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あの年の夏、何気なく毎週録画する設定にしてたけど、震災後のあの時期、第1話を観る気に成れなくて、そのまま10月になってた。
録画済の番組を整理しようとしてて「それでも、生きてゆく」を見つけ、「もう放送終わっちゃってるし、消そうかな。」って一括削除で選択して、「削除してよろしいですか?」って表示が出た時に、急に「でも、せっかく録ったし、1話だけでも観てみようかな。」って思い直し観始めた。
そこからのハマリ具合は人生で経験した事の無いもので、泣くは、笑うは、怒るは、イラつくは、胸締め付けられるは、もう色んな感情の大爆発。
そして、最終話まで観終わった後のあの感じは・・・
まるで、自分の周りの空気まで今までとは変わってしまった様な不思議な感覚を覚え、暫くはその感覚が消えなかった。
本当に凄いドラマです。
このドラマの良さが解かる自分で良かった。
前にも1度貼ったんだけど、坂元裕二氏本人が「それでも、生きてゆく」制作の裏側?について語ったインタビュー記事。
このドラマが好きで読んでいない人が居たら、とても面白いので読んでみて欲しい。
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20120221/E1329755091036.html
久々に観ました。
観るたびに、心が震えます。
涙が止まりません。
観ることを重ねる度に、いろいろな立場になり、
感情が揺さぶられます。
このように厚みのある、不朽の名作に出会えたことに感謝します。
話題性&高視聴率=良いドラマっていうイメージになってしまってるけど、そういうのはあまり関係ないなって思った。作品の良さは数字じゃないと思った。
このドラマ、本当に素晴らしかった。瑛太と満島ひかりと大竹しのぶと風間俊介がただただ凄かった…。圧巻だった。
実際の事件をベースにした重苦しい内容、押し寄せる辛い現実、苦しくて、切なくて、見ててどうしようもなくなるのだけど、それでも、生きるとは何か、生きていくとは何か、というテーマがちゃんと伝わってくる素晴らしい作品だと思った。このドラマの人たちのように加害者、被害者の立場になったことはない。でも誰かが誰かを想う気持ちに関しての描写はとても素晴らしく共感することが多かった。ドラマだって分かってるのに、割り切れない気持ちが溢れて、ただただ泣いた。特に大竹しのぶ(亜希の母親役)の長台詞に感極まった。母の子を想う気持ちが、重く心に響いた。
それでもただ暗い、哀しい、というわけではなくて、洋貴と双葉のやり取りには毎回温かさを感じた。幸せじゃない(なれるはずもない)二人が少しずつ惹かれ合っていくのが、嬉しくもあり、切なくもあり…。
最終回のデートシーン、こういうのが続けばいいのに、って内心思ったけど、なれないからこそあの下りが愛おしく思うのかもしれない。洋貴が「いくのやめませんか」って何度引き止めても決して「はい」とは言わない双葉、自分の人生についての強い覚悟を感じた。
本当は内心、双葉には断って欲しくなかったけど、洋貴の告白を断る気持ちもよく分かるわけで。忘れられない現実、罪だからこそ、それを受け止めて真面目に生きていかなきゃいけない。そんな双葉だからこそ感情移入が出来て、好きになれたんだと思う。
「それでも、生きてゆく」というタイトルの意味が、作品を見ることで深く理解できるようになる。また見直したい。いや、何度も見直す。それくらいいい作品だと思った。
私はこのドラマ見てから「生きてる意味なんてない」や「死にたい」とは決して思わなくなった。家族に対する見方も変わった。毎日を大事に生きたいと思った。
星5以上つけたい!
