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前作でNHKのドラマってすごいって思ってみはじた。映画みたいなドラマ。
ピエール瀧ってすごい。ほんとにオラフか?
平さんもこわっ。段田さん、すごい。
全てのキャスト、スタッフの真剣さが伝わってくる作品。
今までで一番すごいドラマかも?
うらなり二課長は意地を通しましたね。でも会見は、とても空しく哀しい消耗戦でした。
自らの存立を賭け、情報を渡すまいとする刑事部。その刑事部を引っ張り出そうと目論むプレス。そのプレスとて一枚岩ではない。乗り込んでくる東京勢にシマを荒らされ、臍を噛む。
女性記者は泣いていました。東京に頭ごなしにされる地元の悔しさは、広報も記者達も変わらなかった。彼らの間に奇妙な「連帯のようなもの」が生まれた瞬間。
しかし騒ぎは大きくなり、結局長官視察は中止が決まる。
全ては振り出しに戻り、それぞれの「プライドへの拘り」が招いた消耗戦は無駄に終わりました。
いや、無駄ではなかったかも知れない。三上がロクヨンの再来に斬り込む切っ掛けにはなった。室長の仕事をこなしながら、参事官松岡との約束を守りながら。
そんなに上手くゆくはずないだろうと思いつつ、部署を渡り歩いた三上だからできる、やってくれるかも知れない。ついそんな気にさせてくれる。この辺りの展開はとても上手いです。
いよいよ来週は最終回、最後まで目が離せません。
「い、今、新たな情報が入りました」
この発表の陰でも、三上のような男が駆け回り、どこかで声を荒げているのだろうか。これから現実のニュースでこの言葉を聞くたび、そんな事を考えてしまいそうな自分がいます。
女性とか男性とか関係ないのかもしれませんね。
単に好みの問題かなと思いました。
原作も知らず第1話を観て、もっと見応えあるかと期待したので
その落差のせいかと思います。
それでも、観るに値しないドラマとは、比べものにはなりませんが。
美女と男子、天皇の料理番は、安定して観られるというのは同意です。
あとは…。
ここ最近はずっと日本のドラマが面白くないので、海外のドラマに
求めてしまいます。
自国のドラマに期待しなくなるって、淋しいことだなって思ってしまいます。
電話帳と公衆電話。
留守録機能と携帯を駆使する周囲に反して被害者父が使用し続けた道具は事件当時のままだった。周囲がどれほど「時間はたったよ、すべては変わったよ」となっても娘を失った時点から前へ進むことはできない、その象徴のようでした。
人を極限まで苦しめることでしか上を見上げることができなかったのも辛い。社会がきちんと加害者を捕らえ、謝意を促し、法的に罰することができていればそんな人の不幸を望むという辛い業を負わなくてもすんだのに・・・。
いえ、あるいは事件というものはどうやっても被害者加害者関係者すべての人生を狂わせるものなのかもしれません。狂わせられながらもそれぞれのその後を生き続けるしかないのかも。
とにかく人と時代を描き切った見ごたえのあるドラマでした。
でっぷりとした中年男性が苦悩しつつ自分のベストを尽くす姿がかっこいい、と思うことがあるなんて。
同時にこれといって社会的な活動はしてない家庭の主婦でも家族を思い、家族を支えようと懸命に生きている。新人女性が社会で踏ん張ろうとする姿と同時に描くことでほんとうにさまざまな世代、女性男性双方まで目配りの行き届いていたことも評価したいです。
最終話を見終わりました。上下巻八百ページの情報量をよく五話に落とし込んだなと思う。
そのためにバランス配分を微妙に変えていますね。最後の百ページ「ロクヨンの再来捜査」にほぼ一話を割いた。文章でなければ説明しずらい心理描写はどうしてもあるのだけど、そこを映像で巧みに補いながら、物語の力点とドラマの盛り上がりを最後にうまく重ね合わせた。
時間軸を何度も前後しながらロクヨンの核心に少しずつ迫ってゆく展開や、併行して走るいくつもの伏線が最後に一点に結ばれる面白さは、最後まで失われる事はありませんでした。
細かく見ればいろいろある。同期二渡の行動の謎は薄まり、行方不明の娘のその後は語られない。目崎がちぎって食った半分のメモは映ってしまう。でも、気になったのはそのぐらいだ。
「俺たちは今、ロクヨンの捜査をしている」事件の解決を十四年間淡々と待ち続けた松岡達の執念は十分に伝わり、広報という「家の主」になった三上が刑事に戻る事もまたないだろう。
ともすれば身内を庇う警察のイメージが変わる。それぐらい登場人物の誰もが魅力的だ。
これほどのドラマを作り上げる力量溢れるスタッフに、本当は七つ星ぐらいをあげたい。
まさかの真犯人が 目崎だったなんて…
公衆電話の プッシュボタンがすり減って
文字が消えてしまってたのには ゾッとした…
雨宮の復讐を物語るシーンでしたね…
三上の娘の件は 解決してないけれど
夫婦の絆を 改めて考えさせられた。
そして
最後の電話は 幸田?雨宮?やっぱり娘?
