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初代三遊亭圓朝による長編落語で、歌舞伎化もされている傑作怪談「牡丹燈籠」を映像化。20年にもわたる壮大な敵討ちが描かれている愛憎劇を、ワイヤーアクションや特殊メーク、チャンバラも交え、令和元年ならではの視点で表現する。
いきなり抜刀して部屋に乱入して主君を串刺しにするのはいかがなものかwwwつい声だして笑った。
神田松之丞 の口上が効いているので、ドラマの世界にスッと入っていける。
1話2話でためて、ついにコップの水が溢れるみたいに、第3話で死人続出w
江戸の悪人達がどんな因果応報を受けるのか、最終話に期待が高まる。
ジョーカーみたいな愉快犯ではなく、それぞれが切実な情念を抱いて行動しているのが分かるので、感情移入しやすい。
ストーリーは満足してますが、尾野さんの色気の無さで、いまいちのめり込めません。
脚本も演出も貧しいですね。放送にのせていいの?って心配になるレベル。尾野真千子も柄本佑も才能あるんだから、こんな作品に出ちゃダメです。中身が何もない、哲学も、メッセージも、美学も、本当に何もない駄作。日本に掃いて捨てるほどあるD級ホラー作品がまた一つ増えただけのこと。
映像は良かったけど
ストーリー的にはイマイチでした。
もうちょっと情緒的であってほしかった。
悪は滅びるにしても何か物足りない。
江戸時代に書かれた怪談のストーリーなど、こんなものだ。
歌舞伎で演じられらるストーリーなんか、もっとどうでもいい話ばっかりだ。
ただ、薄っぺらくて浅い話を魅せる役者の芸や様式美などが面白いから、この牡丹燈籠のようなストーリーでも、歌舞伎の舞台にかかれば楽しいものになる。
尾野さんの演じたお国を、舞台で七之助がやったら艶っぽくていいと思う。
猪侍呼ばわりされた孝助は、兄の勘九郎だな。
ぜんぜん
孝介が最後のカットでなぜ笑ったのでしょう?
ひょっとして、父の敵もうった。旗本の家を2つも手に入れたと思って笑ったのだろうか?そうなら大どんでん返しだ。
それ以外に笑う理由はないだろう。
そうだとすれば、最高に面白い
とても良い時代モノを久々に堪能しました、音楽と映像美、配役も全てぴったり、神田さんの語りにゾクゾクしました。また、このような時代物を期待したいです。
お露が新三郎を取り殺すまではゾクゾクして面白かった。
後は主君の仇討を惰性で見せられた感じかな。
猪侍!と吠えるお国がただのゴロツキに見えて興醒め。惜しかったね。
どの役者さんも、とても上手。
ストーリーも音楽も良かった。
ただ、お露さんは童顔で健康的で、幽霊になる感じじゃない。
幽霊達の演出も、全然怖くない。
あからさまなCGも無用。
その辺が残念でした。
ひとつ疑問が残ったのですが、あの若者が主君を誤って刺してしまったことについてお咎めは一切ないのでしょうか。
実直な性格ゆえ、黙っているとも思えないし、事件の時に何をしていたのか詮議されないわけもありません。
ちょっと苦しい展開であるかな、と思いました。
仇討ちの方が話の中心であり、その途中に
牡丹燈籠の怪談が挿入された感じでした。
恋に狂った新三郎とお露、その侍女、及び、
金に汚い者たちが全員死にましたね。
お露の怪談はそれほど恐ろしくはなくて、
幽霊のお露たちから100両せしめたお峰自身が、
殺されて水霊になって、悪党の友蔵を水の中に
引きずり込む場面の方が恐ろしく感じました。
仇討ちを果たして全てを手に入れた黒川孝助が、
ほっと笑う最後の場面が印象的でした。
仇討ちを果たした孝助の頭上ではトンビが鳴いていた。
二人の首をもって帰郷し力尽きて座り込んだ時も二羽のトンビが孝助の頭上をうるさいぐらいに鳴いて飛んでいた。
二羽のトンビはお国と源次郎を表しているのだろうがその鳴き声は孝助の耳にどう聞こえたのだろうか。
あの笑いはいろいろなとらえ方があるだろうがなかなか印象深いものだった。
お化けより人間の欲が一番こわいと思った話でした。
孝助の父を高嶋兄が惨殺するところから始まる物語。
高嶋兄一族は滅亡し、孝助の笑顔で終わる物語。
これを因縁と呼ぶ。
まさに、因果応報。
悪い奴等がのさばる現実の中で、明治の庶民達はこの物語に溜飲を下げたのだと思う。
しかし、高嶋兄はいい時代劇役者になった。
