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合計 | 3件 |
読み | ちいさなかみたちのまつり | |
放送局 | BS-TBS | |
クール | 2020年1月期 | |
期間 | 2020-03-01 ~ 2020-03-01 | |
時間帯 | 日曜日 17:00 |
https://www.bs-tbs.co.jp/drama/tbc60chiisanakamitachinoinori/
令和元年度文化庁芸術祭 テレビドラマ部門「優秀賞」受賞!
- 感想とレビュー
- 番組情報
2021年3月再放映の千葉雄大君主演のドラマです。
まったく期待せず録画を視聴したら、最後まで引き込まれて一気に見てしまいました。
泣いたら変わるのかよと不貞腐れる一歩手前で踏みとどまる雄大君。家族のことを話せる彼女ができ、ああ良かったなと思う場面。
ダイレクトに「あの皆さん死んだんですよね」と思いっきりいう彼女と目を剥く雄大君。
家族5人全員を失った若者がまさに目の前にいるようなドラマでした。
震災関連のドキュメンタリーやドラマ映画は多く作られたと思いますが、このドラマが一番リアルに胸を打ちました。
とてもいいドラマでした。震災で亡くなった方達はあの世でどうしているのかなとかねがね思っていたら、このドラマがそれを見せてくれました。ウチらはあの世で普通に楽しくやっていて、生きてる人達を見守っているよ。だから頑張って生きなさい。話の展開が不思議ファンタジー的なのでついていけない方もいるでしょうけど、内容はなんて優しく愛にあふれた話でもう大感動! 夕暮れの子供神輿のシーンの美しさ。思わず涙がこぼれました。そしてその瞬間にタイトルの意味がわかりました。これは日本人の祖霊信仰にも根ざした話なんだと。その意味でも深いドラマだなーと思いました。内館牧子さんはさすがスゴイです。今年はいろいろ震災関係ドラマやってましたが、これと山田太一さんの再放送の2作品がダントツの素晴しさ。やはり巨匠達はただ者ではないですね。千葉雄大クンと土村芳さんの二人にとってもこれは胸をはって誇れる代表作でありましょう。他の役者さん達もいい作品に巡りあって役者冥利につきるのではないかと思いました。多くの人に見てもらいたい名作です。
震災を扱ったものはどうしても気が引けるが、このドラマは見て本当に良かった。当事者と世間の人の想いの違いは仕方がない。としても残された者、生きている私達は命のリレーを続けて行くこと、元気に幸せに。と言うメッセージが心に響いた。
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