緊張感と重みがあり 見応えあるドラマでした。
組織の枠を突き抜け、個人という小さな網の目に思いを馳せる。
ぐいぐいと引きずり込まれ、ついには人間の心理という海のなかへと沈ませられる。最初から最後まで息つく暇もなく画面に惹き付けられる作品です。
広報官演じるピエールさんが、組織の閉塞感に喘ぎながらも、己の立ち位置からずれない言動を取りつつ、傷ついた人たちの心に寄り添おうとしている姿が心に迫る。電話のベルの音が、登場人物だけでなく視聴者までキリキリと追いつめ、緊張感をも高めていくようです。
長官視察の日を控え、突然姿を消した幸田、雨宮は何をしているのか。広報官の娘は無事なのか。そして64事件と同じ名を語る誘拐事件はどうなるのか。いよいよクライマックス回に向かって楽しみが加速してきました。
クオリティーが半端じゃない!WOWOWでやるような大人向けの作品。ピエール滝の事知ってる人どれくらい居るのかな?電気グルーヴのこのおじさんがまさか名役者になるなんて!
おお!
原作がしっかり練り上げられてるのに、それを忠実以上。その世界観をさらに昇華させてる演出です。
誘拐事件時の時代感は画面の隅々まで、そしてなにより段田さんの焦燥感と悲壮感たるや。振り回される描写にまさにこちらまで気持ちがズタズタになりました。そして当時の鬼気せまる様子とまた違う現在の20年以上笑ったことなんてないような重く疲れ切った顔・・・。事件後の年月の重みがずっしり。
だからこそ「長官が会うっていってるから段取りしろ、こちらの日時で」の無神経さ、権力の傲慢さも伝わる。
一方で娘の心の闇と妻の心痛。娘を助けるためにすがるしかない職場。
広報官としての板挟み中に、その事情を活字だと一回ごとに文章として差し込まないといけないのをワンカット差し込むだけで伝わるからスピード感がでる。
広報官という仕事の難しさもこれという解説なしで一気にわかるし。
原作を映像化する、という作業の中でこれほどいい仕事をされてるの見るのはほぼ、初めてです。(ジャンルは違うけどハリポタのときに感心した以来)
良作の予感。
ほぼ原作に忠実に作られ、キャスティングも絶妙。
三上役のピエール瀧さんや、美雲役の山本美月さんはまさにイメージ通り。
交通事故の加害者について、匿名か実名かで対立する警務部とマスコミ各社。
そして14年前の未解決事件を視察しにくると言う警視庁長官(本店)の意向。
今後は、D県警内に漂う様々な葛藤や思惑、組織論、本店(察庁)との摩擦も描かれてゆくのであろう。
時代もやや古めかしく、画面やトーンも重いが、こうした警察小説の傑作が映像化されるのは嬉しいかぎり。
しかも、「クライマーズ・ハイ」とほぼ同じスタッフともなれば、期待しないほうがおかしい。
面白い
ヒリヒリしてこっちの胃が痛くなりそうな
ピエールさんの板挟み状況
平岳大の本部長がそれをまたきりきりと締め上げるわ
後ろからは記者クラブの永山絢斗がかみつくわ
時効間近の過去事件
家庭では娘の失踪
あれもこれもが錯綜して主人公にのしかかってくる
濃い内容とキャストで見ごたえあります。
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