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芙有子さん、今までは家政婦のようで影が薄かったけど、実は霧島家にとってのアキレス腱、生命線のような方だったのですね。
源平が好き放題やってこれたのも、芙有子さんが家庭に居てくれたから。妻を失いそうになって取り乱す姿に、源平をただの「悪人」と断罪できない、人間の多面性を感じました。
竜二も霧島家に情が移り始めているし、人間の存在というものは善にも悪にも振り切れない、不確かな存在でしかなく、その時々で自分が正しいと思ったものにすがるしかない、弱い生き物なのだなと感じました。
軽いノリのトレンディドラマとは次元の違うドラマで、今期１番はまってます！
上手いぐあいに来週に2時間かけて最終回まで持っていきましたね。
このドラマ見てない人は関係ないけど、本当に今まで見てきて良かったと思います。
あちこちのドラマの感想で、「救いがない」のは嫌みたいなのを見るたびに「救いがないのはいけないこと？」と思います。
横溝正史シリーズなどはほぼほぼ救いがないと思いますが私は好きです。
救いがない人間の性みたいなものを感じさせられます。
復讐するに至る経緯ややり方など、作品によってまちまちですが、破滅へ向かう人生はなかなかリアルでは体験出来ないもの。
こういう生き方もあると、まるっと感じたいです。
だってノンフィクションなんだもの。
兄弟演じる玉木宏、高橋一生の演技がとても良かったのはもちろんだが、
妹役の松本穂香の演技が安定していてヘンに色気を出さずブレなかったことが、
このドラマに集中できた最大の要因だと思っている。穂香以外にも
松本まりかや斉藤由貴をはじめ、女優陣の演技が役に上手く入り込んでいた。
私は細かい粗は気になるいとまもないくらい、とにかく登場人物の繊細な感情、その細かさにひたすら惹き込まれる素晴らしいお話だったと思います。
主軸兄弟のみならず、脇を固める面々すべて存在感があったというか。
そういう作品に巡り会えたのは本当に久しぶりで、いつまでも記憶に残る稀有なドラマのひとつになりました。
最終回は原点の伏線回収もあったんですが、竜二が竜一の代わりに誰かを手にかけるのか、という私の妄想とは違い二人のキャラクターはいい意味で一貫してましたね。
そのぶん、竜一の気持ちがより切なく胸を締めつける、哀しい結末が待っていましたが。
すでに後戻り出来ないいくつもの犯罪に手を染めていた竜一が、避けられない？…なるべくして辿り着いたといえる、切なくも納得出来る結末で、私は良かったと思います。
復讐もある意味一番良い形で成し遂げることが出来たし。最後まで傘のごとく、愛する弟と義妹？を守りぬく竜一の道は貫かれた、といっていいと思う。
総じて全てのバランスが良い、演者さんたち個々の繊細なお芝居、復讐をテーマに惹きつけられる脚本、演出はもとより、作品の世界観にぴったりな音楽すべて…バイオリンの物悲しい調べに至るまで。心に残る本当に素晴らしいお話を、ありがとう。
私も年取ったのか？感動も涙も無かった。ドラマの世界と見れば冷めた感覚で見てた。一番印象が良かった所は、高橋一生と松本まりかのやり取りかなぁ～復習ドラマとしては、やっぱり魔王を思い出させましたね！大野智が刺されて多分同じ所？それで死んでいくって最初から玉木宏が死ぬと分かってたからその想像を裏切る転回にして欲しかった。
初回から、どうやって兄弟の心が離れていってしまうのかばかり考えていたけど、結局相手をこの地獄から遠ざけるためにあそこにたどり着いたような気がする。二人の心は少しも離れていないことが期待できそうだけど、それはそれで切なすぎる。
人間模様が面白いんだけど、妹への恋慕はいらない要素だな。それで揉めるのとかはもっといらない。逆に言えば兄弟愛で満足できる見ごたえがあるから、兄弟愛で十分なのにと思う。
最近のドラマでは例え血の繋がりがなくてもお互い思いやればそれは家族だよねという価値観の方が主流だから余計に違和感をもつのかなとは思った。
途中から見たんで、自分の理解が足りないかもしれないけど、竜一、竜二兄弟は血の繋がらない養父母の自殺の復讐をしてるんですよね。
恨む気持ちはわからなくはないけど、国交相の竜二は出世して、エリート街道を歩んでいるのに、復讐のためとはいえ、好きでもない復讐相手の娘と結婚しようとしているのは、人生を棒にふるリスクが高すぎると思う。
兄のほうも大金を手にしたようで、それだけの資産があったら新しい人生を送れる。
そして何より、遠藤さんが強引な手法でのし上がった人にせよ、そんなに悪い人に見えないというか、寂しい家庭で奥さんにも好かれてないみたいで、息子は反旗を翻し、娘にも裏切られている印象。
妹さんも巻き込まれて危ない目に遭うし。そこまでして、復讐して、養父母の墓前に報告でもするのかな。忠臣蔵みたいな？今の時代にあんまり、合っていないって思ってしまう。
演じている俳優の皆さんはとてもいいし、何の不満もないんですが、ストーリーがちょっと。
暗く重たい筋書きですが、怖いもの見たさにはまってます。あり得ない感もありますが、そこはドラマということで楽しんでます。
二人の兄に思いを寄せられる妹のキャスティングに松本穂香は残念ですね😰
竜一の
殺人で強奪したお金での海外逃亡からの整形して帰国。
ここが、どうしても解せない。
あの子どもが竜一に復讐するならわかる。
