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なんか間違ってる人がいるけど、当時アメリカの特撮はコマ撮りだったわけ。ハリウッドの人達は日本の特撮を見て動きが滑らかなことにびっくりした。これは何なんだと。人間が入って動かすという考えが無かったんだ。何故なら人間の大きさに合わせて模型を作るには家もビルも大きくて予算も時間もオーバーする。プラモデルのようなセットと恐竜で精一杯だったわけ。
日本人は自分を犠牲にして働いていたので出来てたこと。西洋人には考えられなかったわけだ。
やがてスピルバーグなどが日本の特撮に影響されてCGXとかを創り出す。確か2001年宇宙の旅とかにも日本人の特撮が関わっていたと思う。円谷プロに声が掛かったがウルトラマンとかで忙しく断ったとかだったかもしれない。
レトロな雰囲気がまたいいのよ。最新CGを使った映像より手作り模型の方が好きだな。昔のLPが捨てられない感覚に似ている。
バルンガの最期は太陽に突っ込んでいったわけだ。鉄腕アトムやジャイアントロボの自己犠牲を思い出した。ランギュウルスの最期は?
第10話《地底超特急西へ》人工生命と地底超特急という近未来思考のミステリアス&コメディ作品。冒頭の新東京駅のミニチュアはサンダーバードを彷彿とさせる。駅構内では、靴磨き屋のイタチがお客と十円の差で言い争いをしている。当時は感じなかったが、今見ると幕末に新幹線が走っているような、別の時代がドッキングしているなんとも奇妙なシーンである。
ちょっとしたすれ違いから、いっぺいちゃんが超特急「いなずま」に人工生命を持ち込み、アンバランスゾーンの完成。アタッシュケースの中身は取材セットではなく、ピカピカ点滅している機械。これって、古代怪獣をカプセルに封じ込めたというウルトラマンのアボラスとバニラにつながるのでは?と思った。
不安定生命体M1号の誕生は、スピードの加速によるものなのだろう。運転席を乗っ取った怪物はやはりスピード感に興味を示している。M1号とともに暴走する先頭車両に取り残されたイタチは保安ロッカーに逃げ込んだが、そのまま新北九州駅に突っ込んで、勢いで宇宙へ飛び出す。そして、M1号はソ連宇宙飛行士の「わたしはカモメ」を真似て頭をかき、イタチの乗った保安ロッカーとともに、地球の周回軌道を回る。まあ、これほど人をおちょくった終焉はない。しかし、これも一興!
この作品では、「おはようこどもショー」で司会を務めたキューピーちゃんがへっぽこ駅長としてゲスト出演。なかなかユーモラスだった。
何十年も前の特撮ドラマを今のCG時代の感覚でなんだかんだいっても詮無いこと、CGの影も形もない当時の特撮界の創意工夫の製作過程を想像するとワクワクします。縮小した山や町や建物のセットや陸海空のミニチュアの乗り物など一から作り上げた苦労や撮影も演出も職人芸が感じられ製作費もかかり手間もかかるドラマを毎週30分間ゴールデンタイムに放送したことは今から思えば考えられないことだと思います。異次元の世界を描いているので雲の上にトドみたいな怪獣が出るのはおかしいとか固いことは抜きにして当時のアナログ特撮ドラマの最高峰を毎週楽しんでいます。
日本最初の原子力試験炉で初発電が行われてから3年後の話なのか。
なかなかタイムリーだ。
Qの世相を反映する内容にはおおいに感心している。
濃縮ウランのカプセルを積んだトラックの運転手が、ウルトラ警備隊のまなべ参謀だ。
じゅんちゃんがたけなか参謀になるわけで、2人の共演はここがルーツなのかもしれない。
さざめ竹の白い花は、災いの前兆といわれている。
じゅんちゃんの言うことには、天明の大飢饉、応仁の乱、第一次世界大戦が始まった年にも咲いたそうだ。
案の定、パゴスの出現。
でも実際さざめ竹などの竹はないので、フィクションとして捉えなければならない。
遊び仲間の子どもたちのリーダーである女の子のおばあさんは車椅子生活。
その女の子の帽子に飾ってあったさざめ竹の白い花をみて、不安そうな顔をするおばあさん。
でも咄嗟にこの花と虹の卵を見つけると願い事が叶うと嘘をつく。
ありもしない虹の卵で子どもたちにファンタジーを与えたのだ。
そしてパゴスに襲われ大破したトラックから転げ落ちた濃縮ウランのカプセルを見つける。
女の子はこれが虹の卵と勘違いしておばあさんのもとに運ぶ。
「えっ、本当にあったの?」と驚いたおばあさんが車椅子から立ち上がる。
女の子の願いが叶った瞬間だった。
ハイジの献身で「クララが立った」的な流れを思い出した。
このエピソード、自衛隊のミサイルでやっつけられたパゴスは脇役で、このファンタジーがメインストーリーだと感じた。
