5 | 33件 | ||
4 | 13件 | ||
3 | 4件 | ||
2 | 3件 | ||
1 | 8件 | ||
合計 | 61件 |
前作で寝てしまったので全然期待してなかったが今回は面白かった。
お喋りな初老の女をチャーミングに演じた斉藤由貴がかわいい。
小悪党の執事が重要なヒントをバンバン寄越したり、ポアロの一見ふわふわした行動がちゃんと理由あってのことなのもいい。
ただ華子お嬢様は原作の恋の悩みもなく従兄弟を庇う矜持も見せず、ヒロインのはずなのに影がうすく感じました。
映画館ではなく茶の間でこの長さに耐えきれなかった人は多いだろう。
ラスト30分自殺の強要は、萬斎と大泉の魅力を遺憾なく発揮していた・・・最後までたどり着けた人への福音だね。
私は、面白かった。
面白かった!
原作を知らなかったので、ギリギリまで犯人がわからず最後に驚かされるという形にしっかりはめてもらった。
大泉洋の使い方が完璧だったし、その他の配役も豪華で見応えがあった。
次のシリーズにも期待。
クリスティ×横溝という企画
今も論争ある『アクロイド殺し』のアイデアは非常に単純で、いつの時代のどこの場所でも適用できると思われる。
横溝作品のような設定が必要あるのだろうか?そこに妙味を持たせた、凝った、お金を掛けた、というつもりのように思うが、クリスティ×横溝とは誰もが考えそうないわば簡単な企画で、あざとさも感じる。
キャスティング
草刈民代と余貴美子を脇役扱いとは豪華。
この二人は昭和前半の不思議なラグジュアリー世界にピッタリ、理想的だと思う。
本作は、色調、衣装、メイク、小道具など、時代考証に神経が払われているのはわかるが、いかんせん私は肝心要の主役、大泉洋のキャスティングにどうしても違和感を拭えず、はまれない。
堺雅人というわけにはいかないのだろうし、今この世代で他に適材が思い当たらないので難しいことなのかもしれない。
ポスト大河時代の三谷幸喜
大河後の三谷幸喜には、すっかり興味や期待を持てなくなってしまった。
紅白出場をピークに凋落してしまうミュージシャンが少なくないのと同じ機序か。
古畑任三郎には本当にワクワクした。
今も何かのきっかけにいくつかの場面が蘇る。
大御所となりもはや晩節に入っている三谷幸喜が名作探偵物リメイクとは、自らの絶頂期最高のキャリアを打ち消しているという面もある。
「可愛さ余って憎さ百倍」の負のエネルギーが非常に大きいこと、また、大御所になった人が新境地を拓き新たなファンを獲得する例は非常に少ないということを、大御所は認識しにくいものなのかもしれない。
三谷幸喜がまだミステリー・リメイクをやるならば
クリスティならば、私はポワロよりミス・マープルが好きだし、より様々な設定が効き映像化に向いているように思う。
遺作となった『スリーピング・マーダー』の上質な再現など観たい。
クリスティー以外ならば、ヒッチコックのリメイクを観たい。
古畑任三郎の醍醐味は、緻密な心理サスペンスの面にあったように思う。
あれは『刑事コロンボ』の倒叙ものの妙味が凝縮されていた。
まとめの時期の彼には、オーセンティックな仕事を丁寧にして貰いたいと思う。
実は私は彼とはピッタリ同級生の世代、それだけに今後の振る舞い方に期待したいのである。
横溝作品のような設定ありました?
アガサ作品の舞台を日本に置き換えただけでは?
横溝のようなおどろおどろしい怪奇殺人はないですし。
アガサを知らない人が時代背景だけで
横溝と結びつけるだけではないですか?
