3.47
5 7件
4 15件
3 4件
2 3件
1 5件
合計 34
読み つばめはもどってこない
放送局 NHK総合
クール 2024年4月期
期間 2024-04-30 ~
時間帯 火曜日 22:00
出演
同名小説が原作。
れぞれの欲望が「代理出産」を通じて交差する
いいね!の投票数順に 22 件(最大30件)のレビューを表示しています。
投票数が同じ場合は新しい順です。
レビューの時間をクリックすると、そのレビューの書き込まれている位置に移動します。
いいね!投票数 5 票

なんだろ、むき出しのドラマだよね。

ダブル主演と言っても良さそうな、貸し腹と借り腹の女2人。知らずに通り過ぎたいような、穏やかじゃない話。

そしてその周りがなんとも凄いよ。
アスペを疑うほど人の情緒がわからない基とその母。反対に情が深過ぎて最早バッキューンな絵描きリリコさん。この人も大概だよね。
貧困層の理紀を囲むのも、妖怪自転車おじさんに、頭が残念過ぎる同僚テルちゃん。嫁の妊娠中に愉快に部下をホテルに誘うクズ上司に、検査薬の陽性見て玄関から普通に逃げ出す男。駅でばったり会った隣の席の男子も、一体何がしたかったんだよお前は。
凄いのよ、マトモな奴が皆無なのよ。
だから物語になるんだろうけど。
でも、哀しいかな色んな意味で一番ヤバかったのは理紀が心を寄せる佳子叔母さんだったかもなあ…。

全ての不具合が隠すこと無くむき出しで、間に合わない感じ。倫理観なんか余裕で越えてくる。越えるってより、押し出される感じかな。
選ぶ権利すらない、ギリギリの綱渡りみたいな女2人だね。人間は本来自由な筈なのに、見事に型に嵌まった2人。
見てて窒息しそうだけど。

それぞれ全員がどこに流れ着き何を知るのか、興味深い。唸りながらも見続けます。

    いいね!(5)
いいね!投票数 3 票
名前無し

見たくはないでも放送はしてほしいドラマ。
見ておいてほしい人がいる。
黒木瞳が息子の嫁に対し冷たい姑を演じているが、この情の薄い世の中の正しさ優先みたいな賢い親世代リアルにごまんといるから世の中がこうなっているのかなと感じる。
家の中片付いているけれと無彩色。〇印良品の売り場かと見まごうばかりの合理的空間。
こんな中でひとは何を考えるんだろう?
合理的でないもの、その人にとってはいらないものはどんどん捨てられていってこうなったんじゃあないかという断捨離後みたいな空間。
曖昧さもまあいいかも許されない空間。
都会の進んだ店舗やホテルにありそうだけど、ずっといたらお尻のあたりがムズムズしそう。
こんな中で暮らしたら一体家族の情はどうなるのか?実験みたいな話だけど、私は見ないでおこうと思う。
今の賢く裕福な人たちの暮らしを見せられているみたいだけど、
絶対に真似はしたくない。
あんな空間では子育てはしづらい。いっそあの家にはとりわけ暴れん坊でおしゃべりな子供が誕生してピカピカに磨かれたテレビとかにペタペタ指紋をつけまくってほしいと思ってしまった。

    いいね!(3)
いいね!投票数 2 票
名前無し

1話、2話は星5をつけてました。どんな展開になるのか興味深かったので。そして、黒木瞳以外は役者さんも新鮮な感じがして楽しみでした。しかし、3話にしてだんだん気持ち悪くなってきました。内田有紀の子供に対する執着の仕方、表現、女友達の発言、「ダンコン、ダンコン」うるさい。意味不明。主役もその友だちもアパートのじいさんもみんな異常。誰にも共感できない。更に今度は、「男を買う」と。主人公の女性は何をしたいのだろうね。お金が入り豊かになったら、自分の環境を整えて心も豊かに暮らしたらいいのにね。