演出も含め、こんな質の高い時代劇を創ってくれてありがとう。
愉しませて頂きました。
本当に面白く美しく恐ろしい物語を堪能させてもらった。
ただ、最終回があっという間に終わってしまってもったいなかった。
原作の長い章立てからすれば全4回は短く省略されたエピソードもたくさんあった。
それでもドラマとして無理がなくテンポよく圧倒的に見入ってしまう、因果応報と愛憎の見応えのある作品になっていた。
ラストシーンのとんび二羽は、私には孝助の実の父と飯島の主人、亡き二人に思えた。
ここもいろんな解釈があっていいですね。
孝助とお徳の間に子供が生まれるところまで見てみたかったが、これも心の中で描くことにします。
キャスト、脚本、演出、どれも素晴らしいドラマをありがとうございました。
怪談というからには期待したが、さほど怖くはなかった。
原点に戻り「怪談」とは何か?を考え直したほうがよい。
スローな武士にしてくれに続きまたまた源さん演出で見応えのある作品を鑑賞できました。日曜夜が待ちどうしい一か月でした。完全に話の世界に引き込まれました。NHKでリメイク中の横溝作品も演出して頂けてたらなー・・・。アガサクリスティーの日本版とかも興味ないでょうか・・・。次作はどんな世界に誘ってくれるのか期待してます!
ころさんのいうとおり。あの最後の孝介のわらいは意味が大きいです。孝介は父の敵をうち、家を継ぐことを考えていた
原作を所々端折りながらほぼなぞっているだけなのに、上手い役者と映像美でこの満足感。壮大な因果応報エンターテイメントを見ることができた。端折った所も加えてあとプラス2回くらい楽しみたかった。
孝介よかったです
恐ろしいです
NHKにしか作れないだろうね。
松之丞を導入に使うズルさ。
佑とオノマチの色気と情念。
源さん脚本は甘かったけど演出はよかった。
孝介の笑いで筋がひっくり返った。孝介はこれを最初から狙っていた。剣術が未熟のふりをした。主人だと知って後ろからさした。あの取り乱したような泣き。全てが彼の演技。彼こそ怖い怪談の主役だった。
幸助悪者説を何人かの方が書いているけど、面白いねえ。
あの笑顔で、ただ一途に主君の仇を討とうとしているのではなく、
最初から仕組まれていた・・・お国が「せいぜい好きなようにいきるがよい」と言ったのも、最初は違和感があったが、悪者のお国には幸助の魂胆が読めていたと考えるべき。だから「すきなように」と言った。あの2羽のとんび。お国と相棒だろうが、何度も幸助とトンビを映すのも、この3人は同じもの同士と暗示しているのかもしれない。
役者の演技は最高だった。でも海外ドラマの濃い味付けに慣れ過ぎているせいか、あまりにもあっさり終わってしまったので、物足りないかな。
以前、志の輔の落語で「牡丹灯籠」を聞きにいったとき、志の輔が、壇上に、大きな
人物相関図を出して、「実は怪談の牡丹灯籠って、この壮大な話のごく一部なんですよ」(ガッテンしていただけましたか、とは言わなかったが)と、丁寧に説明してくれたので、以来、この物語の全体を知りたかった私にとっては大変ありがたいドラマでした。
作りも力が入っていて、俳優の演技も良かった。
基本的には大満足なんですが、
難点を言うと、高嶋政伸の殿様の口調が、殿様というよりちょっと
大工の棟梁など町人の親分風になるときがありましたね。
もう一つは、亡霊となったお露やお米の怪談シーンはやり過ぎの感があったこと。
昔の「キョンシー」とか、マイケル・ジャクソンの「スリラー」とか、
ヒッチコックの「サイコ」とか、まあ、いろいろ思い出しました。
もしかしてこれまでのスリラー作品へのオマージュもやりたかったのではないかと
感じたくらいです。もっと抑えて、静かに日本的な恐怖を描く手もあったと
思いますが、このくらい派手にやらないと、若い視聴者には受けないのかな。
4話観終わって、これを書いた円朝のすごさにあらためて驚かされました。
尾野真千子を主役としている為か、本来山場であるはずの幽霊のシーンはCGを使ったチープな出来栄えで、興醒めさせられます。
あとお露が幽霊にしては肉感的すぎます。
ですが他の役者が実に良かった。
お露にべったりの侍女。
胡散臭い医者。
商売上手なあくどいお峰。…
そして、孝助。
お国の妙にひっかかる最期の言葉の意味とは?
