5 | 206件 | ||
4 | 58件 | ||
3 | 17件 | ||
2 | 18件 | ||
1 | 28件 | ||
合計 | 327件 |
第5話の最初に、サトシが彼女に話そうとしていた内容は、
「同性愛者なので女性を恋愛対象として見られない」ですね。
これが一言も明かされないドラマは、驚くべき筋書きです。
5話を観ました
今回は恋愛物になってましたねー
依頼人と友人の会話に感じた違和感はそういう事だったんですね
依頼人の婚約者もいい感じに違和感出してくれて、モヤッとした頃に真相がー
つまらないドラマだと先読みとか余計なところに気持ちが行きがちですけど、楽しめているドラマだと、むしろ考え過ぎないようにしますね
柴崎コウさんが演じた元カノ、圭司とどうなりますかね
鬱展開やるかな、やりそうだなぁ
今回はこれから地獄を観ることになるのは本当の婚約者だったりするのも
幼なじみの人はそりゃ怒りますよね、もっと早く教えてくれよと
依頼者の恋人の渡辺大知さん、演技はいいと思うのですが
あの独特な髪型へのこだわりななんなのでしょう
ほかのドラマで刑事役を演じていても、CMでもほぼ同じ
古くてすいません、広岡瞬かよって…
あ…バンドのボーカルやってるんですね、それでヘンテコな髪型なんですね
高嶺の花の人もバンドやってるんですよね、だからか
ドラマ的には違和感しかないのですがバンドと両立しなきゃいけないから仕方ないのかな
うーん
2人の美女の登場で、画面が華やかでした。でも今回はストーリーにヒネリがなく淡々と進んだので、期待はずれの回でした。ただ、圭司の元恋人アキナが「もしかしたら依頼するかも…」と言っていたので、伏線を張ったのかな、とも思いました。
ある意味お母さんの言ったように菅田将暉の声が目を覚ます
きっかけだったんだろう。
声が男性の声だったので彼と勘違いしたのだと思う。
最後の手を握り合う場面での橋本愛の表情の変化は
ある程度は想像していたのではないか幼馴染でもあり
感の鋭そうな彼女が全く気が付かないとは考えずらい。
目の前で確信に変わったので絶叫したのでは?
彼女の性格の良さも分かっているので無理矢理のように
婚約者を作ったのかと、、それが負担になって揉めていて
事故にあったのかな。
今回も見応えのある回だった。
真柴が百合子を想う描写とケイが明奈を想う描写が、まるで映画のように美しくて素敵でした。そして、まさかここに来て柴咲コウが登場するとは!嬉しい驚きでした。最後のオチにも驚きでしたが。
「ふ~ん...その言い方って…先生、嫉妬しそう」という脚本と台詞まわしにドキリ。
高校生と教育実習生であったろう二人が現在の間柄になるまでどれ程の波乱が有ったのだろうかと色々な想像をしてしまいます。私は久々に拝見した柴咲コウさんでしたが、こんな味がある役を演じるようになっていたのですね。
そんな明奈(柴咲さん)と、裕太郎くんとの絡みは廊下でのほんの一瞬すれ違いは1シーンのみでもとても印象的でした。ドアの向こう側に居る圭司の過去と現在とが交錯して、まるで三角関係のよう。圭司を支えられそうな新しいパートナーの存在に安心した明奈はこれで離れてしまうのでしょうか。
第5話目にして初のラブストーリー回でした。敢えて依頼者の恋愛事情には触れませんが、橋本愛さんパートの徐々に明かされていく拗らせキャラっぷりを含め、ユニークでプラトニックな?切ない作り込みの会話劇。二人の女優さんを魅力的に映す為に今回は麻生さん一回お休みというところでしょうか。
このドラマ、保存版にしたいものの放送のタイミングが悪いのか、災害警報だの地震速報のテロップが入ってしまう宿命のようで...何とも残念。
来週もどうせ面白いんだろうな
今回の終わり方にびっくり!
毎回本当におもしろい!