自分の好きなドラマをまとめていたら、坂元裕二さんの作品が多数ある事に気付きこのドラマに会えました。
この演者さん方でしか見れないドラマだったと思えるくらいの素晴らしい配役、そして脚本だったと感じます。
自分が生きてる世界の中で絶対にあり得る話で、知りたいようで知りたくなかった話。
被害者側と加害者側、善と悪をどう解釈して良いのかが分からなくなってくる作品でした。
こんなに色んな感情が荒ぶったのは初めてでした😅
言葉で伝えるドラマというよりも、演者さん方の表情や動きで伝わってくる感情が多かったように思います。(もちろんセリフも素晴らしかったですが)
放送開始からもう何年も経ってますが、いつまでも色褪せない作品のように感じます。テレビで再放送してほしい、ぜひ。
全くこの作品を知らなかったが、ふとしたことで知り、DVDを先日の日曜に借りて今全話終了しました。
皆さんのおつしやるとおり、この作品は今までになかった新しい地平を切り開いた金字塔的作品だと絶賛します。
こんな複雑な心理描写をドラマ化し、ドラマとして見事に成功したのはほとんど奇跡に近いのでは。
だいたいここまで複雑だと失敗の確率の方が高くなると思われるが見事に描写し終えたのは、役者も無論の事、脚本のとてつもない深さがなければとてもではないが無理であろう。
扱っているテーマはほとんど、人間とは何か、宗教とは何か、祈りとは何か、救済とは何か、許すとは何か、そして生きるとは何か、という哲学的根源的問題であり、それが一つのドラマとして成立し得た事は、少々大げさに言えば人間社会だけに存する文化、芸術のまた新しい発展の一歩を刻んだといえると言っても過言ではない。
夏が来ると、このドラマの息が苦しくなるようなギリギリの緊張感と
やり場のない哀しみと湖の静かで冷たそうな景色が浮かんでは消えて
遠くに洋貴と双葉が笑ってるような気がする、、。
大河や映画でこの二人を目にするが、この時の二人は唯一無二だった。
こんな凄いドラマはもう作れないのかな。
何かのインタビューで瑛太が「現場に現れた満島さんが『双葉』だった事が度々あった。」みたいな事を言っていたと記憶している。
同時期に確か、映画、SPドラマ、NHK朝ドラを撮影していた満島ひかりさんがどれほどの覚悟を持ってこのドラマに臨んでいたかは計り知れないが、双葉の生き様を多くの視聴者に訴えかけた鬼気迫る熱演は余分な物を削ぎ落とし尽くした果ての役者としての究極的な姿だったのかもしれない。
カルテットの感想欄にこのドラマのことが出てきていたので興味本位でここの感想を見ていたらただならぬものを感じたのでネットで全話視聴しました。
フジテレビが制作したとは思えない(失礼!)素晴らしい作品でした。
大竹しのぶさんってすごい女優さんなんですね。
役が完全に憑依してました。
フミヤを打つシーンは本気で打ったように見えました。
一番泣けたのは双葉がポツリと死にたい、、、と言った後にヒロキが大声で、そんなこと言うなよ!的なことを言った所。
他にも涙が出たシーンは書き出すとキリがない。
みなさのコメントのおかげで素敵なドラマを知ることができました。
ありがとうございました。
まだ熱く語られているこのドラマの凄さをひしひしと感じます。
主役の二人も勿論良かったのですが、自分は大竹しのぶさん
犯人と向き合って格闘したシーン その後の外に出てボーッと景色を
眺める所で鳥肌立ちました 。
柄本明さんの全てを諦めたような演技も素晴らしかった。
再放送して欲しい 皆に見て欲しいですよね 本当に。
殺人あるいは殺人者はドラマを提供しいつもテレビには殺人が溢れているし、加害者も被害者もその度に入れ替わり登場するけれど、彼らの家族の生き様とその家族間の<関係>をテーマにしたドラマあるいは物語は初めてでした 。少年Aの事件を念頭にした脚本であることは明らかですが、その家族、特に加害者家族のその後を想像することはとてもツライことです。加害者家族は一般社会から疎外される孤独と被害者家族に頭を下げ続ける責務を背負い、被害者家族は理不尽な現実を受け入れることが出来ず、加害者家族を恨む感情を捨てることができない。そんな家族同士である双葉とヒロキの間に磁石のように恋愛感情が生まれて、それをきっかけにお互いの家族がある意味助け合って<同じレール> に乗っていることを認識する。そして<再生>する。 こういうことが実際に起きるかどうかは別にして、そういう可能性を感じさせるリアリティーがありました。最も関係の深い者同士という意味では加害者と被害者間を超えることは出来ないので、双葉とヒロキはいつまでもその枠内でしか互いの関係を成就できないのかもしれませんが、敬語で会話する枠からはみ出て優しく抱き合う二人にはそれすら可能なのかと思わせるものがあり、涙を禁じ得ませんでした。このドラマのクライマックスだと思います。お互いに出さない手紙をいくつも想像上のポストである木の枝に結びつけて心の中で会話している姿には、ヒロキの言葉にあった雨上がりの澄んだ街と同様の清々しさがあってこれこそが<再生>なのだと思えました。
フミヤについてはこのドラマではあくまで脇役なので本当のコトはよく分からないし、恐らく作者の想像の範疇も超えてしまっている。でも、父の泣いて訴えかける姿や実母の顔(愛情)を確かめて<再生>出来る予感がします。母同士が本音をぶつけ合うシーンもこのドラマの重要な達成だったと思います。ヒトだからこそ<ひとでなし>にならざるを得ない、相手を憎み負けまいとする女同士、あるいは母性の戦いとその末の一体感?。
テレビドラマのようなある意味、ただ見の環境でこれほどの演劇的な濃密な空間を見せて頂いてありがとうございます。恐らくテレビドラマとしては最高峰のレベルなのだと確信します。
ちょうど10年前の今頃ですよね?最終回の放送。
胸が締め付けられる思いをしながら没入して視聴してました。
凄かったなぁ・・・・
あんな経験もうテレビドラマでは一生しないかもな。
晩夏の空を見上げてふと思う。
10年かぁ・・・
双葉の誠意は伝わっただろうか?
