5 | 8件 | ||
4 | 14件 | ||
3 | 6件 | ||
2 | 3件 | ||
1 | 3件 | ||
合計 | 34件 |
原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、「誰にでも心当たりのある」小さな罪の連鎖だった・・・。
小さな無責任が積み重なって起きた不幸な事故・・・。
地震でブロック塀が倒れて人が下敷きになったり、台風で腐食していた看板が落ちて人が怪我をしたりと、日常で起こりがちな事故。
しかし、当事者、とりわけ幼い子供を亡くした両親にしてみれば、あからさまな故意ではないだけに怒りのぶつけようがない。
全体的に重苦しいトーンで構成されていて、泣き寝入りせざるを得ない被害者側と、(樹木医以外)責任を感じていない関係者との対比が絶望的。
雨にうたれた顕花とおもちゃ。。。
何だろう、このもやもやした空気感はリアルだけど辛いなぁ。
最後のゴミの不法投棄のシーン。
自分もここで罪をおかしているということに気付いたのか、それとも復讐(?)の意味でわざと投棄したのか。
夜間診療での若い患者の笑みも気になった。
誰でも知らない内に小さな罪を犯しているんだ。
推理サスペンスというよりは社会派ドラマ。よくぞ民放でこの息苦しいテーマのドラマを放送したこと自体に拍手。一つ一つの事例は本当に日本の継続的問題点。公共事業の在り方、役人の驕りと無知、気のゆるみ、医師の応召義務と安易な救急受診、マスコミの過大な正義感、言いぱなしの左翼運動、零細企業のつらさ、全てが結びついての悲劇。ラストの主人公の行為が全てを物語る。
見逃したー!再放送頼む!
誰でも知らないうち(意図的?)に小さな罪を犯している・・・か、いやぁ~その通りですわ
その小さな罪さえ起こさなければ、不慮の事故も激減するだろうし、街もきれいになる、それぞれが自分の本来するべき仕事にも集中できるのにね
にしても、医療関係者の立場としては、救急は断ってほしくなかった、やる気の無さそうな医者は見たくなかった、時間外にかかる時は本当の急患であるべきだと感じた、最後のあの笑みは許せない
犬のフンを片付けないおっさんが
なにより自分勝手で悪意を感じる。
犬を飼う資格はないかと。
そして、自分の行為が事故(事件)に
かなり関わっていると気がつかないだろうことが
やりきれない。
最後ごみは持ち帰ってほしかった。
そこがすごく残念。
多くの人のちょっとした無責任から起こってしまった不幸な事故死。
ほとんどの人達が事故死の責任から逃れようとする中で、むしろ、
責任を認めて謝った樹木診断業者の担当者が清々しかった。
面白い(皮肉だが)のは、犬の糞の処理をしない散歩おじさん。
事故死の報道を聞いて、無責任がお役所仕事を批判していた。
印象的には、治療を拒否してたらい回しにさせた医師の責任が
一番重いと感じた。
言いたいことはよく分るが、ドラマとしてはすっきりしないので、
☆5点は到底つけられないが、おまけの評価をしておく。
「愚行録」の貫井徳郎作品。
妻夫木さんで映画化された上記作品が良作だったので、今作も既読。
再度の妻夫木×貫井作品という事で楽しみにしていた。
最後のゴミ捨て、あの横顔の演技、秀逸だった。
最近はたまにしか妻夫木さんの演技が見られなくなったが、「悪人」以降、彼の演技に裏切られる事が無い。
サトシの父が入院していなければ…
病院に行かなければ…
タクシーが泊まっていれば…
突風が吹いていなければ…
過激な緑を守ろう運動が無ければ…
飼い主がイヌの糞を除去していれば…
樹木医が潔癖症でなければ…
役所の担当者が即刻対処していれば…
医療拒否が無ければ…
誠実に対応する人が一人でもいれば…
すべての「タラレバ」のうち1つでも起きていれば、この悲劇はなかった可能性がある。普通に生活をしていても、身の回りには命を奪う危険が存在している。真の恐怖映像を見た気がした。
犬のおじさんにも自分のしたことをわかってもらいたかったなぁ。
けど主役二人も品行方正な人間じゃなくて、自分も何かしらでどこかの誰かに乱反射させてるかもしれないという含みもあって面白かったです。
今の社会を反映していて物語にリアリティはあったがありきたりだった。もうちょっとひねりがほしかった。
>ラストの主人公の行為が全てを物語る。
まさに、それ!
