5 | 117件 | ||
4 | 23件 | ||
3 | 22件 | ||
2 | 14件 | ||
1 | 153件 | ||
合計 | 329件 |
なんだこの裁判 有名な事件なのに ショボい。。
こんなドラマ毎朝見てるのが主婦なんだ 平和ボケだ。
モロボシ・ダンが出てた。最近店の前を通っても見かけないのでどうしたのかと思ってたらお元気だ。
以前は店のテラスに座って挨拶してくれてたのだが。
わずか15分で裁判の経緯をわかりやすくドラマチックに手際よく見せた脚本と演出が実に見事。
しかも登場人物達の心情表現演出は役者達の演技で見せるようにさせて、全てその役者達に任せてしまい、それに答える役者達もお見事。
伊藤沙莉ちゃんは名優揃いの中でまったく負けてなくたいした者ですね。
それにしても、松山ケンイチさんはやっぱ只者じゃない役者だわと再認識しましたわ!
演出の梛川さんはこの時代上手いですよね。 おちょやんやべっぴんさんもNHKで手掛けた方です。今にない特異的な面を見せられて 法廷もバッサリ簡略にしてくれました。他の女生徒との絡みが好きです。
女の腕まくり…無能力者じゃないのよ
署名も集める、予審記録も写す
監獄法も知ってますよ
銀行の課長よりも大臣レベルになると、もっと強力な後ろ盾があるはずなのに
法廷での衣裳、ホグワーツの制服みたいですね
穂高先生は体格は違いますが、ダンブルドア校長っぽい
飄々としてやんわりと検察に反論していく姿がね
裁判官や検察に向けてだけでなく、傍聴席や新聞を読むであろう世間の人々に対しての言葉
弁護士は法律家のみならず、社会学や心理学にも精通しているのが望ましいと思いました
水沼議員の圧力、桂場さんなら「ふーん、それで?」と言いそうですね
史実では二.二六事件で暗殺されたはず
結審前の裁判所に来た女学生仲間、ついに努力の結果が出る
法学生にとっては講義よりも実際の裁判の方が勉強になるかも知れません
着物を返せと判じた裁判官に、思い切った…と言ってましたが、今回は桂場さんが思い切った判決を下すことになるんですね
明日は主文!
あまりにも安直な裁判だったのではないでしょうか。
主に専業主婦が観る朝ドラだとしてさっ引いても物足りない。
「ごめんな、寅」から一転して無罪に主張を変えた直言さん、そう来なくっちゃ!。昨日の「どうなるんだ」とやきもきする幕引きからの嬉しい幕開け、正統派の連続ドラマだな〜と感じました。今日も判決の直前で「どうなるんだ」と終わる幕引きで、明日はまた嬉しい幕開けか、それとも悲しい幕開けになるのか……。正しく連ドラしてますね〜〜(笑)。
このドラマの寅子を含めた同志5人のキャラクターが好きです。上流の低ぐらいの家柄で皆を動かすムードメーカーの寅子、貧しい農家の出で力が欲しいと男のなりで生きるよね、華族令嬢なのを生かし今回も被告16人の罪状記録を手に入れた涼子、無能力者の既婚女性の大人目線で下の子の親権を望む梅子、留学生ならではの視点で優しくしてくれた梅子に感謝する崔香淑。
みな全く違う身分の出で、全く違う理由で法律を志す。とても性格の住み分けがわかりやすく、見ていて大変気持ちがいい!。よくまあここまで潔く5人キャラが立つ設定にしたものです。これから物語が進むにつれ当然各人が独立し離れたり、誰かが脱落したり遠くへ行ったりしそうだけど、この5人の友情は最後まで変わらず描いて欲しいと強く望みます。
とりあえず、崔香淑が法律を志す理由も知りたい。これから外国人差別の問題で彼女がメインになるようなエピソードが予想されますが、果たしてどうなるでしょうか。
尾野真千子さんの主人公の心の声となっている語りについては他所では「心地良い」等といった声と、「ヒロインの代弁までする必要は無い」と賛否両論の話題になっていますが、このレビュー欄ではあまりにも後者に偏り過ぎていると感じます。私は新しい試みで面白いと思います。主人公の女優さん以外の声が主人公の心情を語るというのはともすれば寅子自身が気づいていない深層心理の神の声・悪魔の声とも取れたり、もしかしたら若い頃の自分を回想する未来の寅子の声なのかとも感じたり。ドラマ中の寅子が実際口にしない言葉を我々だけに出して来る意外性が有り、これからどんな語りが飛び出すか興味深いです。
重厚な法廷劇が朝から見られて感慨深い、大型連休で自宅でじっくり見る人を想定したと思える作り方だ。法廷での実力俳優陣の応酬に緊迫感があり見応えがありました。寅子たちが集めた帳簿とはるの手帖と穂高教授の法廷テクニックで検事の矛盾点を突き形勢逆転に持って行く下りが痛快でした。それに寅子が普段法律の勉強をしていたことがここで生かされ検察の監獄法違反に気が付き穂高教授に伝えたのはナイスアシストでした。この事件の黒幕が桂場裁判官に圧力をかけたようだが、権力に屈せず公平な法の下で納得のいく判決を出してほしい。
