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大俳優市村正親。シェークスピアの舞台かのような魂の慟哭。
これを真近で見るような贅沢な画面でした。
変な話、ドラマにはバランスというのがあります。いい意味で今期の左江内氏や超能力探偵なんて脱力系。世界観がまとまっていることが大事です。そういう意味で、大俳優がなんの手加減もなく大熱演できるこのドラマとは、そういう力を内包していたということです。
正直、視聴者をだますとあおった上での楓拘束には「まさか、このことが一番のトリックでありませんように」と願うほどその展開が明らかで、その点においてはまったくハラハラしませんでした。それでもなお興三の厚顔さとそれに痛みを覚える浩一のやりとりは人間の業の深さに胸がえぐられるほどの重さがあり、その末にあの興三の慟哭が配されるわけです。
これはね、トリックわかっちゃってるから～（カズキ風）じゃないから！！
そんな浅い所で見ないって、ドラマ作成者も視聴者を信頼してるから！！
でもって、その場にいる隆こと藤木さん。難しかったと思います。
二人は演じるべき方向がはっきりしている。その大熱演の間に立ち妹の生命の危機と父の絶望的な偏屈さと信用できないはずの男への共感とを二人の熱量にかすませずに見せるのは。
（銭の戦争時の渡部篤郎と草彅剛の最高の見せ場の間に立っていた大島優子のいらなさ加減との差異を思わずにはいられない）
前後のすべてを回収しまくった部分もお見事でした。
三瓶さんの長年の悔恨を深い礼儀正しいお辞儀となれない「いいね」ポーズで。
強面六車は人の心など期待されず、害獣扱いされた上にその足の完治してなかったためにヘタレ三瓶に蹴られた程度でコケて警察につかまるという認めがたい屈辱で。
詐欺仲間は騙し騙されつつうらみっこなしに。
楓・・・再会したときに手をひっぱって庭園に行ってましたね。この動作で楓の中にある「恋人」の名残をみました。その楓に嘘の恋人としてではなく本物の「お別れ」を言ってくれた浩一。
さらに浩一は「頼むから何もしないでくれ」と言われ続けた晃をもっとも信頼し、大役を任せた。それに善良な人は自分の犯した罪には罰をうけないと救われない。晃の病みそうになる心を救ったのも浩一だった。
ひたすら慕ってくれたハルカに直接ついて来いとも言わず、追ってくるんだろ、も洒落てる。
それに。インコの復唱能力まで、浩一ってば「信じてる」んだから笑っちゃう。誰も信じられないどころか、ですよ。
このドラマは単なる個人的な復讐劇ではなく、周囲の人間との関係性全部を含めて「人は信じあえる」「人は大切な人を守るために嘘をつく」という根源的なものまで描き切りました。
嘘か真かではない。人として優しくあれるかどうか、だと。
楓や隆に謝罪をさせないストーリーも私は良かったです。
親が犯罪者であれば子はその罪を一緒に背負わなければならない。
その空気に抗ったからです。
犯罪の上にある贅沢な生活でのうのうと生きやがって、でしょうか。親のしたことを申し訳ないとは思わないのか、でしょうか。
気持ちは、わかる。
だけどそれを言ったら法治国家ではなくなります。リンチへのスタートです。
「○○許さない」的な空気にどうにも流れそうな昨今の日本社会へあえて竿した姿勢を評価したいと思います。
余韻に浸りすぎてここに読みにきたくなくなるほどでした。
うん。
やっぱり同じように思う人少ないんだなあって。
でも、だからこそあえて私個人の感想も書いておきます。
これ、プロットとしてすごいです。
1話で偶然の出会い。完全に封印していた過去へと引き寄せられる。
2話でたぐりよせた事実をもとに復讐していくことへ手ごたえを得る。
3話でとはいえ中には根っから悪い人ばかりが相手じゃない、復讐は自分の心もまた傷つける行為だと描く。
4話で「見て見ぬふりをするのも罪」と言わせる。
5話でちょいいいやつ長兄も復讐対象だったと苦く思う。赦せないことの辛さも口にする。
6話で正面切って対立序章。