    いいね!(2)
きじしろねこ

赤の他人の男の精子を胎内に入れて妊娠出産する事に戸惑う理紀。困窮する女性を言葉巧みに誘い込もうとする仲介業者のやり方は貧困ビジネス。だが、アパートの住人による嫌がらせは続き、灯りもつけられない程怯える生活の中、叔母が危篤になり、亡くなっても、葬儀に参列お金すら無い。追いつめられ、代理母の依頼に応じる理紀が切ない。
お金を使って他人に夫の子を産ませる事に疑問を抱く悠子。彼女は代理母になる女性のリスクや苦しみも思って悩むが、バレエ一家に育ち、自分の遺伝子を残したい基はドライな反応。彼には産む性としての女性の痛みや苦しみはわからないし、わかろうともしない。この夫婦と理紀が出会った時、3人の関係性はどうなって行くのだろう。

    いいね!(2)

どうせドラマだからとは思うのだが、1話で感じた今の若者は大変だとの思いは失せつつある。登場人物がみんな見事なまでに自分のことしか考えていない。そのうえ特に主人公の娘、大谷選手のように目標達成シートを作れとは言わないが、子供の頃から将来何をしようとか考えなかったのか?それともこれが格差社会の現実というものなのか?3話以降に今に至る家庭環境とかが明らかになるのか?それともそんなことはすっ飛ばして代理母生活に邁進するのか興味あるところ。

    いいね!(2)
名前無し

確かに重くて切なくなるドラマだ。大企業でバブル期に、人間関係にも恵まれ、ブランド服やバックなどに身を包み、海外旅行を楽しんでいた自分はなんと幸福だったのかと改めてしみじみと思った。
現在、こんな世の中になるとは思いもしなかった。
いろいろなことが全て変わってしまった。悲しいけれど、自分の身は自分で守り強く生きて行くしかないのだな。生き方を考えさせられるドラマ。

    いいね!(2)
名前無し

視聴は辛いです。軽々に面白いなんて⭐つけたくもないドラマ。
でも見届けたいと思います。
石橋静河が見事に安アパートで毎日質素な弁当を作り地味な生活をしている女を演じている。
彼女が中絶経験があると答えると、それまで年齢が若くないとか難色示してたのに打って変わり高らかにぴったりです。
と言う気持ち悪い仲介業 ここの場面はやたら気持ち悪かった。
犬の名がマチュー・ガニオのマチュー?
このガニオを2004年最高峰のエトワールになった二世ダンサー。来日公演は二十年間観てきたが、40代で今年辺り引退
そう言えば養子を迎えたと何かの記事で読んだけど。

    いいね!(2)
きじしろねこ

医療事務のフルタイムでたつた14万円。派遣社員の理紀の生活は厳しい。彼女に卵子提供の話を持ちかけられる同僚も、奨学金の返済に苦しんでいる。流産を繰り返し、不妊治療もうまく行かない悠子。元バレエダンサーの夫・基は自分の遺伝子を残す事にこだわり、悠子に無断で、日本では認められていない代理母に申し込む。優しげな言葉で妻の意思を無視する基が不気味。
迷惑駐輪の男に嫌がらせを受け、追いつめられた理紀は卵子提供に応募するが、代理母を打診される。困っている女性につけ込むように。他人の子を胎内で育て、産むのはどんな気持ちなのだろう。自分なら、その子を手放せるか?生まれた子が真実を知ったら?格差社会、差別、夫婦、親子。医療倫理。様々な問題を投げかける。

    いいね!(2)

貧困にあえぐ派遣社員、度重なる流産に苦しむ妻。自分の遺伝子にこだわり、妻に何の相談もなく代理母の申し込みをする夫。迷惑駐輪にはキレたら逆に嫌がらせ。追いつめられた主人公が卵子提供に応募すると、代理母の提案。他人の受精卵を胎内に宿し、出産するのはどんな気持ちか、子供に愛着が湧いたらどうする?生殖医療と倫理。夫婦。格差社会。なかなか見応えがありそう。。

    いいね!(2)
いいね!投票数 1 票
名前無し

1話の評価が高かったので見ましたが、ビミョーだったな。特に、りきが訪れた斡旋業者のオフィスとか急に現実離れして、前にNHKがやってた藤子不二雄のSFドラマみたいなちょっと浮いた空間になってるのがはりぼて感。狙ってるのかもしれないけど。だいたい医療事務は、事務職の中でも時給高い方のはずだし、14万の給料があって、あの部屋の家賃が高くて5〜6万として、あと何に使ってるのという気がする。もちろん苦しいは苦しいだろうけど、ちょっと極端というか。

