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れぞれの欲望が「代理出産」を通じて交差する
貧困にあえぐ派遣社員、度重なる流産に苦しむ妻。自分の遺伝子にこだわり、妻に何の相談もなく代理母の申し込みをする夫。迷惑駐輪にはキレたら逆に嫌がらせ。追いつめられた主人公が卵子提供に応募すると、代理母の提案。他人の受精卵を胎内に宿し、出産するのはどんな気持ちか、子供に愛着が湧いたらどうする?生殖医療と倫理。夫婦。格差社会。なかなか見応えがありそう。。
医療事務のフルタイムでたつた14万円。派遣社員の理紀の生活は厳しい。彼女に卵子提供の話を持ちかけられる同僚も、奨学金の返済に苦しんでいる。流産を繰り返し、不妊治療もうまく行かない悠子。元バレエダンサーの夫・基は自分の遺伝子を残す事にこだわり、悠子に無断で、日本では認められていない代理母に申し込む。優しげな言葉で妻の意思を無視する基が不気味。
迷惑駐輪の男に嫌がらせを受け、追いつめられた理紀は卵子提供に応募するが、代理母を打診される。困っている女性につけ込むように。他人の子を胎内で育て、産むのはどんな気持ちなのだろう。自分なら、その子を手放せるか?生まれた子が真実を知ったら?格差社会、差別、夫婦、親子。医療倫理。様々な問題を投げかける。
最初に断るが、このドラマすごくおもしろいとかおもしろいの★をつけることのできるような内容ではない。当方、贅沢をしなければなんとか暮らせる年金生活の身だが、多分ドラマ上ではなく現実にも居るであろうこういう若者たちのことを考えると暗澹たる気持ちになる。直視出来ない人もいるのでは?稲垣吾郎を連ドラで見るのは久しぶりだが、昔からキムタクの演技より味があると思ってはいたが見違えるほど良くなった。しかしこのドラマNHKが丁寧につくればつくるほど見るのが辛くなる。
視聴は辛いです。軽々に面白いなんて⭐つけたくもないドラマ。
でも見届けたいと思います。
石橋静河が見事に安アパートで毎日質素な弁当を作り地味な生活をしている女を演じている。
彼女が中絶経験があると答えると、それまで年齢が若くないとか難色示してたのに打って変わり高らかにぴったりです。
と言う気持ち悪い仲介業 ここの場面はやたら気持ち悪かった。
犬の名がマチュー・ガニオのマチュー?
このガニオを2004年最高峰のエトワールになった二世ダンサー。来日公演は二十年間観てきたが、40代で今年辺り引退
そう言えば養子を迎えたと何かの記事で読んだけど。
見たくはないでも放送はしてほしいドラマ。
見ておいてほしい人がいる。
黒木瞳が息子の嫁に対し冷たい姑を演じているが、この情の薄い世の中の正しさ優先みたいな賢い親世代リアルにごまんといるから世の中がこうなっているのかなと感じる。
家の中片付いているけれと無彩色。〇印良品の売り場かと見まごうばかりの合理的空間。
こんな中でひとは何を考えるんだろう?
合理的でないもの、その人にとってはいらないものはどんどん捨てられていってこうなったんじゃあないかという断捨離後みたいな空間。
曖昧さもまあいいかも許されない空間。
都会の進んだ店舗やホテルにありそうだけど、ずっといたらお尻のあたりがムズムズしそう。
こんな中で暮らしたら一体家族の情はどうなるのか?実験みたいな話だけど、私は見ないでおこうと思う。
今の賢く裕福な人たちの暮らしを見せられているみたいだけど、
絶対に真似はしたくない。
あんな空間では子育てはしづらい。いっそあの家にはとりわけ暴れん坊でおしゃべりな子供が誕生してピカピカに磨かれたテレビとかにペタペタ指紋をつけまくってほしいと思ってしまった。
これは意欲作だ。NHKの並々ならぬ挑戦を感じる。
「サロガシー」を扱ったものとしては、フジテレビが堀田真由主演で制作したことがあるが(ヤングシナリオ大賞作品)、かなりデリケートな反面切実なテーマでもあり、視聴者の反応は様々だろう。
リキ(石橋静河)のカツカツな生活感と、別世界のようなクリニックのオフィス。
若い女性たちから20万で買った卵子を、不妊治療中の夫婦には100万ぐらいで売ってるんじゃないかと邪推したくなるほどの格差。
卵子提供者はそこそこいても、実際に代理出産してくれる女性は難しい(多分海外で探すんだろうな)点もしっかり押さえられていて、サロガシーの是非だけにとどまらない奥深さを感じる。
原作を読んでみたくなりました。
余程の強運や類稀な才能を持って生まれてこない限り【親ガチャ】は付いて回る。親は選べないもん。逆に(自分は)優秀な遺伝子(だと思ってる)を残したい人は今後色んな方法が使えるようになるのでしょうか?お金さえあれば。でも、最近、奇形児が増えてきてるように感じるのだけど。それは医学が変に発達してむやみに生き残っちゃうからなのか?なかなか考えさせられるドラマです。稲垣吾郎さんは無機質な役が合うんですよ~50過ぎても父親役は似合わないから。
NHKのドラマって高確率で面白いドラマ、良いドラマ、次回が楽しみなドラマに当たると思う。
なぜ?
やはり作り手の意識の差?
変なドラマを作ると受信料泥棒って言われるからでしょうか。
確かに民放だと気にするのはスポンサー、根本的にコンセプトが違うからね。
最終回まで失速しないで欲しい!
なかなか重いけど、次回も見ます。
前評判が良かったので、とりあえず録画して見たのですが、あまりの重い内容に、見終わった後はかなりの疲労感。自分自身が、過去不妊症で、子供を諦めた過去があるので、余計につらかった。
どうしても子供が欲しい夫婦、そして経済的に困窮している若い女性。どちらの弱みにもつけこんで、金をむしり取ろうというこういったビジネスに、個人的には反吐が出るほど嫌悪感ですが、実際こういった団体があることで、救われる人がいるのも事実で。
内容的には苦手な分野なのに、どんどん引き込まれて最後まで見てしまいました。黒木さんの意地悪義母もいい味出していた。(ただ、稲垣吾郎さんとは歳が近すぎると思うのですが笑)
内田有紀さんも好きなので、見てしまいそうです。全何回なのでしょう?NHKはいつも全部で何回かを先に提示してくれるのですが、今回その表記がなかったように思ったので、それが気になりました。
国仲涼子さんが出ていたマドンナ・ヴェルデに少しテーマが似ている気もするが、いいドラマだと思う
確かに重くて切なくなるドラマだ。大企業でバブル期に、人間関係にも恵まれ、ブランド服やバックなどに身を包み、海外旅行を楽しんでいた自分はなんと幸福だったのかと改めてしみじみと思った。
現在、こんな世の中になるとは思いもしなかった。
いろいろなことが全て変わってしまった。悲しいけれど、自分の身は自分で守り強く生きて行くしかないのだな。生き方を考えさせられるドラマ。
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