エンケンさんはビジネスの上で正当にのし上がった。
逆恨みして復讐する兄弟が滑稽に見える。
ここにきて尾上さん出てくるのか～
本当怪演待ちみたいな面子揃えるドラマだな。
でも大味なだけでなく双子の亀裂に繋がっていくような複雑な表情も繊細なお芝居で出てきたりしてるのが良い。
お嬢様の謀略作戦荒れそうで楽しみ(笑)
エンケンさんが霞むくらいの、玉木宏さん、西郷輝彦さんの迫真の演技にはまりました。悪役、善人どちらをやらせてもお二人の演技に引き込まれるでしょう。
私達は、第三者としてドラマを見ていますが、実際に両親が自殺に追い込まれ、仲良し家族の夢が断たれたとしたら、あのような復讐に出るかもしれません。それだけ、幸せな家族、仲良し家族だったのです。復讐を肯定などしていません。顔を変えたり、家事にしたり、凄まじい回でした。
しかし、冒頭シーンにいくまで、何が起こるのか、何が二人を引き裂いたのか、大変興味を持ちました。誰が裏切り、誰が味方となるかわかりませんが、西郷輝彦さん、エンケン息子さん、芸人さんあたりがなるかもしれません。そこも楽しみですね。
どんな人生が二人を引き裂いたのか、これから目が離せませんね。紺野まひるさん、地味ながら、母親役の演技が光りました。
私はこのドラマ、応援いたします。夜中に失礼いたしました。
竜一と竜二は2人で1つ。人には、どうしても許せない自分と理性的に考えると源平のような人間にはなりたくない自分がいると思います。
竜一は弟妹を思うあまり自分を大事に出来なくなるのは当然です。
凛子が竜一にこれは誰のためにやっていることなんですか、と尋ねたが、自分のためにしていることだと思いました。
竜一には自分の存在価値を認識できる道だったのだと思います。
奈緒さんの立ち位置、魅力的でした。共演された玉木さんの裡に滾る熱泉に誘発されて、更に俳優として深み増しゆくはず、と密かに応援しています。波瑠さんのように飛翔して。今野さんとの絶妙な掛け合いはオアシスでした。ありがとう。
ベタなストーリー、古臭く暗いドラマ。であるにも関わらずのめり込むように見てしまったのは印象的なシーンの作り方や何といっても役者さんの演技のおかげと思います。あと主題歌など音楽も良いです。最終回後の余韻がすごい。できれば円盤発売待っています。
視聴率以上にすごく良かったです。
最後、切なかった。３人には幸せになって欲しかった。
玉木さん、コメディも上手いけど闇がある役もすごく良かった。
妹役はあそこまで幼い人じゃない方が良かったかな。
キャストのアプローチが良いので、こういう誰も報われないけど、誰もが幸せになってほしいと思えるような一方向ではない人間ドラマが交差するドラマも作るのやめてほしくないなと思う。台詞にセンスがあればもっと良いのに。ストレートな説明台詞が多く奥行きや味わいがないのが残念。分かりやすさは必要なんでしょうけど。
ふたりとも復讐に人生をかけすぎているので復讐後の人生が空虚なものになってしまいそうで進むも地獄戻るも地獄。復讐をモチベーションにそれぞれ人生を切り開いている今以上のものが源平の没落によって今更得られるわけではないことにどこかで気付いていそうなふたり。単純な勧善懲悪ではない復讐劇の悲哀を感じます。
今期1番面白い。なんで視聴率がそんなに高くないのかなぁ。。続けて見ないと意味がわからなくなるからかな。切なくて玉木宏もかっこよくて最終回めっちゃ気になる！
自分独りが地獄に堕ちる覚悟を固め、破滅への道を辿るであろう竜一の最期の暴走…
最終回、二時間SPは嬉しい。期待が高まります。
決して穏やかな気持ちでは観ていられないけど、やっぱりドラマチックなハード展開は画面に釘付けになります。
役者も更に輝いて見えます。
ずっと撮り溜めしててもう観るのがめんどくなって消そうかとしたけど消さなくて良かった～
１話目は長すぎ感が有ったけど次からはテンポまあまあで面白いです。
でもなんか松本さんの鼻が気になるのは私だけ!?可愛いけど。
あっ穂香さんの方です。
それと兄弟と妹が１０歳しか違わない設定も違和感が。
叔父と姪って感じが近い。
なんか１人だけ若い子がポンと放り込まれてる感じ。
他にアラサーの可愛い子いなかったのかな。
兄弟の目指すものが微妙に違うのがわかったドキドキ
先が読めない 読ませないおもしろさ
見終わったらすっげー疲れるくらい。
役者がみなそろって ツワ者でほんとにすごいね
復讐はなかなか進まず、周りの人の苦悩だけが深くなっていく。見ている方が苦しくなるけど、見ずにはいられないです。
辛く厳しい世界だけど、思い合う心や優しさに触れるたびに、人は人のために強くなれるんだなあと実感する。
幼い頃の竜一と竜二が強く生きていくためには、親のための復讐を始めることは必要なことだったんだろうなあ。
源平対竜二とか初回とリフレインする竜一と竜二の抱擁とか演技的なみどころはあってそれぞれ的確な仕事ぶりで素晴らしいのですが、美佐と三角関係みたいにする展開は入り込めない。それなら妹役は子供過ぎてミスキャストに感じるし。いい大人が何を言い争っているのかと白ける。竜二から美佐への複雑な感情は初回から何度も表現してきているので分かるけど、竜一の方が美佐を女性として意識みたいなのはさすがに無理筋。せっかくの役者達の熱演がもったいない。
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