代理出産の題材にチャレンジしたかったのだろうけど、貧困とか生きづらさなら、断然、奨学金が重くのしかかるや発達障害、精神疾患系のが該当者が多いんじゃない。新しいチャレンジとしてはいいのかもしれないけど、まぁ楽しんで見るには昔の地味めな野島伸司作品でも思い出して見るとかか。

    いいね!(1)
名前無し

もっとファミリー向けのを作るべきだ

    いいね!(1)
名前無し

現在、第三者の女性の子宮を用いる生殖医療「代理出産」について、国内の法は整備されていない。
倫理的観点から、日本産婦人科学会は、本医療を認めていない。
冒頭で必ず表記されるこの文言に、真のテーマが込められている気がする。

つまり、代理出産の是非や、経済格差よりも、”何かあった時”に十分な手が差し伸べられるか。が問われているじゃないかな。
もしも出産時に異常(母体の危険)があった場合は…。
もしも生まれてきた子供に障害があった場合は…。
悠子が心配したように、妊娠中に気が変わった(子供を手放したくなくなった)場合は…。
他にも、ちゃんとした検診・分娩・産後ケアは受けられるんだろうか…。

一応、覚書みたいな契約書は作られるんだろうけど、この国では法的根拠がないので、いざという時に守られない危険性をはらんでいる。
それだけ、周産期医療はデリケートかつ、重い責任を持たされているもの。

それとこのドラマでは、普段避けられがちな”性”の裏側にも光を当てている。
春画は何のために作られたの?
生殖と性の喜びは同じなの?
性的マイノリティーが家庭を持つにはどうすればいいの?とか。
さらに、BSテレ東でオンエアー中の「買われた男」でも描かれるセラピスト(女性のための風俗)まで登場するんだから、NHKも肝が据わっている。

    いいね!(1)
名前無し

上手い演出、上手い役者さん達
吹越満はあれだけの出演ではないですよね?
あんなに テルって友達に相手夫婦の画像見せたりして知らないよ 
石橋さんは鎖骨の感じがバレエダンサーみたい。
しかし代理出産だけでなく
浮き草みたいにデラシネ思想な暗い女をリアルに演じるのは、石橋凌、原田美枝子のDNAが上手く混ざった良い遺伝子。
ドラマは片方父親だけのバレエダンサーの遺伝子だけだし、希望のDNA受け継ぐ子が産まれてくる確率低い
しかしあの黒木さんと稲垣さんの母と息子の描き方ってバレエダンサーを冒涜してる。
少なくとも一流のダンサーはストイックでないと続かない。
妻の心理にあまりにも鈍感で自己本位。
俗っぽいったらない。
何十回も回って高く跳ぶだけがバレヱじゃ
無し。体操ではないし。
ドラマはエグいけどやはり興味惹かれる。
五万円貰った帰りに直ぐ高い惣菜いろいろ買ってしまうのもリアル。
酒場での二人の会話と後ろの吹越満達とか、凝った演出。
妻の友達で春画の画家役の女優とりきの友達で立ちながら弁当食べてる女優に注目。
胸糞悪い展開だが最後迄多分見届けずにはいられないドラマだ。

    いいね!(1)

1話2話と観たが、何が面白いのかわからんので離脱します。

    いいね!(1)
名前無し

静御前をやった石橋静河さん目当てで見ました。
どうして彼女の出るドラマは暗いのかな?以前、NHKの時代劇「まんぞく まんぞく」ではキリッとした明るい女剣士で
いい感じだったんだけど。明るいドラマにも出てほしい。

ゴローさん、こういう役は絶妙な世界観を出しますよね。
このドラマ、お化けは出ないのにサイコパスなホラー見てるみたいな、そら恐ろしい感じがします。

現実的には、今の若い世代の貧困がまた違った意味で恐ろしい。一人暮らししたらこんな感じでしょうね。見ていて苦しくなってしまう。それとは対照的に裕福な夫婦。
ダンサー親子が人を人とも思っていない怪物に見えます。

    いいね!(1)
名前無し

主役は石橋凌さん原田美枝子さんの娘さん。鎌倉殿の13人に静御前として出演していましたよ。

課題提示作としたいのだろうが。現に、子どもがいない夫婦も仲良く暮らしている人達も沢山います。子どもと結婚するんじゃないです。愛した人と暮らしたい、それが結婚。
しかし、次第に子どもができる、欲しくなる、それも結婚生活。

私の友人は37才から47才まで不妊治療をしても子供が授からずに、夫婦仲良く暮らしています。

両親のバレエの遺伝子を継ぐ稲垣吾郎、サラッと代理出産を口にするところ、まだ、他にも女性(内田ゆきさん)を侮辱しているような発言にげんなり!