途中にもごみ捨てのシーンがあって、最後にもある。ここがミソ。
結局、捨てていくんですよね。
このシーンが無いと、「あの夫婦は絶対的被害者、他のみんなは加害者」ということになってしまう。
でも、違う。
一見被害者に見える人だって、実は他の被害者にとっては加害者になっている。
他人のことを責める資格なんて、誰にもないのだ。
ワイドショーで偉そうに「悪人叩き」している連中には、このドラマを見て、猛省してほしい。
脚本・監督の石井裕也が記者役の相楽樹を孕ませたドラマ
どうでもいいけど気になってドラマに集中出来ないです
こう言うのなんとかならないんでしょうかね
無意識の悪意と些細な無責任が重なった不幸。
掘り返せば過失致死や殺人になり得る事故は確かに存在するのだというメッセージ。被害者と加害者の紙一重。
うっかり風に飛ばしてしまったビニール袋が、何気なく蹴った小石が、気付いていても拾わなかった空缶が・・・
テーマはよかったが役者の演技の偏りが何とも。最後の「花より団子(男子)」のワードもギャグに思えてしまった。
地震でブロック塀の下敷きになった女の子、病院をたらいまわしにされた妊婦。
航空機事故でも不幸な偶然が重なって大事故になったり、地震の時の女の子やこのドラマのように少しの時間差で事故に巻き込まれたり。
現実にこういうことがあるからドラマでもとてもリアルに感じた。
主人公夫婦が家庭ごみを捨てるなという場所に捨てる場面。
主人公がいろいろ調べて複数の人間のモラルのなさと不運が重なって事故が起きたと分かったあとも相変わらずごみを捨てる。
人災だと人を責めるが責められた人の後ろにも無数のモラルのない人たちがいる。
大小はあるけれど主人公も同類。
お話の流れとして主人公も息子の死にかかわるモラルのない行為をしていたというおちかなと思っていたけど違ったね。
最後の方わかりにくい描写と私も花より男子が気になってすっきりしなかった。
ちょっと重なりすぎててワザとらしいと言うか、ありきたり感が出ちゃったかな。
最後まで気付かれなかった最重要人物みたいなのがいると面白かったかも知れないけど…
と、思って見てたから、最後の学生らしき患者の変な笑い顔が気になったんだけど、、あいつ事件には絡んで無いよね?
あいつが重要な役割を果たしてたら結構凄いかも。
うん、やるせない。これぞ人の世。
誰もが愚かで、ただそればかりでもないっていう。
運命って、こういうときに己を楽にしたいが為に生まれた言葉なのかもね。
言いたいことは解るが暑苦しい演技を見せるためだけに原因も結果も分かってる事件を2周してなんの新事実も出てこないのは苦行。
世にも奇妙ぐらいの尺でいいだろ。
主人公が最後にゴミを捨てるシーンが最重要シーンであることは間違いありませんが、
それと並んで大事なのが、おばちゃんがサンドイッチを持ってくるシーンですね。
これがあるのとないのでは、ドラマの持つ意味が全く変わってしまいます。
このくだりがないと、ともすれば、「想像力の射程」を伸ばせば、悲劇は防げるのだという誤解を与えてしまいます。
サンドイッチのくだりで、そうではないことが明確に表現されるんですよね。
いやあ、ほんとに良いドラマでした!