今回山田さんが何故車椅子なのか謎が解けた。1話見た時サスペンスとアクション系のドラマと思ったけどそうでもなく、毎回違う雰囲気がある。来週も楽しみ。
というかただの公園なのに、あの二人がいるだけで別世界のように美しい・・
そしてラストの意味分かってない人いそう
昔ならかなりはまったかも。
柴咲コウ、きれいだな。20代の頃のとんがった美しさも良かったけど、今の落ち着きのある大人の女性の美しさも素晴らしい。
放送時間帯を考えると、随分豪華なキャストのドラマだよな。
映像も映画並みに手間かけて、こった映像美が見られるし、満足度が高くて当然。
柴崎コウ…大河ドラマの後にこの仕事を選ぶセンス、好き。
柴崎コウと橋本愛がゲストなんて…画面が本当に華やかで引き付けられた。
このふたりの女優をキャスティングするセンス、好き。
静溢な柴崎コウ、子猫みたいな橋本愛、とても素敵だった!
サトシがショウの手に触れるシーンまで2人が恋人同士なのに気がつかなかった!私っていつもはすぐわかる方なんだけどなぁ。ボーッとして見てたせいかぁ。でも柴崎コウの方はまだ分かんない。彼女は病気で長くないってこと?
柴咲コウが演じてる沢渡明奈が、ケイにもう長くは待てないっていうのは、自分が病気だからというような意味ではなく、
恐らくは、「友達以上恋人未満」でずっと長く会ってきたケイに、そろそろ、いい加減に気持ちをはっきりさせて、もうこれ以上は待てないよ、と決断を迫る意味では?
それはともかく、確かに柴咲コウ、橋本愛、ともに素晴らしかった。
どちらか一人だけの出演でも華があったと思うが、対照的な二人をキャスティングするとは、贅沢だ。
個人的に、第一話を除いて、はずれなし。
「満足度」が高いらしいけど、自分もいくつか見てる夏ドラの中では、これが一番好きかな。
あと関係ないけど、ケイが少し苛立った声で命令口調で話すとき、一瞬、ウシジマくんの声になるね笑
2018-08-27 10:34:04さま、
2018-08-27 01:54:21です。
ありがとうございます!(^O^)
私も最後のサトシがショウの手を握るシーンまで気が付かなかった...
それで録画で冒頭の5分間をもう一度見直したら、たしかにその通り!全て繋がる!
この段階で気が付いた人はすごいですね。
幼なじみの美人の女の子のこと、嫌いではなかっただろうからそれだけにずっと言えないですよね。
そして柴咲コウさん、静かで美しかった。
山田孝之さんとは実年齢では2歳くらいしか離れてないから、教育実習生と高校1年(2年?)という年齢差がちょっとピンとこなかったけど。
ともあれ今回も豪華ゲストで楽しませていただきました。
私も冒頭の彼女に本当のことを言う、行ったら余計傷つける
の意味が
最後の最後に手を握って初めてわかりました。
推理は結構得意だけど、今回は脱帽です。
婚約者となる彼女はデータを消さないでほしい。
友人はデータは消して欲しい。
彼女はもしかしたら私に伝えてない思いがそこにいっぱいあると思ったのかもしれない。友人の消してほしいに理解はできなかったが、最後意識が戻ったときに真っ先に友人の手を掴んだことから、あぁそういうことかぁと理解できた。
友人は自分との思い出がいっぱいつまったデータだとすぐきづいたんだろうね。
なんでも言葉で説明するドラマが多い中、描写だけで伝わるドラマはいいなぁと感じた。
親にもカミングアウトしていない彼が彼女に事実を告げるのは
恋愛感情には応えられないが大事な存在である幼馴染の事を
間違いなく傷つける上、親にも真実を知られる可能性がある。
彼女が自分の気持ちを告げたら失うと思っていたもの。
彼が自分の気持ちを告げたら失うかも知れないものに
初めて気付かされたがゆえのあのラストだったのかな、と思った。
オムニバスドラマなので、エピソードの合間合間では「例外」ではない
契約通りのdeleが実行されていると思うけれど、それを示唆する描写が
一度でもあると印象が違うのにな、とそこだけは少し残念。
深夜ドラマのレベルじゃないね。
毎週、素敵な映画を観てる気分になれる。
身分の出し合い引き出し合いは単純だけど良かったし
ここへきてデータの中身を見ない展開も面白い。
