5 | 35件 | ||
4 | 25件 | ||
3 | 12件 | ||
2 | 0件 | ||
1 | 24件 | ||
合計 | 96件 |
生きづらさを持つ子どもと親に正面からまっすぐ向き合う
ヒューマンドラマ
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
すごく暖かいドラマだと思います。発達障害という言葉が広まり、今では「障害」ではなく「障がい」と記すようになりました。それをこのドラマでは凸凹と表現しているところに暖かさを感じます。今後の回ではグレーゾーンと呼ばれる子どもが多いことを背景に、子どもの障害を受容できない保護者の回なんかを見せてくれたら、よりリアリティのあるドラマになりそうな気がします。
初回は期待が出来る良い暖かいドラマだと思いましたが、
2話目、鬱病のお父さんにかけたセリフが
非常に冷たく感じ1話目で感じた暖かさがなく
残念でした。子供だけじゃなく、精神疾患をもつ大人のお父さんに対しても表現を考えるべき所。納得させるのであれば、子供が学校に行きたがっているけど、お父さんの事が心配で行けない事と子供が療育をさせる事が一番で今のお父さんには難しい状態なので国の機関を頼って一時子供を預け、お父さんも治療する様に説明すべきだと思いました。子供が一緒に住みたくない。
とストレートな表現は下手すれば、「俺は必要ない。」と落胆し治療する気力を失くしお父さんが自殺してしまうのではないか?と感じ、もう少し丁寧にドラマを作ってもらいたいと思いました。ADHDの子供を持つ親としてお母さんの気持ちに共感できる部分もありました。まだステレオタイプの様な表現もありますが、これから色々なケースに向き合って研修生が一人前に成長していくのかな。と想像します。実際は症状も多種多様なので、グレーゾーンというか本当にごくわずかな"ズレ"が生じている。といったケースもあり悩む子供とその親御さんもいらっしゃいますので、そういった所にも焦点が当てられると幅が広がって
このドラマがきっかけで悩みが軽減されれば良いな。
社会に出た時に障害があるからといって全部を周囲が受け入れたら周囲が疲れてしまいますし、本人たちは生きづらさを感じ自己肯定感を失くてしてしまいます。このドラマは、"面白さ"
というより、今、各クラスに1~2人は発達障害を抱える子供がいると言われる様な事もあり発達障害という症状を持つ人を社会が少し理解してくれて本人はどうしたら社会に混じりながら生きていけるのか。といった問題提議をしているドラマだと思いました。
「どうかこの子をいじめないでください」母親の切実な想いに涙が出ました。現実を受け入れ、開き直り、周りを巻き込むと、不思議と人は強くなれる気がします。一人じゃない。こういう親身に相談できる診療所は有難く心強い存在ですね。
子育ては終わった年代ですが、私も「もしかしたらこの子はADHDかも・・・」と悩んだ時がありました
ちょっとでも当てはまると心配になる、検査を受けて診断されたら認めざるをえないけど認めたくないという気持ち、わかるなぁと思ってどんどん話に引き込まれていった
おかぁさんの「どうかいじめられませんように」という切実な願い
実際もそう思う親御さんたちも多いと思います
今、もしかしたら障害があるのかも・・・と悩んでいる親達、その家族を取り巻く周囲の方達にもみて欲しいドラマだと思います
良いドラマだった。
ただ、毎回傷ついた子供と無力感に打ちひしがれる大人が出るので、見るのが辛かった。
それだけ制作側が真摯に原作、視聴者に向き合ったという証左だ。
最終話の少女の演技は本物にしか見えない。
根気よく演出したのだろう。
続編は希望しないが、仮にあれば見るんだろうな。
何故深夜枠?