直言ははじめ出廷した時、まだ迷っていたと思うんです
それが傍聴席の新聞記者からの一言で「寅子が襲われたって」と娘が心配かけまいと皆に口止めさせていた事実を知った
その気づかいに応え、娘のために無罪を訴えると心を決める父…
その前に新聞記者を「寅子を見下した記事を書いた杜撰な人物」と見せておいてから「襲われた寅子を救い首を突っ込むなと警告する切れ者」と描いた事も含め、話の筋がちゃんと順序だてて並べられていて大変好印象を持ちます
このシナリオは信じられる
脚本の吉田恵里香さんは失礼ながら初めて名前を知り、アニメも書かれる方だそうですがなかなかどうして、やるじゃないですか!
彼女が脚本を書いたアニメも見たくなりました
「虎に翼」 女性弁護士から熱い支持「普遍的で胸にしみる」 寅子の奮闘に8割が共感されているらしい。
今でも女性弁護士と男性弁護士では依頼者の態度が違う等、まだまだのようで悔しい思いを沢山されているんでしょう。
でも男性も今回のような大変な思いをしながら頑張っていることも良く分かります。
私には何も出来ないけれど、寅子たちの奮闘を見守りながら最後まで見て行きたい。
これNHKの朝ドラの法廷劇ですよね。
完全に 学芸会か茶番劇にしか見えないんですけど。
ふざけるのもいい加減にしてもらいたい(怒)
お父さん……!!
うちの父もこんなふうに助けたかった。助けられてほしかった。
せめてフィクションのドラマのなかぐらいは、救われてほしい。
自分はとても面白い朝ドラだと思い観ています。朝ドラの好みは、他のドラマもですが本当に人各々で、特に朝ドラは極端なようで驚きます。
戦前の日本の女性蔑視や一般市民までを見下す政治や警察など諸々酷い国ですね。そんな中で寅子は正義を目指して頑張ってバイタリティーのある女性だと思い感心してます。脇を固める小林薫さんや松山ケンイチさんも好きなので、あと仲野太賀などなど。皆さん好演されてると思います。
この先、戦中、戦後と寅子の人生がどうなっていくのか、とても楽しみです。
再放送を観て心惹かれないんですよね。都合よくて茶番劇でした、朝観なくてよかった。丁寧とは言えない厳しいようだけど…取ってつけたよう勿体つけたその場しのぎ朝ドラ場違い朝ドラ大河でやればよかったかも。
多少の御都合しゅ主義なら許されるか、ここまで露骨で酷いとあり得ないです。
はっきりいって全てがつまらない。
制作に創意工夫を感じられない。
戦前は自白が証拠として用いられてきたから、どんな手段をとっても自白させようとした。「基本的人権」など無い時代だし、今と違って科学捜査などほぼできない。私の記憶に間違いなければ指紋が証拠として使われ始めて(よほど条件がいい状態で残っていなければそれすら不可能)間がないくらいのはず。江戸時代の捜査と大してやっていることに違いはない。
トラちゃん、好きです。
好きな朝ドラは
朝も見て、昼も見れる幸せ、やっぱり楽しいです。
最近楽しみな朝ドラが続いていて、朝が待ち遠しいです。
明日はいよいよ判決。
さてと、また月曜日から見直さなくては。
いや、楽しそうなハイキングを楽しむ轟さん辺りから見直そうかなぁ。
それだけ楽しい、仲間が頼もしい。
一生懸命生きている証ですよね。
登場人物それぞれをもう少しいやもっと知りたくなる。
今はあの記者さん。
トラちゃんと長い付き合いになると良いなぁ。
過去からたくさんの法廷ドラマを見てきたがここまでチープで薄っぺらな内容は初めてです。
あまりの酷さに感動しました。
今回はようやく面白く感じた。
まさか森次さんが出てくるとはね。
今週は猪爪家への史上最大の侵略だったか。
憲法記念日の今日、法律を見つめ直す機会になりましたか
被告、原告、裁判官、そして、家族を含めた傍聴人
緊張感のある判決の瞬間でしたね
月影を掬うが如く…中国の古事にあるようです、検事は赤っ恥
16名の被告それぞれの家族、関係者、弁護人も、長かった!良かった!とほっとしたことでしょう
守りたい、助けたい気持ちは強くさせてくれるものです
判決文に劣らず、新聞記事にも名調子が並んだはず
控訴すれば、それこそ恥の上塗り
共に喜んだ仲間たち
はるさんの涙にもらい泣き、絆がさらに深まった猪爪一家
甘味処や寿司屋さんからの言葉
ひと味違いますよね
桂場さん、黒幕達からの逆恨みが心配ですが、寅子さんと話して、裁判官としての素養を発見したと思います
「続けて」の言葉に、穂高先生と同じにおいを感じました
いい連休です!
