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合計 | 25件 |
100年前、筆一本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた…。
どうしても、「花子とアン」と「ゲゲゲの女房」が頭の端にちらついて…。
私たちは明治・大正期の女性人権運動を知っているから、この手のストーリー(主張)を一応理解することはできるし、声に出す事の重大さを知っているから受け入れられる。
その一方で、唯一子供を産むことのできる女性がどれだけ大事にされてきたか(子供の産めない女性が虐げられてきたか)、労働力としてどれだけ重宝されてきたか(当てにされてきたか)、どれだけ逞しく生きてきたか(選挙権無くとも男を転がすのは簡単など)に触れないと、上辺だけのものになってしまう恐れも。
戦後、女性参政権が認めらて70年経つのに、未だに女性の社会進出が低い(議員の数や企業の役員の数)のは何故なのか。
男がそれを許さないのか、女性が求めていないのか、責任を負いたくないのか、同性の目が気になるのか…。
当時は現代に比べ、もっと厳しかったはずなのだが、そこを描かずに主張だけされてもちょっとね。
野枝自身、苦労することが分かっていて、何故出産をしたのか。
辻の子が欲しかったのか、母親になりたかったのか、当時は避妊と言う考え方が無かったのか…。
主張と行動のギャップがどうしても引っかかる。
伊藤野枝の物語とても良いと思います。
私は「花子とアン」を観ていないし、
新鮮な状態で観賞することが出来ています。
夫がもう少し野枝を助けたら良いのにと思いました。
史実に沿いたいのは分かるが、男女の情より、女性解放へのパイオニアとしての清潔感漂う姿に美化して、女子中高生でも見られる内容にして欲しかった。朝ドラ大河だって歴史上の人物を美化してるんだし。
とても良かったです。
伊藤野枝のことは殆どしりませんでした。とても興味深く観ました。吉高由里子はとても好きな女優さんですし、花子とアンも観てました。懐かしい雰囲気も良かったです。今後も楽しみにしてます。
良妻賢母を育てること自体は大いに結構なんだけど、産んだ子を兵として差し出すための母を量産しようとしていた時代。
抗いたくもなりますわな。
女の子には「乙女」を強要していながら、いつの間にか良妻賢母に育つように要求する。
そんな矛盾は戦後の平和な時代の田舎の女子高にも残っていましたわ。
女が大学行ってどうするッてな気風。進学するなら男子優先。
先生たちは教え子だった奥様がいかに素晴らしい女性科授業中にさりげなく自慢なさるし。
なんかそんなこと思い出しながら見ていました。
野枝役の吉高由里子さんとてもいいです。
初めて好きになりました。
あの独特の喋り方は、桃井かおり二世みたいなもんとして受け入れることにします。
それから時々さしはさまれる農兵節は少し艶っぽい歌だと聞いていたので出てくるとちょっとドキンとします。
地域おこしとかで歌われるのにはちょっと違和感ある歌です。
イマイチです
あぐりの旦那さんもそうだったけど、ダダイストの描写は相変わらずよくわからない。
思想というより無責任のわがままにしか見えない。
それはそうと。
私は思想的な抗争より、当時の新しい価値観がどのように世の中に浸透して行ったのか、戦いより理解の側に興味がある。それと、それを逆手にずるく利用する第三の存在が生まれる事にも。でもそれだと一代だけでは収まらない。
このドラマはあくまで伊藤野枝を描くのだろうから、自分でも落とし所を探さないといけなくなる気がしてる。
大河や朝ドラの総集編のようにならない事だけ祈ってる。
そいういうわけで今はまだ様子見なので、評価無しで。
松下さん、ひょっとしたら野際陽子さん路線合うかも…
なんとなく観たら良かった。
たった3話とは…ちゃんと描ききれるのかな!?
てっきり野枝に逃げられた旦那が辻の所まで追いかけて来る展開になるんじゃないかと思いました。
野枝は連れ戻されてしまうと心配しました。でもそうはなりませんでしたね。良かったような、肩透かしを食らったような。
ところで辻という男をどう見ればいいんでしょう?
包容力があると見せかけて結婚後に理解の無くなる平凡 な男なのか?
自身が言うように「自我を貫いて」いるだけなのか?それにしては矛盾点が多すぎるような?
「私の背中を踏み台にして、越えてゆけ!」なんてカッコいい事を言っていたかと思えば、野枝の講演を聴いて気に入らない顔をしたり、「何をやっても無駄」などと野枝に冷たく当たったり。
仕事に就かないのは何故?考えが有るように見えて、実は何にも無い人なのか?