すごく面白かった
この作品での夫婦役は妻夫木聡さんと井上真央さんの二人じゃなければ演じられないですね。
脇役の皆さんも変にジャニーズやakb等のアイドルやEXILE一族ではなくて、演技派の方達ばかりで安心しました。
そりゃあ掘り下げて調べてみたら、知らないうちに自分も関係してるって事はある。
被害者にも悪はあるだろう。
どうにもならないモヤモヤを最後までそんなもんだと終わってしまえば後味は良くない。
小説でじっくり読んだら何か深く刺さってくるものがあるかも…と思った。
何も強引にでもスッキリさせてくれなければ!とは思わない。
きっとこういう作品なんだろうなと思う。
良いドラマだったのに、ピンクの電話の花より団子で全てぶち壊し。
何でぇ~?
何が言いたいドラマなのか、ずーっと分からなかったけど、最後のゴミ捨てのシーンでやっと分かった。
皆さんがおっしゃる通り、みんなが何かしら罪を犯してる、それは事故の被害者である主人公たちも、ということなんですね。
深いけど、スッキリしない落ちだな。
でも自分を振り返らずにはいられないし、良いドラマだったのかな、後味は悪いけど。
書き忘れたけど、最後のあの患者のアップで終わった意味はなに?
なんで笑ってるの?
最後の患者は石井監督みたいですね。
演技はイマイチでした。
人間のエゴを突き付けたかったのか、ただ単に出演したかったのか。。。
最後の患者も笑った理由はある。 風邪だと診断されれば明日学校や会社が休めるとか。昼間の病院が混む理由も患者それぞれに家にいたくないとか何かしらの理由があったのかもしれない。結果病院が日常的に混んでしまっていたのかも。
生きていくだけで何らかの罪を振りまくのが人間。後ろめたさを感じつつ無意識的に家庭ゴミを捨ててしまうシーン。怒りは短期的に増大して力を生むが持続せず、いつか忘れて生きていくのも人間。最後にサンドイッチを力強く頬張ってた二人の姿は人間としての生への希望がしっかり描かれてたと思います。大事な息子をなくして悲しいけどそこに愛する妻がいて旦那がいる。それが何より前を向いて生きていく理由になるんだなと。久々に胸をうたれるドラマだった。映画でもよかったのでは。
予告では期待出来そうだと楽しみにしていたが
結果的に捻りが弱過ぎてガッカリ
小さな悪意の連鎖が繋がってしまって
一つでも断ち切れていれば事故は回避出来たと言う事だが
一番悪いのは救急患者の受け入れ体制が出来ていない病院と
無駄な時間を費やしてから受け入れ拒否をした内科医に決まってる
だから軽症患者が殺到なんて言い訳は通用しない
あのアルバイト内科医に到底処置なんて出来ないのだから
なぜ、すぐに断らなかったのか不思議だ
期待してみたけどもやもや感しか残らなかった
犬の糞放置は条例違反ではないのか?
取り締まらない市が悪い
医者も手におえなければすぐ断るべき
自分の身に起こったらと思うともやもやもやもや
話の細かいとこではアレレと思うとこはあったけど、
丁寧な映像化しようとしてる感が伝わってきたので良かったです。
なかなか見応えありました。みんなちょっとずつ社会に迷惑かけてることもあるんだよ~それが重なると大きな不幸に繋がることもあるよ~ってことかな。勿論小さなルール違反もなく暮らしてるかたもいるとは思いますが。
今回、父親の怒りの方がクローズアップされてましたが、あの母親はわりと早くに吹っ切ってたように見えたのがちょっと違和感でした。
日常の行いや出来事が取り返しのつかない重大な事故につながり悲劇が生まれ・・ルール違反に気付く人、気付かない人、考えさせられるドラマだった。
暗くて重たいテーマだけど、普段の自分の行動を考えさせられる。決して他人事ではない。こういう1つの事柄を丁寧に描いたドラマが好きなので、面白かった。
見たかったな~。
すごくよかった。
皆さんの演技に引き込まれました。
特に役所の職員の演技、圧巻!