7話で長兄はめる。親和性のある相手にややうずいた良心も「愚かさは罪」と封印。
ここまで描いて
たとえ「実はいい人でも」「個人的に情があっても」「見て見ぬふりをしてるだけで」「赦すことができない」にまでエスカレートしてきていると描写してるわけです。
丁寧に回を重ねて浩一が復讐心に心を絡み取られ、引き際を見るしない暴走していく過程が描かれている。
おりおりにちゃんとブレーキをかけるための言葉が浩一に向けられてるのに。かえって自分で自分を鼓舞するかのように。
最後は「父を裏切り嘘をついて生き抜いた自分」こそが復讐の対象になるかのように。
ま、ドラマに何を期待するか個々に違いますもんね。
私は本当に面白いです。
これ、ほんとに物語として見たら韓国のドラマや映画のパクリドラマだよ。SMAPという肩書きが無くなったたら、草なぎくんなんてこの先、無理をしてまで擁護をする必要なんてないんじゃないかな？
この人はSMAPをぬけても、役者として見て魅力あるかな？慎吾くんみたくしゃべりができればバラエティーに行けるけど、草なぎくんはできないものね。これから役者ひとつでは食っていけないと思う。グループ解散で世間から見向きもされないSMAPメンバーは近いうちに出てくるよ。
途中まで面白く観ていたけど、皆んな安易に騙され過ぎてつまらないし、ワクワクしなくなった。
やっぱり、赤松金融の銭の方が良かった。
草なぎファンが絶賛し過ぎ。
それほどの俳優じゃない。普通。
初回からずっと楽しみで観て来たけど、何か良くある復讐劇っぽくて、先が見えてしまう脚本、演出が残念。。
草なぎ君ってジャニタレの中では、芝居が高く評価されてるけど、今回の役に関してはもっと狂気じみた凄みを感じさせて欲しい。
かつてのTBSドラマ｢白夜行｣の山田孝之が演じた亮司みたいな主人公を期待していたけど、草なぎ君では力不足が否めない。
幼い頃に家族を惨殺され復讐の鬼と化した人間にしては、芝居が薄っぺら過ぎて毎回観ていて、気持ちが萎える。
山田孝之にこの役をやらせたら、多分、圧巻だろうね。
今回で言えば、ジュディオングとその息子とのやり取りのシーン、あんなにがなりたて泣きの芝居になるか？
幼い頃に家族を惨殺された人間、復讐しようとする詐欺師には到底見えない。
後、相変わらず、藤木直人の何を演っても同じ人に見える芝居、滑舌の悪さが目立ち過ぎ。
草なぎ君と藤木の対立している、もっとギリギリの駆け引きみたいな緊張感があるだろと、毎回観ていて、所詮、このふたりに期待しても無理か～と思ってしまう。
脚本、演出以前に主演級の役者の芝居が幼稚過ぎる。
草なぎ剛。
この人、全部隠して目でだけでも演じられるんじゃない？ってくらいすごい眼力。
別の人みたい。
特に悲哀のこもった表情の時なんか、彼を通してほんとに一人の男の人生が見えるようだ。
浩一は事件のときに嘘をついてから嘘しかつけなくなったんだろうね。
ぼくは、浩一が自分の嘘について後悔する場面があまりなかったのには残念です。なんか浩一が薄っぺらく感じられた。
１時間、見入ってしまいました。
草彅剛の表情、涙、凄い演技力です。いい俳優さんだなぁと、もっとこの人の作品が観たいと思います。
山本美月のショックを受けた表情もよかったです。
六車が、獣の罠にかかったのには笑いましたが、これもまぁいいでしょう。逃げてもらって次回に繋げないと。
来週は百田の動向が楽しみ！
最初の頃は どんな方法でどんな復讐を見せてくれるのだろうかと ワクワクしていた。 でも 次第に「嫌な復讐だなぁ」と感じることが多くなった。 自分より強いもの、強大なものに 詐欺師としての優れた才覚で立ち向かっていく復讐劇を期待していたのだけれど、相手は 普通の人でも疑うようなことにすぐにコロッとだまされるような馬鹿や 大切なものや証拠を手に持って歩いたり ペラペラ喋るようなマヌケや 詰めの甘いトンマばかり。 それでも 今回は いよいよ（本当の黒幕ではなかったかもしれないにせよ）大物の会長との対決！！ 見せ場の一つにちがいないと思いきや、丁々発止の駆け引きがあるでもなく、山あいの廃村で、コロッと心臓発作で、、、。 いつ 天才詐欺師の腕前をみせてくれるのか。 この先、マギーの動きや大杉漣の正体が盛り上がってくれるといいのだけれど、今のところ チマチマとしたお遊戯ごっこを観させられている気分。
