4.06
5 218件
4 33件
3 3件
2 1件
1 65件
合計 320
読み けいじころんぼ
放送局 NHK BSプレミアム
クール 2020年4月期
期間 2020-04-01 ~ 2021-07-28
時間帯 水曜日 21:00
犯人が冒頭からわかる!ミステリードラマの金字塔。
旧シリーズ45本を4KデジタルリマスターにてBS4KとBSプレミアムで同時放送!
https://www9.nhk.or.jp/kaigai/columbo/
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名前無し

ゲストはコロンボでの犯人役が三度目の俳優、ジャックキャシディー。
イーストウッドの映画では砂漠の真ん中に置き去りにされてしまう役でした。
なぜかこの人に強く惹かれて久しぶりにコロンボを見ました。
不遜だがダンディでいかにもハリウッドスターみたいな風貌のキャシディが、
ナチの親衛隊という過去を隠すために魔術師の技術を磨き、
人の目をくらまし続けて地位を得たけれど、
舞台で見つめられる商売であるがために正体を暴かれ人を殺める。
戦時中は収容所で公然と行われていた殺人だが、
今度の殺人はわけが違うので魔術師としての知恵のすべてをかけて準備し、ことに臨む。
彼がロスで事件を起こさなければ、コロンボに追及されることもなく、
魔術師であり続けたに違いないのです。
当時はナチの残党が世界中で姿を変えて生きていたこと。
そして人々が彼らを執念深く追っていたという事実を再認識させられました。
私が心惹かれたジャックキャシディは、不幸にも自分の出した火事で亡くなったそうです。
コロンボに対峙した時に見せる自信にあふれた笑顔と時折不安にかげるまなざしの対比が何とも魅力的な俳優さんで早世が惜しまれます。

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名前無し

コロンボ警部を演じている俳優さんがかなり魅力的なんだなと思いました。どこかモフモフの大型犬みたいな愛嬌があって、笑顔が優しくて、自分の奥さんのこととか、自分のことをちょこちょこ話すのも、オープンな人柄が親近感を抱かせるというか。
こういう刑事さんのドラマって、日本だと何かあるかな。古畑さんは犯人逮捕のスタイルは似ているけれど、全然、違うタイプ。
浪花節みたいなオヤジさん刑事はちょっと違うと思うし。若くてカッコいい系でもないし、インテリタイプでもないし。
コロンボ刑事みたいな、人間的な魅了が滲み出てくるタイプの人って、いるようでいない。

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名前無し

おもしろさがある程度、保証されているのが過去の名作。
つまんなければ消えてしまっているはずだから。
最初に犯人がわかっているっていう場合は、犯人役がよほど魅力がないとダメ。よく知らない俳優さんばかりでも、強烈な個性を放っているからおもしろい。いかにも悪人っていうんじゃなく、優秀な人間が自分を過信して堕ちていくのが時代を超えてリアル。

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名前無し

以前はアメリカの刑事ものって、暴力シーンや、やたらに危機を煽るような演出がちょっとなあと思って敬遠してましたが、このドラマはそういうんじゃない落ち着いたサスペンスっぽい話みたいなので、見るようになりました。新しいドラマよりもプロットがしっかりしていて、最後、一気呵成に決着がつく展開もおもしろい。

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名前無し

カッシーニさんはこれまでの犯人と違って、父親から継いだワイナリーを売りたくない気持ちゆえに過ちを犯した経緯に同情できる気がしました。
話し方や応対の仕方も穏やかで、悪い人には見えない。
同じイタリア系ということで、コロンボがワインを勉強していくと、表情が緩んで、懐に招き入れてしまうところもあって、コロンボの仕掛けた罠に落ちてしまう。
でもコロンボのほうも愛嬌たっぷりの優しい表情なんですよね。最後に美味しいワインを用意してあげたりして。
大切なワインを捨てる羽目になったり、脅されて結婚を迫られたり、カッシーニさんには、いろいろ同情してしまいます。
本当に面白かったし、人気のあるストーリーなのがよくわかります。