最後孝助が2羽のトンビを見上げた後、ホッとした安堵の笑みではなく、微妙ににやりとした笑みをしたのはなぜなのか?
孝助の心内をラストになって問われる形のドンデン返し。
↑ そういう こと ですか!
深い。年月を かけた 仇討ち って 事ですか。
孝助が悪人として描かれたのであれば本当に面白いね!
だったら、最後もっとわかりやすく笑ってよ~(笑)。抑えの利いた演技ってか?
清々しかったから見落としちゃったよ。無念。
誠実な好青年を演じた孝助にすっかり騙されてしまった。これは平左衛門が浪人を斬ったことから始まる因果応報の物語なんですよね。お露が恋に狂って幽霊になったり、お国と源次郎が結託して平左衛門を殺したりする中で孝助を清涼剤的な存在に思ってしまった。見事殿の敵討ちを果たしめでたしめでたし。 違うよねー。他の方の感想を読んでハッと気付かされました。再放送でラストの孝助の笑みを凝視。孝助の頭上で舞う二羽のトンビはお国と源次郎。マンガの吹き出しならその台詞は「孝助に全部油揚とられたわ」
5組の男女による、官能性と実生活の拮抗模様が興味深い
お国vs平左衛門
妻に先立たれた平左衛門を籠絡するお国、武骨者の平左衛門はひとたまりもない
初々しさから一転、大物を釣り上げた満足げな表情を浮かべるお国…
当初一気に燃え上がった濃厚な官能性は、女同士の権力争いや家の乗っ取りというお国の現実思考のせいで、急速に冷めてしまう
お国vs源次郎
夜這いをかけて寝取る、という当初の濃厚な官能性は平左衛門を亡き者にして家を乗っ取るというお国の具体的な行動目的のために、愛人というより同志的つながりへ変貌を遂げていく
お峰vs伴蔵
この夫婦に官能性はとうに失われており、あるのは現実生活へのさもしい執着ばかり
お徳vs孝助
凛として、しっかり者で、ものを弁えた女性であるお徳
孝助は尻に敷かれて幸せな家庭に収まるだろうことが容易に想像できる
そこには男女の官能性というより、ごくまっとうな実生活があるのみ
平凡で幸せであるが、つまらない
お露vs新三郎
観念の中でしか恋愛を知らないお露は、霊魂となることで、さらに純粋な官能性を獲得する
妊娠のリスクや世間体や親の反対など、現実生活において官能性の妨げとなる面倒くさいあれこれから完全に自由になり、新三郎と一緒に夢の官能ライフをエンジョイ、身体ばかりでなく、ついに念願の新三郎の魂もゲット!新三郎も悔いなし!
実体のあるものは、幻想には敵わない
現実生活は官能性の邪魔でしかない
実体を持たない幽霊との交わりが、一番官能的
それが、この物語が我々に教えてくれる悪の教訓である…
あながち、間違ってはいない
現代の我々も、幽霊ではないがやはり実体のない幻影に惑わされ続けている
スマホの中の誰か、出会い系、ホスト、浮気相手、元カレ、記憶の中のあの人…
我々は、頭の中に棲む幻想の相手といつまでも埒のあかない堂々巡りの性愛ごっこを続けているのかも知れない…
まったくおもしろくない
孝助こそ曲者
最後の笑いはもっと笑うべきだった。
孝助が高嶋兄に弟子入りをした。
偶然を装っているが、そんな偶然がある分けない
剣道が下手、それが急に強くなる分けない
下手を装っただけ
後ろから高嶋兄を刺した。間違いを装っただけ
高嶋兄は全部知っていた。
その孝助のために2通の手紙を書いて、家まで孝助にあげた
孝助の取り乱した泣きは半分演技
半分は全て知っていた高嶋兄への感謝
好きなように生きればよいと言ったお国
これは孝助の最後の笑いと同じ脚本家のサイン
お国がどこで分かったか
それもどこかにあるはず
孝助の結婚、心は80石にはなかった。800石が目標
だから断り続けた
最後のトンビは間違いなくお国と高嶋兄
孝助の心を知っているのはこの二人だけだから
孝助は悪人?