オリエントの時は野村さんのクセの強すぎる勝呂と
3時間×2夜という長さに辟易してしまったが、
今回は3時間にぎゅっと詰め込んで、犯人明かしより
むしろその後の二人の対峙が見事で見入ってしまった。
特に三谷さんのファンではないが、三谷さん自身がアガサを始め
いろんなミステリー小説や喜劇をこよなく愛し読み込んでいるから
いろいろと味付けはされていても、最終的には原作リスペクトの
とても面白い人間ドラマになるのだと思う。
そして大泉さんを始め他の出演者の方、適材適所のキャストを配置し、
くすっと笑えるところもありながらも最後は愛情と友情と悲劇をからめた
見事なドラマにした制作スタッフも賞賛したい。
原作未読だったので、かなり楽しめた。
さすがに三時間は辛いので録画での視聴。
テレ朝の2作品が時間の無駄と思うほどの駄作だったため相対効果もあった。
あの配役に大泉洋を持ってきたのがこのドラマの全て。
ほぼ原作通りなので良かった。
原作を読んでいたので映像化は厳しいと思っていたが、それほど無理なく最後まで見れた。
勝呂の「自分のことは控えめに書いてますね」と言うセリフがすべてを言いえて面白かった。
遠藤憲一さんの顔は嫌いで苦手だけど
眼鏡と口ひげでまろやかになってあんまり意識しないで観れたのが良かった。
今日やっと録画していた「黒井戸殺し」を観ることができました。
まずはキャスト。
上でも言われていた方がいらっしゃいましたがら前半2時間はほぼ向井理を観賞するドラマでした。前クールの「きみが心に棲みついた」あたりから演技の振れ幅が急速に広がったと感じたが、前作とはまったく違ったキャラクターを違和感なく演じられてて圧巻。前半の主役はまさしく彼でした。ちょい役ながら、不気味な存在感の和田正人、癖のある役を演じさせたら天下一品の余貴美子は、豪華な出演者の中でも異彩を放っていたと思います。一方、秋元才加はそんな豪華な出演者の中にあって思わぬ掘り出し物を見つけた気分。まったくひけを取らない存在感と声質の良さに引き込まれました。野村萬斎は、最初は狂言をそのまま持ち出したような演技が気になりましたが、時間が経つにつれその世界観に引き込まれます。上でも、大泉洋がこのドラマの主役では?との声がありましたが、探偵というのは事件の中にあっては触媒のような存在。彼の存在感もまた、計算しつくされたものではなかったかと考えると、ただただその解釈に敬服するばかりです。そして大泉洋。後半の1時間の主役は正しく彼でした。前半の控え目な存在感が、佳境を迎えるにつれ徐々に不気味に浮き上がってくる。そうすると不思議なことに、今まで無意味と思っていた表情やしぐさがフラッシュバックする。バイプレーヤーから主役へスイッチしていく様が鮮やかでした。
そして、ドラマ。
3時間というのは、かなりの集中力を要します。映画ですら3時間を越すものは稀。視聴者に集中力を途切れさせず如何に惹き付けるか。前半の2時間はさまざまな謎のピースが散りばめられる。ここで視聴者は通常退屈になったり、ストーリー展開が難しくついていけなくなり脱落してしまうものだが、このドラマに関して言えば、勝呂に小さな事実に拘りまた情報を集めさせることで、視聴者にエクスキューズを投げ掛ける。点と点が繋がる謎解きの醍醐味を少しだけ味わわせつつ後半の1時間へに繋げていく。
そして一同を会しての謎解き。探偵ドラマにありがちな謎解きではあるが、ここでは事件の全容ではなく、事件の傍系と犯人ではない人が明らかにされます。それでは犯人は誰か?ますます視聴者を惹き付けた後に、真犯人への最後勧告。そして勝呂と真犯人、柴との対峙シーンへと切り替わります。
ラスト1時間の畳み掛けるような伏線の回収と勝呂の推理は圧巻でした。最後の柴、勝呂の逡巡や苦悩の表情も、幕引きの仕方も見事でした。
見終わった時には、席を立つのも忘れてエンドロールまで見てしまうほど。
このところアガサ作品のドラマ化が続いていましたが、他の追随を許さない作品だと思います。
視聴率こそなかなか回復の兆しが見えないフジですが、連ドラも質の良い作品が出てきていると感じています。その努力が一気に花開いたように見受けられる作品でした。
原作を読んでいたので、最初から犯人がわかってたのですが、とても楽しめました。原作より人間味のある犯人になっていましたね。どうせなら原作未読でこのドラマを観たかったです。それなら迷わず星5つでした。
オリエント急行の評判が良くないのを初めてこの感想欄でしりました。
自分は、一夜を見て、二夜を見て、
