5 | 61件 | ||
4 | 3件 | ||
3 | 0件 | ||
2 | 0件 | ||
1 | 18件 | ||
合計 | 82件 |
山一證券の自主廃業を描いた、サラリーマンの心を射抜く本格社会派ドラマ!(全6話)
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
山一證券は潰れくして潰れた会社だと思う。
そんな会社が潰れた理由と言っても結局は捜査当局の後追いでしか無い訳で・・・つまら無いです。
しんがりとか名うって頑張りましたと言った所で会社を救う事も出来無かった訳なんだし・・・捜査当局の後追いでしか事実が掴め無かったんですしね。
それよりも同じ総会屋に利益供与して潰れなかった野村證券が生き残れた理由を取り上げて対比してドラマにしてくれた方が為になるし面白いと思いました。
梶井退職日の場面が素晴らしかったです。俳優の個性と実力にあった役柄を全員チームワーク良く足並み揃えた好演が、ドラマ撮影クランクアップの感慨深さを同時に思わせて、温かい気持ちにさせてくれました。
この場面の佐藤B作の演技が改めて流石だったと見直しました。役者も30年40年真面目に続けると、役者の人間味と役が溶け合って存在感ある演技を極めるということを痛感しました。名演だと思います。
最後に、(しんがり)メンバー初め脇のベテラン俳優まで見応えのある演技を纏めた演出を賛美したいと思います。
詰まらなかった。
結局のところ稼ぎ頭の大黒柱(事法)全体が腐ってたと言う事なんだからやっぱり社員が悪いんだと思う。
この話の内容はとてもじゃないが聖戦じゃないと思う。
なくなってしまったもののためになぜ戦うんだ?
自分との葛藤に加え周囲からも白けた目で見られる。
それでも最後まで会社の為に義を貫き
こういう事態に陥った原因を突き止めようとする
男たちの熱い想いに感動しました。
でも路頭に迷う家族たちの気持ちは複雑でしょうね。
その辺もどう描かれるのか注目したいです。
本来エンターテイメント向きとは言えない題材を、脚本家による丁寧なストーリー構築と魅力ある登場人物造形、さらにそれを俳優たちが生き生きと演じることによって上質なエンターテイメントにし上がっていました。
社内調査報告書公表の記者会見のクライマックスから主人公梶井の退職日の(しんがり)メンバーたちの別れの挨拶の場面、そして息子と会社前で撮る記念写真のラストカット、感動的な場面を飾らず実に淡々と演出したこのドラマの締め括りに相応しい、素晴らしい最終回でした。
役者の演技を実直に捉え、またその良さを認めた真摯な姿勢の演出と各俳優人の好演が、エンターテイメント的題材を地味ながら見応えのあるドラマにしていたと思います。
全6話故の主人公梶井の私生活や家族の描写が最小限に抑えられたことで、梶井の心理面の表現不足が懸念されるところを、江口洋介がベテランの強者俳優と五分に渡り合う主役の存在感を出して最終回は圧巻でした。ラストの息子に繋いだ男の生きざまに、解って貰えた父親の笑顔が溢れ出て、ドラマ全体を未来に託す形に印象づけたところがいいですね。
最後に新聞記者冨田の設定と関わり具合が絶妙でした。誰よりも梶井の苦労を理解する人間を記者会見の場面で上手く使いました。演出の定石とは言え、私は涙腺崩壊でした。
このドラマを通じて、目的意識を持った男達の意地と仲間の友情に、考えさせられました。
企業の不正を暴くには、計り知れない勇気と覚悟が求められると思う。何かを犠牲にしながらも、果敢に闘った男達の姿に、とても感動した。
江口さんを初めとする、他の俳優さん達の演技、とりわけ、岸辺さんや佐野さんは、上手く脇を固めていたと思いました。
江口洋介さん、最近頑張っていますね。歳相応の渋味と厚みで、演技の幅を広めていますね。さらに今後に期待したいです。
とても面白かったです。
会社を愛し誇りに思っているからこそ悔しい。
社内調査報告会見での梶井のこの言葉に全ての想いがこもっていました。
しんがりを務めて最後まで会社の為に尽くした
紅一点の女性を含めた男たち。
その正義感と責任感あふれる姿に何度も泣けました。
そして江口さんカッコよかった! 改めて惚れ直しました。
他のキャストの皆さんも適役で素晴らしかった。
こんなドラマを見られてWOWOWに感謝したいです。
実際の出来事をエンタメにうまく昇華していた作品で良かった。
フィクションとしてドラマとして楽しめました。
最後に出てきた実際の方たちの写真を見ると改めて普通のおっさんおばさんたちが戦ってたんだなって。
紅一点の蒲生さん良いキャラしてた。
どのキャラも良かったけど特にお気に入りのキャラでした。
「髪、外はねツヤツヤ」といじられるくらい取材が来てはりきっているのも面白かったけど、普段仕事している時に髪をちゃんと束ねているのが良かった。公私のメリハリがあって。
演技も硬軟のあるいい演技でした。
良いチームだったな~
脚本・演出・キャストがかっちりとはまるといいドラマができることを改めて感じました。
wowow以外でもこういったドラマに出会えるといいのだけどなかなか・・・
贅肉を着けず情に流されることも無く、只直向きに真実を追求する(しんがり)メンバーの地道な仕事を描いた実録社会派ドラマの潔さが、役者の演技を輪郭のしっかりしたものにしている。江口、荻原、林、佐藤、林、真飛、矢島全て素晴らしい。個人的には特に佐藤B作と真飛聖の抑制の効いた演技に魅せられている。
正義感あるドラマの内容と役者の演技を堪能出来る秀作。
日本人の柵の資質にどこまで切り込めるか、今夜の最終話が楽しみです。
毎回、とても見応えがあります。
会社の破綻の一番の原因であるジホウのメンバーはエリートとして
どんどん次の職場の面接を受け先の保証を得ている。
そんな中で直接の責任など全くない人たちが
家族をおいてまで、先のない会社の為に尽くしている。
なんかその姿を見て目頭が熱くなってきてしまいました。
何の得もないのに会社への愛着と責任感だけでここまでできるなんて。
私には到底まねできない。すごいです。
最終話はいよいよ会長の責任追及ですね。
岸部一徳さんとの対決が楽しみです。
秘書の言っていたように人生変わっちゃった人たちだけど、
やれることがあるうちは現実感はないのだろうな。
頭では分かっていても、使命感で動けるうちはまだ現実感は襲ってきてないのだろう。
奥さん達の履歴書とか電話とか見ると女の方がこういう時現実見てるよなって感じた。
熱く闘う男達の想いが伝わり、毎回魅了されています。
家族を犠牲にしながらも、山一が何故このようになってしまったのか、その原因を追求していくという必死の覚悟に、胸が熱くなる想いです。
江口さんのやるせなく、辛い気持ちが、表情に良く表れています。リアリティがあり、観ていても疲れません。
次回が、楽しみです。
スポンサーリンク