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毎熊さんがすごくイイ味を出してました。
親戚一族の中で毎熊さん(建おじさん)みたいな人が一人いると何か救われる気がしますね。彼は自由人だけど自分の好きな事を仕事にしてちゃんと自立してるから素晴らしいと思います。
何かあった時の逃げ場所、ではないけれど何かをじっくり考えたくなった時など皆が彼の工房に行きたくなるのがよくわかりました。
それにしてもあのウサギのダンスには笑わされました。
自分の人生でこの先辛い時にはあのダンスを思い出して乗りきろうと思います。
最後まで見てしまったが、どうしても好きになれないドラマだった。
選ばなかった人生、選べなかった人生、いろいろあるけど、長く生きてるとそれなりの責任が伴うよね。
高齢になって好き勝手して、子どもや孫を巻き込んだりするのは情けなく、バカバカしく思う。
それから、みんな誰でも老いて病んで弱っていくもの。
夫婦は若い頃のようにドキドキワクワクではなく、ぼんやりと情でつながってるところもあるけど、艱難辛苦をともに乗り越えて、お互いを大切に思いやれる、そんな関係になれたらいいと思う。
毎熊さんの工房は、悪く言うと元々家族や親戚に別荘か何かのように便利に利用されてたんだろうなぁ、って思った。
あのうさぎのダンス、上手く言えないんだけど、昔、知人の結婚式などで拝見した某大学OBの(大学の伝統的な)半裸の踊りや、某大学のえっささや大根踊りに通じるモノを感じた。
もし次男が結婚したら、あの家族は今ほど次男に甘えられなくなるだろうから、今が一番良い思い出になるんだろうな、なんて妄想してみたり。
・夫にも飽き飽き
・自分にも飽き飽き
・町内の問題もどうでもいい
・もう一度人生をやり直せるなら、もっと楽しい人生を送ってやる
そんなどこにでもいそうな初老の女性を正気に戻してくれるドラマでした。
退屈に見えた日常だけど、薄皮が剥がれるみたいに徐々に実相が明らかになるにつれ、仮初めの家族関係、夫婦関係は壊れていく…
一皮むけば、家族も夫婦も他人でしかない…
そんなもろくてあやふやな関係性をつなぎとめるもの、それはお互いを理解しようという「誠実さ」と「情」
それのある無しが、別れるか別れないかの境目となる
主人公夫妻の間には、それが残っていた
元の鞘には収まったように見えるけど、お互いに自分と相手への理解を深めたように見えた
私達はいつも目の前にいる、ちかしい家族ほど、ないがしろにしたり、おざなりにしたりしてしまっているのかも知れない…
そんなことを考えさせてくれるドラマでした。
さすが松坂慶子、藤田弓子、すごい。
他の俳優陣も名優ぞろいの演技合戦で見応えありました。
あと、次男の健。
家族の間の緊張をすべて解放させてしまう、特異なキャラ設定。
「永遠の子供」あるいは「天使」のよう。
彼が今後どんな人生を歩むのか、気になる。
真面目で正しい大人って、やっぱり退屈ですね。
ヒロインが若いころ振ってしまった園芸家とその妻との三角関係にはちょっと戸惑ったけれど、最終的に児童養護施設反対運動と向き合うことで自分の家族との関係をも見直せた気がするヒロイン。
身近な人や自分の中の狡さやかっこ悪さをも否定したり追い詰めたりしないことが新たな一歩につながった。
人と人との間の問題解決には正しさに従うだけでない解決法があるんだなあと。。
ふんどし一丁で「兎のダンス」を踊って見せたヒロインの次男と妻との別居を受け入れ、家を出た父を受け入れ一種に暮らすことで癒していく長男。
これほど優しい息子たちはかねのわらじで探しても見つからないだろうに。
やさしい息子たちの良さに気づき甘え過ぎなかったヒロイン夫妻もよかった。
最後まで見てよかったドラマ。
主人公、夏江
専業主婦から庭師に華麗な転身
センスのよさに、スタッフから「さすが」「すごい」と絶賛の声多数
園芸業界なめすぎ!
山賀敏男
世界的な園芸家
夏江と一度でいいからチューしたい!
チューしたこと奥さんに話しちゃった
奥さんともいっぱいチューしちゃった
なぜこんなバカみたいな人物造形になったのか…
今まさに、選ばなかった道、選べなかった道を思い返している私にとって、とても耳の痛い話だった。
松坂慶子の言っていることに共感した。少数派かな。
家事や育児に追われる日々で、そのうちにやりたいこともできると思っていたのに、気づくともうこんな歳になってしまって、これでよかったのかと心の中に不安や焦りが生まれてくる。
風吹ジュンのように言う人は多くて、正論だなと思うけれど、そうできなかった理由もあったと反論したくなる。
若い頃に振った彼が(それも結婚相手として条件がよくないとかの理由でね)今でも自分に好意を持ってくれてると思い込んでるのは共感できないというかさすがにイタイけど。
私は松坂慶子よりひと回り下の世代ではあるけど、自分の不満や後悔を、客観的にはこう見えるのだと見せてくれるこのドラマに期待している。
講演会の質問コーナーで弁護士先生にしつこく食い下がるシーン。
まぁ、周りの迷惑も考えず(気づかず)、長々とと、半分呆れて見てましたが、あそこで一言「あなたは専業主婦を選んだことを後悔しているのですか?」と畳みかければ済んだんじゃないかな。
こういう人って実際居るんですよね。
隣の芝生に嫉妬したり、タラレバで物事を考えたり、自分が周囲から生かされていることに気付かない人。
OL時代、自分を好きでいてくれた人が50年経った今でも好意を持っていてくれているんじゃないかと言う、都合のいい解釈とか。
そりゃ、誰だって過去のあの時に戻って別の選択をしていたら…とか、あの時諦めなかったら…とか思うものだけど、時は戻せませんからね。
共感は呼ばないだろうけど、我が身を振り返ってみる分には十分な内容かとは思います。
それなりに幸せな人生を歩んできた70歳がそこまで歳いって「今度生まれたらこの人とは結婚しない」と言ったところで、単に贅沢な女の言い分にしか聞こえない。自分にどれだけ福運があったか自覚できない人間をテーマにしたって面白いわけない。
その時代最高の幸せを追求して結婚したヒロイン。
犠牲を払ってまでつかんだ安定した幸せ。
何十年の時を経た今そこに不安が生じ、戸惑うヒロインの姿は結構共感を得るはず。
採りたててよい人物も悪い奴も出てこない。
見覚えのある人たち。
自分の中にもいろんな顔があったこと今でもあることを認識する。
登場人物の言動に〇✕△とつけてもしょうがないことに気づかせるドラマだと思う。
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