騙すことは兵法にある。
しかし、最後の笑いは兵法にはない
彼の行為は半分仇討ち、半分欲
お国がわかったのは、自分たちの悪巧みを孝介が知って、高島兄に言わないでいるのを見たからだろう。忠義が強く、主君の恥を主君に言えなかったというのは、無理がある。他人に言わないのはわかるが、
主人の身の安全のために、主人に言うことは武士道だ。
それを言わなかった。お国はそれで、孝介が自分たちの悪事を実行させ、その後、自分たちを仇として殺せば、家が手に入ると考えていると知ったのだ。
高島兄は最初から孝介の仇討ちは見越していた。
お国に「これで生きがいができた」と言ったのも、孝介に殺されようと思ったからだ。しかし、その仇討ちでは家を継がせることはできない。
そんなときににお国たちの計略を知った。
そこで、源次郎を呼び、酒を飲み、同じ部屋に寝ると言うことまでした。源次郎が自分を殺せば、孝介が仇を討つ。そこで孝介にこの家を継がせることができる。
孝介の仇討ち(仇が違うが)ができ、家も潰さないですむ。
そんな時、孝介が後ろから刺した。
孝介の上記のような仇討ちの実現のためには、自分が源次郎に殺されなければならない。それで、よろけながら源次郎のもとに行った。高島兄が勝てるわけがない。殺されに行ったのだ。
その時に、高島兄は、武道の師としての極意を孝介に伝えた。
高島兄は源次郎と孝介の切り合いで源次郎の優位を想像したのだろう。あのことを話した。全て、高島兄は見通していたのだ。
孝介は2通の手紙を高島兄から預かった。孝介は中を読んだのだろう。そこで、全部見通していた高島兄の心がわかった。
自分の義理父宛ての手紙は、中に入らず、門のところにさして、
高島兄の元に走った。一言、お礼を言いたかったのだろう。
しかし、間に合わなかったので、大泣きした。
あれは演技ではなく、全てを知っていたのですね、ありがたいという気持ちからのものだろう。
高島兄がお国たちの計略に気づいたのは、孝介がお徳と暮らすことを頑なに拒んだことから、孝介の心がわかったのだろう。
孝介は孝介自身で高島兄を殺さなければならない、源次郎に殺させては、自分の仇討ちが成立しない と考えていると高島兄は考えた。そこで、高島兄は、孝介に自分の仇を討たせようという計画を考えたのだろう。
脚本としては実によくできている。
原作があるから、その筋立てを変えたら「牡丹燈籠」とは名乗れない。そのギリギリのところを狙った改作だ。
しかし、ここで見えた新しい筋立ては、もはや「牡丹燈籠」ではない。新牡丹燈籠。令和元年版と頭に書いたのは、そういう意味だったのだと思う。素晴らしい作品だ!!!
上の、ころ2、さんのを読んで納得。
私は、2回めの途中から見初めたので、イマイチ理解していませんでした。最後の二羽のトンビは、お国と源次郎だと単純に思ってましたし。ころ2さんに感謝です。
上の者です。ころ、さんにも感謝。追加。
良質の娯楽作品。丁寧に作っている印象がある。
オノマチのNHKものにハズレないね。
セットや美術、衣装など、このクオリティは民放じゃ真似できないな。こういうところだけは、さすがだよ、NHK。
全4回では短すぎる佳作。もったい、もっと長く見たかった。予算の関係でしょうかね。今やってる次作は全8回もあるというのに…。
年末28日にBSプレミアムで「怪談牡丹燈籠異聞 お露と新三郎」が放映されるみたいなんで、それを楽しみに今年の時代ドラマを私なりに締めくくりたいと思います。
映像表現がまるでなってない。
良さが分からない。
つまんないけど?
何この高評価?
良かったですが、放送時期が勿体無いと思いました。
>映像表現がまるでなってない。
映像表現はいいと思うが旬な若手が出ていない。
つまらん
なにが面白いのかさっぱり分からん。
わりと評価が高い理由もさっぱり分からん。
今期は民放で話題になり、ネットでも
多くの考察動画があるドラマがけっこうあるのに。
まったくつり合いが取れずこのレビューの星による採点も
前と比べて参考にならなくなってしまっているのが残念だ。
NHKだから特別に評価が高いのか?と思いたくなるくらい
それほど面白い内容というわけじゃなかった。
NHK関連のドラマはここでは評価が高いので
見てみるが、拍子抜けだったりすることが多い。
ぜんぜん怖くない
昔の怪談ものと比べると怖さが違う。
もっとも今はいろいろと規制があるのかもしれんが。
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