相変わらずストーリーの展開に筋が通っていて頷けるシーンが満載で、非の打ち所がありませんねえ。
う〜ん、あっぱれと言うか 充実感に満ち満ちています ☆☆
今日は、はるお母さんが感極まってワア〜ッ!と号泣したところで自分も涙が思わず溢れてしまいました。
キャストさんらも皆さん はまり役を方々ばかり。
過去の法律ドラマ.ひまわり とはまた違った色合いを出していて流石としか言いようがないです ⭐
私は、穂高教授が真犯人だと思っていましたが、いい人でした。
登場したとき、この人には裏があると思ってしまったのです。
本当にごめんなさい。
腰にいい膏薬がありますが、どこに送ればいいのやら。
やはり東京製作の朝ドラは安心して視聴出来て惹きつけられる要素がいっぱい、今回も完走は間違いだろうなと感じています。
前作はすぐに離脱で殆ど観ていないので半年近く習慣が変わってしまいましたが、この先も東京らしくブレない朝ドラに期待!らんまんに負けないくらい楽しませて下さい。
おもしろいです
ドラマとしては面白かった。
「あたかも水中に月影をすくい上げようとするが如し」
早い話、検察側は、冤罪をでっち上げようとしていたということでしょ。
黒幕は、内閣総辞職で目的を果たしたから、ケチベエ検察官の進退など、どうでも良い。まぁ次は使わんけど。
しかし現実には、冤罪をかけられ人生の大部分の時間を消耗している本人や、まわりの家族達が存在する。
実際、いつまで裁判を長引かせるの?と憤りを感じる。
まぁ、悪い様にはしないって悪役のセリフに従った所で良い結果にはならないよね。
判決文も良かったけど「父さんの言うことを信じないでくれてありがとう」って台詞も良かった。
演出関係は致命的だけど、脚本家の言語的センスは意外と良いのかも。
憲法記念日の今日に合わせたクライマックス!
物語として見事に見せてくれました。序盤のカタルシス頂きました!
これこそが、NHKが作る朝ドラ。最高です。
つまらなかった。
あたかも水中に月影を掬いとろうとするかの如く…素敵な判決でした。
教授と桂場氏は、同じ裁判の弁護士と裁判官ですけど、判決後だから、会食しても良いということですかね。
一瞬、桂場氏は酒癖が悪いのかと思いましたよ。(^^;
桂場氏と寅子の場合も。最初は待ち伏せした寅子が迷惑そうに見えましたが、法律そのものを守らなければ…と寅子が言い始めると、「続けて」それを水源に例えた桂場氏。この人、興味深いですね。
そして、寅子が弁護士でなく、裁判官を目指す、気持ちの変化が現れ始めたキッカケですかね。
寅子と優三達がさしつさされつお酒を呑む。
優三さんが寅子にお酌する。そして、自分は手酌する。ただそれだけのシーンなのに、見られる。場が持つというか、絵になるというか。
周囲の人に愛される寅ちゃんを伊藤沙莉さんが見事に演じて、
今日は朝から気分が良くなる話でした。
ひとつ難点を言えば、1年半に及ぶ戦いが、あっという間に解決した感じで。これからの展開を考えると、この裁判だけに時間を割いていられないのかもしれませんが、もう少し見たかったです。
予想通り 罪には問えず。
大げさにしただけで つまんない演出でした。
せっかく観たのにがっかりしました。
検察のでっち上げでこんな罪に問われるとは。
最近でも鹿児島の選挙違反事件とか横浜の機械メーカー代表取締役社長の冤罪とか複数の人間が冤罪事件に巻き込まれて結局無罪となった話はあるのでリアルに怖いなと思った。
兄夫婦とテーブルで酒を酌み交わす主人公と太賀さんが
とても息の合った二人で、何か将来を思わせるような
ほのぼのとしたシーンでした
そして、松山さんとのシーンで法に対する思いを語るところは、
座布団をよけて座り、松山さんへの尊敬・信頼の気持ちが伝わりました
私は、今後の展開を知らないのですが主人公のパートナーは
太賀さん?松山さん?