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名前無し

ドアを壊して開けるには蝶番の方を外すという方法があったか…と新婦の利発さに敬服。
宴の後に徹夜しての、時間との闘いによる捜査は、ベテラン警部コロンボの的確な指示が効いていた。
捜査に協力している人たちの疲労が所々に見えて、眠そうな表情ながら緊張感を保ちつつ犯人を突き詰めて行く過程が面白かった。コロンボがよく現場でコーヒーを飲んでいるのがわかる気がしたし、今回は車を運転しながらパンを食べていたね。

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名前無し

監視カメラに写っている違和感、言われてみれば、あーと思うけれど、何度見ても気づかなかった。
植え込みが剪定されたほうが先で、後のほうは、枝葉が茂っているなんてね。
犯人も自分がコントロールできる範囲は気を配っているけれど、外で勝手に進んでいることまでは気が付かない。
自分は完璧のつもりでも、外から見ると、そうでもなかったり。
ワンちゃんの爪痕は愛犬家ならではの気づきかな。
コロンボ警部の手抜きなしの捜査に脱帽です。

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名前無し

コロンボ史上、こんなに艶めかしい話があったとは知らなかった。
心理学の中で性的欲望に関する研究があるのは、あらゆることを科学に置き換えようとする、それも人間的欲望からなのかも。前回のエンタメ業界における虚構の世界観と、実は紙一重な気がする。

題材がやや強烈に感じられながら視聴していたが、最後の10分ほどのコロンボとジョーン(リサ)の会話がなかなか深く、ストンと腑に落ち、すっきりすると共に余韻が残った。

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名前無し

アイルランドや、コロンボ警部のルーツのイタリア、先日は日本のフグまで登場して、移民してきた人々が多種多様だから、事件も国際色豊か、関連する事件の小道具にも、お国柄が出て飽きないですね。
フグ毒みたいなのもありましたが、ほとんどの事件は、銃で殺害されることが多い気がします。アイルランドに数百丁、大量に運ぶのも銃ですし。そろそろ銃を規制するっていう方向にはいかないんでしょうか。

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名前無し

合衆国に移って本国の組織を支援する人たちの大義名分とは、を問い掛ける要素があり興味深かった。
IRA に詳しくはないけれど、自分たちが持っている正義感のようなものが考え方や行動を支配し、その末に起きた事件なのかもしれないなと思った。
殺された人がお金をふっかけるようなことはせずに上手く商談がまとまっていたら、事件は起きずに武器は人知れず輸送されていたのだろう。
コロンボと犯人が韻を踏んだ言葉を交互に口に出す合間に、相手の信条を見抜くところは流石。

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名前無し

訓練によって犬が変わるさまを描いたのが今回の特徴で、でも2頭のドーベルマンはコロンボに対して終始デレデレだったし、コロンボの飼い犬も出てきて、ワンコの可愛さが堪能できた回だった。
犯人は自分は手を汚さずに、犬の穢れのなさを利用しようとしたのだけど、訓練士さんのアドバイスや再訓練によって、事件も解決して犬たちも救われるというのが良かった。
心理学者の思惑の隙を衝くコロンボが上手だった。天晴でござんした。

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名前無し

「いつから目をつけてたんです?」
「出会ってから2分後です」
コロンボはやっぱりスゴイ! しびれました!

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名前無し

海辺でしみじみと語りかけたコロンボに、犯人の作家が柔らかい表情を浮かべていたシーンが印象的。
この事件も証拠は弱いものばかり。鍵の件も記憶違いで誤魔化せるし、電球のソケットに隠された証拠も、被害者の直筆ではない。
ただ、お互いプロとして対応しましょうという最後の説得は、犯人の自供へつながったかもしれない。

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煤けた蝙蝠傘

コロンボの高知能指数を印象付ける回でした。
はんにをどんどん追い詰めて詰めのトリックを犯人から披露させてしまうとは。
毎回毎回思うのですが、殺人犯は一人でやって来たコロンボを殺し口封じする事は考えないのでしょうか。
ピーター・フォークさんは加えタバコでも滑舌良いので腹話術も得意そうですね(^^)