草なぎは別にレイプ殺人そのものについて思うところは無い設定ですよ、今のところは。
マキーとバータージャニタレ(マギーの弟子という設定)には、ジュディオングの回では寄付しちゃったけど他の回ではお金あげてた時もあった気がします。
米韓ハーフが草ナギと働く理由は前に丁寧な説明ありました。
連ドラですから、毎回すべて細かいところまで説明してから始めるのは無理だと思います。
演者や、演出やあらすじなどは概ね良いと思うのですが、要所要所で偶然を多用してしまうところがいまいちしっくりきません。嘘のスペシャリストの話ならば、もっと作り込まれた伏線で自分の過去に迫る設定でないともったない。これでは、ただ薄っぺらいだけの主人公像になってしまっていて残念です。
復讐劇にしては詰が甘いとしか言い様がない。
浩一が警察に捕まらなかった事にも納得が行かない。
30年前の事件は時効でも、浩一が詐欺行為で金を騙し取った事実は犯罪として裁かれるべき。嘘と犯罪には境目がある筈。どうも筋が通っていない。
復讐物にありがちな最後に主人公が死ぬという結末ではないところは良かったけど、復讐を終えた後の爽快感はあまりなかったかな。
銭の戦争の方が面白かった。
私はもう復讐シリーズはいいかな、草なぎさんは今後は別のドラマで見たいな。
草なぎ剛 演技上手いとほめられているけど自分からする
とセリフは一本調子だし演技もまだまだだと思う。演技が
下手と言われて藤木さん頑張っていると思う。女性二人も
頑張っていると思う。
初回は面白かった。次回が楽しみで夢中でみた。
しかし回が進むにつれ、30年越しの復讐劇にしては詰が甘いと思うような展開が多く、騙しの幼稚さに呆れてしまった。
次回は一ノ瀬が撃たれるようだが、もう録画で良いと思っている。視聴率もジリジリ下げている。似た感想の人が多いのかもしれない。
次回の展開次第で最終回まで見ないかも・・・
楽しく観たい気持ちはあるし、期待もするし、草なぎの演技も評価したいけど、期待を裏切る薄っぺらいｽﾄｰﾘｰ。
天才詐欺師？どこが？
もっとｽﾏｰﾄに巧みに騙すのかと期待してました。
視聴者でも先が見透かせる手口なのに、周りは草なぎの手口を天才扱いしてる様子なんか寒くなる。
水原希子の役割が、詐欺師漫画のあるあるを想像させるような陳腐な役割で真剣に見てても笑えてくる。
掃除のおばさんで潜入？ビルの表で情報交換？一番怪しいシチュエーションでしょ。
道端で占い師が急に人生いい当てる？初対面なのに信じる？
笑いとろうとしてます？
天才詐欺師とは程遠い。
笑いなくしては見られない。
ツッコミ所が満載
今のつまらない芸人に比べたら笑いのセンスは高い。
お笑い番組として放送してたら、視聴率もっと高いんじゃない？
ヤフーの感想欄は草なぎ信者が多いようで、絶賛の雨嵐。しかし、ここは冷静に見られる人が多くて安心。
やはり、脚本がイマイチ。展開力がなくワクワクしない。銭の方が数段よかったと思う。
復讐と言う考え方が日本人には馴染みがない
復讐するドラマって本当に面白いですか？
私は苦手です。どうせ作りものなら優しい作品の方が
草なぎくんに合ってます。
長男や妹への近づき方は強引でも期待感でわくわくした1話からドンドン評価が下がる。
次男に正体がバレるかもっていう演出がギリギリの綱渡りとか
ドキドキするものではなく主人公が雑で考えなしに行動するバカに見えてしまう。
詐欺師っぽさがなさすぎる。
疑いを逆手にとって信用させるような展開に持っていってくれたなら面白いけど、
その気配がないままここまで来てしまった。
すごく残念。
次男が疑う→偶然に助けられるor微妙なネタで乗り切るってワンパターンを何回するのか。
一度でいいから切りぬけるときに仁科次男を本気で信用させたり騙す演出をしてもらいたい。
今回は完全に疑いを払しょくできるネタなのに半端な感じ。