洋貴の思いは届いただろうか?
リアルの放送がダメダメなので何かないかと探してたらこれが見つかりました。9年経つのか。来年は10年。大震災からも10年。放送時急きょ内容が変更された。そもそもTV自体放送が長いこと休止されてた。今コロナではでたらめな番組を流し続けてるのはなんか違う気がする。震災は天災だけどコロナは武漢の研究所が関係なくても人災だ。人間が本気で生きるためだけに行動してないが故に広まった。だからこのドラマの真剣さは今のコロナには当てはまらない。そんな気がする。今回のコロナではこんなまともなドラマは出てこない。せいぜいリモートドラマ程度。でも人間を絶滅させるのは天災ではなく、人間の愚かな行動を誘発してるコロナかもしれないと思わせるドラマ。
「それでも、生きてゆく」本当に素晴らしいドラマでした。
今、HDDに録画した全話の五回目の視聴が終わりました。何度観ても脚本が練りに練られて居る事に感心し、「よくぞ、こんなにハードルの高い、人間の本質的な部分に誠実に問い掛けなければ、非難や誹謗中傷の的に成りかねない題材のドラマを今の日本で作ってくれた。」とその勇気、決断、人間愛に深く感動しています。
難しいテーマに真正面から真摯に、演者、スタッフ一丸と成り取り組んだ結果がこのドラマに命を吹き込み、こんなにも魂を揺さぶる名作に昇華させたのだと思います。
取り上げている題材の繊細さから、一言一言に考え抜いた重みがあり、役者の方々の一挙一動にも、テーマに真摯に向き合い、伝えたい思い等が沢山込められてるように感じています。
人は忘れる事で生きて行ける。って言うけど、双葉は「忘れられるか、想像してみました・・・ 忘れられないと、思いました。」「忘れて良いかどうか考えてみました・・・ 忘れちゃいけないと思いました。」と洋貴に言います。この言葉に双葉の深い哀しみと、加害者家族として誠実に向き合う強さを思い知ります。そして、その前のシーンでの「真面目にいきたいんです。甘えたく無いんです。」と明るく話す彼女の強い表情からは、とてつもない生きる力を感じ、彼女には、辛く厳しくても自分で選んで歩く、彼女の中の「道」があり、それが彼女を支え、あんなにも強くて温かい「心」を守ってきたんだな。と納得させられました。
お互いを想いながら、綴る届く事の無い手紙が結ばれている木にも、これから年月が刻まれて行きます。
果樹園の社長の心の中で固まった、辛い事、悲しい事、許せない事が、双葉の誠実さや思いやりでゆっくりと溶かされ、加害者家族に対する憎しみや怒りが他の感情に変わる頃、社長は木に結ばれた双葉の手紙に気付きます。そして、ゆりちゃんと一緒にボロボロに成ったその手紙を読み、双葉の人に対する思いやりと、洋貴に対する深い愛を知り、双葉に「ゆりの母をやめて、親友に成ってずっと支えてやってくれ。」と告げ、果樹園から旅立たせます。
そして、双葉と洋貴には神様の用意した偶然という名の必然的な再会が訪れ、誠実に生きる二人の理解者たちに祝福され、二人一緒に過ごす、静かに時が流れる思いやりに溢れた日常が訪れる・・・・・・などと勝手に想像してしまいます。
辛く悲しい運命に翻弄されながらも、真っ直ぐに前を向いて進む双葉には、作者からの「それでも、生きてゆく」ことこそが悲しみの向こう側へ辿り着く唯一の方法なのでは?と言うメッセージが込められているように思います。
続編を望む声を耳にしますが、この物語を観て、好きに成った人たちの中で、ヒロキと双葉の将来の幸せを願い、信じて無い人は居ないと思います。具体的に映像で観なくても、眼を閉じ想像してみれば、そこにはお互いを思いやり、ちょっと照れたり、はにかんだり、からかったりしながら笑ってる洋貴と双葉の姿が思い浮かぶことでしょう。