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名前無し

刑事のお仕事っていうのは大抵、残された犯罪の証拠をつかんで、動機を調べて、外堀を埋めるように証拠固めするものだと思っていたんですが、コロンボ警部の扱う事件は、あまり証拠らしい証拠がないんですね。犯人が頭が良くて、計画的で、用意周到だから。
だから、犯人だけが知ることを言わせるとか、犯人だけが見たはずのものを言わせるとか、あれこれ犯人にしゃべらせる。しゃべらせてナンボ。
多分、今のドラマだったら、弁護士さんが飛んできて何も話さなくていいです!と間に入って止めてしまうんじゃないかな。まだ容疑者かどうかわからない段階だから、弁護士も呼んでいないんだろうけれど。そういう、隙間にふわっと入り込んでくるのがコロンボ警部。

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名前無し

美術品の価値を知っていたのかどうかというのは、「知ってましたか?」って聞くんじゃなくて、灰皿として躊躇なく使っていたことが何より「知るわけないよ!」という答えになっていて、あのシーンはとても印象に残りました。

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名前無し

自白へもっていく心理戦がおもしろい。

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名前無し

姉が恋人を奪ってしまって、その後、心変わりした元恋人を、心臓病を装って殺害したというような話をコロンボ警部は示唆してました。
犯人は、姪に過去の自分の犯罪が知られるのを恐れて、今回の弟殺害事件をアッサリ認めたようです。
阿吽の呼吸で、警部が昔の事件に触れなければ、今回の件を自供するという、暗黙の取引をしたようでした。
こういう自供のさせかたもあるんですね。
いろいろと予想外でした。
全く別の話をしながら、金のバックルをじっと観察していたコロンボ警部。姪ごさんは、美術品なのを知らず、タバコの灰皿にしていて、この人が犯人じゃないのは、そのシーンで一目瞭然でした。

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名前無し

元ナチの親衛隊出身、マジシャン役の俳優さん、
怪しい雰囲気でちょっと欧州風の着こなしがエレガント。
人気マジシャンの貫禄十分で、魅力のある犯人でしたね。
ただ、鍵のマジックの凄腕や、言葉の訛りを完璧に変えて
別人になりすます特技というのを、つい調子に乗って
披露してしまったのがまずかった。
コロンボ警部にロックオンされてしまいました。

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名前無し

「歌声の消えた海」の客船事件の話が今回につながっていて面白かった。あのときの船がロサンゼルスーメキシコ航路だったから、コロンボの働きがメキシコで報道されたらしい。
異文化空間で、闘牛を詳しく知らないからこそ権限はないけれどフラットに捜査できるコロンボと、容疑者が国の聖人だからこそ捜査に慎重になるメキシコ人警部。彼や彼の家族、そして牧場で働く人たちがコロンボにヒントを与えながら事件の背景が明らかになっていく様子に緊張感があった。
今回の犯人は時に感情的で高飛車な態度をとっていたが、コロンボはいつも落ち着いて、相手にペースを乱されないところがすごいと思った。最後は犯人の表情が少し緩んでいてホッとした。

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名前無し

グレースはコロンボの名前も思い出せなかったり、
そういう症状が出ていて、記憶が定かじゃない。
だから、いつものように追い詰めても、
うっかり自白するっていうことが厳しいというのも
あったけれど、そういうことよりも、
一時代を築いた美しいスターの人生の終焉を傷つけずに
静かに終えてあげたいと、そういう思いで、
逮捕を遅らせたのでしょう。
コロンボ刑事の深い洞察力あっての判断というか、
思いやりというか、最大限の譲歩だったと思います。

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名前無し

コロンボは普段はぽやんとしてて滑稽味があってお茶目でデカい犬が似合うオジサンだけど、追求するときにチラッと凄みを見せて、意外にも偉くて(みんなに言うこときかせられる)、最後はぐうの音も出ない証拠を突きつける。そこがかっこいい。
更に殺人を計画してるやつには容赦ないし、突発的に殺人を犯してしまった人には優しさがある。日本の人情ものとおなじやね。日本でも長く愛されるのわかる。

