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フィクションのドラマに野暮なことを言うようですが、大島の方たちが気の毒になります。
冒頭ナレーションの「放置された東京」を常にくぐもった映像演出がなぞり、今回は来島した女流脚本家が岸壁に立って「さみしいとこだなぁ」と呟きます。
寂れた港町は邦画や演歌には重要な舞台のひとつですが、逆説的に寂れたところにしみじみ魅力が感じられるようになっているものです。
人口減少が進む実在の島の名を挙げ、放置された魅力が無い島で自分たちは如何に魅力的で豊かな暮らしと仕事をしているかというようなドラマ。
エンドクレジットの撮影協力に「大島町の皆さま」「波浮港の皆さま」とは書かれてありますが、大島観光協会のサイトは私が見た限りではこのドラマには触れていません。
テレ東オフィシャルサイトでプロデューサーが「実現可能な究極の現実逃避に癒されてください。」と述べていますが、癒やされるどころか心を紙やすりでザリザリと擦られる気分です。
キャストに罪は無く、このそもそも地元に失礼な設定の中で気ままで刺々しい渚役の工藤綾乃さんもまた気の毒です。
竹中直人は不器用な役者だと思う。
コワモテ、はっちゃけタコ踊り、気弱なオッサン・・・手札はこの3つだけだ。
全部出し切り、さぞかし気分が良かろう。
さて、中身はというと竹中同様ワンパターンだ。
そろそろ変化が無いとクサヤの回し者だと思われるぞ。
これテレ東版『バグダットカフェ』だったのね。いつかあの映画の日本ドラマ版が出来るだろうと思っていたら、ようやく登場しましたな。しかも主演がなんと片桐はいり! いゃーっ適役です。ラストがどうきまるがこの作品のキモなので、とにかく最後まで見てみますわ。
ちなみに相棒の工藤綾乃ちゃんもすごくイイです。『リミット』生残り4人の女子高生の中で、彼女だけがイマイチ浮上しなかったけど、これで山下リオちゃんと同じラインに並ぶだろう。応援します!
どうも私には合わないようだ。
次回で撤退する。
このドラマは定型化されているように感じる。
大都会で悩みを抱える者が島へプチ逃避行し、居酒屋の女二人とふれあい、そこでクサヤを食べる。
すると元気になり、また都会へ戻る。
ワンパターンは構わないのだが、どうにも主演の二人に魅力を感じない。
若い女性は全く知らないが、片桐はいりならば先日まで飯豊まりえのドラマで素晴らしい演技をしていた。
しかし、このドラマでは・・・まだ謎を抱えている為だろうが正体を悟られぬよう用心している感じだ。
そのせいか人としての匂い、クサヤのような絶妙な味がしない。
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