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阪神・淡路大震災発生時、自ら被災しながらも、ほかの被災者の心のケアに奔走した若き精神科・安和隆(柄本佑)。険しい道を共に歩んだ妻との夫婦の絆と、彼が寄り添い続けた人々との心の絆を繊細に、そして丁寧に描く心が震えるヒューマンストーリー。
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毎回、エピに泣かされる。
避難所の責任者で、「私の事はええんです。」と言って、自分のことは後回しにしていた校長、
「つらい」と言えない立場で、奥さんを失った悲しみに浸る
時間もなく、どんなにしんどかったろう。
でも、校長がかけた言葉で救われた奥さんのいかなごに救われて
ああ、優しい気持ちや言葉はその人に返ってくるんだなと
涙が止まらなかった。
内場勝則さんと紺野まひるさんも良かった。
多重人格がいかにして生み出されたかもわかった。
清水くるみさんの好演でそのつらさが理解できた。
いつも穏やかで淡々としている柄本佑さん、素晴らしい。
ひょうひょうとしているようで、相手の心をまっすぐに見ている。
お父さんも息子を理解していないわけでなかった。
もう何年と人は言うが、当事者にはその感覚はない。
震災を丁寧に描いていて、あと1回でおわるのはもったいない。
なぜ星は5以上ないのだろう?
毎回、夫婦の在り方に未曾有の恐怖に晒された
患者さんへの真摯な向き合い方。
医療関係者や出版社の社員さん
皆がひたすら真面目に
やるべき事を粛々と行う様子。
幼馴染のさり気ない気遣いに
そして家族とは何かと考えさせられました。
素晴らしいドラマでした。
ありがとうございます。
震災関連死。
震災そのものでは助かったものの、時間が経って亡くなる人も多かったと聞く。
復興だ復活だと言われている頃でも一人一人の心の傷がいえることはないのだなと、今回の校長先生の追い詰められ方を見て強く思った。
2年も経てば、あの人は助かったからもう大丈夫と周りも思うだろうし、自分もそうでなきゃと思うだろう。
お米がなくなっていて、剃刀を見つめる校長の姿を息をのんで見つめていた。
あのお隣さんがイカナゴを持ってきてくれて、「米、買うてくるかあ」というセリフで涙が出た。
死なないでと簡単にいうのは無責任かもしれないけど、やはりそう思うことしかできない。
このドラマを見ているとそういう気持ちになる。
丁寧に作っているキャスト、スタッフの人に感謝です。
追いつめられていく校長先生に見ていて胸がつぶれそうになりました。でもイカナゴのお裾分けに救われたんですね。紺野さんが訪ねて来た時、入り口の戸が開いて外の明るさが射し込んで来たのが印象的でした。周りの人のほんの少しの声かけや気遣いがいかに大事かを痛感しました。そしてそういう小さいことの積み重ねが心の傷を癒していくことにつながるのかと。
今日も素晴らしい内容でしたね。
ただ、全4回は短いかな。6~8回でもっと深く掘り下げて描けるものがあると思う。
厳格な父親が息子の受賞を喜び亡くなるところ、自殺が頭によぎった避難所の老校長が仮設宿舎の主婦のイカナゴの佃煮の差し入れで思いとどまるところ、虐待される幼女と虐待する父親の人格が現れ頭痛に苦しみ多重人格性の若い女性。様々な人が出てくるが主人公の精神科医は同僚や看護師と力を合わせ地味で暗くも見えるが誠実で優しい思いやり溢れる態度で接していく。
来週が最終回と言うのが残念でならない。
建物の倒壊や家事など悲惨な被災状況を描いたドラマはあっても、避難所でのさまざまな立場の人のいらだちや心の傷を丁寧に描いていて、1時間本当に涙が止まらなかった。
亡くなった人がたくさんいる中で、生き残った人たちの罪悪感、精神科に診てもらうことの抵抗、常に揺れているように感じる錯覚、心の傷まで訴えていいのだろうかという遠慮、...