甘粕大尉は誰がやるんですか
甘粕大尉の配役は公表されていると思います。
私は大杉とのえとともに虐殺された少年の配役が気になります。
吉高、稲垣、永山、松下…演技の上手い人がいない。
男女の痴情の話にはして欲しくなかった。
今回も良かったです。
ふと見たドラマが面白かったです。
伊藤野枝をしっかり語るのであれば
どんな終わり方をするのだろう。少し怖い
1,2話をまとめて見たが、ガッカリした。
伊藤野枝が盛りの付いたオンナとしての部分が意外に多く、彼女の行動原理が性欲だったのではないかとさえ感じた。
「最愛」で女優としての評価を上げたのに残念なシナリオを選択してしまった印象だ。
2人は、こんな終わり方をしたのが悲しすぎる。
たった3回では駆け足で分からない事件である。
ラストが源兄と海岸で遊ぶ亜子もいいのだが、せっかくの伊藤野枝。彼女の女性解放の志が戦後花開いたことを平塚雷鳥らを通じて紹介して欲しかった。
感想は書いてきた。男女関係より女性解放運動の旗手の姿をもっと書いて欲しかったと。
早朝、目が覚めた。やはり、これだけは本スレに書かねばならない。
史実を改変するのはありである。大河でなくてもこの作品で大杉栄と伊藤野枝の子が5人なのを娘一人にするのもいいだろう。
だが、憲兵隊が大杉と伊藤を長時間リンチしてろっ骨が折れる等の衰弱したのを柔術で首を絞め殺したのを関係者がいるからとごまかすな!
大河で源頼家が北条の手で入浴中に残忍な殺され方をしたのを武士らしく斬り合って死んだのにしたのは昔のことだしいいだろうが、今回は大正末期だ。当時の生存者もいるのだ。
今回は伊藤野枝らが憲兵を「権力の犬」と何度も口汚く連呼したため激情に駆られてサーベルで刺殺した印象になっている。
小林多喜二の虐殺もだが、この手の歴史を官憲側を美化することは今日の日本に民主主義のはずがいつか来た道を歩ませ気づいた時は「大日本帝国万歳!」となっていることにつながりかねないと思うのだ。
初回、二回目を続けて見た。
初回は野枝の強引な言動に、英語教師である辻が性欲に負けたのも頷けた。
とはいえ野枝は重婚になるのではないか???
まだ役所へは届けていなかったのだろうか???
この点が良く分からなかった。
2話目になると様相が一気に変わる。
希望に満ちた青鞜社は潰れ、野枝は辻に見切りをつけ社会・共産主義者(?)の大杉栄の元へ走るが、この男もトンだ俗物で妻帯者でありながら「自由恋愛の実験」と称し野枝の元同僚・神近を巻き込み、3人でヨロシクしたいとのたまう。
それに対し野枝は啖呵を切り、その場を去るが、後日、大杉の寝技に女の歓びを仕込まれ同居する事を承諾。
そして最終話となるのだ・・・ここに出て来る連中で信用できる者は石橋蓮司演じる渡辺政太郎くらいで、それ以外の俗物には共感でしづらいのが難点だ。
無論、人は完璧ではなく、どんなに立派な思想を持とうが下半身は中二から成長しない。
とはいえ自由を求め戦う女が妻帯者と同居し、本妻の人権を踏みにじった事に対し、伊藤野枝はどう考えていたのだろうかと疑問に思う。
もっといえば彼女の考える「女性の権利」とは「やりたい男と寝る自由」なのではないか。
第三話を見た。
関東大震災当時の日本は朝鮮人と無政府主義者、共産主義者が同じ扱いだった事が分かる。
権力側が高圧的であった事は確かで、今ならトップが辞職に追い込まれる案件だ。
しかし、まるで3倍速のドラマを見ていて感じたのは、大杉のフランスへの渡航費は誰が出したのかという疑問だ。
タンスの中が空っぽになるまで周囲の為に身銭を切った者たちがフランスへはどうやって行き、ハイカラな衣装は誰がしつらえたのか・・・。
その部分が全く描かれていない点が不満だ。
考えられるのは外国勢力だ。
このドラマ、そして報道に限らず、日本のマスコミは社会・共産主義者等などと中国、朝鮮、ソ連(ロシア)の関係をぼかすどころか全く描こうとしない。
沖縄の米軍出て行けが良い例だ。
自由、人権、平等をうたう彼らが非情に暴力的である事を肌で知っている為、恐ろしくて書けないのだ。
さて、3回のミニドラマだったが、伊藤野枝と大杉栄を描くには短く、中途半端な印象しか残らなかった。
ただ、今現在の世界的ファッションであるフェミニズム、多様性を訴える面々よりもはるかに熱量があった事は認めざるを得ない。
面白かった。
NHKさん、良い題材を見付けたものです。
でもせめて5回で無いと。
駆け足にも程がありましたね。
な~んか残念!