それこそが、このドラマの凄い所なんだと思います。
あんなに深刻なストーリーなのにたまにフッと笑うシーンはさんでくるんですよね。満島さんがインスタント焼きそばの作り方失敗したり、大竹さんがめっちゃシリアスな状況でいつも楽しみに見てるからと韓流ドラマを見たり。なにぶん大分前のことなので記憶違いだったらゴメンナサイ。でも確かにおかしくて笑ったことだけは覚えてます。坂元さん独特のテイストでした。
上の方につられて私も久々に「それでも、生きてゆく」見たくなりました。終わってからもう何年もたってるのにこんな気持ちになるドラマってすごいですね。
瑛太さん満島さんは文句なく素晴らしかったけど風間さんも存在感があった。ジャニーズの人達はジャニタレとひとくくりにされることが多いけど、風間さんの演技は安心して見られる方でとりわけ心に闇を抱えたような役どころは上手い。
坂元さんのドラマはどれも好きですが、彼の全ての作品の中で一番気に入ってるのは松たか子さんの「明日、春が来たら」の作詞なんです。
思えばこのドラマで初めて安藤サクラさんを知りその時の衝撃は忘れられない。役柄のせいもあったが見た人にイヤーなどんよりした印象を与えるという点では天才的だった。誉めてます、マジで。
現在放映中の朝ドラでは真逆のイメージですね。どちらのイメージが合っているかといえばまちがいなく前者の方なんだけど、安藤さんそのものは素晴らしい女優さんであることに変わりはないので毎朝楽しんでますが。
それでも、暗黒サクラに再び会いたい。
震災の後のあの時の日本だから見なかった視聴者も沢山いたよね。
毎日のように余震があって、ニュースでは安否の分からない人の情報が報じられ続けていて・・・
聞いた話だと、
バラエティー班のプロデューサーがドラマ班に移って来て、長年温めていた企画を脚本家の坂元裕二に打診。
その企画に触発されて物語の骨格を製作。
坂元裕二はヒロインに「満島ひかりしか居ない。」と3度も出演オファーし、直接会いに行った3度目に出演を取り付ける。
満島ひかりは主演が瑛太なら「きっと誠実につたえられる。」と思い最終的に決断した。とも言っていた。
そこに大竹しのぶが圧倒的な演技力と説得力で加わった。
この他にも沢山の奇跡がこのドラマ誕生にはあったと思う。
やっぱり 皆さんもそうなんですね。 このドラマ 私にとっても 今でも ナンバーワンです! あれ以上のドラマは 無いです。
当時 娘の親友が 地元のラーメン屋で 瑛太を見かけたとの話を聞き ドラマのロケ地になってるのかも?という ミーハーな動機で 第2話から見はじめた このドラ
マ でしたが、 1話を見ていないのに 最初から このドラマに引き込まれて行きました。
本当に
胸に 深く刻み込まれる、人間と人生を描いた 傑作ですね。
皆さんの演技が素晴らしい。特に
満島ひかりさん。非常に 難しい役でしたが この役は彼女しかいない 本当に 双葉そのものになっておられた…。
このドラマを リアルタイムで観られたこと 、誰の評価も知らずに 作品を素晴らしいと 感じられたこと が 嬉しい 。
ちなみにドラマの最終回に登場した、からくりオルゴール時計は、地元の岡谷市役所前にあるものです…。あまり有名でもないので びっくりしました。脱線すみません😣💦⤵
このドラマ 本当に再評価されるべきドラマですね。
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