もう一度一夜を見たら、また二夜を見たくなって
面白くてたまらなかった。
古畑任三郎の再放送で
VHSビデオ、ポケベル登場やガラケーの機能を知らない犯人等々
懐かしさはあるものの、
今作は録音機や黒電話
話の旨さでその時代に生きている感覚になってしまった。
私はオリエントは1話は良かったけど
2話目のオリジナル版でがっかりしました。
今回は、原作に忠実だったので良かったです。
そして誰もいなくなったから始まった他局のアガサシリーズは
時代を現代に持ってきたのが完全なる失敗だったと思います。
野村萬斎は、
デビッド・スーシェ及び熊倉一雄の真似をやめるべき。
彼が、ポワロをやる限り、このシリーズはおもしろくなりようがない。
ポワロ役の名優の真似をしてはいけない。
野村萬斎は、彼自身のポワロができる役者だと、私は思う。
毎度、騒々しくてわざとらしい台詞回しで、原作レイプではないかとすら思う。
大泉洋は、いつでもどこでも、いい人まがいの芸風だが、今回は犯人役なので、上手い起用だと思います。
ネタバレオーケーでも、露骨に犯人名出してほしくないなぁ。
原作読んでいても、とても楽しめた。
ラスト30分での、名優2人の息詰まるような対峙の演技力の応酬は、鳥肌がたつほど。
野村萬斎のポアロはとても良い。今度はABC殺人事件を見てみたい
個人的には萬斎さんのポワロがスーシエっぽくって結構式になりました。あとは大泉洋、向井理の演技がよさそうなのでなんかで共演してほしい。
途中で、犯人が分かりましたが、最後まで楽しめました。
久し振りに、本格的な推理物をみたなぁと。
相棒水準のサスペンスばかりだったので。
ポートピア連続殺人事件のヤス的なw
ラスト30分は久しぶりに虜になって見るという感じで、二人の演技に釘付けでした。この感覚ホントに久しぶり・・・。
そして、これが有名なポアロ裁定なんですね。悪に対して冷酷と思えるほど憎みながらも、罪を犯した悪人を憎ではいない。
なによりも、裁定のあと、朝まで苦しみ続ける名探偵の姿がよかった。萬斎さんの力量の高さも感じた。
恐喝の動機は、原作とちがいますよ。
そしてポワロは罪を憎んで人を憎まずではありません。
自殺を選ばせるはなしは、死との約束でもありましたが。
野村萬斎さんのしゃべり方がどうも気になり、我慢して見ていたが、最後の方は気にならなくなった。話に引き込まれたということだろうか。手記が出てきた時点で、書いてる人は自分に不利なことは書かないはずだから気をつけようと思ったのに、まんまと騙されてしまった。期待していなかったが、かなり面白く見た。しかしよく考えると、動機も微妙だし、まさか隣の家に探偵がいて捜査に参加してくるとは知らなかったのに偽装工作が念入りだとか、変な探偵とはいえ探偵相手にあれほど堂々としていられるかとか、恐喝して殺人までした犯人を探偵がかばうとか、違和感も多々あった。でも小説がそうなんだろうから、そのうち読んでみようと思った。
姉の治療費欲しさにゆするというのはちょっと違和感あった。妻だったら分からるんだけど。そこまで強い姉弟愛って海外特有な気がする。
三谷さんの座右の銘How would Wilder have done it?(ビリー・ワイルダーならどうするか?)の志の高さを外してはいないが、テレビ局・代理店・タレントプロダクション・制作会社・スポンサーなど儘ならない面が見えてしまう。
彼ぐらいになったら文筆か、映像ならば制作までしてスクリーンライツを売るとか配信までやるとか、フィニッシュまで独裁的に全うして貰い、それを観たい。
私は三谷さんとは同級生の世代。
彼の最高の時代をマトモに同時代体験し、嫉妬を越えて素直に驚かせて貰っただけに、もっともっと、こんなもんじゃないと思ってしまう。
姉の治療費のため
という脅迫の理由は原作とは違います。
姉の治療費のためというのは如何にも日本的で、犯人を少し好い人設定にしたいんだなと思った。
原作未読の方は是非原作で犯人の真実をお読みください。
アクロイド殺しは犯人を知った上で読んでも、犯人がポワロや読者をどの様に騙そうとしたのか検証するのも面白いです。
原作の中の手記では
医師自身がちょっとしたことをするために(文章うろ覚え)というところがあったのですが、それはなかったですね。
初めて読んだとき、ん?と思いましたが、手記を書くのは彼の友人のことが多かったので
その思い込みから、医師が犯人とは思わなかったんですが
その部分をを入れてしまうと、読んでない視聴者にもすぐに犯人がわかるから
カットしたんでしょうかね?