1/8計画が面白かった。今の少子高齢化社会の時代と違いこのドラマが作られた60年代当時はベビーブームで人口が増え過ぎて都会の人口密度が問題になっていた、ドラマではそれを解消するために人間を1/8に縮小して1/8に縮小した都市をモデル地区にして移住計画があったという荒唐無稽な話で、江戸川由利子 (桜井浩子)が巻き込まれ1/8に縮小された都市に住むことになり、心配した知り合いの万城目淳(佐原健二)と戸川一平(西條康彦 ) は由利子を連れ戻しに1/8都市に迷い込むが二人は等身大のままで1/8の住民にとって二人はガリバーみたいでした。二人がミニチュアの都市を歩くシーンが圧巻でした。さすが円谷プロの精巧に作られたミニチュアの都市が圧巻でした。特撮ファンはたまらなかったと思います。結末は由利子の夢オチでしたが、脚本は特撮ファンの間では伝説の沖縄出身の金城哲夫、監督は円谷英二の息子の円谷一、特技監督は円谷英二亡き後ゴジラシリーズを担当した一人の有川貞昌の豪華布陣で製作されました。自分にとってはウルトラQの名作の一つです。
2021-05-12 18:52:47名前無しさん
水を差すようで申し訳ありません。
文化人のマスメディアでの言及にも誤解が多数見られますが、視聴率というのは全人口比ではなく、1%=33万人程度ということになるそうですよ。
32%は一千万人以上ということになりますので、国民の10人に1人は観たことになるというのはご主旨の通り凄いことです。
既にこの時代に鳥は恐竜だと言う説を匂わせていたのかと驚かされる。
実は今までに発掘されていた化石は夜に巨大化したトカゲや鳥類なのではないだろうかw
古代から900年前の世界にタイムスリップし、そこからまた現代に幽霊船とともに時を超えてやってきたという設定がなんともミステリアス。この怪鳥の仮の姿が手乗りブンチョウ。手乗りということは、昔だれかに飼われていたのかな。そして夜になると巨大化する。ん?最後は昼間だったな。どういう状況で巨大化するのだろう?いつか巨大化するのがわかっていながら、鳥かごに入れて警察の留置所に拘留させるといういい意味でお馬鹿なシナリオ設定がおもしろい。案の定、巨大化して建物破壊。
ラスト、Qお得意のボカシたエンディング。この怪鳥はどこに飛んでいく?たぶんジュラシックパークだろうな。
第9話《クモ男爵》これぞウルトラQの神髄!背筋の凍りつくような戦慄の展開である。灯台守を襲う超巨大クモ。底なし沼に落ち込むいっぺいと竹原。初っぱなから恐怖シーンのてんこ盛りだ。霧の中の明かりのついた幽霊屋敷に逃げ込む6名。「暖炉拝借しま~す」「どうぞオ」というユリちゃんの一人芝居にホッとするが、万城目のクモ男爵の伝説やいっぺいのオカリナが一層不気味さを加える。2人の女性に「気味悪い」とたしなめられて吹くのをやめても、鳴り続けるオカリナ。この家内のグッズには即、人の心が宿るのか。そして彼らに襲いかかる2匹の怪物。万城目のいう男爵とその令嬢の変わり果てた姿なのだろう。
この話では、クモを操っている糸がまったく見えない。特殊技術なのだろうが、すばらしい!そして襲撃される美女にかつて007にも出演した若林映子。彼女がこの超常ミステリーに欠かせない存在となっていた。
ケムール人の中に入っていた古谷敏さんが、その見事な演技力を評価され、次作のウルトラマンのスーツアクターに抜擢され、その頑張った「ご褒美」として、さらにその次作のウルトラセブンでは、アマギ隊員として素顔でのレギュラー出演になったという一連の流れは結構有名な話ですね。
第四回の「マンモスフラワー」で突如現れた巨大植物の根っこが
人間に巻き付いて締め上げる様子が午後ローでやっていた
「ミスト」というホラー映画の謎の生物の攻撃場面にとても似ている気がしてきた。
最近見たこの「ミスト」も霧とともにやってくる恐怖に
人間の理性が壊れていき、助け合うべき集団が内部分裂していく
様子を描いたもので相当恐ろしかったが、もしかしてウルトラQも
影響を与えたのではと思ってしまった。
第7話《SOS富士山》
アンバランスゾーンストーリーが4Kで蘇った、この話、当時の視聴率が32パーセント。3人に一人は見ていたということになる。これは怪獣が登場するにコメディだ。金子大が自虐巡査として、晴乃チックタックがおもしろ岩石処理隊として出ている。昔を知る者にとってはなつかしい。白糸の滝でのロケもきれいだ。ターザンのようなタケルが、ゴルゴスから命のボールをもぎ取り地球を救う。ウルトラヒーロー活躍以前は、基本人間が怪獣を倒す。これがウルトラQの醍醐味である。
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