過酷な避難生活の中で、病まない人のほうがいない。
生き残った人たちは何も悪くないよ!と言ってあげたいが、その人たちにとっては何も救いにならなかっただろう。
模索しながらも被災者の心に寄り添う安医師を演じる柄本佑さんが素晴らしい。
同じく、ナポリタン食べたくなりました笑笑
1月から始まった民放のドラマの数々
自分的にはガッカリ感満載でしたが
このドラマは見応えありました。
やっぱりNHKのドラマは裏切らないな~
実話とのこと、
心して見ようと思います。
阪神大震災で壊れて今はなき阪急電車が通ると台詞が聞こえない映画館のシーンで涙、涙、涙。震災前の記憶が鮮やかによみがえった。役者、脚本、演出の三拍子揃った今どき珍しいドラマだ。特に新鋭脚本家のこれからに注目したい。
柄本さんの演技がただただ上手くて見入ってしまった。父親に口応えする際の勇気を振り絞って言う様とか癌での痛がり方とかは他の演者のセリフ時も痛がっていて演技に手抜きがなかった。小道具がとても忠実。昔の学生カバンとか自転車とかメガネとか時代に合わせていて良かった。阪神淡路大震災に絡めているけど安という医師の一生を描いている作品だった。震災で病んだ人を癒す場面は割と少なくてサクッと描き終わってるがタイトルと照らし合わせると物足りなさがある。在日である事の苦悩は父と安だけしか伝わってこなかった。他の家族はそこまで嫌な思いはしてないのかな?妻のお腹にいる我が子に会うために治療を拒む経緯が伝わりづらかった。結局ビデオでしか会えなかったのだろうか?雰囲気は優しかったけど心の傷を癒すということはどういうことなのか、という部分をもっと描いて欲しかった。
毎回じわっと涙を流していましたが、最終回のラスト30分ぐらいは涙が止まらなかったです。
震災の数年後にルミナリエに訪れ、2011の東北の震災の翌年も三陸や仙台を訪れましたが、あの時の何とも言えない気持ちが蘇ってきました。自然災害とともに生きて来た日本人ですが、やはり忘れてはいけませんね。改めていろいろと考えさせられました。また、神戸も東北も訪れたいと思いました。
出演されている役者さんがもの凄く安定感のある演技をされていて、感動しました。おすすめのドラマです。
観る者の読解力を試されているかの
ような奥深いドラマでした。
出演者や内容が好みに合わないという
短絡的な理由で★1をつけるなんて
被災者や神戸を中心とした関西人をも
愚弄する独りよがりの行為なのでは?
たまたま、再放送で最終話だけを見ました。泣きすぎて鼻が詰まってヤバかったです。
特に、柄本さんの泣いた後に涙をグッと引っ込める演技には胸を掴まれました。なんか、すごい役者さんで驚きました。
演出も、車で病院に向かう時、車窓の外で学校に向かう子ども達と柄本さんの表情が生と死のコントラストを思わせて
また、亡くなる場面では余計な会話もなく淡々と終わり
最後の方のシーンでは実際の息子さんや娘さん達が出演し、それもただ振り返っただけの会話のない情景でホント良かった。
他にもまだまだ良いシーンがあったけどとても語り尽くせません。
映画を見ているような良いドラマでした。
ただただありがとう!安先生という方を教えてくれたこのドラマに関わった方々、ありがとう!震災の記憶が薄れそうな今、このドラマを作ってくれてありがとう!
そして、安先生、生き方を考えさせてくれてありがとう!忘れないし、著書も読みます!
このドラマ、安夫婦役 柄本佑と尾野真千子がいて成り立ったと思う。
少し前の『令和元年版 怪談牡丹灯籠』での妖しい魅力に溢れた悪の
不義カップルとは全く違う魅力で、さすが役者だと感心させられた。
柄本佑は、父に負けない役者に成った。
脚本も音楽も演出も、視聴者に寄り添うかのような優しい目線で
毎回得るものがあった。
NHKとしてこれからも奇を衒わず(深夜の踊る金田一はそのまま)
名作を生み続けて欲しい。
震災の被災者と安医師が関わるエピソードが少なすぎませんか。
結局、安医師個人のエピソードにほぼ終始していて、「心の傷を癒すということ」というタイトルからは外れている。
柄本佑も最近もてはやされているようだか、主演としての華には欠ける。主演の魅力がドラマを引っ張るものだよ?