勿体ない。
普通の連ドラで見たかった。
死因鑑定書によれば、大杉と野枝は拷問の末に殺された状態でした。
ですから、それなりに史実に基づく絶命描写だったと思われますが、
政治運動にもっと重きを置いたドラマ展開が望ましかったです。
自由恋愛の実験の果て、女房に三行半を突きつけられ、愛人に刺された。
何とも間抜けな話だ。
彼はのえが自らも自由恋愛をしたいと提案したら受け入れたのかな?
身勝手なスケベとしか思えない。
わずか3話の内容では大杉栄の何が良いのか分からなかった。
彼について詳しい人は腹が立つだろうし、何も知らない者には、野枝が子供を捨ててまで彼と同志となった理由が分かり難いし、想像はできても納得までは行かない。
実に勿体無い作品だ。
のえの言葉はいまでもあの人たちに投げつけてやりたい言葉ばかりだった。
「あんたらは犬だ」
権力におもねるばかりで真実から目を背けて弱者に対し「お前らが悪いんだ」と言いつづける人たちに。
でもいとこの少年についてぼやかしたのは減点だ。
権力側の「人とは思えない行動」はこのなにも罪のない少年の虐殺に象徴されるのだから。
でも震災時の朝鮮人虐殺をちゃんと盛り込んだところは評価する。
副読本から削られたこの事実をちゃんと伝えたのだから。
「朝鮮人虐殺はあった」という証言はちゃんと聞いたものだから。
マスコミが報じる話が事実と限りません。
私が小学校へ入った頃、「日本人は朝鮮人から言葉を奪った。名前を奪った」等が定説でした。
教科書にも載っていたように記憶します。
ところが今では誰も言わないし、何故あの時代、そんな嘘がまかり通ったかを説明する人もいません。
昔は朝鮮人大虐殺が事実でしたが、今はほとんど報じられませんね。
それには理由があるのだと思います。
大虐殺を覆す事実があったのではないでしょうか。
ひたすら気味の悪い当時の軍人たち。
わずか六歳の何の罪もない男の子さえ殺したのは口封じだったのだろうか?
その後この事件の犯人とされた甘粕大尉は満州国で大活躍。
大日本帝国はなんと歪んだ国だったのだろう。
そしてその歪みは今も日本の中に。
虐殺がなかったことにされそうになる恐ろしさ。
一人の人間の冷酷さがその場を凍り付かせる。
朝鮮人やアナーキストが暴動をおこし国家転覆をはかっているという事実無根を信じさせてしまう。
それはあり得ないことではないことをここにいるあなたは理解してしまっているだろう。
嫌いなものを排除するエネルギーは人と人をつなげるエネルギーよりも圧倒的に強いのか?
冷たい嵐は震災後を生き延びた人たちに強く吹き付け彼らを吹き飛ばし命を奪った。
そしてその後突き進む日本の他国への侵略。
間違った戦争原爆投下敗北。
>ところが今では誰も言わないし、何故あの時代、そんな嘘がまかり通ったかを説明する人もいません。
昔は朝鮮人大虐殺が事実でしたが、今はほとんど報じられませんね。
自分が勝手に嘘と思いこんでるからそう見えるだけ。
創氏改名や閔妃殺害は今も日本の恥ずべき汚点として残されている。少しは勉強しなさい。いつかの論破された男か。
創始改名は強制ではありませんでした。
軍人、政治家、芸術家と様々な人々が朝鮮名を日本名とした事実があります。
あなたの意見は尊重しますが、あくまで1つの見方です。
かつて、それらは世の中の定説でしたが、随分と後退した印象ですね。
ドラマとは離れましたのでこの辺にしましょう。
虐殺された大杉は軍隊に志願したがその内実を知って失望したと語った。
軍人に殺された彼の運命を思った。
今のニュースのロシアの動員の話も日本の過去と重なる。
残酷な殺され方の場面をやらなくて本当に良かった。その場面に近づくと目を覆って音を小さくして耐え忍ぼうとしましたがすんなり終わってくれて良かった。トラウマにならなくて良かった。野枝さんが心から大杉栄の遺体にすがって泣く姿からどんなに絶望的になったかそして多分その後憲兵に食ってかかりどうなったかリアル描写無しで充分想像がつきました。野枝さんこそ女性の地位向上に真っ直ぐ生きた人です。井戸に投げ込まれるようなひどい死に方をしなければならなかった訳がわかりません。