気持ちもたった一瞬で伝える演出も良く出ている。
そして改めて思う素晴らしい配役。
フラグだと思うが柴咲コウの贅沢な使い方も
次への楽しみになりました。
今期のドラマの中では、個人的には群を抜いて面白いとは思わないのは、単なる好みの問題で。
好みという私感を取り除いてしまうと、これほど珠玉のドラマはないと思う。4回までは漫然と見ていたので、さまざまな演出の意図や伏線回収など、気付かなかった点はあるかもしれない。ただそういうことを差し引いても、今回は神回だったと思う。
まずは、冒頭の会話と事故の原因の伏線の回収が後半になされていること。クライマックスでようやくされる種明かし。
だが、そこに収束するまでの展開が秀逸だった。
今回の主役は、一種ストーリーテラーのような役割を果たした橋本愛演じる百合子。彼女にストーリーを牽引し展開させることで、これまでストーリーテラー的位置づけのために語られなかった真柴の過去を浮き上がらせて行く。真柴の記憶を喚起させる髪を結うシーンはその最たるもので印象的だ。
そして、ふたつのラブストーリーの美しいシンクロ。女性二人を主軸に思春期の美しい過去をモノローグのように描き、対照的な現在へと引き戻す。ひとつは、決定的な失恋、もうひとつは始まりを予感させる恋。ところが、前者を、男性を主軸に見ていくとこれはまた別のストーリーになる。おそらく彼は、秘密を公表し困難に立ち向かい愛を貫くだろう。
現在、過去、現在(未来に繋がる現在)の時間軸の中でも見事な対比がある。過去が百合子のラブストーリーと考えると、現在は聡史のラブストーリーなのだ。
そして全く共通項のないふたつのストーリーは真柴の「愛だね」という言葉で初めてシンクロし集約され収束する。障害を乗り越えていくふたつのラブストーリーに。
本当に見事というしかない。
なんとなく序盤でオチがわかってしまったし橋本愛はあんまり好きでないから、柴咲コウのケイパートの方に感情移入してしまった。
婚約者と嘘を付いていたのならなぜ病室に本物の婚約者が居ないのだろうと疑問に思ったのだがそういう事だったか、、、、。最後の最後でスッキリした。ズルズル引きづり モヤモヤするドラマが多いけどこのドラマではちゃんと起承転結されてて満足度は高い。
今回はケイとゆうたろうの過去が少し知れて良かった。
ドラマ不在週なので、後追いで#01~#05まで一気通観。
いや、おもしっれ、っす!
特に、#05、ゲストも豪華でしたが、内容も濃いわあ。
映画1本分の視聴感でした。
コウさん、愛さん、存在感、パねえ、でした。
次週から、Tverで観ます。
ぎぼむす、片隅に、に匹敵の良作。
最初に出てきた猫の意味は。。
橋本愛が猫っぽい顔だけど🐱繋がる?
菅田君の妹も猫っぽかったのかなーと想像した。
ついでに言うと柴咲コウも猫顔🐱🐱
どんどんつまらなくなってくる、このドラマ
菅田将暉の演技は下手ではないんだろうけど、わざとらしくて好きになれない。
ん?ってひっかかった小さな仕草が伏線だったりするからびっくりします。髪を結うしぐさとか……伏線と言うほどでもないかもしれませんが、さりげなくなのにしっかり印象に残るし、後からストーリーにからんでくる
このドラマが視聴できたことはすごくラッキー
今クールで一番面白い。さすが山田孝之。
昨今、分かりやすさ重視で説明しすぎなドラマが多い中で異色なドラマだな~。こういうドラマ増えてほしいけど、結局どういうことなのか答えをひとつにしようとしたり、感じたり想像したりすることを放棄してる視聴者が多いのがなんだか、歯がゆい。
今週はダメやった
彼らのやっている事やそのやり口がカッコいい事のようには思えない。
私設警察のつもりなのかな。
14歳の少女の自殺原因を廻る調査が、いじめのフェイントからネット社会の闇に急展開する第6話は、これまでのテイストには無いネット依存の問題を扱っていて、非常に興味深く観ました。ただ、少女の自殺後友人たちがいじめに走る過程や両親共に浮気をしていたとする大人の汚さが、作劇のための創作とは言え露骨すぎる難点があります。すべては、菅田将暉の台詞(汚いんじゃないよ、弱いだけなんだ。弱いから、悪意に囚われたり、間違ったりしてしまう)に集約させるためであると理解します。今回は表現力より内容の問題提起に深く考えさせられる点で評価します。