後半の2回は失速したと思う。
泣きっぱなしでした。
素晴らしいドラマでした。柄本君の演技の良さを知りました。本を出すほどの精神科医でも、人生様々な苦難に直面し、苦しんでいることをしっかり描いていて引き込まれました。
尾野さんだからこそ出来た夫婦だったと思います。私も夫をもっと大事にしなきゃなと考えさせられました。
震災で多くの方が困難を乗り越えてきたんだと知ることも出来ました。
こんな素晴らしいドラマに出会えて良かった。
「誰もひとりにせえへんてことや」のシーンでちょっと泣いてしまいました。
派手な演出も無く淡々としていて、それでも自分の今後に変化があると思える貴重なドラマでした。
出番の多さに関わらずどの役者さんも素晴らしかったです。
いいものをありがとうございました。
逝ってしまった安先生、安らかに。何だか死に方まで教えていただいたような。
そして紹介されず私達がただ知らないだけで、安先生のような素晴らしい先生は日本中にいらっしゃる。と、思いたい。
素晴らしかった。
静かな淡々とした調子で丁寧に描いていくドラマはNHKならではという感じ。
大げさな演出をせずに、逆に作り込みを削ぎ落としていったような印象で、役者さんたちの確かな存在感と演技力によって初めて成立している。これだけの役者さんをキャスティングできるのは、さすがNHK。
見ていて、心臓をギュッとつかまれるような辛くなるストーリーだったけど、出会えて良かったドラマ。
安先生が今でも生きていてくれたら。と思わずにはいられない。
でも北林先生のような若い精神科医に志は受け継がれて行ったんだろうな。
最後の三人のお子さんは安先生の本当のお子さんたちですね。
このドラマを見て、心の病気なのは自分が弱いから、悪いからと思ってしまう人が少しでも救われたら、安先生も嬉しいのではないかと思う。
素晴らしいドラマをありがとうございました。
校長先生と仮設住宅の乳児を抱えたお母さんの二人のやりとり、短いシーンだったけど、どちらの境遇も痛いほど伝わってきた。二人がそれぞれどれだけ精神的に追い詰められていただろうと思うと、心が痛む。でも、ちょっとした言葉がけでお互いが救われて良かった。
校長、ご自身も奥さんを亡くされたと思われるのに、震災後被災者のために必死で頑張ってきたんですよね。
少しずつ限界に近づいていく校長。
お米が無くなっててぞっとした。
ずっと堪えてた人はふとした瞬間に死にたくなってしまうものだ。
イカナゴの佃煮で泣けた。ご飯が進むという冒頭のエピソードも生きた。
多重人格の女性も凄かった。引き込まれました。
心の傷は決して気の持ちようなんかじゃない。
そう伝えるため尽力してきた安医師は偉大だ。
この時期に 思い切った配役で重いテーマのドラマ
今まで失望しかなかったので(報道などに) いい意味での驚きでした。自分は 救ってくれた恩人が亡くなり 長田に住んでた親戚も地震後の火災で失い この四半世紀この手の話はよう見られませんでした。
中年になっても 体の五感があの時の恐怖を忘れさせてくれませんが これは最後まで見続けようと思っています。
丁寧に とても心をこめて制作してるのが伝わってきます。ちなみに神戸弁、なかなか上手に表現されてますよ。
映画なのかなと思って見ていたら、予告になりドラマだと気付いた。濱田さんの高校生役にはちょっと無理があったけど、柄本さんは悪くなかったと思う。
在日韓国人が親子孫3代でも日本の国籍を取らない理由などの歴史的背景は良くわからないのですが、精神科医と阪神大震災と言うドラマは見たことがないので興味深い。25年も経ったとは。実話を元に作られているようなので、重い内容だけれど、忘れたらいけない。
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