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名前無し

日本の刑事ドラマと違うな〜と感じるのは、犯人が別の容疑者を仕立てて、人を陥れる工作つきで、アリバイ工作するところ。
前に、医者が犯人だった時も、麻薬中毒から更正した若者を陥れる証拠を捏造していた。
今回も、前歴のある男と知り合って、その男を陥れる工作をして、疑われるように仕向けた。
その上で命まで奪って、死人に口なし、やり方が相当悪どい。こういう犯人相手だから、コロンボのほうも、しつこく行かざるを得ないんだよな。

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名前無し

警察の内部に悪人がいる話、証拠を犯人自身に案内させる等など、コロンボのストーリーって、後々のドラマのストーリーに、大きな影響を与えているんですね……

初回放送は1968年からで、約50年前の作品とは、ビックリした。
確かに小道具類やセリフは、古めかしいのもあるけれど、トリックや人物描写、全然おもしろい。
飛ばし飛ばし見てたけれど、この機会になるべく見ておこう。

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名前無し

ラストのコロンボの引っかけがいつもすごいけど、今回は最高!
思わず声が出たw
ぐうの音も出ないってこのこと。そしてすぐ終わるのがコロンボ。ものすごい余韻。至福のひととき。

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名前無し

コロンボ刑事は、犯人に関係あることを一応、
勉強しようとする姿勢がえらい。
ワインとか、サブリミナルとか、今回は、
小型機に一応、乗ったんだと思うけれど、
飛行場でフラフラになってた(笑)
でも、他のパイロットと雑談したおかげで、
ヒントをゲット!
聞き込みっていうのかな、どうでもいいような
シーンにも、笑える場面があったりして、
無駄なくおもしろいね。

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名前無し

歌手の男は、最初はイライラして攻撃的だった。犯罪歴もあり、警部が自分を疑ってると思い込んで。ところがコロンボ警部は、苦労して下積みから上がってきたことは、人々に勇気を与える、っていうような言葉をかけた。その瞬間、歌手の犯人はハッとして、友人を見るような目になった。

コロンボ警部は、かなりの人タラシなんだと思う。
捜査は上司の命令で仕方なくやらされてますと繰り返して、相手に敵じゃないと安心させて、カミさんが大ファンだというのも忘れない。
従軍経験の話も距離を縮めた。互いにすっかり友人のようになって、最後、こんな素晴らしい音楽を作れるあなたは悪い人じゃないと言いながら、証拠のパラシュートを回収してしまう。

犯人への心からの親しみを露わにしているコロンボ警部に、犯人も心を開く。心理戦をじっくり見届けるドラマなのかもしれない。

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名前無し

スペルバーグくん、超かわいい(≧◇≦)💕
ロボットもレトロなブリキのおもちゃっぽくて、いい~❣
次からレギュラー出演、お願いしたい~💕

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名前無し

原作の空気を楽しみたくて、英語がたいしてできないくせに原語で視聴しています。当然、日本語字幕は必須。
コロンボの台詞は黄色の文字、犯人の台詞は青色の文字で出るので、登場のときから「犯人はこの人」と分かり、どんな行動をとるのかを見逃さずにすみます。その他の人物の台詞は白色字幕ですが、役名も示してくれる(たとえば「[アイリーン]コロンボさん、こんにちは」のように。)ので、人物の理解が早く、とても重宝しています。

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名前無し

冒頭、険悪な雰囲気の中、キャビアをたっぷりとのせて頬張る被害者。エアコンの温度もわざと高めに設定。映像自体にも仕掛けがあり、喉が渇いて飛び出して来て、水を飲んでいる時に撃たれてしまう。
コロンボ警部も、キャビアをちゃっかりいただいて、やたらに喉が渇いて。それでご遺体を確認、喉が乾くように仕組まれていたことを察知。
小さなことを疎かにしないコロンボ警部。映写技師のコインの件も見逃さない。雑談しながら、どんな小さな話にも注意を怠らない。
ああ、あのことか!と思いがけない話が後々効いてきて、とても興味をそそられる。

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