私事ながら、中学時代ある理科のテストで答え合わせをしていたら、私の間違った解答に丸がついて正解となり、点数が実際より多くなっていました。それで点数を訂正しようと先生の所へ行きましたが、ミスを認めた先生はそのままにしたのです。私は不正ではないけれどモヤモヤした気持ちになり、尊敬する先生を改めて感心しながらも、スッキリしなかった思い出があります。そんな思春期にあった正義感、道徳観は、大人を長年やってきた自分でさえ、もう理解できないところへ行ってしまいました。
閑話休題
汚れることを恐れて美しく死にたいと願う少女に罪はない。人間の弱さや強さ、美しさや醜さの様々な姿をまず知ることであり、清濁併せ吞むこころの自分なりの広さを見つければ良いのではないか。そのために、インターネットも(ドラマ)もあると私は考えています。
節一だな
ネットの裏社会が、見えて勉強になった。ネットって怖いね・・・
自分の悪口とか見ない様にしてくてものぞければのぞいてみたくなるよね・・・
今回とても良かった
サクサクと話が進むし、ロケよりも室内でのキャラ
のやりとりが多いのに
面白いのは
やはり専門性が高いように見せる演出のうまさかな
二転三転する展開がほんとおもしろい
今回もよくある「イジメ自殺」の話かと思わせて、意外な真相にたどりつくまで、スリリングな展開であっという間でした。
ただ、あまりに救いのない内容なのが、ちょっと・・
今回一番心に残ったのは、「何もかも裏の裏まで知らせることの罪深さ」ということ。
このネット社会、一億総監視社会、SNS一辺倒の時代への批判と取れば、それはそれで考えさせられるものがありますね。
某週刊誌や写真誌に、私も言いたいです。
優れた才能を持った人たちがそれで消えて行くという損失も考えて
ほしいと、一般視聴者としては残念に思います。
直接ドラマとは関係ない話ですが・・
冒頭の雪の中の美少女の死に顔、「ツイン・ピークス」のローラ・パーマーを思い出したのは私だけじゃないでしょうね。
あの女優さん、確か「シグナル」でも屋上から飛び降りる美少女をやっておられましたね。そんな役ばかりになったら、ちょっと可哀想。
ケイの過去がまた少し明らかになり、最後の車椅子アクションもカッコ良かったです。
世の中の汚さを全部見せる奴よりも、屋上で飛ーべ飛ーべと言うのも同じ。どちらも汚い。
自殺した少女は弱いからそれを選ばされたというような台詞もあったが、いつの間にかいじめていたのはバランスが崩れてそうさせられたんじゃない。あの4人が弱いからいじめて自殺に追い込んだだけ。
真相に出てきた犯人を一番の巨悪に見せていたが、あの犯人も言わば苦しい生活と生い立ちの憂さ晴らしからの行動。すなわち弱いから。
いじめも犯人も全く同じ。
犯人のやり方はまだあれでも思いとどまる人間の方が多いだろうが、いじめのあれは十分に引き金になりかねない。
いじめを軽視したのはおかしいというよりもこういう作り方をしたこのドラマが腹立たしい。
何か、ドラマ的に面白くするために犯人を作った感が大きい。その割にはこういう犯人もそろそろ手垢がつきはじめてもいる。
そのおかげで少女に携帯を返す場面のやり取りはお粗末さが漂ったのは間違いない。
だが、ドラマは面白くてナンボの典型とも言える。
十分楽しめた以上評価を低くするわけにはいかない。
録画したものをたった今見ました。
個人的に今までで一番面白かったです。
圭が自殺しようとしている女の子を助けるところ、煽りつつ救うスタイルが最高にカッコイイ。
回を追うごとに二人の過去も徐々にですが明らかになり、裕太郎は妹を亡くし、圭は家族を自殺で亡くしていることが姉のセリフで判明します。二人とも家族を亡くしていたんですね。
裕太郎のことを無意識?に相棒と呼んだところも二人の絆を感じられずにはいられませんでした。次回も楽しみです。
菅田将暉の台詞のクサさみたいなのがちょいちょい気になる。でも面白いよこれ、6話はなかなか興味深い内容だったよ。
ドラマとしては最高にカッコイイ結末でしたが、客観的な観点では、
女の子のパソコンの中身を両親と警察に見せるべきだと考えます。
山田さん、かっこよすぎるぜ!