オリエント急行が面白かったから、楽しみにしていました。
最後はビックリさせられました。
見られてよかった。
ポアロっぽい話し方で納得。
ただ今風の推理ドラマを見馴れているので、責任の取り方が怖かった。
久しぶりにミステリーをじっくり見たなぁと大満足でした。野村萬斎のあの独特なセリフ回しがずっと苦手だと思って見ていたのに、ラストには全く気にならなくなるという不思議。面白かった!
三時間かぁと思って視聴やめたけどここのレビュー見て見ればよかったと後悔。
クリスティー、特に本作の原作は思春期に繰り返し読んで思い入れが強いからか、集中して観られなかった。
評価が思ったより良いので、頑張ってもう一度観てみたが、やはり辛い。
どうやら、私は大泉洋に抵抗があるらしい。
ファーストインプレッションが悪い人、生理的に苦手な人ほど後に大好きに転じることがあるが、いつまで経っても身体が受け付けない。
私固有の問題か。
野村萬斎の極端な演技は嫌いではない。
ポワロ役は徹底してくれた方がいい。
この人の現代劇は観たことがないが、今後まるっきり違う、例えばチャラい役とか頼りない役とかクセのある悪役などやってくれれば、メリハリが強烈に効いて役者の幅を拡げられるのだろうと思う。
歌舞伎・狂言の人たちはこの点非常に有利である。
余談になるが、松本幸四郎親子の歌舞伎を観に行った時には彼らが大好きになってしまった。
テレビで良く見知っているだけにギャップが物凄く効いて楽しめ、こんな偉大な本業(歌舞伎の場合上演時間は4時間半にもなる)を粛々とこなしながらテレビもやっているのかと心底尊敬できる。
思えば、親子とも三谷作品で良い仕事をしていた人たちであった。
戦後小康期、田舎の名家、復員兵など、あからさまに横溝世界に重ねたのには些か常套感があるが、ロケシーンのトーンは綺麗だった。
しかし、三度目の視聴はちょっと難しい。
不思議なことに、前後編90分×2話を一気に観るのは難儀ではないのに、3時間ドラマとなると、自分次第でポーズできるというのに、視聴は辛い仕事になってしまう。
>戦後小康期、田舎の名家、復員兵など、
それはアガサの世界そのものですけどね。
横溝とアガサの時代背景が同じだけでしょう。
録画して見たけど最後がね
この前、見たアガサシリーズがくそつまらなかったしこの作品も長かったんでどうしようか迷った挙句、時間を無駄にしたくなかったので録画で見ることにした
始まってすぐ出てる人が良い感じだったのでとりあえず流し見して探偵役の人の声で挫折しそうになりながら見たけどその内ハマってた
録画じゃなければ探偵役の人の声で挫折してたけど最後まで見て本当によかったと心の底から思いました
素晴らしかったです
野村萬斎さんの演技、女優さんたちの厚化粧、
これでちょっと辟易しました。
もっと古い感じを出してもよかったかも でも三谷がさすがなのか 出てる俳優がさすがなのか 同じシリーズでもこうも違うのか 良かったです。
面白かったので、録画をもう何回も見ている。
三谷脚本のすごさに感心させられるばかりだ。
最初に脅迫の場面をちゃんと見せているのに、音声を入れないことで、わからないようにしている。
思い返せば「何か深刻な話をしているな。一体なに?」と思ったのだが、すぐに忘れてしまった。
その他にも随所にヒントをくれているのに、気づかなかった。
ただ、脚本がそういう指定だったのかどうか、一か所だけ、見る側を錯覚させる編集があった。
黒井戸氏が手紙を読むから帰ってくれと言った後、まだ殺されていない黒井戸氏にドアを開ける音が重なり、次にドアを出ていく先生の姿が映る。
これによって、見る側は時間差が無いと思ってしまう。
だが真実は、その間に殺人があったのだ。
となると、この編集は真実に即していない。
このシーン以外は、殺人や細工したところを省いていただけで、決して嘘はついていないのに、この部分だけ嘘になっている。
それは、ギリギリの仕方のない演出上の嘘だったのだろうか。
他が完璧だからこそ、この部分の嘘がもったいないように思う。
オリエント急行の時もそうでしたが、三谷幸喜の脚本家としての力量が素晴らしいの一言ですね、設定を日本に置き換えつつ笑いの要素も絶やさない。
これほど上手くシリアスの中にクスクス笑いを入れられる脚本家は他に思い浮かばない。