大杉栄との平等で公正な社会を作ろうとする自由主義、理不尽な権力に立ち向かう無政府主義者の波乱万丈な人生を描くには、やはり3回では尺が足りなかったと思います。5回は欲しかったです。1つひとつの展開が速く、ちょっと見逃すともう時代が何年か経っているので何回か巻き戻して見直したりしました。
あとこれはあくまで個人的にですが、吉高由里子さんはミスキャストだったと思います。演技は良いのですが、声質が幼い声質で気丈な役には合わないのです。第1回の演説はその声質の為に高い志を決意した女性の声明にはどうしても聴こえず、伊藤野枝という誇り高い役には彼女の声は合わないと思いました。「花子とアン」のような可愛げのある妻役は合っていると思いますが、これは吉高さんが悪いのではなく彼女を選んだ人が悪いと思います。
最後の第3回が一番良かったです。特に石橋蓮司さんの渡辺政太郎が一番良かった。
「何をしておる!。身動き取れない人間を傷つけるとは、主義者の風上にもおけん!、帰れ!」
「本当なら君が先頭に立って我々主義者を引っ張っていかなければならない時に、権力側につけこまれるような事をしてどうする!」
「スギ!。我々が掲げた無政府主義って物は、夢物語にしか過ぎなかったのか?」
第2回までの好好爺とはうって変わった、「石橋蓮司ここに有り」という名演技でした。蓮司さんはこのあいだ再放送していた水木しげる先生の単発ドラマでも煙草を一服してからピストル自決する水木の上官役、「芋たこなんきん」でもほっこりしたツチノコ研究家の役をゲストで演じておられ、NHKには無くてはならない役者さんだと思います。
ただ第3回は野枝と栄の人生に終始し、稲垣吾郎さん演じる元夫・辻潤や松下奈緒さんの平塚らいてうのその後はどうなったか描かれず、そこが消化不良でした。やはり尺が足りなかったですね。
※私の本当のハンドルネームは「マイケル・Jの声は宮川一朗太が好き」ですが、15文字ルールで入らない為2文字略しています。
ダメだな。一番ダメなのは出演者。共通点は「恵まれた環境で適度にドラマ仕事が入ってくるのに成長しない役者(元アイドルだった男優もいる)」で構成されていること。これを見てもなんとなく思う。制作側は「役者」を選んでいないのではないか?もっと上手くやらないと最近の視聴者はすぐに「なんか臭うぞ」ってことになる。
各カットの撮影が丁寧で力作だし、吉高の熱演も判るが少しキャラが違う。実話を知っていればいるほど胸くそが悪くて当然の物語だが、もう少しエンタテインメントに気を遣って欲しかった。これだけ多数の大正・昭和の有名人の登場から退場を3回で描くにはあまりにも短すぎる。
無政府主義、革命、なんだかな。。
今のテレビ界の日本的な歪んだ左がこのドラマでも勝手に美化し、のっけた感じ。おかしな矛盾だらけの陳腐なドラマでした。
昔ならこういう純文学的なドラマはよく見てたけど、今の時代にこれを持って来られてもって感じですよ。女性の社会参加の先駆けのような活動をしたという主人公を現代のジェンダーレスに結び付けたいのだろうけどそれは無理がある。
当時は当時の事情があるわけで子供が成人まで無事育つ確率もすくなかった時代には子だくさんが当然であって、その為に女性は家電も無い家事や育児をすべきだったし、子供を増やすことが社会に参画していることにもなった時代ですよ。職業婦人は居ただろうが、社会の仕事のホワイトカラーなど少数であって殆どが力仕事であった当時では女性がサブ的な仕事しか無かったのはむしろ女性にやさしいと思う。
むしろ言論統制に重きを置いた方が良かったと思う。主人公に女性を持ってきたせいで良く分からないものになってる。
無政府主義者とは何ぞや?
保守でもサヨクでもない思想があったのだろうか。
いずれにせよ非現実的だ。
またノエは今でいうフェミニストだろうか。
田嶋陽子、上野千鶴子を想像すれば良いのか。
それとも福島みずほ、蓮舫、辻元だろうか。
女性の権利が今とはまるで違うだけに比較対象が見つからない。
その上、3話しかないので感情移入ができなかった。
制作者がこれで伝わると考えたなら愚かだ。
とても良い作品でした。
再放送お願いします。
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