ネットはほんとに怖いね。
「見飽きてるよ」と出た時によっしゃーきたーと思った。
この短時間に現代社会の歪をうまく表現したものだと感心しきりです。母親が名付けた名前が本人の重荷になってしまってどうしたらいいかわからなくなったんだな。その母親は浮気してるし、どうして浮気の写真をわざわざ撮るのかね。そんな気はしたが。
純真無垢な子どもたちの心に忍び込み、徐々に犯し始め、かけがえのない命さえも奪っていくネット社会の恐ろしさを見せつけられた。
今回のいじめ、自殺について、情報モラル教育もペアレンタルコントロール(親との約束)もまったくしない、できないにもかかわらず、情報端末をどんどん子どもに与えていく保護者の責任が大きい。それにも増して、そのような社会を作り上げた日本政府の責任はさらに大きい。
そしてラストは、一番綺麗なな死に方「凍死」を選ばせた犯罪者「バク」は「自殺教唆」の罪で逮捕されるべきだと思った。
中学生の女子としては多分自殺の決めては母親と担任の浮気画像だろうなぁ。彼氏を親友に取られたとか父親の浮気とかは克服出来るもの。母親の浮気はダメだろう。最後の砦が崩れたようなもの。
両親が弁護士の姉の事務所に相談に来た時、ふと親の浮気を知ったんじゃないの?と予測できた。夫役、トイレのCMのビッグベン役の人、奥さんに偉そうだったし、一人娘が自殺した割には夫婦の間は冷えていて既に壁があるような演出だったから。
ドラマの内容としてはよくあるものなのでおまけで星4つ。テンポがいいし、山田くんかっこいいし、菅田くんいいヤツ。自ら「お兄さん」とか…笑えました。(^^;)
NETで仕事をしている圭がNETならではの悪を裁く、、考えさせられる回だった。
自殺を考える少女たちを言葉巧みに部屋に呼び込み殺害していた人を
思い出した。
この両親のように子どもと深い繋がりの持てない家族が増えているのなら恐ろしい社会だ。
6話。今回も巧みに予想の裏をかいていくストーリーテリング。いじめ批判やネット社会の怖さを描くことはあくまで語りの道具。主題は別に有るように解釈した。
大人になることは汚れてしまうこと。それを嫌悪し死の誘惑に駆られる思春期の心理は、文学に於いて古典的なモチーフのひとつだ。そこに至る道程を残された者が知り得る唯一の手段は抹消データの復元、そしてその行為の是非。正にこのドラマの設定を活かすことで先読みの難しいストーリー構築に成功している。
また他人を貶めようとする悪意やペテンは、実社会の其処此処に潜んでいる。弱者であるからこそ更なる弱者を作り出すことで矮小な優越感を得ようとする人間の業のやりきれなさを、今話は丁寧に描いている。解りやすい台詞にしてしまったことで、作者の意図が説教臭く感じられてしまったのが悔やまれるが、興味深い投げ掛けであったと思う。
人間が普遍的に抱えている心理の闇を、愛すべき二人の主人公たちに地獄巡りのように垣間見させることで、今話は重厚なテイストに仕上がった。
ただし遥か過去に大人になり汚れ切ってしまっているであろう自分には、前者は若気の至りの一言で片付けたいような思春期の通過儀礼的煩悶、後者は気を抜くと誰もが簡単に堕ちる深い穴であり、どちらも正視するには若干居心地の悪さを伴う。個人的にその辺りの心情から、星ひとつ下げることになったかもしれない。
電子文字化された言葉は秘密ではなくなり、表情が見えない文字は感情よりも想像を増幅する。
『百聞は一見に如かず』
その一瞬の感情が、過去を想像をすべてを凌駕する。
人間は今昔問わず、感情が一瞬たりとも動かない事はなく、善悪に揺られながら理性を利己的に解釈して生きている。
繋がる人の愛憎、イジメの経験、理由を解明できるほど単純な世界じゃない中で、常に答えを求める人間にとって行間を読むこのドラマは、誘導されず目線の違いで感想が極端に分かれてこれもまた面白い。
登場人物達の立ち位置で視聴者の見る視点も変わる面白いドラマ。
毎回、ホントにおもしろい。
よく出来てるなぁって思う。
スポンサーリンク