どうせ深夜枠だから大したことないだろうと思って見たら、その思い込みを見事に裏切られた。確かに題材がゴールデンタイム向けではないけれど、せめて10時台にして欲しかった。もっと大勢の人に見てもらいたいドラマです。
良質ドラマであることはおそらく間違いないだろうが、自分がドラマや映画などに求めるエンタテインメント性というのが奥に引っ込んで道徳的な要素が前に出すぎている。
最近は、深夜にいいドラマをやっていて困る。
生活サイクルの都合でプライムタイムしかテレビを見られない。配信サービスという便利なものがあるのだけど、良作でも地味なドラマは、まず情報としてなかなか流れて来ないので、知らないまま取りこぼすことが多い。これもその一つでした。
キャストの豪華さとここのレビューの評価を見て、遅れて配信で見てみると、なんでこんな良作をこんなに遅い時間にわざわざ置くのか、不審に思うほど、真摯で誠実に作られたドラマだった。
最近は、どのクールも必ずと言っていいほど医療物があるけれど、単にドラマとしての材料ととしてではなく、子どもの発達障害に真正面から向き合って作られている(子どもだけでなく大人のそれについても考えさせる)。
発達障害について知らなかったこと、誤解していたことをいろいろ教えてもらいました。
それでいて、単なる啓蒙を目的とした平板なものではなく、ドラマとしての起伏も展開もきちんと備えている。これは、当該の子どもをめぐる、親をはじめとするさまざまな人々の物語があるからでしょう。
1~3話を見てつくづく感じたのは、発達障害子どもを持つ親や保護者の支援も、とても重要だなということ。
妻に死なれて自身が鬱病になって家庭崩壊しているお父さんの話がありました。後半で児相が動きましたが、とにもかくにも、まずお父さんが精神的な部分を治さないことには、将来の子どもの幸せもないでしょう。
そこまででなくても、出てくるお母さんたちはみんな悩みを抱えていました。子どものためにも、まず彼らのケアと支援が必要だと感じました。
そのためには、クリニック、児相、学校などの周囲の関連機関が密に連絡を取り合って連携することが必要なのだろうと思います。
現実的には、そういうことがどのくらい実現できているのか私にはわかりませんが、「リエゾン」というのは、「つなぎ」「橋渡し」という意味だそうです。
ドラマの構成上、逐一は描かれませんが、この「さやま子どもクリニック」がそういう存在であってくれたらと願ってやみません。
もっともっと人々に見てもらいたいドラマです。
何らかの障害をもつ親は常にそれに悩み隠し溜め込んでいた昭和とは違い、今現在は、本人や家族を支える各種機関があり寄り添える人達がいる事を知り良いドラマだと思います。
派手さはないが、社会問題に真面目に取り組んだ作品だと感じました。
母親役、女の子の演技に深く共感しました。
この診療所に来ている親は立派だ。
自分の子どもが他の子どもたちとは違う言動をすることが続いていても、怒る、叱るだけでその後放置というケースがよくある。おかしいと気づいていても認めたくない。診察して発達障害を告げられるのが怖いのだ。友達が寄ってこない、将来が限定される、世間体がよくないなど、子どもの未来を悪い方に予想し次に進まないのだ。これは結果的に子どものためにならないことが多い。しかるべき診察を受けて、発達障害ならば適切な治療をした方がよい。周りの大人達も接し方を学んだ方がよい。そうすれば、目には見えないかもしれないが、ほんの少しずつの回復していく場合が多い。大人になったらすっかり治っているというケースもある。ここに来ている親は、そういう葛藤やジレンマを乗り越えて来ている。まだ対応が適切でない親もいたが、徐々に接し方がわかってくるのだと思う。
志保は前の病院でも子ども達に人気であった。心を開かせる天然のテクニックを持っている。親たちも、もしかしたら先生たちも、志保から学んでいくのだろうと想像する。
私の中で今期一番おすすめしたいドラマ。
様々な悩みや痛みや苦しみを抱えてる人はきっと多い。それに対して出来ることは少ないかもしれないし、手を差しのべること全てが喜ばれるとは限らない。
でも、自分の近くにいる人にぐらいはせめて優しく寄り添いたいという気持ちを改めて感じた。
どう感じるかは人それぞれだと思うが、このドラマを観た人達から少しずつでもそんな優しさが広がっていって欲しい、そんな風に感じた。
発達障害にも色々あって知的レベルに問題なければテストや試験は普通に受けれるし、むしろ配慮があって時間延長や少人数制で受験できるなどもあります。難関大学など発達障害持つ学生ゴロゴロいますし、優秀な外科医や会計士等、発達障害の特性が生きる仕事についている人は多いです
テレビドラマで偏屈な変わり者天才外科医とか見ると、発達障害持の医者?と思うくらい思っているより普通にいます。
このヒロインは注意力のせいである分野には向かないようですが、発達障害に凄う注意力記憶力を発揮するケースもありますし。反対に重症で苦しいのに支援に届かない人も多くいます。
初回は、出てくるのはお母さんばっかりですね。こういう問題も紐解かれてゆくのだろうと期待してます。
あなたは悪くない という言葉が1番必要なのは母親だったりしますし。
遠野志保(松本穂香)は子供たちには人気の研修医だが、普段から不注意や遅刻が多く、ある日致命的な医療ミスをしたことで医師は無理だと言われてしまう。
失意の志保が、子供の頃親身になってくれた佐山りえ先生(風吹ジュン)を頼って診療所に行ってみると…。
テーマは発達障害を持つ子供たちと、その親、そして見守る医療関係者達との絆(リエゾン)。
一昔前だったら、知恵遅れとか、問題児とか一括りにされて、肩身の狭い思いをしていた家族に、どう向き合うのかを一緒に考える内容。
雪枝さん(星野真里)の息子の涼太君はASD(自閉スペクトラム症)かもしれませんね。サヴァン症候群の片鱗もあったりします。
自らもASDを持つ佐山院長(山崎育三郎)は、志保をADHD(注意欠如・多動症)と診断したうえで、同じような悩みや苦しみを持つ子供たちに寄り添えそうな医師になりそうだと背中を押す。
彼女の家族は気付いていたのか、学費は出せたのか(応援していたのか)、発達障害でも試験に受かるのか、気になる点はあれど、徐々に明らかにされるのでしょう。
スポンサーリンク