それとも、この”大事件”前にコクられた感じの岩田さん?
ここに来て、気になってます。
直言の無罪を信じて寅子たちが一丸になって戦い勝利した裁判が痛快でした。これまでのつらい出来事が一気に晴れて溜飲が下がる思いがしました。猪爪家での祝勝会で寅子はじめ家族が明るくなり笑顔が溢れて良かった。直言は逮捕されて約束ができなかった映画に誘い、チケット二枚を渡す思いやりに、心打たれて涙を流すはるに感動しました。あたかも水中に月影をすくい上げようとするかのごとし、横暴な検事のでっち上げた事件を見事に言い当てた、桂場裁判官の判決文に感銘しました。寅子は桂場の判決に感謝して、法律は水源で、変な色に混ぜられたり汚されたりしないように守り、綺麗な水を正しい場所に導いていかなければいけないと、法律の定義を述べたが、寅子の定義に反応した桂場は、真剣な眼差しで、君は裁判官になりたいのかとほのめかしたが、この先寅子が行くべき道を予言したみたいで感慨深かった。
桂場さんは思ったとおりの人で良かった。
愛想はないが公平な人だと思っていたから。
今日の判決がどう出るか気になって、気になって。
こんなに次回が待ち遠しかった朝ドラは初めてかも。
特に好きな役者さんが出てるわけでもないので始まる前は全然期待していなかったが、毎朝面白くてしょうがない。
あの裁判官の苦々しい顔。
スッとしたわ。
桂場さんのお団子食べてる姿を見られて嬉しい。
いつも手にもったままのが可哀想で、いいからパクっとしちゃいなって思っていたので笑
毎日BSと続けて見てます。
伊藤沙莉ちゃんの表情演技は何度見ても楽しい。
一週間見ました。かなり適当な内容でした。
大げさに風呂敷を広げたわりに中身はしょぼかった。
ようやく面白くなってきたかな。
ダンはすぐにわかったがアマギはどの人がわからんかったが。
今度は轟か香叔さん中心の話やらんかな。
毎朝、毎回いいところで終わり、いい意味でじらされても
次が見逃がせないほど引き込まれた。
週末に一気に5回分を見て改めて面白いと思いました。
あちらこちらに迷走せずに法律をもとに弱い者の人権を守り救う
本作の方向性がしっかり踏まえて見応えがありました。
思いやりがあり元気で明るい寅子の人柄に惹かれた家族や恩師や
仲間たちが一つにまとまり寅子の父直言の無罪を勝ち取る顛末が痛快でした。
見れば見るほどつまらなくなってきた。
毎朝見てないけど時々。 これは偉人の立身伝ドラマとかじゃなくて お笑い満載の時代劇のひとつだよね。
フィクション仕立てでも 女性を舐めてた時代の奮闘記になってて 割といいと思うよ。
ダンモロホシっていつの時代・・
直言さんが「あの日からやり直したい。いや、やり直したいだけじゃなくて…」の後、なんと言おうとしたのか気になる。想像をくすぐるところがまた良い。
はるさんの涙で浮気疑惑が晴れた事で「猪爪家の共亜事件は終わりを告げました」とするナレーションも良かった。巷では金融界トップ16人が世間を揺るがせた大事件が、寅子の目線ではお父さんが不穏な動きを見せ始めた時から家族間に嵐が巻き起こる死活問題だった…というのが。酔って娘の前でつい寝そべったのも…妻との映画をふいにして休日出勤したのも…はるさんに浮気を疑わせたのは「俺にはわかる」直道兄さんのせいだが、「社会的にはささいな一家族の軋轢でも、その家族には国家の一大事と同じなんだ」と世間と猪爪家をシンクロさせた描かれ方が地味に効果的だったと言いたい。法廷シーンの風景だけだったら登場人物たちに親近感がわかず、猪爪家内のトラブル風景だけだったら国レベルの事件の大きさが感じられなかっただろう。両方を連動させたのが効いていたと思う。事件や裁判は新聞紙面だけの机上の空論じゃない、汚職が親子や夫婦に痛みを、法廷で無実を勝ち取る苦しみを一家に与える、生身の人間に起こっているのだと見せつけた。
実にいい・そのまま行きたまえと若い法律家を後押しする役目は穂高教授にまかせ、桂場を変に達観させず常に現在進行形のキャラクターに留めているのもいい。寅子にアドバイスしたり知識をひけらかすような出しゃばりでなく、自分もまだ進化中、でも先に進んでいるだけという立場で会話しているのがいい。彼のような大変有能な人間でも馴れ合いや妥協していたらたちまち追い落とされる、そして更に優秀で厳格な人間もごろごろいる、法曹界とはそういうところなのだという厳しさが彼を通して伝わって来るのがいい。