大勢の登場人物がいたオリエント急行とは対照的に今回のドラマは殆ど2人によるお芝居で成り立ってましたね。
どちらもとても魅力的なキャラクターで魅せてくれました。
機会があればまたこの企画をやって欲しいです。
向井理さんが出演したのでリアルタイムで観ました。
たしかに萬斎さんのあのセリフ回しではすぐにチャンネル変えた人もいるかと思う。実際向井さんが出ていなかったらそうしたと思う。ただ観ていくうちに、あんまり気にならなくなったのも事実です。だんだんその違和感が味になってきた。他の共演者の演技が素晴らしかったし、間に挟んであるギャグが堤幸彦よりは笑えた。意外と三谷幸喜脚本は自分に合っているかもと思ってしまった。向井さんの春夫も出番は少なかったけど存在感を残すインパクトのある役で大泉さんとの演技の相性も良かった。あとは斉藤由貴、余貴美子、草刈民代、藤井隆が良かった。
ここの感想欄で、三谷さん脚本に賛否、いろいろなご意見があるのを知りましたが、私はどんなドラマでも三谷さんの作品は登場人物が一人一人とてもイキイキ、キラキラ輝いている気がして、毎回とても楽しみにしています。
萬斎さんの台詞の独特の話し方は、今は亡き熊倉一雄さんのポワロのイメージ、オマージュでしょうか(?)、ご本職の狂言の雰囲気も取り入れていらっしゃるのでしょうか、勝呂のいっぷう変わった探偵キャラが出ていて、「オリエント急行」の時からあれはあれでいいと思って観てました。
大昔、原作を読んでいましたが、犯人だけは覚えていたけど、詳細は全く忘れてました。
このドラマは、とても面白く見ました。数日して、また原作を読んでみて、95%原作に忠実なのには感心したし、驚きもしました。
萬斎さんも、前回のオリエント急行の時は、ポワロ風の喋り方が鼻につきましたが、今回は落ち着いていて良かったです。只、気になることが少し。
復員兵が昭和27年にはいないというのは、みなさんのご指摘まで気がつかなかったのですが、問題ですよね。それと、これは前回のオリエント急行の時もそうでしたが、妙に全体的に半端で年代不明の西洋風で、昭和27年風には感じられなかったのですが、そう思うのは、私だけでしょうか?
なんであの医者は自殺した吉田羊が脅迫されていたことを探偵と刑事に言ってしまったのですか?それさえ言わなければ完全犯罪が成ったのでは?演技や構成は悪くないですが原作がいまいちなの?これが推理小説の最高峰ですか?
地下道などでハーモニカを吹き物乞いする傷痍軍人は、昭和45年頃まではいましたよ。
勿論、彼らも復員兵です。
母は似非が混じっていると言っていましたが、社会は彼らを排除するわけにはいかなかったと思います。
マリリン・モンローが新婚旅行に来たり、ビートルズが来日するなどしても、まだまだ戦後の混沌は随所に残っていたのです。
子供心に印象が強烈で、私は幼稚園から小学校低学年の頃に「しょーいぐんじん」という言葉を使っていたことをはっきり覚えています。
イギリスでは平服のスーツを復員時に軍服と交換で配給したので、第二次大戦後に軍服を来て帰郷する復員兵らしい復員兵はいなかった筈です。
戦勝国のイギリスと完全降伏敗戦国の戦後は、当然ながらまるで違うのですよね。
三谷さんは同世代なのですが、アクロイド殺しをこの時代の日本に設定したのはどうしてなのか、ちょっとわかりかねます。
どんでん返しかと思えば、又録画を一度・二度、と見てると最初から犯人が分かってた❗
このシリーズ最初のオリエンタルが良かっから・それ以上の作品を期待するから今回は、残念に感じた。オリエンタルは、復習だったけど今回は、お姉さんを守っていっても我がの為だから気持ちが入らなかった。同じシリーズでもオリエンタル以上の作品は、もう無いのかな?
みたにさんの手法に飽きてきた
ようやく見ました。
上手く翻案出来ていたと思います。
テレ朝のアガサ・クリスティの出来があまりにひどかったので、期待せずに見ましたが中々の出来でした。
萬斎さん、あぐりの時は、どんぴしゃだった。
原作既読ですが、相当上手い映像化だと思います。
大泉洋に尽きる。
10年前だったら小日向文世だったかも(HERO第一期のころ)、20年前だったら西村雅彦だったかも(古畑のころ)。
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