何の為に結婚する?
子どもは必ずバレエが上手くなる?

不妊治療している人には苦しすぎるドラマだ。主役3人がねじれの位置にいる!幸せは続かないだろう。

だから、見届ける!

    いいね!(1)
名前無し

もう少し軽く短くて良い

稲垣が生かされてない
内田は良いけど代理希望の人と黒木がイマイチな

    いいね!(1)
名前無し

1話切り。
リタイアなんてなま優しい言葉を使いたくないくらいの嫌悪感。
最近のNHKのドラマは面白いと思える物も増えてきたけど、これはダメだった頃に近い。

    いいね!(1)
名前無し

夫はダンサーの才能を受け継ぐ子供が欲しい DNA必ずしも受け継ぐわけではない。産まれた子供に才能がなければ
可愛がらないのだろうか?
ガニオとカルフーニは共にスターダンサーだった。マチューはエトワール。妹は良いダンサーだが、主役級にはなれない。
何か稲垣五郎の役はプライドばかりでいけ好かない。
で、対面するんだ。嫌だなあ
とても嫌だ。なんで代理母と会うんだか?黒木瞳演じる母親迄会ってみようか?
ゾーッとする。
単純に子供が欲しい夫婦の話ではない。送迎する稽古場に転る生徒の件でも、
ただの習い事と思っちゃ困るみたいな事言ってるが、特別に選ばれた才能あるつもりの自負心ばかり強調されてて胸糞悪い男だ。

    いいね!(1)

前評判が良かったので、とりあえず録画して見たのですが、あまりの重い内容に、見終わった後はかなりの疲労感。自分自身が、過去不妊症で、子供を諦めた過去があるので、余計につらかった。
どうしても子供が欲しい夫婦、そして経済的に困窮している若い女性。どちらの弱みにもつけこんで、金をむしり取ろうというこういったビジネスに、個人的には反吐が出るほど嫌悪感ですが、実際こういった団体があることで、救われる人がいるのも事実で。

内容的には苦手な分野なのに、どんどん引き込まれて最後まで見てしまいました。黒木さんの意地悪義母もいい味出していた。(ただ、稲垣吾郎さんとは歳が近すぎると思うのですが笑)
内田有紀さんも好きなので、見てしまいそうです。全何回なのでしょう?NHKはいつも全部で何回かを先に提示してくれるのですが、今回その表記がなかったように思ったので、それが気になりました。

    いいね!(1)
名前無し

これは意欲作だ。NHKの並々ならぬ挑戦を感じる。
「サロガシー」を扱ったものとしては、フジテレビが堀田真由主演で制作したことがあるが(ヤングシナリオ大賞作品)、かなりデリケートな反面切実なテーマでもあり、視聴者の反応は様々だろう。

リキ(石橋静河)のカツカツな生活感と、別世界のようなクリニックのオフィス。
若い女性たちから20万で買った卵子を、不妊治療中の夫婦には100万ぐらいで売ってるんじゃないかと邪推したくなるほどの格差。
卵子提供者はそこそこいても、実際に代理出産してくれる女性は難しい(多分海外で探すんだろうな)点もしっかり押さえられていて、サロガシーの是非だけにとどまらない奥深さを感じる。

原作を読んでみたくなりました。

    いいね!(1)

最初に断るが、このドラマすごくおもしろいとかおもしろいの★をつけることのできるような内容ではない。当方、贅沢をしなければなんとか暮らせる年金生活の身だが、多分ドラマ上ではなく現実にも居るであろうこういう若者たちのことを考えると暗澹たる気持ちになる。直視出来ない人もいるのでは?稲垣吾郎を連ドラで見るのは久しぶりだが、昔からキムタクの演技より味があると思ってはいたが見違えるほど良くなった。しかしこのドラマNHKが丁寧につくればつくるほど見るのが辛くなる。

    いいね!(1)

スポンサーリンク