次男はいつもタヌキに化かされたような、キツネに頬をつままれたような感じになっていてるだけで終わってる。
完全に騙される→引っかかりを発見して疑うみたいなプロセスならともかく、
次男がなんか怪しいと疑う→疑いは晴れたが根拠はないがやっぱり怪しいと次男は思う→ずっと疑い続けるという形になってるから切り抜けるための嘘がまったく成功しているように感じない。
でも、草薙と会長の演技はとてもいい。
なんか、つっこみどころが多すぎる…という以前の問題な気がしてきました。設定も展開もゆるゆるぐだぐだでそれこそ看板詐欺なドラマですよね。
草剪君主演ってことで結構期待してたんだけどなあ。
自分の中でだんだん評価が下がってきて今回でかなりがっかりしてしまいました。あれはないよ…。
冷めちゃった。
来週どうしよ。
騙す方も騙される方もガバガバのユルユル。
ここを大きく割り切って作られているため(ずいぶん思い切ったところで割り切っちゃった気もしますが…)、その分ストーリー展開の自由度が高くなって毎回次週が気になるような終わり方ができるし、先の展開の想像が付いても見届けたくなる。
結局のところ面白いです、ツボを心得た作りだと思います。
恋愛ドラマやお仕事ドラマよりこういう復讐ドラマの方が嵌まる率多い私はこれもお気に入りの一つ。まあカルテットには及ばないが。突っ込みどころは多少あるが普通に面白いと思う。ただ… ここやみん感、ヤフーコメなどの異常な主役上げにはうんざり。元SMAPのファンもどこぞと同じで盲目が過ぎると感じるが。確かに下手だとは思わないけどそこまで飛び抜けた演技とも思えない。しかっめ面にどなる芝居、この人の十八番だろうねいつもの草なぎ。やたらドアップのどや顔も… 年齢的にそこに需要あるとも思えない。因みにギリギリまで貯めて涙を落としたり、タイミングよく涙を一筋ながしたり、それこそカメラの都合をみて片目だけ涙を流す、そんな事とっくの前に記事で賞賛されてた後輩がいたと思うけど。できて当たり前とは思わないけど過剰な持ち上げは恥ずかしいよ。
何しろ今クールはカルテットが内容、演技力共に凄すぎて決して及ぶ事はないけどこれも面白くて捨てがたい。まあ想像つくストーリーではあるが。
事務所にひっかけてあるコルクボードをくるりと裏返すと、OL殺人事件の、写真と名前入りの びっくりするほど おおざっぱな人物相関図が！ これで士気を高めたりしてるのだろうか。 優秀な詐欺師なら、あらゆる可能性を考えて 万が一にも証拠を残さないようにするものかと思っていたのだけど。
主役がちょろい。 悪役もちょろい。 その他もちょろい。 だんだんと、二科一家、頑張れば私でも騙せそうな気がしてきた。
面白いです。多少うまくいきすぎな部分はあるけれど、
ドラマとしての整合性は取れているしテンポがいいので飽きずに楽しめます。
敵を打ちのめすにしても頭脳戦で暴力を使わず
なおかつ奪った大金は児童養護施設に寄付という気持ちの良さ。
主人公がいわゆる世間的な悪人＝犯罪者でも、そういう部分で共感できるのがいい。
これまではすべて計画通りに来たけれど、水原さんの嫉妬や金が欲しいマスターの裏切りの予兆など、今後の展開が波乱含みでますます楽しみです。
女性議員に想いをぶつける草薙さんの涙ながらの怒りの表情も素晴らしかった。
草薙さんのドラマは初視聴ですがファンになりそうです。
3話まで観たが、ドラマとはいえちょっとリアリティがなさすぎて辛い。正直、コンサルの仕事はどうなったのとツッコミたいし、あまりにも主人公の思惑通りに事が進みすぎてて、面白くない。草なぎさんが出演してなかったら間違いなくギブアップしてる。
この回もよかった。
主人公 一ノ瀬の切ないくらいの哀しい目。
草彅くんって、本当に魅せてくれますね。
この人こんなにカッコよかったっけ？と今更 発見した気分です。
他の俳優さんも、味がある役者揃いで大満足！
ますます目が話せないドラマですね。
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