苦しいけれど結局どこにも持って行き場のない結果が
モヤモヤするけどリアル。
役所の山本の演技凄かった。あんな人いるー。って
妻夫木の演技やっぱり凄いな!と思った
個人的には、病院が即答しなかったのと、飼い主と、お母さんが悪天候でチビが来てるのに引き止めた事が特に悪かった気がする。お父さんは病院が看護していてお母さんは元気やしそうそうお見舞いに行かなくてもいいやろ。
姑に言われたら嫌と言えんやろ
面倒見きれん木を植えるな!
犬の糞迷惑やし、持ち帰らんなら飼うな〜
妻夫木くん、なんか華がなくて竹野内さんみたいになりそう。
もうちょっとはじけた演技してほしいな
井上真央と萩原さんと北村さんが見たかったな…
こう言うのは基本的に好きなんだけど、
結局どうしようも無い を描くには2時間は長過ぎた気がする。
映画でも、いけそうなくらい、内容は濃かったし
ひきこまれました。先が知りたくてずっと集中して
観ました。特に萩原さんの演技がよかった。
だれだって犬のフンはいやです。一番の悪人は
犬の飼い主でしょう。
妻夫木聡さん演技は悪くないけど面白味がないイメージが…昔は人気があったね、、
深い話でした。
リーガル・ハイみたいだなと思いました。
「みんな悪い」とも、「誰も悪くない」とも言えない。
単純ではないストーリーが、胸に響きます。
映像もきれいでした。
浅くて薄っぺらい内容だった
良かった。いろんな意味で。
悲劇の前の平凡ターンで一度夫婦間で溝を作り、軌道修正してたのが味噌。
悲劇後の子を喪う辛さはまず、個人に襲いかかり、夫婦で辛さをひとつにすることの難しさを描きつつも前半で軌道修正したことが二人を繋ぎ止める説得力になっていた。
今回樹木の検査漏れを極度の神経症や当日の特別な事情ゆえにしたのも目配りができていた。もちろん、偶然の連鎖のひとこまとして神経症や反対運動を噛ませてるのだけど、これは真面目に検査業務をしていることを下敷きにしている。
ほとんど人はこのドラマを社会の小さな悪意や怠慢を問題視して作品ととらえていると思うけれど、
見方を変えれば
世に無数にある樹木、公設の管理建造物は何らかのルールのもと適切に管理されていて、だからこそ、事故は起きればニュースになるほど、珍しいのだともいえる。
できていなかったことへの問題提起ではあっても、私は無数箇所のほぼ永続的な無事故に感謝の気持ちを持ってしまいました。
家庭ゴミ。最初にみたとき、ああ、これがラストにくるだなと思って見てましたが、意外だったのが最後でてきたとき持ち帰らず捨ててたこと。意外でもあり、なるほど捨てる展開の方がより秀逸だとも思いました。
主人公たちをキレイごとの人にしなかった。
本人たちに自分たちも糾弾したかった相手と何が違う、と原罪のように背負わせた。
逆に、ワンちゃんじいさんのほうはあくまで無自覚のまま。これも素晴らしい。刑事物なら自覚させちゃってあんたが悪い!とみてる人の溜飲を下げさせるけどここはそうしていない。このことで「気づいていない加害」は観ているあなたにもあるかもですよ、のメッセージになるのですから、重い。
一方、泣くほど感動したのがピンクの電話の人?の登場。
想像の射程、の話のあとなのに
想像してないほど意表をつく登場人物。
そして、社会の小さな刺ばかり見てきたあとで人の温かさは捨てたもんじゃない、のサンドイッチ。
花をくれたのは数日前。だけどそのときはあんまり響いてなかった。当人が浮上しはじめたときやっとその厚意が当人の心に届く。そう、苦しいときは周囲の温かさに気づけない、だけどちゃんとあなたが浮上したいと思ったときにそういう温かさはそこに呈示されてるんだよという。
最後の若い人が診療時間外の受診。その自分さえよければの笑みのアップ。
バトンは観てるほうに渡したよ、だと思います。
はい、マイクお返ししまーす、と中継からスタジオに返るように。
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