽しませてナンボの粋は、女郎、役者、置屋の三方よしで吉原上等ですかね(笑)
何十年ぶりかに大河を観て勉強になったわぁと思った回でした。
よかった!
時代小説を読んでいると江戸っ子気質というものをよく感じますが
「粋」
をナレーション無しでばっちり表現されていました
浄瑠璃の太夫二人に俄祭りに出てもらうためとはいえ
座興の場で少し唸った太夫の前には涙を流す遊女たちが
事情を軽く話したうえで
「吉原には、太夫の声を聞きたい女が千も二千もおります」
「祭りでその声を響かせて貰えませんか」
「やろうじゃねぇか」「え!?」
「こんな涙見せられて、断われる男がどこにいる」
この間髪入れない即決の承諾
ついさっきまで気に食わない相手だと思っていた蔦重に即答
まさに粋!まさにイナセ!
これぞ男、これぞ江戸っ子
鱗方屋がたしなめた時も
「だったらなおさら、あいつを助けてやりたいねぇ」
「それが男ってもんだろう」
もうかっこよすぎ!
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