自分も香淑や轟さんが主役になる話がぜひ見たい。
ながら見できないような、久々に次回が待ち遠しい朝ドラです。
伊藤沙莉さんはあのハスキーな声が苦手だったんですが、このドラマでは何故だか気にならない。
竹を割ったようなサッパリした寅子にあの声がむしろ合っている。
寅子と伊藤沙莉さんが重なって見えるほど見事なキャスティングだと思います。
そして母親のはるさん役も実にいい。
甘味処で桂場さんに啖呵を切ったり、無罪が確定した夫にオイオイ泣きついたり、いい意味で裏切った行動をしてくれるのよ。
警察官にせよ、検察にせよ、「手柄」を立てることが昇進、さらには名誉と高収入に繋がる。そのためには捏造だろうが手段を択ばない。時代と場所を問わず昔からある話。特に国家絡みだと庶民には対抗することは難しい。法律関係者が多数いたから勝つことができたが、泣き寝入りした人は遥かに多かったはずだ。
現状では権限を持たない主人公も、裁判の時に思いついて弁護士に伝える。そんな演出でさり気なく主役としての位置を外さない。
決してスーパーマンでは無い、法を勉強する一人の女の子という位置も外さない。
当時の女性の地位の低さもしっかりと見せながら、男尊女卑だけでなく男の優しさも見せる。
良くできています。
登場人物ひとりひとりに、物語が見えます。
主人公のためだけのドラマではなく、登場人物と共に成長する主人公が描かれていて、それを伊藤さんが素敵に演じています。
とても共感出来るドラマです。
法律を描くドラマだからこそ、なのかな。
寅子がよねが貧しい出身だからと深情けでからんだりせず、「そのままで」と本人の意志を尊重するところ。
寅子たちの法廷劇の記事をスクラップし、娘の写真アングルを気にする直言のちょっと幸せな時間。
〝お父さんが捕まって気を落とさないで〟とか口に出さないで、クラスの皆が必要な事を書いてくれていたノートを寅子に渡し〝味方だ〟と伝える。
新聞記者も、桂場も寅子の為にどうこうではなく〝それが正しい道だからやっている〟とばかりに社会の醜い輩に反発し、それが結果的に寅子を救う事になっている。
花江ははるの力になりたいからこそ料理の甘過ぎる味付けに葛藤し、媚びずに「それ、今じゃないです」と言う。
ストーンフェイスなのに甘い物好きの落差だけで人間的だが、長い裁判を締めた判決文を書いたご褒美のようにやっと団子をほおばる桂場の至福の瞬間。
ベタベタしてなくて、主役を不自然に持ち上げること無く有るべき姿で描かれていて、それでいて人の情もちゃんと描かれてるよね。
そこがついつい気になって見てしまう要因なのかな、と思う。
つまらない戦前の法廷劇でした。
フィクションならもう少し頑張れよ。
ドラマの題材はいいと思うけど内容に深みを感じない。
桂場等一郎、いいよね。
「勘違いするな。誰のためでもない。私は法を司る裁判官として当然のことをした。それだけだ」
寅子は今回、お礼が目的だったから遠慮したかも知れないがそのうち「桂場さんもそのまま、いかめしく内では怒りをたぎらせたままでいて」とか言いそうな、あるいは「特定の誰かの為とかじゃなく、そのままいつまでも法の善意のような存在でいてください」とでも言いそうな。
ひと仕事終わってからの団子は格別といった感じで、実にうまそうだった。今日は買い物した帰りにあんかけ団子かみたらし団子を買って来よう(笑)。
伊藤沙莉ちゃんはあの声がチャームポイントで小役からのし上がれました。とトークショーで話してたね。人間、何か目立った個性があるって得だね。アラサーの女優ってどこか成長のあとが見えるし ぶれない安心感があるなあ。
正直主役にはまだ早いけど NHKってちゃんと主役できる人見つけてくるし鍛えて育てるから 良かったなあ。
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